ロープウェイと言えばスキー場をはじめ山の観光地などでよく見られるが、横浜の市街地を”走る”ロープウェイが出来たと最近のテレビのニュースで紹介された。
昨日(28日)までの3日間、講習会講師の仕事で横浜に出張した機会に早速これに乗ってみた。それを含めて講習会の前日移動の時間をいつもより早めての観光となった。
約ひと月前に開業したこのロープウェイは「横浜エアーキャビン」と名付けられ、カプセル状の8人乗りのキャビン36基が630mの距離を循環往復する。片道1000円のチケットを買って乗り場へ。キャビンは次から次へ来るので待つこともなく、ほとんど一組ずつ乗って出て行く。私のキャビンは同乗者がなく、1人独占であった。
横浜駅の隣の桜木町駅からスタートして横浜中心街の主な建造物を眺めながら高さ30~40m位のところを”走る”。時間にして5~6分か、あっと言う間であった。海に近い”駅”で降りた後は人気のスポット赤レンガ倉庫から山下公園へとブラブラ歩いた。
夕刻となったので早めの夕食をと思い中華街まで足を延ばした。コロナの状況下やはり寂しい人出である。日本語教師として滞在した山東省の料理の店に以前入ったことがあって、その姉妹店が見つかったので腰を落ち着けた。メニューを見ている間にビールを頼んだが、アルコール類は出せないという。もうガックリ、食欲を失った。基本的に中国料理のメニューは孤食向きではなく、結局点心を幾つかと麺をオーダーした。その麺と来たら、日本のラーメン屋の2人前以上のボリューム。半分近くを残した。いずれにしてもビールなしの夕食となって不本意な”横浜中華街”であった。
〖写真〗上左=次々来るキャビンの乗り場 上中=運河上に出る 上右=みなとみらい
下左=ランドマークタワー 下中・右=横浜中華街
翌晩は大学の同じ研究室で卒論実験をした学友と会った。同級仲間でよく吉祥寺に集まり井ノ頭公園を歩いたりしているが、昨年・今年はコロナのために見送っている。会うのは2年ぶりのことだ。雨が降り気温も下がった生憎の天気だったが、私が宿泊している最寄り駅の桜木町まで出て来てくれた。食事をしながらということで、ランドマークタワーに入って案内してもらい適当な店を探し回ったが、緊急事態宣言下で休店している店も多く、とりあえず軽食の出来るカフェに入った。アルコール類のメニューはなく、昨晩に続いてのノンアルの食事となった。この数年で記憶にないことだ。近況や政治談議などを交わして2時間ほどのところで店の繰り上げ閉店時間となり、コロナが明けたらまた皆で会おうと駅で別れた。
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