大リーグの大谷翔平選手が昨日(日本時間27日)出場した試合をテレビで観ていて快哉を叫んだ。
選手の投・攻・守・走の分業化が確立している球界では投打の二刀流をこなすのは日本のプロ野球でも難しいのに、アメリカに渡って野球界最高峰の大リーグで二刀流を実現している大谷選手には拍手喝采を送って来た。
二刀流の無理もあったのか故障・手術で1年を棒に振って復帰した今シーズンは、シーズン入りからピッチャーとバッターの二刀流の雄姿をテレビ観戦できるようになった。大谷選手が先発投手予定の試合はテレビ局が生中継を組んでくれるのでうれしい。
今シーズンこれまで2試合の登板で惜しくも勝利投手がつかなかった一方、打撃ではホームラン数でリーグのトップに並ぶ活躍。そして昨日、3試合目の先発投手で出場し5イニングで4点を取られたものの9三振を奪い、2番打者としては2安打1四球に2打点で自ら3度ホームベースを踏んで試合を逆転し、初勝利を挙げた。投手としても打者としても、そして走塁も一流の証を示した。
高校野球では投手で4番というのはざらにあるが、大リーグで二刀流の大谷選手が益々面白くなって来た。
新型コロナ感染の話題を取り上げるのはもう辟易するところだが、4都府県に緊急事態宣言が出されてもまだ日本の中は右往左往している。ワクチン接種の立ち遅れは文明国の中で最悪という中で新たに変異株の恐怖が覆いかぶさって来た。変異株は幾つか確認され、その中では英国型が感染勢力を広げているが、今度はその英国型よりさらに凶悪なインド型変異株が脅威になりそうだという。このままではワクチン接種が完了するまでに一億総感染という事態にもなりかねない。
高齢者に接種優先権があると聞かされていた76歳の後期高齢者の私に、やっと先日市から「ワクチン接種のお知らせ」が届いた。5月10日からの予約受付けということで、それから該当する市民5万人ほどの予約が始まる。予約が取れるのは何日先か分からない。6月中に1回目の接種ができるのだろうか? それまでにコロナ感染拡大が収まり、緊急事態宣言が解除され、医療危機は消え去り、晴れてオリ・パラ開催の本格準備が整うのであろうか。