フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

危機感募るコロナ感染新事態/日本はいい国と言う中国人の教え子/国際郵便で利用者無視の御官製規則

2021-04-21 14:18:48 | 日記

   コロナ感染は益々深刻度を増している。しかも感染力がより強く、死亡率が高い変異株が急激に勢力を拡大しており、一刻も早く緊急事態宣言の発出が必要だが、経済の復旧と東京オリ・パラ開催に決定的なダメージを与えるため政府が躊躇して来た。しかも感染抑制の切り札であるワクチン接種が一向に捗らない。自分は今まで少し楽観的に過ごして来たが、いよいよ危機感が募って来た。


   会社リタイア後に中国で日本語教師を務めた時の教え子に関する話題を時々取り上げているが、その話題を2つ。
   現在は名古屋で仕事をしているR君、一昨年来日して名古屋の会社に就職するに当たっては私が身元保証人になった。最初はどんな身分だったか知らなかったが、昨年名古屋で食事した時に正社員になったと報告があり感謝された。そして今年1月に家族(奥さんと一児)を日本に呼び寄せたのだが、このコロナ情勢で困っているのではないかと思ってLINEで便りを入れた。異国で家族も心配だね・・と。ところが彼は「異国というより日本の方が人が優しいし、政治的にも民主的でとても住みやすい」と返って来た。嬉しいことではあるが、本当に安心できる日本であって欲しいものと願う。

   もう一人、今や2児の母になっているKさん。WeChatという中国版LINEで日本のコロナ状況を伝え、昨年日本でマスクが全く買えなくなった時に緊急に贈ってくれたことに改めての礼を述べたついでに、今日本で広く普及している虫よけネットを贈ろうと提案した。前回旅行した時に中国で人気があることを知ったのだが、やはり喜んでくれた。早速ドラッグストアで買って外国郵便で送ろうと郵便局に行ったら、これが大変な手間が必要だった。まず送る物のSDS(安全データシート)を提出せよ、とか国際郵便で送るには「国際郵便マイページサービス」によるEMSラベルにデータ入力してプリントしたものを添付してくれなどと言う。
   一応SDSはメーカーから取り寄せが出来たが、EMSラベルをプリントするには全てのデータを英文により入力しなければならないと言う。中国語の宛先などを英語に直すなんて不可能に近い。例え英語に直せたとしても、今回の場合多分80文字くらいのアルファベットが必要になるはずだし、とてもそんな入力スペースはない。全く絵に描いた規則に過ぎず、郵便局の職員に「事実上の荷物受け取り拒否ですね」と毒づいた。
   結論を言うと「安全に送り先に届くかどうか分からない」けど、従来の宛先表示で受け取ってもらった。利用者の利便性を無視した御官製規則の典型である。  

    

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