フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

医者巡りの一日/家内が通う歯医者/80歳20本に挑む

2017-06-13 09:54:30 | 日記

   昨日は一日時間があったので、まとめて4つの医者巡りをした。行ったのは内科、眼科、歯科、皮膚科。内科は血圧の薬をもらう定期的なもの。最近は2ヶ月分出してくれるようになり助かっている。眼科は白内障手術後の視力等の検査で、裸眼0.5、眼鏡をかけて1.0にてまずは落ち着いているとのこと。歯科は定期的な検診で、医院からは6ヶ月検診の案内をもらうが、たいてい8~10月くらいで行くようにしている。虫歯や歯槽膿漏は見られなかったが、かぶせ物が少しすき間ができたのと前歯に小さな欠けができたのを次回に治療することとし、今回は歯の汚れを除去した。皮膚科では夏場に入り水虫の薬をもらいに行った。症状的には治っているようだが念のため処方してもらった。

   私の行く歯科医院はみっちり1時間歯の点検・治療や汚れ取りをしてくれる。それに対し、家内が通っている歯医者は5分からせいぜい10分で「はい、また次回」となるそうだ。予約10分前に行くと予約時間前に終わってしまうと言うのだ。私に言わせれば典型的な「かかってはいけない歯医者」だし、知り合いからも「あそこはやめなさい」と言われているにも拘わらず、家内は変えない。理由はただ一つ。上手下手より、そこは痛くないからだそうだ。痛くないのはちゃんと治療していない証しではないか。もともと医者嫌いな家内だが、かくしてその歯医者にはせっせと貢がされているのである。

   歯医者のついでにもう一つ。私は現在入れ歯・差し歯は1本もない。かぶせ物や補強をした歯を含めて27本と親知らず1本が残っている。親知らずは有害無益(噛む用は成なさないのに虫歯の恐れだけがある)として30代の時に高校の親友だった歯医者に抜いてもらった。だが1本だけはどうしても抜けずに残ってしまった。それから35年以上して2、3年前に虫歯が1本ポロリと抜けた。入れ歯が必要かと思ったら、医者は「抜けたのは親知らずの隣の歯で、こういう場合親知らずが補助的に用を成すようになるから入れなくてもいいでしょう」とのことでそのままにしている。
   ただ歯の危機は2度あった。20年ほど前、食事をしている時に歯茎に激痛が走った。その後も度々起きたので歯医者に行き、原因がよく分からないまま色々手を変えて治療していたある日、医師が「分かった」と叫んだ。表面からは見えなかったが歯が縦に裂け、片方がグラグラしていて固いものを噛んだ時に歯茎に突き刺さることが分かったのだ。もう片方を補強して残すことにしたが、医師は歯の根が半分しかないないから2,3年持てばいい方、と言った。その後転勤先で診てもらった歯医者も抜いて入れ歯した方がよいと言った。抜かないまま東京に戻って別の検査で行った歯科医は「抜くのが普通だと思うけど、私は残す方に賭けてみよう」と言ってくれた。そんな歯が結局現在まで残っていて、縦に裂けてから20年経っている。6年前にも全く同じ原因で歯茎の激痛が起こり、縦裂けの残りを補強してくれた現在の歯医者も同じような悲観的な見立てをしたがこれも現在に至っている。
   こうした”風前の灯”だった歯を含め、80-20(80歳で自前の歯20本)に挑んでいるといったところである。
 




 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする