グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

映画「007シリーズ」50周年に思う

2012年01月17日 | 日記
映画「007シリーズ」が初公開されて今年で50年、本国イギリスではこれを記念し主人公ジェームス・ボンドが駆った歴代ボンド・カーの展示イベントが開催されているとのことだ。
1962年の「ドクター・ノオ」を皮切りに次々と製作・公開される007シリーズをワクワクしながら待ち望んでいた若き日をふと思い出した。
そう、あのカッコいい不死身の英国情報部員ジェームス・ボンドはまさにわが心の中のスーパー・ヒーローだったのだ。
ボンドの敵は世界制覇を目論む天才科学者であったり金に執着する富豪であったり・・・だが、その他に冷戦時代のソ連や北朝鮮を匂わせるものもあった。
わが国には警察ものやバイオレンス小説は多々あるが世界を股にかけるスパイものなどは寡聞にして聞かない。
意外にこれは日本のガラパゴス性を象徴しているのかもしれない。
日本は島国なのだからある種ガラパゴスは当然なのだがこれからの日本は間違いなく脱島国、地球的視野がキーワードになるだろう。





若者受難時代に思う

2012年01月17日 | 日記
先日行われた大学入試センター試験では英語ヒアリング用機材の不達や試験問題配布ミスなどでかってない多くの受験生が負の影響を受けたようだ。
人生の最初の関門で躓かされるのもかわいそうだが今時の若者はその後も大変だ。
運よく志望大学に入学できたとしてもスグ過酷な就職戦争が待っている。
大学3年の12月がいわゆる解禁日とかだが昨今の新卒就職率を知ればそれまでもとても安閑とはしておれないだろう。
若者側に全く問題がないかといえばそうともいえないし何も全ての若者を救済すべしとは言わないがそれにしても学窓を巣立つ若者の30%もが卒業時にあっても働く場が決まらないなどはどう考えても異常だし不幸だ。
教育界も産業界も勿論行政ももっと若者の社会人としての育成と働き場の創出に意を注ぐべきだろう。
その結果が少子化対策やさらには年金制度を柱にした安心した社会づくりなど日本の将来の姿につながっていくのだから。