グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

野田改造内閣発足に思う

2012年01月14日 | 日記
昨日野田改造内閣が発足した。
ポイントは何といっても(入閣に慎重と評されていた)岡田元代表を担ぎ出し総理が現下の最大課題と位置づける社会保障と税の一体改革に向けた体制強化を図ったことだ。
元代表は一体改革のほかに先決課題と目される行政改革も担当、難題を一手に引き受けた格好だが行く手にはひどく大きな困難が待ち受ける。
問責2大臣の交代は既定路線だが新大臣はいずれも初入閣でありその手腕は未知数だ。
法相の交代もあったがこれは前大臣の死刑執行に対するスタンスが背景にあるのだろうか、それとも犯罪被害者遺族に対する配慮を欠く発言によるものだろうか。
いずれにしても今回の布陣が民主党中心の最後の内閣になるかもしれない。
各閣僚には緊張感を持ち私心を捨て文字通り身を粉にして職務にあたって欲しいものだ。
そして「大過なく」ではなくキチンと「成果」を見せて欲しいと思うのだ。