グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

企業トップの年頭訓示に思う

2012年01月06日 | 日記
今年の企業トップの年頭訓示は海外市場開拓やグローバリゼーション対応強化が目立った。
やはり昨年一年の平均為替レートが1ドル=79円と円高が定着したことが企業トップをしてこのような年頭訓示を語らしめたのではないかと思う。
グローバリゼーションについて大手製造業(および一部の中小製造業)では従来から進められてきたが今では流通業、サービス業でもその取組みが顕著になりつつある。
流通業、サービス業分野は当該国の生活習慣との関わりが大きいため進出は難しいとされてきたが「もうそんなことは言っておれない」ということだろう。
一つ気になるのは最近の若者の内向き志向だ。
「海外勤務を渋る」など外国大好き人間を自認する筆者には本当に信じられない。
「一人っ子が多くそれゆえ親の面倒を見なくてはいけないため」という説があるが交通機関が発達し元気なお年寄りも多い今日そんなに大きな障害になるとも思えないのだが・・・。
いずれにせよ意欲と能力のある若者がガンガン海外に出向き暴れ回るようにならないと日本の将来はないと思う。