グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

政治の停滞は野党第1党にも責任あり(その2)

2012年01月12日 | 日記
今朝(1月12日)の日経新聞社説の見出しは「自公に消費税協議を拒む理由はない」である。
その主旨は(民主党が準備している)消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革に関する与野党協議について自公両党が参加する意志がないことを責任野党の自覚を欠くものとして非難、その再考を求めるものだ。
そして文末には「自民党は早期の衆院解散・総選挙を求めているが、選挙の前にまず国会で果たすべき責任がある。」と締めくくっている。
全く同感である、そして拙ブログ1月9日分の内容とあまりにも似ていることに驚いている。
やはり自民党は与野党協議に応じることこそ政権奪回の王道と認識し今こそ国民本位、国民中心の行動を執るべきだろう。
どうしても協議を拒否するのであればせめてその間の歳費は国庫に返納してもらいたい。
少なくとも国民の大半はそんな国会の空転を望んでいないのだから・・・。

兵庫県知事のNHK大河ドラマ酷評に思う

2012年01月12日 | 日記
兵庫県知事がNHK大河ドラマ「平清盛」について「画面が汚い」などとコメントしたことが波紋を呼んでいる。
たしかに若き日の清盛を描いた第1回放映分は埃っぽい背景、環境の中で衣装なども地味な色使いが目立ったが後年の主人公の栄達とのコントラストを効かせるため当然の演出だと思う。
県知事は一体どんな映像を期待していたのだろう。
澄んだ空気の中で登場人物全てが汚れていない衣装で演技して欲しいとでもいうのだろうか。
案の定、県庁には知事の発言に批判的なメール、電話、ファックスが殺到したようだ。
いうまでもないことだがNHKは兵庫県のPR媒体ではない。
それにどんなに汚い画面であったとしても大河ドラマに採り上げられた経済効果はあるだろう、むしろ感謝すべきことだと思う。
県知事が敢えて悪役を買って出て世間の関心を高め視聴率を高めたとなればなかなかの策謀家だ。