ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』

2008-01-03 18:34:51 | 映画
(原題:Aliens VS Predator Requiem)

-----この映画の試写って富士の樹海でのみ行なわれたんだよね?
また、変わった試みだね。
「うん。でも映画を観て分かったね。
あのあたりの雰囲気が、映画の舞台となるコロラドにそっくり。
実はこの映画の仕上がりは公開ギリギリ。
そのため日本以外の国では
試写は間に合わないということで
一切、行なわれなかったらしい。
でも日本には熱狂的ファンがあまりにも多いということで、
このようなイベントが組まれたらしい」

-----へぇ~っ、そうニャんだ。
そういえば今回はPG12だって?
「そうなんだ。
規制の対象となったのはエロのはずもなく(ちょっとはあったけど)、
やはりその残酷描写だろうね。
ハリウッド映画ではこれまでタブーとされてきた
子供を殺すシーンが平気で(?)出てくる。
それどころか出産間近の妊婦のお腹から
エイリアンが飛び出すなんてのもある」

------ということは、
これまでのSFに比べて
かなり挑戦的な作りニャんだね。
「いやいや。
いわゆる、異星人侵略SF映画のパターン。
それもやってくるのが田舎町へ----という、昔ながらの嬉しい作りだね。
昨年、ロドリゲスがゾンビという形で作った 『プラネット・テラーinグラインドハウス』
あれと、あまりにも構図が似ているので
思わず笑っちゃった」

------どういうところが似ているの?
「うん。田舎のあちらこちらで起こっている小さなドラマ。
その登場人物たちがエイリアンに襲われ家族や友人を減らしながらも
最後は一ヶ所に集まって戦う。
しかも最後の脱出は、当然のように空へ!」

------ほんとだ。『プラネット・テラー』そっくりだ。
「今回はエイリアンがプレデターに寄生してプレデリアンという新種が誕生。
そしてそいつに率いられたエイリアンが地球上で凄まじい勢いで繁殖するんだ。
その後始末のため、やって来たのが
最強のプレデターである、その名もザ・クリーナー(笑)。
このザ・クリーナーはこれまでのように“捕獲”を目的とせず、
“駆逐”が任務」

----えっ?プレデターはその一匹?
「うん。なんで一匹で地球に来るかねぇ~。
自分だけで十分と思ったのかもしれないけど、
これだと、あらかじめエイリアンよりもプレデターが強いことが
前提となってしまう」

----ということは、プレデターが勝つの?
「さあ、それは観てのお楽しみ。
そうそう、この物語は『プレデター2』の後で、
『エイリアン』より前の時代の設定らしいよ」

----そうか。まだ、この時代、
多くの人間を乗せて外宇宙に行くような宇宙船は
地球には作られていないものね。


         (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「次はエイリアンVSプレデターズかニャ?」ぱっちり


※しかし、この結末はない度


※ちょっとCM。ドラマ仕立てです。(画像をクリックしたらスタート!)
「寒い家」

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