家族葬はある意味故人様の物語を話す場所でも
あることでしょう
最近では、フォトファイルをお持ちになったり
趣味の作品を眺めたりと
故人にまつわる思い出と物語に話が弾む方も多くなりました
そんな物語の本を開く場所としての
シチュエーションにここが成れたらといつも考えています
時は春
桜の花に想いを馳せる・・・
物語には
それに相応しい環境があると
本の厚みが増すような気がいたします
春は桜・・
夏は蝉の声・・
そして錦秋の衣
冬は薪ストーブに揺り椅子・・
なんて言うのが私の中の理想のシチュエーションなのですが
家族葬のみなさんが、お話の途中でお茶を啜りながら
ふと、目に入る光景に
物語の背景として協力できるものがあると
なんとなくこちらもうれしくなります
何気ない目線の先にあるちょっとしたもの・・
気がつかないくらいのもので
ちょうどいいのです
故人様の物語から
話を逸らさないくらいのものでいいのですから・・・
そして・・今日は物語のお話を満開にしていただければ・・・