葬送 なるほど 家族葬 八千代市の葬儀

一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

ゆるやかときつめ

2012-03-12 23:32:51 | 葬儀社裏話


ゆるやかになってきました

え~・・仕事のことです


波のある商売の葬儀社さんは

ゆるいときと、きついときが交互に

身体をいじめに参ります・・・?


ゆるいときの最初は

「まぁ~少し骨休みって事で・・・」と悠長に構えながら

案外ホットしてみたり・・・

で、

3日も4日も「ゆるやか」が続くと

「ふむっ・・・ちょっと心配だなぁ・・」と不安げな

表情を見せて、何かやることないかな・・・?・・・

車を洗ってみたりもして

そして一週間も「ゆるやか」な状態が続くと

やや焦りが・・・

「他社の葬儀看板」がやたらと目に付く「ジェラシー期」に入り

死に体のように精気が失せていくのであります
(なんでうちだけヒマなの・・・?・・なんてぼやいてみたり・・)

そして

ある日突然きつい時が急にやってくるのです

朝出勤すれば

昨夜の当直で6件くらいの葬儀の発生・・・

むむっ・・・

担当者が慌てふためき、右往左往しながら

各家族の方と打ち合わせに入ります

とたんに事務所はあらゆる電話が鳴り始めて

洪水のように電話対応の話し声が充満し

そんな最中、新たな葬儀の依頼の電話が鳴り

病院に即急行!!!

しかし、ひ、ひとが居ない・・・?

「で、誰が行ける・・・」と人材探し・・・!!!

う~ん・・・

他部署のヘルプで直ぐ対応しながら・・・

また、電話の音が・・・・

「家の母が亡くなりましたので、お願いします」

・・・・・・・・・・

「かしこまりました、只今直ぐ病院にお迎えにあがります」

「で、誰が行ける・・・(その2)・・」




天と地のこのギャップ感

ゆるすぎても、きつすぎても

胃にも、心臓にも、負担が二重重ねで

やってくるのです

しかも「不定期的」に、という

予測不可能な意地悪さで・・・・




ゆるやかすぎるときの不安は

いつ「きつく」なるかという不安を伴いながら・・・

ゆとりをおきざりにするのでございます


どうか

みなさま、御身ご自愛を・・・

        

       庭の福寿草が咲きました・・・・



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