ゆるやかになってきました
え~・・仕事のことです
波のある商売の葬儀社さんは
ゆるいときと、きついときが交互に
身体をいじめに参ります・・・?
ゆるいときの最初は
「まぁ~少し骨休みって事で・・・」と悠長に構えながら
案外ホットしてみたり・・・
で、
3日も4日も「ゆるやか」が続くと
「ふむっ・・・ちょっと心配だなぁ・・」と不安げな
表情を見せて、何かやることないかな・・・?・・・
車を洗ってみたりもして
そして一週間も「ゆるやか」な状態が続くと
やや焦りが・・・
「他社の葬儀看板」がやたらと目に付く「ジェラシー期」に入り
死に体のように精気が失せていくのであります
(なんでうちだけヒマなの・・・?・・なんてぼやいてみたり・・)
そして
ある日突然きつい時が急にやってくるのです
朝出勤すれば
昨夜の当直で6件くらいの葬儀の発生・・・
むむっ・・・
担当者が慌てふためき、右往左往しながら
各家族の方と打ち合わせに入ります
とたんに事務所はあらゆる電話が鳴り始めて
洪水のように電話対応の話し声が充満し
そんな最中、新たな葬儀の依頼の電話が鳴り
病院に即急行!!!
しかし、ひ、ひとが居ない・・・?
「で、誰が行ける・・・」と人材探し・・・!!!
う~ん・・・
他部署のヘルプで直ぐ対応しながら・・・
また、電話の音が・・・・
「家の母が亡くなりましたので、お願いします」
・・・・・・・・・・
「かしこまりました、只今直ぐ病院にお迎えにあがります」
「で、誰が行ける・・・(その2)・・」
天と地のこのギャップ感
ゆるすぎても、きつすぎても
胃にも、心臓にも、負担が二重重ねで
やってくるのです
しかも「不定期的」に、という
予測不可能な意地悪さで・・・・
ゆるやかすぎるときの不安は
いつ「きつく」なるかという不安を伴いながら・・・
ゆとりをおきざりにするのでございます
どうか
みなさま、御身ご自愛を・・・
庭の福寿草が咲きました・・・・