今年の中国のGDPの成長率を7,5%と低く見ていることが
ニュースで流れました
経済の急激な発展は、いろんな弊害と
リスクを伴うと考えたのでしょう
成長とは、何かを壊すことと理解している私には
とても大事な事のように思います
便利なモノの急激な進歩も然り・・・
進歩そのモノは良いのですが、急激な進歩は
何処の国でも技術を急速に早めて
結果は競争の荒波にのまれ
コストの安い企業へとシフトするのです
国内のIT産業は他国の競争に負けていき
利用する一般の人は
便利さの恩恵に享受する習慣にならされて
便利さと安さを「外国製品」に求めることになります
やがては国内のIT産業は衰退し
成長のない日本は
便利さを「買う」事さえ間々ならない
貧乏な国になる時代がやってくるのでは・・・
と、心配もしています
そうでなくてもコストの安い
外国(中国、タイ、ミャンマー、インドネシア、ベトナム等)
へ、競争力を求めて国内企業が進出します
外国へ
ノウハウや技術の指導に行くのと同じ事をすれば
ゆくゆく
コストの安いところに負けるのは当たり前です
目の前の進歩とか、利益だけ考えていくと
こうなるのはしょうがないこと・・・でしょうか・・?
急な急ぎ足は、落とし穴を自分で回りに掘って
居るようにも思えてきます
ゆっくりと、必要なモノは少しづつ
変えていく
スローな考えと生き方が
長生きの秘訣に私は思えるのですが・・・
今のスマートフォンも
半年で新しいのが出れば買ってしまう心は
もう、急いで何かを壊し始めていることに
気が付かないくらい
洗脳された急ぎ足の歯車の一部になって
いるということかも知れません
時計は日時計
電話は狼煙の合図で・・・
とは言いませんけど
一日のうちに数時間くらいは
目をデジタルから開放して
桜の蕾でも眺めませんか・・・・
そして、みんなでゆっくり歩けば
いずれ、やがては目的地に着くのですから・・・・