空和心律体

「道」を「楽」しむ極意を探して右往左往

バントの精神

2012-03-26 19:48:12 | 野球
甲子園では選抜、静岡県でも春季大会が行われている高校野球。
若い頃はほとんど野球には興味がなかったのですが、息子たちが関わるようになって観るようになりました。






サッカーに比べて試合の流れやプレーのスピード感は劣りますが、投手VS打者の駆け引きには「武道の間合い」に似たものを感じます。この辺が日本人に好まれるスポーツたる所以だと思います。

なかでも、バント・・・

自分がアウトになってでも仲間を進塁させ、確実に点を取りにいく場面で多く観られます。
しかし、バント=犠打と訳されるのには抵抗があります。
送りバントは単に犠牲になるだけでなく、きちんと自分の役割を果たしている確立されたプレーだと思っています。

会社などの組織はもちろん、世の中において、それぞれに役割があるとしたら、自分はホームランバッター、いや、レギュラーでもなく、バント要員に一番近いと思っています。

死ぬまで出番はないかもしれない。
でも、来る日も来る日もバント練習・・・
そして、誰よりもグランド整備や用具係、色んな人のお陰で練習出来ることを分かっている。(この人達が一番バントの意味を理解してくれる、レギュラー以上に凄い人達・・・)

今の日本、「バントの精神」が心の中から消えつつあるように思うのは、浪花節親父だからでしょうか?


(「もっと純粋に高校野球を応援しろ」ってか・・・)

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