空和心律体

「道」を「楽」しむ極意を探して右往左往

浜名湖は「湖」、「海」、それとも「川」?

2010-05-28 18:45:14 | 雑記
先日、水産関係の仕事に携わる知人と「海と川の境について」話題になったのですが、どうもスッキリしない点があり、知人のアドバイスで「ウォット」に問い合わせてみました。





要約すると・・・

海と川の境について

・一般的には河口部の両岸を結ぶ線が海と川の境とされている(法律によって例外もある)
・浜名湖は汽水域(海水と淡水が交わる)になるため汽水湖である。


ここは本当の河口ではない?

浜名湖は海か川かについて

・国の法律の河川法では、都田川の下流と位置付けられているため「川」。ただし、漁業法では「海」


地元の漁師さんが浜名湖に漁へ出ることを、「川へ行く」って言うのは正しかったんだ。

そうだ・・・

今切から都田川の源流まで自転車で走ってみるのも面白そうですね。
しかし、渋川の奥からは結構きついダートの上りがある(オートバイでは走行可能なところまでトライ済み)し、最後は徒歩でないと到達できないから、MTBじゃないと無理かな?

その他、漁業権と鑑札(入漁料)についても分りやすい回答をいただきました。
勉強になりました。ありがとうございました。




参考 (以下はウォットの回答ではありません。)

湖・沼・池は、法律や行政上では明確な区別は定義されていません。そのため、下記の定義を用いれば、ダム湖は「池」になるハズですが、大抵○○湖と名付けられています。海水を除いた陸地上の水に関する研究を行う「陸水学」という自然科学の分野があるのですが、その陸水学では「湖」「沼」「池」の違い(区別方法)を下記のように明文化しています。

< 湖 >
水深5m以上で、夏には水温成層(水温が違う層)があり、湖の中心部にはフサモ・クロモやフなどの沈水植物が侵入できないくらいの深さであること。
< 沼 >
水深は1~5mくらいで、中心部にも沈水植物が生えている。夏に水温成層はない。
< 池 >
沼よりも小さな水塊(または人工的なモノ)




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