空和心律体

「道」を「楽」しむ極意を探して右往左往

「ニューヨークシティマラソン」レポート

2013-11-12 23:17:27 | ランニング


NY在住の友人130くんから便りが届きました。


XR'92さん

やっとやっとでNYCマラソンの報告です。
写真多くなってしまいましたが,朝から寒風の中,何時間も待ってのレースでした。走っていても寒くて,10キロまでダンキンドーナツから提供されたフリースの帽子とビニールポンチョを着ての走りでした。



走っていてもずっと寒かったですねえ。
これまでのあらゆる種類のレースで初めてタイツとアームウォーマーを着用してのレースでした。これは正解でした。手袋も途中で捨てる予定でしたが最後まで着けていました。靴擦れ等はなくよかったです。

ウェア: コンプレッションノースリーブシャツとドライ半袖シャツ,アームウォーマー,ロングタイツにランパン,やや厚めのソックスにアディゼロボストン2,サンバイザー,ラン用手袋,10キロまではフリース帽子とポンチョで防寒


これはレース後

スタート前の補給食: おにぎり,バナナ,あめ

レース中の補給食: 10キロ過ぎからはあめを常になめていました。パワーバーのゲル2つ。エイドステーションでのゲータレードと水は毎回。

レース中はトイレ行かず。(一応のためにポケットティッシュは携帯)

携帯電話:ゴール後に迎えに来てもらう知り合いと連絡を取るためにアームバンドのケースに入れて走る。

前日までの3日間にマンハッタンでEXPOが開催されて,そこでゼッケンや参加賞の長袖シャツをもらいます。いろいろなメーカーのブースがあり,様々なものを特価で売っています。ちなみにオフィシャルのスポンサーとなっているスポーツメーカーはアシックスです。参加賞もアシックス製。






EXPO会場を出ると,エンパイヤステートビルがこんな感じでライトアップされているのを見ることができます。


参加賞のシャツです。毎年デザインが変わりますが紺色ベースにニューヨークシティをデザインしたものです。


スタート地点に向かう人の列。3つのスタート位置に分けられて,その間は大型観光バスで仕切られています。その3つの中でさらに4つのWAVEスタートに分けられています。自分は1stWAVEだったのでスタートラインを越えるまでに数分でした。


いろいろなところにゲートが設けられて,セキュリティがかなり強化されていました。ゴール後も同様で,周辺は一般の観客は入れないようにすべてゲートで仕切られていました。おかげでスタート前は大変な混乱でした。

これはビレッジバッグと言って,スタートの会場に持ち込むことができる袋です。スタートで荷物を預けてゴール地点で受け取ることができますが,今回は,預けるバッグがない人はゴール後にポンチョをもらえるので,それが欲しいがために預け荷物はなしにしました。このポンチョは暖かい!裏地がフリースでとてもいいです。 しかしとても寒いので,処分してもいいズボンとシャツ,ごみ袋を着込んで行きました。すべてスタート地点に置いて行って,衣類は寄付,あとは処分されます。




結果は3時間44分55秒。今の自分のトレーニング捻出時間ではこれが精いっぱいかなとも思っています。
最後10キロで,ちょっとペースアップしたので,40キロ前から筋痛が出始めました。

レースまでの練習:キロ5分ペースの10キロランを2日走って1日休みペースで,レース前一か月の日曜日は20キロラン3回。一度に20キロ以上は走っていないので不安でしたが練習でそれ以上走る気力もなく。。。

ウェアには,いろいろと紙に印刷して両面テープで貼り付けて走りました。


レース後:なじみの日本食レストランでシャンパンをごちそうになって大盛り上がり。

このマラソン,ニューヨークシティのスタテンアイランド→ブルックリン→クイーンズ→ブロンクス→ハーレム→マンハッタンといったすべての地区を通るようにコースがレイアウトされていて,どこも大変な盛り上がりでした。私的なエイドステーションもたくさんあり,あめやバナナ,水などを提供してくれます。子供たちはハイタッチを求めて手をかざしています。沿道の声援に感激しながら地区によって全く違う街並みと人種。ニューヨークを感じるレースです。
出場権を得るには運と根気が必要ですが,自分は2009年と2013年の2回出場することができ,とてもラッキーです。

XR'92さん。一緒に走りましょう!


大会の素晴らしさが伝わってくるレポートをありがとう
さすがに世界最大規模のNYCマラソン、まだまだ日本の都市型マラソンは追いつけないですね。
一緒に走りたいのは山々ですが、NYは空を飛ばないと行けないからなぁ~

XR'92mamaより

「相変わらず、かっこいいねぇ~ どっかの親父とは一味違うわ~」  (おいっ、そこまで言うか


130くん

次に帰国した時は、ぜひ一緒にトライアスロンのトレーニングをしたいですね。
その日を楽しみに精進して待っています