ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

一緒にさらに復興を目指そう

2016年03月11日 21時52分27秒 | 最近の出来事

あの恐怖の地震&津波災害から今日で5年が立った。

テレビでは、しきりに現地の復興の様子を告げているが
なかなか思うようには進んでいない。

あと5年で完全復活となるように
国も力を入れていくといっているが、
はてさてどうなることなんだろう。

いずれにしても人は一生懸命生きていくしかない。
日々の暮らしを積み上げながら
復興を重ねていくしかないんだよね。

彼らの生活ががらんと大きく変わったように、
doironもこの5年で人生が大きく変わった。

そうやなあ、朝は早く起きれるけど
夜寝るのが早くなったなあ。
髪も薄くなったし、トイレも近い・・・
って、還暦を迎えるようになったことではない。

仕事を辞め、親を三人なくし、犬もなくして、
危うく自分の命もなくしかけた。
doironの場合は、これらがとぎれとぎれに
おこったんやけど、一度に全部起こっていたら
もうまさに災害といっても不思議じゃない5年だった。

そういう結果だけ見れば、被災民たちと
あまり変わらない5年間を過ごしてきたと
いってもいいのかもしれないな。

いや、お前は甘えすぎやと叱られるかな。

しかし特に自分の命に関しては
あやうく人生に遭難するところだったのだから
まあ、頑張って耐えたといってもいいだろう。

この5年で、いろんなことが終わったといえる。
長年続けてきた仕事も、
家の様子なんかで続けられなくなり、
4年間早く終わらせた。
新たな仕事にも就いたが
さほどお役には立てれなかった。
またフリーライターの方は
脳こうそく以来休止といえば休止だけれど
ちょっとどうなるかわからない。

親がいづれなくなるのは自然の摂理といえば
そうかもしれないが1年のうちに3人を亡くし、
親族への信頼と介護の多くが終わりを告げた。

そして自分の命に関しても、
心臓と脳というなくてはならないものが病み、
長年続けてきたマラソンやトライアスロンの
レース出場もなくなったのは、
これもまた自分にとっては
果てしなく大きな消失であった。

生きてる意味ないじゃんというほどの
強大な方向転換があり、
これまでなくてはならないもの、
あって当然の人生が5年の間に
どんどんとなくなっていったなあ。
もう変わるものってないのかなあ。
まだあるかなあ。

その辺はよくわからないけど、
それでもこの5年間の大きな消失を
少しずつ歩くことや、
絵や文を書くことで置き換えつつあるのは、
まあ、自分なりに頑張っているんではないだろう。

あ、もちろん運動もまあ以前ほどじゃないけど、
普通のおじさんたちよりはやっているしね。

そんな風にdoironの5年の復興は、
それとなく固まりつつはあるといっていいのかなあ。
でもまあ、まだよくわからない部分も多い。

そしてそんなよくわからん5年を終えて、
まもなく還暦を迎えるdoiron。

今日はいろんなスタートを、
また少しずつ大きく楽しくしていかなきゃと、
東北の人立ちに祈りを送りつつも、
一方で自分を励ましもした一日なのでありました。

さあ、一緒に復興を目指しましょう。