ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

半チャン定食

2009年06月04日 23時20分00秒 | 最近の出来事

今日は地デジ関連の出張に出た。
大会議室で説明を聞くだけだから
気楽っちゃあ気楽なんだが
我が社の地デジ担当大臣としては
肝心なところは
聞き逃してはならないから
それなりに緊張もして臨まねばならない。

午後2時からの会議なのだが
早々に職場を出て
外食をした。
今日のメニューは
ラーメン定食である。

駅近くのラーメン屋さんに
さもいつも来てるような顔をして
おしぼりで首筋を拭きながら注文をする。
休日なら、ビールも一本といきたいところだが
そうもいかない。

料理が出てくるまでの間
カウンターの内側で
調理をしているお兄さんの
手元を見ていた。

たいていの料理は
大きな中華鍋で作っている。
箸などは持たないで
大きなお玉一丁を持ち、
時折調理台をカンカンたたいて
リズムをとりながら
器用に調理を進めていく。

お昼時なので
次々に客が入ってきて
様々な注文が店の中を飛び交い始めた。

お兄さんの、カンカンのリズムも
次第に早くなり
片手で中華なべの料理を
しゃくりながら
片手で食材の整理をしている。
頭の中には、注文した料理が
順番に並べられ
調理手順とのすりあわせが
めまぐるしく行われているのだろう。

煮物をしているときに
じっと鍋を見守っているわしには
とても出来ない技である。

もしわしがその仕事を
したとしたら、野菜炒めが
いつのまにか酢豚になっていたり
かに玉が麻婆豆腐になっていたりするだろう。

注文の順番が覚えられずに
先に餃子を焼いたり
ラーメンを煮詰まらせたりするに違いない。

要するに、次々舞い込む注文に
全く対応できないだろうということだ。
それにしても
あの記憶力は
驚きである。

そしてさらに驚くのは、
焼き飯ひとつが
ものの1分で出来てしまうという
手際のよさだ。
あれほど、手際がよければ
家の食事作りも
イチコロやろね。

5~6分で、熱々の食事を食卓に並べて
早々に走りに出てしまえるよなあ、
などといろいろ感心しながら
調理の様子をしげしげと
眺めてしまったよ。

やがて注文した料理が出てきた。



「半チャン定食」

ラーメンと焼き飯のセット(キムチ食べ放題)
なんだが、ここでふと疑問が・・・。

なぜ「半チャン」なんだろうか。
半人前の焼き飯を
「半チャン」というのはわかるが
なぜわかるんだろう。
どこの中華屋でもわかる
この言葉の語源はいったいどこに?

これは全国どこでも
通じる言葉なんだろうか。

尾道ラーメンはどうだったのかなあ。

そんなことを考えながら
食事をしたdoironでした。

で、出張の内容は?

それは聞かないでください。
中華料理屋で好奇心を
使い果たしてしまい、
それは何にも
頭に残ってまへんわい。