ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

さすらいのギャンブラー

2009年06月01日 21時48分50秒 | 生活

たまに競馬を買うことがある。
配当の大きな3連単というやつだ。
1着、2着、3着の
馬番を当てる買い方で、
わしの場合お目当ての馬を3頭決めて、
それの組合せをそれぞれ100円ずつ買う。

簡単な順列で、
3×2×1=6通りあるから、
全部で600円をつぎ込む。
買うのはG1レースだけ。
といってもそもそもG1とは何なのかも知らない。

「天皇賞」

とか

「皐月賞」

とかよく聞く名前のレース
ということしかわからない。

で、結果は自慢じゃないが、
これまで一度も当てたことがない。
ただ、宝くじよりは
確率が高いような気がするのだが、
その考えにも根拠はないし、
確率論を展開する気もない。

お目当ての3頭の決め方にしても、
過去の成績がどうとか、
持ちタイムがどうとか、
騎手が誰だとかは
まったく考慮していない。

馬の名前がユーモラスだったり、
なんの根拠もなく強そうな名前だったりすると
それが第一候補。
それに単勝オッズ
(配当倍率)
を見て、
中穴程度の配当になりそうであれば決定である。

そんなふうに選んでいる。

当たらなくて当然といえば当然だろう。
馬券の買い方も
ワイドとか
何とかと今はいろいろあるようだが、
そんな邪魔くさいことも考えない。

好きな人は、
前日に枠順が決まってから、
それが掲載された新聞と
ずっとにらめっこをしている。

見ていると、
そんなに考えることがあるのかと思うくらいだ。
聞けば、
過去の成績、
馬場の状態、
親馬の親まで血統をさかのぼり、
人によっては馬の星回りまで
考慮して買うという。

当日の気象条件や
外枠、内枠、競馬場の起伏なんかも
重要な要素となるらしい。

他人任せの宝くじやパチンコなんかと違って、
こうしてじっくり考えて
選べる所が競馬のよさなんだと
競馬ファンは単なるギャンブルではないと
強調して
言う人もいるが、
わしは単なるギャンブルのように
遊びで買っているのだ。

そもそも「当てる」ということ自体、
当てもののようなもので、
競馬ファンはよく
「とる」といっている。

それは「捕る」なのか、
はたまた「取る」なのか、
または「獲る」なのか
どれが該当するのかわからないが、
とにかく「とる」と言っている。

「当てる」ではないようだ。
昨日も日本ダービーがあったので
いつも同様に600円で買ってみた。
馬の名前と気まぐれで選んだ数字で、
オッズも1000倍くらい。
当たったら、10万円にはなる。
これまでの負けは一気に解消だ。
しかし、結果はいつもどおりに

ハズレ

ただいま、少なくとも30連敗はしているだろう。
もうこうなったら、
買わないほうが600円の儲け
ということになりそうだ。

G1ごとに600円を貯金していけば
年間1万円以上貯まる計算だが、
それはあまりに夢がない。

「当てた」と言われてもいいから
一度「とって」みたいものですな。