4月17日『ERIC CLAPTON 〝LIVE at BUDOIKAN 2019〟』を日本武道館にて。
"スローハンド"と呼ばれるギターの神様エリック・クラプトン(74)。昨年公開の映画『エリック・クラプトン ~12小節の人生~』では、私生活での数多く女性遍歴、特に友人のジョージ・ハリスンの妻との恋、また失恋や友人の死からドラッグやアルコールに溺れ、やがて復活を遂げるも、今度は幼い愛息の死という痛ましい悲劇に見舞われるという天国と地獄を行きつ戻りつするような、過酷で数奇に満ちた人生が描かれました。波乱の人生を経て、今や好々爺となったエリック・クラプトン。映画の影響もあり今回の来日公演は見逃せないと、2011年11月大阪ホールでの『エリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッド JAPAN TOUR』以来のクラプトン、コンサート鑑賞となりました。この日は冒頭「こんばんは」と日本語で挨拶。1曲目の「プリテンディング」からギターソロ全開で、アメリカを代表するギタリストのドイル・ブラムホールⅡとの競演で観客を酔わせていきます。泣きのエレキもいいですが、生ギターに持ち替えると渋みが増します。クラプトンのルーツであるブルースの定番曲や、お馴染みの大ヒット曲"Tears in Heaven"に"Layla"や" Wonderful Tonight"などに武道館が大いにわき返りましたが、観客の年齢層が高いからでしょうか、総立ちという訳でもなく、じっくりと聞き入ることができました。今回の日本公演、初日のアンコールでは、ジョン・メイヤーが飛び入り参加したとのことで期待をしていたのですが、この日は飛び入りはなく少々残念。さりとて、流石のギターの神様の真髄を味わうことができた大満足のコンサートでした。
〔ERIC CLAPTON BAND〕
ERIC CLAPTON(エリック・クラプトン)〈G./ Vo.〉
CHRIS STAINTON(クリス・ステイントン)〈Key.〉
DOYLE BRAMHALL II(ドイル・プラムホールII)〈G./ Vo.〉
NATHAN EAST(ネイザン・イースト)〈B.〉
PAUL CARRACK(メ[ル・キャラック)〈Key. / Vo.〉
SONNY EMORY(ソニー・エモリー)〈Dr.〉
SHARON WHITE(シャロン・ホワイト)〈Back Vo.〉
KATIE KISSOON(ケイティ・キッスーン)〈Back Vo.〉
<SETLIST>
01. Pretending
02. Key to the Highway
03. (I Wanna) Make Love to You
04. I'm Your Hoochie Coochie Man
05. I Shot the Sheriff
06. Driftin' Blues
07. Nobody Knows You When You're Down and Out
08. Tears in Heaven
09. Layla
10. Running on Faith
11. Badge
12. Wonderful Tonight
13. Crossroads
14. Little Queen of Spades
15. Cocaine
-Encore-
16. High Time We Went
"スローハンド"と呼ばれるギターの神様エリック・クラプトン(74)。昨年公開の映画『エリック・クラプトン ~12小節の人生~』では、私生活での数多く女性遍歴、特に友人のジョージ・ハリスンの妻との恋、また失恋や友人の死からドラッグやアルコールに溺れ、やがて復活を遂げるも、今度は幼い愛息の死という痛ましい悲劇に見舞われるという天国と地獄を行きつ戻りつするような、過酷で数奇に満ちた人生が描かれました。波乱の人生を経て、今や好々爺となったエリック・クラプトン。映画の影響もあり今回の来日公演は見逃せないと、2011年11月大阪ホールでの『エリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッド JAPAN TOUR』以来のクラプトン、コンサート鑑賞となりました。この日は冒頭「こんばんは」と日本語で挨拶。1曲目の「プリテンディング」からギターソロ全開で、アメリカを代表するギタリストのドイル・ブラムホールⅡとの競演で観客を酔わせていきます。泣きのエレキもいいですが、生ギターに持ち替えると渋みが増します。クラプトンのルーツであるブルースの定番曲や、お馴染みの大ヒット曲"Tears in Heaven"に"Layla"や" Wonderful Tonight"などに武道館が大いにわき返りましたが、観客の年齢層が高いからでしょうか、総立ちという訳でもなく、じっくりと聞き入ることができました。今回の日本公演、初日のアンコールでは、ジョン・メイヤーが飛び入り参加したとのことで期待をしていたのですが、この日は飛び入りはなく少々残念。さりとて、流石のギターの神様の真髄を味わうことができた大満足のコンサートでした。
〔ERIC CLAPTON BAND〕
ERIC CLAPTON(エリック・クラプトン)〈G./ Vo.〉
CHRIS STAINTON(クリス・ステイントン)〈Key.〉
DOYLE BRAMHALL II(ドイル・プラムホールII)〈G./ Vo.〉
NATHAN EAST(ネイザン・イースト)〈B.〉
PAUL CARRACK(メ[ル・キャラック)〈Key. / Vo.〉
SONNY EMORY(ソニー・エモリー)〈Dr.〉
SHARON WHITE(シャロン・ホワイト)〈Back Vo.〉
KATIE KISSOON(ケイティ・キッスーン)〈Back Vo.〉
<SETLIST>
01. Pretending
02. Key to the Highway
03. (I Wanna) Make Love to You
04. I'm Your Hoochie Coochie Man
05. I Shot the Sheriff
06. Driftin' Blues
07. Nobody Knows You When You're Down and Out
08. Tears in Heaven
09. Layla
10. Running on Faith
11. Badge
12. Wonderful Tonight
13. Crossroads
14. Little Queen of Spades
15. Cocaine
-Encore-
16. High Time We Went