おてんきぷらぷら

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四国八十八ヶ所霊場巡拝結願 お礼参り 〔普賢院(宿坊)〕

2021年10月10日 | Ohenro88
『四国八十八ヶ所霊場巡拝結願 お礼参りの旅(10月7日~8日)』 普賢院(宿坊)
7日の宿泊は、宿坊へ。宿坊宿泊は、阿波の国、第六番、安楽寺さん以来。高野山の山内では52ヶ寺が宿坊を提供しているとのことですが、今回は金剛峯寺のすぐそばの普賢院さんにお世話になりました。高野山の精進料理といえば胡麻豆腐、夕食にて食しましたが期待とおりで大変おいしゅうございました。お膳での食事は、団体旅行の宴会場を思い出しますが、宿坊での完全黙食のもと、茶碗やお椀を拝むように手のひらに取ると、その温かみがとても有難く、食の尊さが染み入りました。夕食後は、ライトアップされた壇上伽藍へ。出がけに普賢院さんから熊に気を付けてとのアドバイスをいただき少々緊張の夜間散策となりましたが、高野山の澄み切った空気に、根本大塔などの朱色が照明に映え、その美しさに息を飲みます。ライトアップされた大門、中門の力士像は陰影が協調され、その迫力は増し増しに。高野山での特別な夜を、宿坊に泊まったのは大正解。朝のお勤めは、6時半から。ご本堂にて読経とお焼香、その後、弘法大師の十大弟子のひとりの華厳寺道雄の作で弘法大師が点眼されたとのご本尊・普賢菩薩像を真近で拝み、金剛薩埵像、大黒天や、金剛吼・竜王吼・畏十力吼・電吼・無量力吼の名称が付けられる五幅からなる五大力菩薩像の仏画白描図など普賢院内名跡寶聚院を見学、巡拝。特に印象深かったのは、平成8年に請来された仏舎利の拝観とその周りの八体仏。その後の朝食では、がんもどきの有難さを習得。とてもとても貴重な体験ができ、ありがとうございました。

【普賢院】 
 世界遺産霊峰高野山 別格本山 普賢院 
  〒648-0293 和歌山県伊都郡高野町高野山605
  [ご本尊] 普賢菩薩
  [ご真言] おん さんまや ざとばん
覚王親王が大治年間(1126~1131)に高野山を訪れた際、力乗上人に念持仏普賢菩薩を与えられ普賢王院と称したことが始まりと紀伊續風土記に記されている古刹。

山 門


本 堂


摩尼殿


芭蕉堂


四脚門


宿 坊









【壇上伽藍ライトアップ】
六時の鐘


蛇腹道


根本大塔


中門






大門