おてんきぷらぷら

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国宝 松本城

2015年03月28日 | NON
3月28日『松本山雅FCvsFC東京〔J.League YAMAZAKINABISCO CUP第1節〕』にて松本へ。
若かりし頃長野勤務時代は幾度となく訪れた『国宝 松本城』ですが、久しぶりに再会です。姫路城が別名“白鷺城”なのは有名ですが、松本城は別名“カラス城”。松本城は戦国時代の永正年間に造られた深志城が始まりで、松本城が黒いのは、秀吉からこの地へ封じられた城主、石川数正・康長親子が、秀吉の大阪城が黒いことから秀吉への忠誠のしるしとして黒くしたのだそう。1593年から3年間かけて、天守、乾小天守(いぬいこてんしゅ)、渡櫓(わたりやぐら)、本丸御殿、二の丸御殿が建てられ、この天守と、泰平の世になってから造られた辰巳附檜(たつみみつけやぐら)、月見檜(つきみやぎら)のまとまりは「複合式天守」と呼び、それぞれの時代を象徴しています。この連結複合式天守は松本城だけに見られる特徴的な構造とのこと。 松本城は戦国末期、鉄砲戦を想定した戦うための漆黒の天守の典型として現存する唯一の城です。高さは29.4メートルで、ビルの高さにするとほぼ10階建てになります。
この日は観光客多く、海外からの方々や青赤FC東京サメ[ターもちらほら、天守閣に登るのに数珠つなぎで、只々梯子状に急な階段を登り降りるのに小一時間かかりました。天守閣に登ったぞという自己満足だけは得られました。お城は中よりもやはり外観を愛でるのがよいのかもしれません。現存する五重六階の天守の中で日本最古の国宝の城“カラス城”。安曇野の澄み切った青空のもと、黒と白のコントラストがアルプスの山々に映えて見事な景観でした。