雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

幸せのパズル

2011-10-18 19:00:42 | 映画
"幸せのパズル"という映画を見てきました。
正直よくわかりません。
アルゼンチンの映画です。
夫と20歳ぐらいの息子二人がいる主婦のマリアが
主人公です。
料理上手で家族のため家事をこなしています。
でも誰も当たり前のこととしてなんとも思っていません。
誕生日にもらったジグゾーパズルに夢中になります。
ジグゾーパズルの選手権に出るためパートナーを探して
いたロベルトに出会います。
お金持ちのロベルトの家で週二回練習をすることになります。
家族には内緒です。
選手権で二人は優勝します。世界大会はドイツです。
でもマリアは行かない決心をします。
まとめるとこんな話です。

主婦は趣味を持つことは許されないのでしょうか。
女性には発言権がないということは映画からは感じられ
ません。次男がガールフレンドを家によくつれてきて
いますが彼女をみていても女性が弱そうには感じ
られません。
マリアはジグゾーパズルの世界へ自ら入っていき新しい
世界が開けました。
マリアには才能があります。変なやり方をするのだなと
思っていましたがやはり他の人から変ったやり方だと
言われています。
せっかく優勝したのだから世界を目指せばいいのにと
思います。
パズルを選べば夫婦や家庭は壊れていくかもしれません。
パズルと家庭を天秤にかけて家庭を選んだのでしょう。
パズルに夢中になっていたこの時は人生の中の楽しかった
ひと時という思い出として心の底に仕舞いこまれて
しまうのでしょうか。
なんだかねぇ、もっとがんがんと前に進んで欲しい
気がしますけど彼女の幸せは家庭にあるのでしょう。
見終わってよかったという気持よりはさみしい気持ちに
なりました。
マリアはこれでいいんだと思っているのでしょうけど。

家庭を大事にする主婦が主人公の映画として"マディソン
群の橋"を思い出しました。