日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

W杯前の国内ラストマッチで韓国に完敗。連敗で絶望感はさらに増すばかり。

2010年05月25日 | soccer

南アフリカW杯開幕まで残り18日となった24日、埼玉スタジアム2002で「キリンチャレンジカップ・日本VS韓国」が行われました。韓国とは今年2月の東アジア大会で対戦し、その時は1-3で完敗を喫しました。岡田JAPANにとってこれがW杯前国内最後の試合、本番へ弾みをつけるためにも日韓戦で勝利したいところでしたが…。


24日のスタメンはこちら
GK 1 楢崎正剛
DF 2 阿部勇樹
DF 5 長友佑都
DF 15 今野泰幸
DF 22 中沢佑二
MF 7 遠藤保仁
MF 10 中村俊輔
MF 16 大久保嘉人
MF 17 長谷部誠
MF 18 本田圭佑
FW 9 岡崎慎司
試合前に守備の要・闘莉王が試合前に太ももに違和感を訴えて急遽欠場。レギュラーを張る内田篤人もベンチから外れる事に。DFは今野と阿部が先発出場。中盤には本田圭佑がスタメン入り、大久保がまたも先発起用。FWは岡崎の1トップで森本はベンチスタート。対する韓国は、マンチェスター・ユナイテッド所属のパク・チソン、セルティックのキ・ソンヨン、鹿島のイ・ジョンス、ジュビロ磐田のイ・グノが先発出場しました。

日本ボールで始まったこの試合、開始4分に日本は遠藤のFKから中澤が相手DFと競り合いますが、ゴール右に外れる。前半6分、右サイドでパク・チソンが長谷部からボールを奪い、ドリブル突破からのシュートがそのまま決まり韓国が1点を先制。立ち上がりから1点を失ってしまった。追いかける形となった日本は1分後に反撃。岡崎が中央からミドルシュートを狙うが、左に逸れてゴールならず。12分に左サイドでのFKのこぼれ球を長友が押し込もうとするも決まらない。韓国は14分、CKからキム・ジョンウが頭で合わせるが、左に逸れた。
21分、日本は今野の縦パスに大久保が抜け出してシュート。しかし枠を捉えられない。その1分後、右サイドのクロスに大久保がオーバーヘッドキックを試みるも失敗。その後も日本の時間帯が続くも、同点の気配が感じられない。34分には俊輔→遠藤のパスに岡崎が抜け出すも届かず。36分に韓国はFKをキ・ソンヨンが狙うもオーバー。日本は前半40分、俊輔がFKを蹴り、ゴール前での混戦から本田がシュートするもGKにキャッチされた。結局前半は韓国1点リードで折り返し。

後半に入り、序盤は韓国がペースを握り、後半4分にイ・チョンヨンがスルーパスを出し、キ・ソンヨンが反応するが、中澤がこれをカット。7分にはパク・チソンが倒されてFKを獲得するもチャンスに至らず。なかなか主導権を握れない日本は、10分過ぎにペースを取り戻し、15分に中澤のロングボールに岡崎が反応してシュートを放ちますが、左に外れてしまいます。18分には右サイドの長友のクロスを本田が左足シュートも決まらない。その直後、日本は俊輔を下げて森本貴幸を投入しました。
後半25分、韓国は左サイドのクロスを阿部がクリア、こぼれ球を立て続けにシュートを狙っていくも、日本DF陣が必死にブロックして追加点を与えさせません。27分、日本は本田に代わって中村憲剛がピッチに入ります。31分、大久保が左サイドをドリブルで駆け上がってクロス、岡崎が落とすも森本がシュート撃ちこめない。1分後、スローインから森本がシュートを放つもGKの正面。
後半33分、韓国はカウンターからキム・ナミルがループシュート、しかしこれを楢崎がパンチで防いだ。日本はこの後、駒野友一・矢野貴章を投入し、同点に追い付こうと反撃を続けるのですが、韓国DF陣の前に1点が奪えない。そして終了直前、ゴール前に抜け出したパク・チュヨンを楢崎が倒してPKを献上。このPKをチュヨンが決めて韓国2点目。終了間際に追加点を与えてしまった日本は、0-2で韓国に完敗。国内最後の試合を白星で飾れませんでした。


岡田JAPANはこれで国内の試合で2連敗、韓国を相手に1年で2度も負けてしまいました。負けが続く事で本番への不安、絶望感と失望感がさらに増大していきますね。開幕前なのにチームはもう末期状態、どん底まで陥りました。パク・チソン選手が「日本はレベルが下がってる」と厳しいコメントが。チソンさんのおっしゃる通りでございます。
試合後には岡田監督が韓国に2度敗れた責任を取り、犬飼会長の前で進退を尋ねましたが、会長は続投の意向を示したそうです。なんで今頃になって辞めようと思ってるの?辞任するタイミングが遅すぎませんか?岡田監督と犬飼会長が今の日本をダメにしてると思います。こんなに情けない日本代表に打つべきカンフル剤はもう無いのだろう…。よくこれで南アフリカに行けるなあと思いますわ。
今回の試合ですが、開始6分にパク・チソンに先制点を許し、岡崎や本田、森本が反撃を試みるも1点が遠く、終了間際にPKで2点目を許して万事休す。やはり闘莉王の欠場が大きかったし、本田の積極的な攻撃があまり見られませんでした。あと、交代策も消極的で本当に遅い。もし今回のように立ち上がりで失点してしまうと、その後は大量失点される気がしそうです。
日本代表はこの後、水曜日に合宿先であるスイスへ出発、30日にイングランド代表、6月4日にコートジボワールとの親善試合が控えています。W杯前の2試合もボロ負けの予感がしそうだ。強豪との2連戦で立て直す事は出来るのでしょうか?岡田JAPANよマジでしっかりしろ!



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