日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

東アジアカップ第2戦 なでしこは北朝鮮にスコアレスドロー。男子代表は豪州に辛勝で単独首位。

2013年07月26日 | soccer

サッカーの「東アジアカップ2013」は、25日に華城(ファソン)競技場で第2戦が行われ、女子代表(なでしこジャパン)は北朝鮮代表、男子代表(ザックJAPAN)はオーストラリア代表と対戦しました。優勝へ向けて重要な一戦で、男女とも勝利を飾りたいところだったんですが…。



女子の部第2戦:日本代表0-0北朝鮮代表
初戦の中国戦で2-0と快勝したなでしこジャパン。2戦目はアジア最大のライバルである北朝鮮と激突。両チームともに初戦で勝ち点3を挙げており、この直接対決で勝った方が優勝に大きく近づきます。

まずこの日のスタメンはこちら
GK 18 海堀あゆみ
DF 3 岩清水梓
DF 4 熊谷紗希
DF 13 宇津木瑠美
MF 6 阪口夢穂
MF 8 宮間あや
MF 9 川澄奈穂美
MF 19 山崎円美
FW 11 大野忍
FW 15 高瀬愛実
FW 17 大儀見優季

前半は両チーム互角の戦いながらも、お互い決め手を欠く展開となり、日本は前半17分に大儀見のパス→阪口がシュートを放つも北朝鮮DFが体を張ってブロック。32分、北朝鮮はチョ・ウンジュがペナルティエリア左からシュートを狙いますが、惜しくもバーの上を超える。40分、宮間が高い位置からボールを奪い、ゴール中央からミドルシュート。しかし、これはGKにキャッチされる。前半終了間際、北朝鮮はリ・エギョンが左サイドをドリブルで切れ込み、右足を振り抜いたが、シュートはバーに叩きつけられてゴールならず。バーに助けられた日本、前半は両チーム無得点で折り返し。
後半は日本が試合を支配します。後半3分、相手のクリアボールを拾った川澄がダイレクトでスルーパスを入れると、ゴール前にいた大儀見がスライディングしながら右足を合わせたが、北朝鮮GKの好セーブに阻まれる。後半9分には左サイドの高瀬のクロス→阪口のヘディングシュートが決まったかと思ったら、オフサイドでノーゴール。後半22分、宇津木が思い切って左足ミドルを放つもGKに押さえられる。29分には宮間の浮き球パス→大野が抜け出すもシュート打ちきれず、こぼれ球を大儀見が左足でシュートも、GKにブロックされた。
後半30分に岩渕真奈が投入されると、39分に鮮やかなターンで相手DFをかわしたが、フリーの位置からのシュートは北朝鮮GKの左足に阻まれてしまった…。再三の決定機を決め切れなかったなでしこジャパン、北朝鮮戦は0-0の引き分けに終わりました。



男子の部第2戦 日本3-2オーストラリア
若手主体で臨んでいるザックJAPANですが、初戦の中国戦では柿谷曜一朗と工藤壮人に代表初ゴールが生まれるも、課題の守備が終盤に崩壊し、2点差のリードを守り切れず、3-3の引き分け。勝てる試合で勝ちきれず、勝ち点1スタートとなりました。迎えた第2戦はオーストラリアと対戦。豪州とはブラジルW杯最終予選で2戦2分け。勝ち点3が今回の試合は、先発メンバー総入れ替えを行い、若手FWが活躍を見せました。

男子代表のスタメン
GK 23 権田修一
DF 4 森脇良太
DF 6 徳永悠平
DF 26 鈴木大輔
DF 35 千葉和彦
MF 20 高橋秀人
MF 31 扇原貴宏
FW 14 山田大記
FW 21 大迫勇也
FW 32 齋藤学
FW 33 豊田陽平

まず前半8分、右サイドで斎藤がドリブル突破からクロス→山田が右足ボレーを振り抜くも、枠を捉える事が出来ず。23分、扇原→大迫が中央でドリブルしてから前線にいた豊田へスルーパス、豊田が受けるも豪州DFのブロックの前にシュート打てず。迎えた前半26分、斎藤が左サイドからドリブルで切れ込み、DF2人をかわしてから右足ループで浮かせ、そのままゴールネットを突き刺す。代表初先発の斎藤の初ゴールで日本が幸先良く1点を先制します!
追加点を狙う日本は37分、左サイドの山田のクロスを豊田がヘディングシュート。当たりは良かったもののGKにキャッチされる。44分には右サイドのクロス→高橋が飛び込んで頭で合わせたが枠にはいかず。前半は日本が1点リードで折り返しました。
後半に入り、日本は10分にDF鈴木の縦パスからチャンスが生まれ、豊田のポストプレー→斎藤スルー→ボールは大迫に渡り、DFラインを抜け出して最後は右足で流し込む。大迫もスタメン起用にしっかりと応えて代表初ゴール!日本が2-0と豪州を突き放します。2点を追う豪州は、後半13分に右サイドのFKでチャンスを得ると、ゴール前の混戦からミリガンが押し込むも、GK権田がゴールを許さず。16分にはザドコビッチが右サイドからシュートを狙うも、ここも権田が防いだ。
日本は後半20分、途中出場の山口螢→大迫→豊田→大迫がミドルを打つが、GKに弾かれる。30分には左サイド・山田のクロスに豊田が頭で合わせるも3点目ならず。その直後の31分、豪州はニコルズの浮き球→デュークのシュートが決まり1点差に詰め寄る。さらに33分、ザドコビッチの縦パス→ユリッチの左足シュートが決まって2-2。またも終盤で守備が乱れた日本、わずか2分で2点のリードをフイにしてしまった。それでも日本は34分、途中出場の工藤がドリブルで上がり、豊田のポストプレー→大迫が右足ミドルを決める!大迫この試合2得点目のゴールが生まれ、日本が3-2とすぐさま勝ち越し!その後は豪州の反撃を抑えて試合終了。日本が3-2で今大会初勝利を挙げました。


東アジアカップの第2戦は、ザックJAPANは大迫選手の2ゴールなどでオーストラリアに辛勝、なでしこジャパンは北朝鮮にスコアレスドローという結果に終わりました。2試合終えての成績は、男子代表は1勝1分け・勝ち点4・得失点+1、女子代表は1勝1分け・勝ち点4・得失点+2。男女ともに首位で最終戦を迎えることになります。
男子代表は前回の中国戦と同様、代表初スタメンのFW選手がしっかりと応えてくれました。前半26分に先制点を叩き出した斎藤学選手は、持ち前の個人技で豪州DFを翻弄。ドリブルで切れ込んでからループシュートを決めてみせました。大迫選手は後半に2得点をマーク。後半10分に代表初得点、後半34分にはミドルシュートで決勝点。もう1人のFWである豊田選手は、自身の得点は無かったものの、ポストプレーで味方の得点を演出しました。FW陣が結果を出す一方、肝心の守備は前回に続き、後半30分過ぎに脆さを露呈してしまいました。後半31分と33分過ぎに立て続けに失点を与えました。次の韓国戦では、相手を生き返らせるような失点は避けてもらいたいですね。
一方の女子代表は、北朝鮮との天王山に勝てば3連覇に王手となるところでしたが、スコアレスに終わりました。後半は何度もビッグチャンスがありながらも、北朝鮮GKの体を張ったセーブの前にゴールネットを揺らすことができませんでした。内容的には2-0か3-0で勝ってもおかしくなかったんだけど、大儀見選手と岩渕選手のフィニッシュが甘かった…。特に岩渕選手には決めてほしかったですねえ。

東アジアカップも残すところあと1試合。最終戦は男女ともに韓国戦を控えています。まず27日は女子の日韓戦、翌28日は男子の日韓戦が行われます。北朝鮮戦から中1日で韓国と戦うなでしこは、勝つことも大事だけど、得点もたくさん取ることも求められます。男子代表は「豪州VS中国」で豪州が勝ち、日韓戦で引き分け以上なら優勝決定。ただし、韓国に負ければ優勝が無くなります。日韓戦はどちらも難しい試合になりそうです。どうか日本が男女アベック優勝できますように…。




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