日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

香川ビューティフルボレー炸裂!ハリルJAPAN、W杯2次予選を首位通過!

2016年03月29日 | soccer

2018FIFAワールドカップ・アジア2次予選「日本代表VSシリア代表」が29日、埼玉スタジアム2002で行われました。24日のアフガニスタン戦で5-0と快勝したハリルJAPANは、最終戦のシリア戦を前に最終予選進出が決定。今回の試合はグループEの1位通過を懸けた一戦です。日本は引き分けでもOKですが、勝って2次予選を締め括りたいところでした。


日本のスタメンはこちら
[日本代表]
GK 12 西川周作
DF 5 長友佑都
DF 6 森重真人
DF 21 酒井高徳
DF 22 吉田麻也
MF 10 香川真司
MF 16 山口蛍
MF 17 長谷部誠
FW 4 本田圭佑
FW 9 岡崎慎司(Cap)
FW 11 宇佐美貴史

この日は前回のアフガニスタン戦から6人メンバーを入れ替え、本田・香川・宇佐美らがともに先発入り。代表100試合目の岡崎がゲームキャプテンを務めることになりました。メモリアルゴールを奪えるか?


日本は前半8分、右サイドで高徳が粘りを見せると、香川→高徳→長谷部の折り返し→ゴール前で岡崎が右足でシュートを放ったが、わずかに左にそれる。自らの節目の試合でゴールを奪えない…。前半17分、左CKをショートで選択し、宇佐美のパスを受けた
香川のクロスは、シリアGKにパンチングでクリアされたが、跳ね返ったボールがシリアDFアルマッスリの顔に当たり、そのままゴールイン。オウンゴールで日本が先制点を奪います。シリアにとっては痛い失点だ。
日本は追加点を狙おうとさらに攻め続け、21分に右サイドで本田のパスから、高徳→香川が胸トラップからクロス→岡崎がボレーシュートを狙ったが、わずかにクロスバーの上。26分にはDF吉田が前線へロングパスを入れ、岡崎→本田→岡崎→本田の縦パス→ゴール前まで上がっていた高徳が左足シュートを狙ったが、ポスト左へと外れた…。なぜ決められない…。さらに27分、今度は左サイドで宇佐美→長友クロス→香川のシュートはシリアGKに防がれる。
その後も攻める日本、31分に宇佐美が左サイドからミドルを狙うもGKに阻まれ、43分には左サイドで本田のクロス→香川が左足を振り抜いたが、シリアGKアルメが右足で防いだ。決まってもおかしくないようなシュートだった。結局前半は、オウンゴールの1点のみで終わります。


後半こそ追加点がほしい日本は、9分に右サイドの岡崎のクロス→本田が頭で合わせるも枠外。後半14分、日本にアクシデントが起こり、中盤で相手と競り合っていた山口が顔面を負傷。原口元気が急遽ピッチに入る。後半16分、左サイドの森重のクロス→ファーサイドにいた本田がもう一度ヘディングシュート!しかし、これはポスト左に直撃…。
その直後、シリアが逆襲。後半17分にMFアルマワスが強烈なミドルシュート。これはポスト左に当たったが、ボールは左サイドへと流れ、味方選手がクロスを入れたが、シュートまで持ち込めず。ピンチを凌いだ日本は後半21分、ペナルティエアリア内で本田がラストパス→香川が胸トラップからの左足ボレーシュートを決める!日本にようやく追加点が生まれます!
2点差とされたシリアですが、後半38分にMFアルフセインがPA内でボールをキープしてからシュートを見せるも、日本DFに阻まれ、さらにMFアルアジャン、MFサバグと立て続けに狙うも決められず。日本が集中した守りでゴールを割らせない。後半40分には左サイドのクロスにアルフセインが合わせるも、GK西川が好セーブを見せる。
後半41分、日本は相手のCKをクリアし、そのままカウンターを仕掛けます。中盤で香川が相手に競り勝つと、右サイドで途中出場・清武弘嗣がダイレクトパス→逆サイドを突破した香川が右足でクロスを上げ、最後は本田が頭で叩きつけ、日本が大きな3点目を奪う。
その後、後半44分に相手のクリアミスから香川が左足で流し込んで4点目。後半終了間際には、長友のクロス→原口が頭で押し込みダメ押しの5点目。日本が5-0とシリアに圧勝しました。



ハリルJAPANのW杯アジア2次予選最終戦は、アフガン戦と同様のゴールラッシュとなりました。前半はオウンゴールで先制したものの、もう1,2点は取れてたという内容でした。後半は危ないシーンがありましたが、香川選手の美しいボレー弾、本田選手の6試合連続得点となるヘディング弾、さらには途中出場の原口選手にもゴールが生まれました。激しい試合になるかと思われましたが、終わってみれば日本の完勝でした。
ホームでの2連戦に連勝した日本は、この2次予選を7勝1分け・勝ち点22で終え、グループEを首位で突破。初戦のシンガポール戦はスコアレスドローでしたが、2戦目以降は7連勝。8試合で負けなし、それで全試合無失点だったのは素晴らしいですね。また、5失点を喫したシリアも最終予選進出を決めております。
この日は香川選手が4得点に絡みました。まず自らのクロスで相手のオウンゴールを誘い、2点目は胸でトラップしてから、反転しながらの左足ボレーシュートをゴール右隅に決めました。これは日本の2次予選全試合の中でもベストゴールと言っても良いでしょう。さらには本田選手のゴールをアシストすれば、後半アディショナルタイム前に2得点目をゲット。これぞ「日本の背番号10」と言わんばかりの大活躍ぶりでしたね~。
本田選手はヘディングシュートを2度も外し、特に後半16分のシーンは上手く合わせたのに、ポストに嫌われてしまいました…。あの瞬間は「あぁ~、なんで~」と声を上げちゃったよ…。後半41分の3度目のヘディングでようやくゴールネットを揺らしました。この2次予選では6試合連続ゴールを挙げた本田選手、最終予選でもエースの活躍に期待したいところです。

日本代表はこの後、6月3日と7日に「キリンカップ」を戦い、9月からW杯アジア最終予選が始まります。最終予選はイラン、韓国、オーストラリア、ウズベキスタン、イラクといった難敵と戦う可能性もあります。各組2位以内に入ればロシアW杯の出場権を獲得できますが、もし3位になると、3位チーム同士での直接対決、その試合で勝つと、今度は「大陸間プレーオフ」が待ち構えています。4月に最終予選の組み合わせ抽選会があるけど、「死の組」に入るのだけは絶対に嫌です…。




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