日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

逃げた!盛り返した!キタサンブラックGⅠ2勝目!武豊10年ぶりの春天制覇!

2016年05月01日 | 競馬

ゴールデンウィーク前半の3連休最終日の1日は、京都競馬場で最強ステイヤー決定戦・第153回天皇賞・春(GⅠ・芝 3200m 18頭立て)が行われました。現在5連勝中の⑰ゴールドアクター、悲願のGⅠ初制覇を目指す⑮サウンズオブアース、昨年の菊花賞馬①キタサンブラック、阪神大賞典を勝った⑧シュヴァルグラン、同レース2着⑪タンタアレグリア、昨年の春天2着⑤フェイムゲーム、ダイヤモンドステークスを勝った②トゥインクル、⑩アルバート、2014年菊花賞馬⑨トーホウジャッカル、⑱レーヴミストラルなどが参戦しました。


単勝上位人気は、1番人気ゴールドアクター(3.8倍)、2番人気キタサンブラック(4.5倍)、3番人気が⑧シュヴァルグラン(6.4倍)。4番人気以降はフェイムゲーム(7.4倍)、サウンズオブアース(8.3倍)、6番人気のアルバート(9.9倍)までが一ケタ台のオッズ。後はトーホウジャッカル、レーヴミストラル、トゥインクル、タンタアレグリア、⑥アドマイヤデウスと続きました。
スタートでキタサンブラック、サウンズオブアース、ゴールドアクターの3頭が好ダッシュを見せる。1周目3コーナーに向かっての先行争いで、キタサンブラックが前に出て、⑫ヤマニンボワラクテが2番手につけ、③カレンミロティックが3番手。サウンズオブアースは4番手を追走し、5番手⑬マイネルメダリスト。ゴールドアクターは6番手に控えているが、少々掛かり気味か?真ん中に④トーセンレーヴ、最内アドマイヤデウス。中団グループにはトーホウジャッカルとシュヴァルグラン、⑦ファタモルガーナがいて、⑯ファントムライト12番手。その後ろにタンタアレグリアとアルバート、⑭サトノノブレスが一団を形成。フェイムゲーム16番手、トゥィンクル17番手、レーヴミストラルがポツンと最後方。
1周目のスタンド前に差し掛かり、先頭のキタサンブラックは最初の1000mを61秒8のスローペースで通過。サウンズオブアースは4番手、アドマイヤデウス6番手、ゴールドアクターは8番手、シュヴァルグラン9番手、トーホウジャッカル10番手、11番手⑭サトノノブレス、アルバート13番手、タンタアレグリア14番手、フェイムゲーム16番手でスタンド前を通過した。
1,2コーナーを過ぎ、2度目の向正面に入るところで、キタブラがマイペースで逃げ、ボワラクテ2番手、ミロティックが3番手。4,5番手の位置にメダリストとサウンズが並ぶ。最内の6番手にデウス、ゴルアクは外側の7番手。8番手レーヴの後ろの中団グループには、シュヴァル・ノブレス・ジャッカル・さらにトゥインクルも加わった。13番手集団はアルバート・ファタモル・アレグリアの3頭が固まっている。後方はファントム、フェイム、ミストラルと続く。
2周目の外回り3コーナーに入り、キタブラまだ先頭だが、下り坂のところでゴルアクが早くも仕掛け、3番手まで押し上げる。ミロティックも好位につけ、サウンズとシュヴァルはまだ中団馬群。フェイムは大外に持ち出した。
勝負はいよいよ最後の直線。逃げるキタサンブラックにゴールドアクターが差を詰めるが、やや苦しいか?カレンミロティックがキタブラとゴルアクの間を割り込み、大外からトーホウジャッカルが追い込んできた。ゴール残り200mを切り、ミロティックがキタブラを捉えにかかるが、キタブラも食い下がる。お互い必死だ!その後ろでは。シュヴァルグランとタンタアレグリアがジャッカルが3番手を争い、ゴルアクは後退…。キタサンブラックとカレンミロティックの1着争いは、2頭同体でゴール!キタブラが粘ったか?それともミロティックが最後に逆転したか?写真判定の結果は…?



天皇賞・春 全着順&払戻金
1着①キタサンブラック    3分15秒3
2着③カレンミロティック    ハナ
3着⑧シュヴァルグラン    1馬身1/4
4着⑪タンタアレグリア    1/2馬身
5着⑨トーホウジャッカル    クビ
6着⑩アルバート
7着⑦ファタモルガーナ
8着⑤フェイムゲーム
9着⑥アドマイヤデウス
10着⑱レーヴミストラル
11着⑭サトノノブレス
12着⑰ゴールドアクター
13着②トゥインクル
14着⑯ファントムライト
15着⑮サウンズオブアース
16着⑬マイネルメダリスト
17着⑫ヤマニンボワラクテ
18着④トーセンレーヴ


単勝 ① 450円        
複勝 ① 170円 ③ 1390円 ⑧ 240円
枠連 [1]-[2] 6650円        
馬連 ①-③ 20160円
馬単 ①-③ 29950円        
ワイド ①-③ 3770円  ①-⑧ 540円  ③-⑧ 7840円       
3連複 ①-③-⑧  32350円        
3連単 ①-③-⑧ 242730円


今年の春天もゴール前で接戦となり、写真判定の結果、キタサンブラックが逃げ切り1着。カレンミロティックはハナ差の2着。ミロティックは昨年のこのレースで3着と健闘し、今年はキタブラに迫るも僅差に泣きましたね。そして、3着には3番人気のシュヴァルグランが入りました。13番人気のカレンミロティックが2着に入ったことで、3連単で24万円台の高配当となりました。上位は内枠に入った馬で占めましたか。
1番人気のゴールドアクターは一旦は先頭集団に追いつくも、直線で失速して12着。距離の壁もあったし、外枠という影響もある。それに序盤で掛かったことも原因かもしれない。これで春の天皇賞で1番人気の馬は10連敗です…。
キタサンブラックは昨年の菊花賞に次いで、2度目のGⅠ制覇。オーナーの北島三郎さんと清水久詞調教師は天皇賞初勝利。北島さんは3日前の「春の叙勲」で旭日小綬章を受章し、春の天皇賞で愛馬が勝ち、乗りに乗ってます。鞍上の武豊騎手は、2006年のディープインパクト以来10年ぶりの春天制覇で、同レース7勝目を果たしました。
今回は武豊騎手が上手く乗った、それに尽きますね。スタートの飛び出しも完璧で、果敢に先手を奪った後はスローペースに持ち込みました。2周目の3コーナーでゴールドアクターが詰めて来たときも冷静だったし、直線でカレンミロティックに一旦はかわされたけど、もう一度盛り返して1着でゴール。この馬の勝負根性には恐れ入ります。
3000m級のGⅠで2勝し、現役最強ステイヤーとなったキタサンブラック。この次は上半期のグランプリ・宝塚記念へと向かうと思われます。宝塚にはドゥラメンテ、アンビシャス、リアルスティールといった同世代のライバルと対戦するかもしれません。これで勝っちゃったら4歳世代で最強、海外進出も夢ではない?


来週は東京競馬場で3歳マイル王決定戦・NHKマイルカップが行われます。桜花賞で4着に敗れたメジャーエンブレムが、オークスを避けてNHKMCに参戦。府中マイルで桜の雪辱を狙います。メジャエンのほかにも、ニュージーランドトロフィーを勝ったダンツプリウス、アーリントンカップ覇者・レインボーライン、ファルコンステークスを勝ったトウショウドラフタ、共同通信杯2着・イモータル、新潟2歳王者・ロードクエスト、ブランボヌール、シュウジ、毎日杯2着・アーバンキッド、朝日杯3着・シャドウアプローチ、ティソーナ、ブレイブスマッシュなどが登録しています。
その前の日の7日は、東京でダービートライアル・プリンシパルステークス、京都では3歳馬の重賞・京都新聞杯があります。京都新聞杯には、スマートオーディン、ロイカバード、マイネルラフレシア、ゼンノタヂカラオ、エルプシャフトなどが出走予定。ダービー出走への最後のチャンスをモノにするのは?



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