2014年のFIFAワールドカップの出場国を決めるプレーオフが世界各地で行われ、20日の「大陸間プレーオフ・ウルグアイVSヨルダン戦」で出場32か国が全て出揃いました。
プレーオフの試合結果
①ポルトガルVSスウェーデン…プレーオフ屈指の好カードと言われたこの試合、ポルトガルがホームでの初戦を1-0で勝つと、2戦目はクリスチアーノ・ロナウドのハットトリックが生まれ、3-2でスウェーデンに連勝。
②ギリシャVSルーマニア…第1戦はギリシャが3-1で快勝、2戦目は1-1のドローでしたが、2戦合計で4-2でギリシャがW杯出場を決めました。
③アイスランドVSクロアチア…人口約32万人の小国・アイスランドが、W杯出場を目指してクロアチアと対戦しましたが、初戦は0-0の引き分け、2戦目は0-2で敗れて悲願達成ならず。勝ったクロアチアは2大会ぶりのW杯出場決定。
④フランスVSウクライナ…ウクライナで行われた第1戦は、ウクライナが2-0で勝利。初戦を落として敗退危機に追い込まれたフランスでしたが、19日のホーム・サンドニ競技場での第2戦で猛反撃。前半22分にサコが先制点を奪うと、34分にベンゼマが追加点を挙げ、2戦合計2-2のタイとします。そして後半27分、相手のオウンゴールで3点目を挙げ、合計3-2とついに逆転。フランスが崖っぷちから奇跡を起こし、5大会連続出場を果たしました。
⑤北中米・カリブ&オセアニア 大陸間プレーオフ メキシコVSニュージーランド
北中米・カリブ海予選で4位と苦戦したメキシコと、2大会連続出場を狙うオセアニア1位・ニュージーランドとの大陸間プレーオフは、13日の第1戦は5-1でメキシコが圧勝。つづく20日の2戦目もメキシコ攻撃陣が相手を圧倒し、ペラルタのハットトリックなどで4-2で勝利。2試合で9得点を挙げたメキシコが大陸間プレーオフを制しました。
⑥南米VSアジア ウルグアイ(南米予選5位)VSヨルダン(アジア5位)
アンマンでの第1戦は、アウェーのウルグアイが5-0で大勝。20日のモンテビデオでの第2戦は、0-0のスコアレスドローに終わり、初戦の5点を守ったウルグアイが本大会出場を決めました。
2014年のFIFAワールドカップ・ブラジル大会の出場32か国は次の通りです。
【南米代表】
ブラジル(開催国、20大会連続20度目)
アルゼンチン(11大会連続16度目)
コロンビア(4大会ぶり5度目)
チリ(2大会連続9度目)
エクアドル(2大会ぶり3度目)
ウルグアイ(2大会連続12度目)
【欧州代表】
オランダ(3大会連続10度目)
イタリア(14大会連続18度目)
ベルギー(3大会ぶり12度目)
ドイツ(16大会連続18度目)※旧西ドイツ含む
スイス(3大会連続10度目)
ロシア(3大会ぶり3度目)
ボスニア・ヘルツェゴビナ(初出場)
スペイン(10大会連続14度目)
イングランド(5大会連続14度目)
フランス(5大会連続14度目)
クロアチア(2大会ぶり4度目)
ギリシャ(2大会連続3度目)
ポルトガル(4大会連続6度目)
【アジア代表】
日本(5大会連続5度目)
オーストラリア(3大会連続4度目)
イラン(2大会ぶり4度目)
韓国(8大会連続9度目)
【北中米カリブ海代表】
コスタリカ(2大会ぶり4度目)
アメリカ(7大会連続10度目)
ホンジュラス(2大会連続3度目)
メキシコ(6大会連続15度目)
【アフリカ代表】
ナイジェリア(2大会連続5度目)
ガーナ(3大会連続3度目)
アルジェリア(2大会連続4度目)
カメルーン(2大会連続7度目)
コートジボワール(3大会連続3度目)
南米からは、開催国のブラジルを始め、アルゼンチン、ウルグアイなどが出場。FIFAランク4位のコロンビアは4大会ぶりの出場となります。前回ベスト8だったパラグアイは、南米予選で最下位に沈んでしまいました。ヨーロッパ勢は、前回王者・スペイン、準優勝のオランダ、イタリア、ドイツなどが順当に勝ち進み、ボスニア・ヘルツェゴビナが初出場を果たしました。先日日本に敗れたベルギーは、2002年日韓大会以来のW杯出場です。アフリカ勢はナイジェリア、カメルーン、コートジボワール、アルジェリア、ガーナの5か国が出場。アルジェリアではお祭り騒ぎとなり、交通事故などで12人が死亡したとの事です。アジアからは日本・韓国・豪州・イランの4か国がブラジル行きの切符を獲得しています。
出場国が全て決まり、来年6月の開幕が待ち切れないといった方もいるかと思われます。ブラジルは優勝が至上命題、ネイマールがW杯の主役になるのは言うまでもないでしょう。FIFAランキング1位のスペインは、華麗なるパスサッカーで2連覇に挑戦。3大会連続でベスト4入りしているドイツ、アルゼンチンやオランダも優勝争いに入って来そう。イギリスのブックメーカーの優勝オッズによると、ブラジルが4.33倍で1番人気、アルゼンチン・スペイン・ドイツが6倍で2番人気となっています。ちなみに、日本は151倍で18位タイとなっています。
注目の組み合わせ抽選会は、来月の7日未明に行われます。2大会連続の決勝トーナメント進出を狙う日本にとっては、「死の組」を避けておきたいところです。ブラジルorスペイン&イタリアorオランダ、アルゼンチンorドイツ&ポルトガルorイングランドと同組に入ったら最悪やで…。逆に「楽なグループ」に入れば、1位でグループステージ突破、決勝トーナメントの組み合わせ次第では初のベスト8進出もあり得ると思うが…。
プレーオフの試合結果
①ポルトガルVSスウェーデン…プレーオフ屈指の好カードと言われたこの試合、ポルトガルがホームでの初戦を1-0で勝つと、2戦目はクリスチアーノ・ロナウドのハットトリックが生まれ、3-2でスウェーデンに連勝。
②ギリシャVSルーマニア…第1戦はギリシャが3-1で快勝、2戦目は1-1のドローでしたが、2戦合計で4-2でギリシャがW杯出場を決めました。
③アイスランドVSクロアチア…人口約32万人の小国・アイスランドが、W杯出場を目指してクロアチアと対戦しましたが、初戦は0-0の引き分け、2戦目は0-2で敗れて悲願達成ならず。勝ったクロアチアは2大会ぶりのW杯出場決定。
④フランスVSウクライナ…ウクライナで行われた第1戦は、ウクライナが2-0で勝利。初戦を落として敗退危機に追い込まれたフランスでしたが、19日のホーム・サンドニ競技場での第2戦で猛反撃。前半22分にサコが先制点を奪うと、34分にベンゼマが追加点を挙げ、2戦合計2-2のタイとします。そして後半27分、相手のオウンゴールで3点目を挙げ、合計3-2とついに逆転。フランスが崖っぷちから奇跡を起こし、5大会連続出場を果たしました。
⑤北中米・カリブ&オセアニア 大陸間プレーオフ メキシコVSニュージーランド
北中米・カリブ海予選で4位と苦戦したメキシコと、2大会連続出場を狙うオセアニア1位・ニュージーランドとの大陸間プレーオフは、13日の第1戦は5-1でメキシコが圧勝。つづく20日の2戦目もメキシコ攻撃陣が相手を圧倒し、ペラルタのハットトリックなどで4-2で勝利。2試合で9得点を挙げたメキシコが大陸間プレーオフを制しました。
⑥南米VSアジア ウルグアイ(南米予選5位)VSヨルダン(アジア5位)
アンマンでの第1戦は、アウェーのウルグアイが5-0で大勝。20日のモンテビデオでの第2戦は、0-0のスコアレスドローに終わり、初戦の5点を守ったウルグアイが本大会出場を決めました。
2014年のFIFAワールドカップ・ブラジル大会の出場32か国は次の通りです。
【南米代表】
ブラジル(開催国、20大会連続20度目)
アルゼンチン(11大会連続16度目)
コロンビア(4大会ぶり5度目)
チリ(2大会連続9度目)
エクアドル(2大会ぶり3度目)
ウルグアイ(2大会連続12度目)
【欧州代表】
オランダ(3大会連続10度目)
イタリア(14大会連続18度目)
ベルギー(3大会ぶり12度目)
ドイツ(16大会連続18度目)※旧西ドイツ含む
スイス(3大会連続10度目)
ロシア(3大会ぶり3度目)
ボスニア・ヘルツェゴビナ(初出場)
スペイン(10大会連続14度目)
イングランド(5大会連続14度目)
フランス(5大会連続14度目)
クロアチア(2大会ぶり4度目)
ギリシャ(2大会連続3度目)
ポルトガル(4大会連続6度目)
【アジア代表】
日本(5大会連続5度目)
オーストラリア(3大会連続4度目)
イラン(2大会ぶり4度目)
韓国(8大会連続9度目)
【北中米カリブ海代表】
コスタリカ(2大会ぶり4度目)
アメリカ(7大会連続10度目)
ホンジュラス(2大会連続3度目)
メキシコ(6大会連続15度目)
【アフリカ代表】
ナイジェリア(2大会連続5度目)
ガーナ(3大会連続3度目)
アルジェリア(2大会連続4度目)
カメルーン(2大会連続7度目)
コートジボワール(3大会連続3度目)
南米からは、開催国のブラジルを始め、アルゼンチン、ウルグアイなどが出場。FIFAランク4位のコロンビアは4大会ぶりの出場となります。前回ベスト8だったパラグアイは、南米予選で最下位に沈んでしまいました。ヨーロッパ勢は、前回王者・スペイン、準優勝のオランダ、イタリア、ドイツなどが順当に勝ち進み、ボスニア・ヘルツェゴビナが初出場を果たしました。先日日本に敗れたベルギーは、2002年日韓大会以来のW杯出場です。アフリカ勢はナイジェリア、カメルーン、コートジボワール、アルジェリア、ガーナの5か国が出場。アルジェリアではお祭り騒ぎとなり、交通事故などで12人が死亡したとの事です。アジアからは日本・韓国・豪州・イランの4か国がブラジル行きの切符を獲得しています。
出場国が全て決まり、来年6月の開幕が待ち切れないといった方もいるかと思われます。ブラジルは優勝が至上命題、ネイマールがW杯の主役になるのは言うまでもないでしょう。FIFAランキング1位のスペインは、華麗なるパスサッカーで2連覇に挑戦。3大会連続でベスト4入りしているドイツ、アルゼンチンやオランダも優勝争いに入って来そう。イギリスのブックメーカーの優勝オッズによると、ブラジルが4.33倍で1番人気、アルゼンチン・スペイン・ドイツが6倍で2番人気となっています。ちなみに、日本は151倍で18位タイとなっています。
注目の組み合わせ抽選会は、来月の7日未明に行われます。2大会連続の決勝トーナメント進出を狙う日本にとっては、「死の組」を避けておきたいところです。ブラジルorスペイン&イタリアorオランダ、アルゼンチンorドイツ&ポルトガルorイングランドと同組に入ったら最悪やで…。逆に「楽なグループ」に入れば、1位でグループステージ突破、決勝トーナメントの組み合わせ次第では初のベスト8進出もあり得ると思うが…。