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日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ベテランパワーで首位・西武に連勝!博多での胴上げを阻止しました!

2010年09月20日 | HAWKS

土曜日は延長11回の末、小久保裕紀のサヨナラ2ラン本塁打で首位・埼玉西武ライオンズとの3連戦の初戦を制した福岡ソフトバンクホークス。その勢いを持続したい19日の第2戦は、ソフトバンクが大隣憲司、西武・帆足和幸の先発で始まり、この日は序盤から荒れた試合となりました。


19日のスタメン
1(遊)川宗則
2(二)本多雄一
3(左)松中信彦
4(一)小久保裕紀
5(右)多村仁志
6(指)ペタジーニ
7(中)長谷川勇也
8(三)松田宣浩
9(捕)田上秀則
 (投)大隣憲司


初回、大隣は先頭の片岡に低めのストレートを狙われ、レフトスタンドへの先頭打者本塁打を浴びてしまい、いきなり先制点を献上。2死となった後、今度はフェルナンデスにスライダーを捕らえられ、レフトへのソロ本塁打。大隣は初回に2本の本塁打を浴びてしまいました。2点を追うホークスはその裏、本多の内野安打、松中の四球で2死1,3塁と反撃のチャンス。この場面で多村がインハイの直球を振り抜き、レフトスタンド一直線の3ラン本塁打を放ちすぐさま逆転に成功します!
ホークス1点リードの3回、大隣は1死2塁で中島に初球を狙われ、レフトへの2ラン本塁打を浴び、3-4と逆転されてしまった。この試合で3本も浴びた大隣はここでノックアウト。2番手の金沢はフェルナンデスにヒットを許すも、後続をしっかり打ち取ります。4回裏、ホークスは1死後に本多が内野安打で出塁し、松中の場面で2塁への盗塁、内野ゴロの間に3塁まで進みます。2死3塁で小久保がレフト前タイムリーを放って4-4の同点に追いつきます。
5回、ホークスは3番手の森福が西武の栗山と中島を抑えて2死とした後、フェルナンデスとおかわり中村に連打を浴びて2死1,2塁と勝ち越しのピンチを背負いますが、高山をチェンジアップで空振り三振に仕留めてピンチを脱出。
5回裏、西武は帆足に代えて岸孝之を投入。先頭の本多が2塁ゴロに倒れて1死となった後、続く松中が3球目のストレートをフルスイング!完璧な打球はライトスタンドに突き刺さった!松中のソロ本塁打で再びホークスがリードを奪う!勢いに乗るホークスは、小久保が初球を捕らえ、レフトポール際への大きな打球はそのままスタンドに飛び込み、2者連続&2試合連続MKアベック弾かと思われましたが、審判の判定はファウル。秋山監督の猛抗議も実らず、結果はファウル。その後、小久保は四球で出塁。多村内野安打で1死1,2塁でペタジーニのレフト前タイムリーで小久保が生還して6点目。6-4とリードを拡げる。
試合はこの後、6回も続投した森福が2死からヒットと四球で再びピンチを招くも、栗山を内野ゴロに打ち取り2者残塁。7回は4番手・ファルケンボーグが先頭の中島に2塁打を許すと、フェルナンデスにもヒットを打たれて無死1,3塁と反撃のピンチ。ここからファルケンボーグが踏ん張ります。まず中村をフォークで空振り三振、高山には直球で見逃し三振。そして平尾の代打・坂田を直球で見逃し三振!無死1,3塁からの3者連続三振で西武の反撃を許さなかったファルケンボーグ、坂田を仕留めた瞬間渾身のガッツポーズを見せた!
7回裏、先頭の松中が気迫のヘッドスライディングで内野安打にすると、小久保が頭部への死球で出塁。西武3番手・小野寺は危険球で退場処分。無死1,2塁で多村が西武4番手・藤田からレフト前タイムリーを放って1点を追加すると、ペタジーニもバットを折りながらもタイムリーヒットを放ち8点目。さらに長谷川がセンターへの頭上を越えるタイムリー2塁打で9点目を奪うと、松田のレフト犠牲フライで2ケタの10点目。なおも1死3塁で田上が左中間フェンス直撃のタイムリー2塁打でこの回5点目。この回松中のヘッドスライディングを皮切りに打者一巡の猛攻で一挙5得点、11-4と西武を突き放しました。
8回からは甲藤が5番手で登板し、ランナーを出しながらも2イニングを無失点に抑えて試合終了。ホークスがベテラン勢の活躍で11-4で勝利!首位西武に2連勝を飾りました!


パシフィック・リーグ公式戦 2010/09/19(日)
ソフトバンク-西 武 23回戦 
(西武14勝9敗、ヤフードーム、14:00、36193人)
L 202 000 000     4
H 301 020 50X    11
【投手】
(西)帆足、岸、小野寺、藤田、長田、土肥-細川、上本
(ソ)大隣、金沢、森福、ファルケンボーグ、甲藤-田上
【責任投手】
(勝)森福33試合2勝1敗
(敗)岸16試合9勝6敗
【本塁打】
(西)片岡13号ソロ(1回、大隣)、フェルナンデス9号ソロ(1回、大隣)、中島18号2ラン(3回、大隣)
(ソ)多村27号3ラン(1回、帆足)、松中11号ソロ(5回、岸)


この日も両チーム合計5本塁打、30安打の打ち合いを制し、2試合連続で首位叩きを果たしたホークス、3連敗の西武に1.5差に接近し、最終戦を残して3連戦勝ち越しを決めました。先発の大隣が3本塁打を浴びて3回途中でKOされましたが、金沢と森福をはじめとする中継ぎ陣が悪い流れを止め、5回に松中が岸を打ち砕き、7回には5点を挙げて快勝しました。土曜日の劇的勝利の勢いが持続していて、チームも一体となっているから、もしかしたら奇跡の大逆転優勝もあり得るかも…。
打線はチーム全体で16安打、先発全員安打で西武投手陣を粉砕。多村が初回の3ラン本塁打&2打席連続タイムリーの大活躍で4打数3安打4打点、2試合連続ホームランを放った松中は3打数2安打1打点、ペタジーニは2安打2打点とベテラン勢が打線を引っ張りました。田上・長谷川・本多の3人も2安打のマルチヒットを記録しました。
さて、今回の試合ですが、両監督が審判団に抗議するシーンがありました。まず5回に小久保のレフトポール際への当たりについて、3塁塁審がファウルと判定したことで秋山監督や大石ヘッドコーチが猛抗議。3塁塁審の人が「自信を持ってファウル」と判定を覆らない発言でホークスファンは大ブーイング。テレビで見ていた私の見た目ではギリギリホームランだったように見えたけど…。
7回には西武・小野寺投手のすっぽ抜けの球が小久保選手の頭部に直撃。今度は渡辺久信監督が抗議したんですが、小野寺投手は退場となりました。その後西武中継ぎ陣は緊急事態で動揺したのかホークス打線の餌食に…。せっかくの好ゲームが審判のジャッジでぶち壊し。しっかりしてください。
敬老の日の20日は、ソフトバンクがホールトン、西武が石井一久の予告先発。勝てば0.5差に接近し、負ければ連勝した意味が無くなり、逆転優勝の夢が潰えてしまいます。泣いても笑ってもこれが最終決戦、月曜日も総力戦となりそうです。あと、審判はミスジャッジ無しでお願いします。


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この秋、3歳戦線の勢力図が変わる?

2010年09月20日 | 競馬

9月の3連休の2日目である19日は、中山競馬場と阪神競馬場でトライアルレースが行われました。阪神のローズステークスには牝馬2冠のアパパネが登場し、中山のセントライト記念ではこの秋ブレイクするだろう馬たちが集結しました。


阪神のメイン・第28回関西テレビ放送賞ローズステークス(GⅡ)は、3着まで秋華賞の優先出走権が与えられます。阪神コースで3戦2勝の⑤アパパネは、このレースで断然の1番人気に支持され、前哨戦を勝って3冠達成に弾みをつけたいところ。⑦アグネスワルツ、③オウケンサクラ、⑫エーシンリターンズといった桜花賞&オークスで上位に入った馬たちも参戦してきました。
スタートは12頭きれいに飛び出し、先行争いでオウケンサクラと④トゥニーポートが前を行き、アグネスワルツが3番手、アパパネは4,5番手からレースを進めます。中団には9,10番手の位置にエーシンリターンズとアニメイトが並走。後方では⑨ワイルドラズベリーが単独11番手、①タガノエリザベートがポツンと置かれ気味で外回り3コーナーに入る。
3コーナーに入り、トゥニーポートが先頭、アグネスワルツが2番手、3番手に⑧レディアルバローザがつけ、オウケンサクラとアパパネが4,5番手をキープ。アニメイトとリターンズはまだ集団の後ろで追走。残り800mの辺りで3,4コーナー中間点で後方で置かれていたワイルドラズベリーとタガノエリザベートの2頭も追いつき、ひと塊で直線へ。
直線に入り、トゥニーポートがまだ逃げ粘り、アグネスワルツが2番手から必死に追いかける。アパパネは間を割ろうとするが、ワルツとアルバローザに挟まれて抜け出せない。エーシンリターンズとワイルドラズベリーが大外から追い込んできた。残り100m付近でアパパネが抜け出して先頭かと思いきや、直後にアニメイトバイオがアパパネをかわし、ゴール前でワイルドラズベリーが伸び脚をみせて並ぶような態勢でゴール!最後はマッチレースとなりましたが、アニメイトバイオが頭差で1着になりました。

アニメイトバイオが女王・アパパネ、オウケンサクラなどの実力馬を破ってローズステークスを制しました。2着のワイルドラズベリー、3着のエーシンリターンズまでが秋華賞の優先出走権を獲得。勝ったアニメイトバイオは、昨年10月以来の通算3勝目。道中は中団から後方の位置で待機し、直線では後藤浩輝騎手のムチに応える様に溜めていた末脚が炸裂。重賞5度目の挑戦で初勝利を飾り、秋華賞の有力候補に名乗りを上げました。
1番人気のアパパネは4着に敗れ、2番人気・アグネスワルツ7着、3番人気だったオウケンサクラも伸びを欠いて直線で8着に沈みました。アパパネの敗因を挙げるとすれば、直線で狭いところから抜け出すのに少し時間がかかった。この日の馬体重が休み明けのせいもあったからか、前走より+24kgだった。太めだったせいで春のようなパフォーマンスが鳴りを潜め、ゴール前で3頭にかわされてしまいました。コンディションが戻れば、3冠達成の可能性は高いと思います。


中山競馬場では、菊花賞トライアル・第64回ラジオ日本賞セントライト記念(GⅡ)が行われました。3着までに優先出走権が与えられるこのレースは17頭で争われ、ダービー4着の③ゲシュタルトをはじめ、ラジオNIKKEI賞の勝ち馬で武豊騎手とのコンビで挑む②アロマカフェ、同レース2着の⑬クォークスター、更には3連勝の⑮ヤマニンエルブ、⑤フェイルノート、⑧ミキノバンジョーといった夏の上がり馬たちも淀の大舞台の切符獲りに挑みました。
スタートで目立った出遅れはなし。正面スタンドでの先行争いでは、ヤマニンエルブが外から押し上げて先頭に躍り出ます。ゲシュタルトやアロマカフェも先団でゴール板を通過して1,2コーナーに差し掛かります。外回り向正面で、ヤマニンエルブが2番手以降を引き離す。2番手に⑰コスモヘレノス、ゲシュタルトは3番手。アロマカフェはミキノバンジョーの5番手を追走。その後ろにフェイルノートがつける。中団10番手のところに⑫ダークシャドウ、クォークスターは後方2番手、⑦ベストアンサー最後方という恰好。
先頭のヤマニンエルブは残り800mで2番手から10馬身以上の大逃げ。追いかける馬たちは間に合うのか?3,4コーナー中間点でわずかに差が詰まるも、エルブはそのまま最後の直線に入る。後方の2番手にはミキノバンジョーが上がるが、アロマカフェとクォークスターが必死に追い上げる。残り100mを切り、ヤマニンエルブがこのまま逃げ切ってしまうところを、クォークスターが最後にかわしてFINISH!ヤマニンエルブ大逃亡を見せるも最後は力尽きました。

というわけで、クォークスターが差し切り勝ちでセントライト記念を制して重賞初制覇を飾りました。3コーナー中間点から怒涛の猛追を見せ、直線では大外から一気に強襲し、ヤマニンエルブをゴール前で捕らえました。レースを盛り上げたヤマニンエルブは連勝が途切れましたが、2着と大健闘。3コーナーで後続を10馬身以上引き離していたときはこのまま逃げ切るんじゃないのかと思いましたよ。大失速せずに最後まで粘って2着に入ったんだから大したもんです。そして3着のアロマカフェまでが菊花賞の優先出走権を獲得しました。1番人気だったゲシュタルトは、終始見せ場を作れず14着の惨敗。


来週の26日は、阪神競馬場で菊花賞TRの神戸新聞杯、中山競馬場では産経賞オールカマーが行われます。神戸新聞杯には、ダービー馬のエイシンフラッシュ、ダービー2着馬のローズキングダムが出走予定。オールカマーにはドリームジャーニーが登録しています。
敬老の日の20日も競馬が開催され、阪神では障害重賞の阪神ジャンプステークス、札幌競馬場ではダート重賞のエルムステークスがあります。こちらのほうもお見逃し無く。




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