日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ローズキングダムがダービー馬撃破!オールカマーではシンゲン復活V。

2010年09月27日 | 競馬

すっかり秋の天気になった26日は、東西で秋のGIレースのステップレースとなるGⅡ競走が行われ、中山では産経賞オールカマー、阪神競馬場では神戸新聞杯がありました。オールカマーには春秋グランプリ王者・ドリームジャーニー、神戸新聞杯はダービー馬・エイシンフラッシュと2歳王者・ローズキングダムが登場!


阪神のメイン・第58回神戸新聞杯は、芝2400mに12頭で争われ、3着以内に入れば菊花賞の優先出走権が与えられます。今年はダービー馬の⑤エイシンフラッシュと武豊騎手との新コンビで挑む③ローズキングダムの3歳2強をはじめ、この夏№1の上がり馬・①ビックウィーク、⑧シルクオールディーなどが参戦してきました。
ばらついたスタートで始まったこのレース、好スタートを切ったビッグウィークが飛び出し、⑨ネオヴァンドームが2番手に浮上。エイシンフラッシュとローズキングダムは中団~後方の位置でゴール板を通過しました。1,2コーナー~向正面に入り、ビッグウィークが1馬身リード。2番手にネオヴァンドーム、⑥サンディエゴシチー3番手、5番手の位置にローズキングダム、その横でエイシンフラッシュがローキンをマーク、シルクオールディー8番手で追走。後方では⑩レーヴドリアンが9番手、②レッドスパークルがポツンと置かれて最後方。
外回り3コーナーに入るところでヴァンドームが先頭に立ち、サンディエゴシチー2番手、ビッグウィークは3番手に後退。ローキンとフラッシュはまだ中団キープ。シルクオールディーは④タニノエポレットと並走。残り800mをきったところでレーヴドリアンが追い上げてくる。そして最後の直線に入り、ネオヴァンドームが先頭で粘るが、ビッグウィークがヴァンドームをかわす。ローズキングダムとエイシンフラッシュも一緒に上昇し、先頭争いは3頭の叩きあい。残り100mでローキンが抜け出し、フラッシュが必死に迫るも僅かにローズキングダムが1着でゴールイン!エイシンフラッシュ相手にダービーでの雪辱を果たし、菊花賞へ大きく前進しました!
最後は2強のマッチレースとなりましたが、ローズキングダムがクビ差で制して神戸新聞杯を制しました。ダービー馬のエイシンフラッシュは2着、3着のビッグウィークまでが菊花賞の優先出走権を獲得しました。ローズキングダムは昨年の朝日杯以来となる勝利で、重賞3勝目となります。ここ3走勝ちきれないレースが続いていましたが、豊マジックで復活勝利です。菊花賞でもこのコンビで挑むつもり、ライバルのヴィクトワールピサがいない隙にクラシック最後の1冠を狙います。


中山メイン・第56回産経賞オールカマーは、10頭が出走。唯一のGI馬・③ドリームジャーニーの他に、骨折から11ヶ月ぶりに復帰してきた⑤シンゲン、3連勝の上がり馬⑧ミステリアスライト、27度目の重賞挑戦となる②トウショウシロッコ、①サンライズベガ、⑩ジャミール、⑥シルポートが出走したんですが、スタートから波乱含みとなりました。
注目のスタートでドリジャニが出遅れてしまった。先行争いではシルポートが鼻を奪い、ミステリアスライトと④ミッキーミラクルが2番手争い。スタートミスのドリームジャーニーは後方3番手で1コーナーに入る。バックストレッチに入り、シルポートが単独先頭、サンライズベガが3番手、ミステリアス4番手に控える。シンゲン6番手、ジャミール7番手。8番手の位置にはドリームジャーニーとトウショウシロッコが並走。⑨ベンチャーナイン最後方。
10頭が3コーナーに入るところで、2番手で追走していたミッキーミラクルがズルズルと後退。脚に違和感があるのだろうか?シルポートがまだ逃げて、サンライズベガ2番手。ドリジャニは後方3番手から上昇開始。直線に入り、先頭争いは6頭が横並びの大激戦からシンゲンとサンライズベガの2頭が抜け出し、残り200mでドリームジャーニーが大外から襲い掛かる。しかし、シンゲンがドリジャニの猛追を振り切ってFINISH!
骨折で長期休養していたシンゲンが、復帰初戦で重賞制覇を飾り完全復活をアピール!1番人気に支持されたドリームジャーニーは、59kgの斤量とスタートミスが響いて2着。3着のトウショウシロッコは27度目の重賞挑戦も悲願の勝利ならず。2番人気のジャミールは5着でした。
勝ったシンゲンは昨年11月の秋の天皇賞以来実に11ヶ月ぶりのレース、休養明けという事もあり勝ち目が無いだろうと思われましたが、不安を払拭する勝利で重賞3勝目を挙げました。GⅡ勝利で秋の天皇賞の有力候補の一頭に挙げられそう。17戦9勝と実力的には悪くはないので、強豪馬とも互角の戦いができるのではないでしょうか。


10月3日は中山競馬場で秋の短距離王決定戦・スプリンターズステークスが行われます。サマースプリントシリーズで総合優勝を果たしたワンカラット、セントウルステークスを制したダッシャーゴーゴー、春の短距離王者・キンシャサノキセキ、2009年の短距離王者・ローレルゲレイロ、ビービーガルダン、ヘッドライナーなどの短距離実力者たちが出走予定です。6ハロンの高速決戦、世代交代は起こるのか?



にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ


今年はやったば~い!福岡ソフトバンクホークス7年ぶりのリーグ優勝!!

2010年09月27日 | HAWKS


土曜日の日本ハム戦では、川崎が決勝タイムリーを放ち、杉内が完封勝利でリーグ優勝へマジック1とした福岡ソフトバンクホークス。26日はクリネックススタジアム宮城にて東北楽天ゴールデンイーグルスと対戦しました。ホークスにとってはこれが今季最終戦。勝って7年ぶりのリーグ優勝を決めたいところでした。その前に2位・西武が札幌ドームでの日本ハム戦で敗れたら、その時点でホークスの優勝が決定します。


ホークスファンが昼間に気になっていた日本ハムVS西武ですが、日本ハムが1回裏に2死3塁の場面で、4番・小谷野栄一が西武先発・石井一久の初球を捕らえ、センター前タイムリーを放って1点を先制します。1点を追う西武は3回、ヒットと犠打で2死2塁と同点のチャンスを迎え、フェルナンデスのタイムリーヒットで同点に追いつきます。4回、西武は中村剛也が日ハム2番手・ウルフからレフトスタンドへのソロ本塁打で勝ち越しに成功しますが、その裏に日ハムが反撃し、1死1,3塁で飯山裕志のライト前ヒットで同点に追いつくと、なおも2,3塁で田中賢介のセンター前タイムリーで逆転に成功します!
負けられない西武は6回、またしても中村のバットが火を噴き、今度はバックスクリーンへの一発で3-3の同点に。7回は1死から連打&四球で満塁の大チャンスを迎えましたが、フェルナンデスと中村が日ハム4番手・建山義紀の前に相次いで凡退。3者残塁で無得点に終わりました。
同点のまま迎えた9回、西武は2死から中島裕之がヒットで出塁も無得点。その裏、西武の守護神・シコースキーが登板。日ハムは先頭の森本稀哲のヒット、稲葉篤紀の四球で無死1,2塁とサヨナラのチャンス。小谷野の犠打がミスした後、1死1,2塁で糸井嘉男がシコースキーの初球を捕らえ、レフトフェンス直撃のサヨナラ2塁打!日本ハムがホーム最終戦でサヨナラ勝利!西武は大事な一戦で守護神が打たれて痛恨の敗北。この結果、福岡ソフトバンクホークスのリーグ優勝が決定しました!


さて、ナイターで行われた仙台での楽天VSソフトバンク戦は、ソフトバンク・大隣憲司VS楽天・永井怜の先発で始まりました。初回に大隣が2死からルイーズの2塁打と山崎武司の敬遠で1,2塁とピンチを背負い、5番・牧田の遊撃への当たりを川崎が後逸。2塁走者が生還して1点を先制されてしまいます。
1点を追うホークスは3回、長谷川のヒット、田上の犠打、本多の内野安打の後、松中の場面で本多が2塁盗塁を決めて2死2,3塁と同点のチャンスでしたが、松中が三振に倒れて同点ならず。その直後に西武敗戦の情報を知り、ホークスベンチは大喜び。
5回に大隣がヒット2本と四球で無死満塁を背負ったところで降板。2番手で登板した金沢が渡辺とルイーズを三振に仕留めた後、山崎を内野ゴロに打ち取り無失点で切り抜けます。金沢の好リリーフに応えたい打線は6回、本多がヒットで出塁すると、この日2度目の盗塁を成功。2死後に多村とペタジーニの連続四球で2死満塁と絶好のチャンス。しかし、松田が1塁フライに倒れて3者残塁。絶好のチャンスを活かし切れず。その裏に金沢が高須に2点目となる一発を浴びてしまいました。
終盤に差し掛かり、ホークスは7回に長谷川が永井からソロ本塁打を放って1点を返しますが、7回裏に森福が牧田に3ラン本塁打を浴びるなどで4失点。8回にはホークスがペタジーニのタイムリーヒット&松田犠牲フライで2点を返して3-6と3点差に詰めるも、8回裏に藤岡が2点を奪われ3-8。結局楽天に完敗して連勝が5でストップ。それでも試合後は胴上げが行われ、秋山監督が6回も宙に舞ったのでした。


というわけで、福岡ソフトバンクホークスが、2010年のパシフィック・リーグの優勝を決めました!ホークスの優勝は実に7年ぶり、前身の南海・ダイエー時代を含めて通算14度目(1リーグ時代からは16度目)、福岡に移転してからは4度目、ソフトバンクになってからは初めての優勝となります。
9月18日からの西武戦が始まる前は、西武の優勝マジックが4、首位から3.5差と優勝にはほぼ絶望的。重要な3連戦の初戦に小久保選手のサヨナラ弾で勝利し、その後にホークスがまさかの3連勝。その勢いは止まらず、逆マジック点灯で5連勝、26日に西武がサヨナラ負け、144試合目で優勝決定。3.5差からひっくり返しての大逆転優勝は奇跡としかいえませんよね。
西武が負けた瞬間、自分も「やったー!」と喜んでしまいました。最終戦は楽天に負けちゃいましたが、ホークスが優勝できて本当に幸せです!ビールかけの映像を見ると、ホークスが優勝したんだなあと改めて実感しています。選手の皆さん、優勝おめでとうございます!ホークスファンの皆さん、一緒に喜びを分かち合えてうれしいです。ホークス最高!やったばーい!

今季のホークスを振り返ると、打線では川崎選手が190安打でリードオフマンとしての仕事を果たし、本多選手が59盗塁で盗塁王を獲得。小久保選手は14本塁打、松中選手はケガの影響もあって11本塁打という結果に終わりましたが、多村選手は打率.324・27本塁打・87盗塁のチーム3冠王。オーティズが24本塁打、松田選手は自己最多の19本塁打を放ちました。このようにベテラン組が引っ張り、多村選手は長期離脱せず移籍後最高の成績を挙げたのが優勝の一因だと思います。
投手陣では、和田投手と杉内投手の左腕コンビが投手陣を支え、和田は17勝、杉内は16勝をマーク。中継ぎ陣では摂津投手が2年連続で70試合登板、ファルケンボーグ投手は安定感あるピッチングで勝利に貢献。ともに42ホールドポイントで最優秀防御率を分け合うことはほぼ決定的。馬原投手は32セーブ。この3人の他に甲藤投手と森福投手の若手中継ぎもブレイクし、いつしか「SBM48ちょ」と呼ばれるように。今季のホークスは中継ぎ陣の頑張りがあったから優勝できたんじゃないかと思います。

福岡ソフトバンクホークスは144試合のレギュラーシーズンが終了し、最終成績は76勝63敗5引き分け、勝率.547という結果でした。ホークスの戦いはこれで終わりではありません。10月14日からヤフードームでクライマックスシリーズ・ファイナルステージが行われ、ホークスは2位VS3位の勝者と対戦します。ホークスにとっては鬼門ともいえるクライマックスシリーズ。ここを勝ち抜ければ、正真正銘のパリーグ王者といえるでしょう。CSも一戦必勝で頑張ってください。


にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ