日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

7年ぶりのリーグ制覇へ!ホークスにマジック2が点灯!

2010年09月24日 | HAWKS

西武に3連勝を果たし、0.5差まで接近した福岡ソフトバンクホークスは、23日にヤフードームで千葉ロッテマリーンズと対戦しました。本来ならば23日の夜に書くつもりだったんですが、睡魔に負けてしまい書き忘れてしまいました。遅くなって本当に申し訳ありません。
23日にホークスが勝利し、同日夜の西武VS楽天戦で西武が敗れれば、ホークスが首位に返り咲いてマジック2が点灯するので、ホークスにとっては負けられない一戦でした。


ソフトバンク・和田毅VSロッテ・コーリーの先発で始まったこの試合、初回に和田がロッテ先頭の西岡にヒットを許すと、1死2塁で井口にライトポール直撃の先制2ラン本塁打を浴びてしまいます。
またしても追いかける展開となったホークスは1回裏、川崎と本多が相次いで出塁した後、オーティズがまさかの犠打を決めて1死2,3塁とした後、小久保が四球を選んで満塁と同点のチャンス。ここで多村が遊撃への内野安打で1点を返すと、ペタジーニが押し出し四球を選び2-2の同点。なおも満塁のチャンスに松田がレフトフェンス直撃の2点タイムリー2塁打で逆転に成功。これでロッテ先発・コーリーがKO。この後もホークスのチャンスが続き、2死満塁で川崎がレフト線を破るタイムリー2塁打で2点を追加すると、2死2,3塁で本多がレフト前への2点タイムリーを放ちます。ホークスはこの回、打者12人の猛攻で一挙8得点。8-2とロッテを6点のリードに拡げます。
和田は2回に2死から連続四球を与えるも無失点、3回にはまたも井口に一発(今度は左中間)を浴びて1点を失います。しかし中盤に入ってからは安定し、4回から7回までロッテの反撃を許しませんでした。
打線のほうは2回以降なかなか追加点が奪えず、5回にはヒットと四球で2死1,2塁とチャンスを迎えるも、田上が1塁ファウルフライで2者残塁。2回から7回まで無得点。8点あればそれで充分なんだけど、やっぱり点が欲しいところで迎えた8回、先頭の松田が内野安打で出塁すると、田上のヒットで1死1,3塁の場面で、川崎がセンター前タイムリーを放って待望の追加点。9-3と再び6点差とします。
迎えた9回、ホークス3番手・ファルケンボーグが登場しますが、サブロー、清田、大松に3連打を浴び、無死満塁とされたところで降板。一発が出れば2点差に詰め寄られる場面で、急遽森福が4番手で登板。代打・福浦を遊撃フライに打ち取ると、続く田中雅彦を遊撃ゴロ併殺打に打ち取り試合終了!森福が満塁のピンチを無失点で切り抜ける好リリーフを見せ、ホークスが6-3でロッテに逆転勝利を飾りました。


パシフィック・リーグ公式戦 2010/09/23(木)
ソフトバンク-ロッテ 最終戦 
(ソフトバンク15勝9敗、ヤフードーム、13:02、36714人)
M 201 000 000   3
H 800 000 01X   9
【投手】
(ロ)コーリー、吉見、内、小野、古谷-斉藤、的場、田中
(ソ)和田、摂津、ファルケンボーグ、森福-田上
【責任投手】
(勝)和田26試合17勝8敗
(敗)コーリー14試合4勝4敗
【本塁打】
(ロ)井口16号2ラン(1回、和田)、17号ソロ(3回、和田)


ヤフードーム今季最終戦となった23日の試合は、初回に和田が2ランを浴びましたが、その裏に大量8得点。先発投手が立ち上がりに一発を食らう→それから打線が奮起して逆転するという最近の勝ちパターンでホークスが逆転勝ち。チームはこれで4連勝と勢いに乗っています。先発の和田投手は、7回まで5安打・10奪三振・2四死球・3失点(被本塁打2)という内容で、リーグトップタイに並ぶ今季17勝目を挙げました。
打線のほうですが、チーム全体で2ケタの10安打。川崎が5打数3安打3打点の大活躍を見せれば、松田と田上の下位打線2人はともに2安打のマルチヒットをマークしました。

ホークスが勝ったことでゲーム差無し。夜に行われた西武VS楽天戦の試合は、2回に西武先発の涌井が楽天4番・山崎武司と5番・ルイーズに連続ホームランを浴びて2点を失うと、3回には満塁のピンチの場面で楽天6番・中川に2点タイムリーを許してしまい、3回4失点でKO。打線のほうは3回に中島が一発を放ちますが、楽天先発・菊池保則の前に5回まで2点しか奪えず。9回に1死満塁とサヨナラのチャンスだったんですが、押し出しによる1点のみ。結局試合は4-3で楽天が逃げ切り勝ち。
この結果、デーゲームで勝利したホークスとナイターで負けた西武の順位が入れ替わり、ホークスが単独首位に返り咲き、そして優勝マジック2が点灯しました!1週間前は優勝の可能性が少なかったホークスが、4連勝で一気に首位浮上。土壇場で奇跡が起こりました。今の状況だと、勢いのあるホークスが優勝するかもしれないけど、最後の最後で連敗してV逸という最悪な結末もありそうでこわい…。
25日は首位のソフトバンクが札幌ドームで日本ハム戦、西武は仙台で楽天と対戦します。もし西武が敗れてホークスが勝ちますと、ホークスの優勝が決まります。土曜日の予告先発はソフトバンクが杉内俊哉、日ハムはダルビッシュ有というエース対決。ここに来てダルが立ちはだかるのかい…。日ハムもCS進出を目指して負けられない試合となりそうなので、総力戦になりそうな予感だ。ホークスの戦いも残り2試合。4連勝の勢いをそのまま持続して、7年ぶりのリーグ制覇を決めて欲しい!