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暑すぎてつらい。

手倉森JAPAN、AFCU-23選手権優勝!0-2から劇的すぎる大逆転劇で韓国撃破!

2016年01月31日 | soccer

リオデジャネイロ五輪の男子サッカーのアジア最終予選を兼ねた「AFC U-23選手権 2016」は、日本時間・30日深夜に決勝戦の「日本VS韓国戦」が行われました。決勝まで勝ち進んだ日本代表は、準決勝でイラクを破ってリオ五輪の出場権を獲得。決勝では日本の宿命のライバル・韓国と激突。「アジア№1」の座をかけた試合で、またしてもミラクルが起こりました。



日本は試合開始直後の前半1分に、MF大島僚太の縦パス→FWオナイウ阿道が抜け出してチャンスを迎えるもダメ。その後は韓国に押し込まれる時間帯が続き、前半6分にMFムン・チャンジンのミドルシュートを日本GK・櫛引政敏が防ぐも、こぼれ球をMFユ・ソンウに左足で押し込まれたが、オフサイドで先制点は免れる。しかし前半20分、韓国は左サイドでDFシム・サンミンのクロス→FWチン・ソンウクが頭で落とし、ゴール前でFWクォン・チャンフンが右足ボレーシュート。ボールは日本DF岩波拓也のヒザに当たると、ゴール右隅へ。日本、この大会で初めて先制点を許してしまいます。
その後も韓国のチャンスが続き、前半36分にチンソンウクがDFをかわして右足を振り抜いたが、シュートはクロスバーの上。後半2分には右サイドでの早いボール回しから、チンソンウクが反転してから左足でゴールネットを揺らして追加点。2-0とリードを拡げます。
2点を追いかける日本は、後半15分にFW浅野拓磨を投入。後半21分、FW久保裕也の縦パス→MF原川力のグラウンダークロス→浅野がワンタッチで合わせたが、GKにキャッチされる。後半22分、中盤で相手ボールを奪うと、矢島慎也が前線へスルーパス。これを浅野が右足で流し込んで1点を返します。1点差に詰め寄った日本は、その1分後の後半23分、左サイドのDF山中亮輔の左足クロス→ゴール前にいた矢島が頭で合わせてゴール!日本が連続得点で2-2の同点に追いつきます!
韓国は後半25分、チンソンウクがペナルティエリア手前からミドルシュートを放つが、日本GK・櫛引が防ぐ。日本は28分にMF中島翔哉のパスを受けた久保が左足でシュートを狙うも決まらない。そして迎えた後半36分、日本はカウンターから中島が浮き球のパスを入れると、韓国DFと競り合っていた浅野が抜け出し、最後は左足でゴールに流し込む!浅野のこの日2点目のゴールが生まれ、日本が3-2と勝ち越します!
その後、韓国がパワープレーで反撃するが、日本のDF陣が最後まで守り切りタイムアップ!日本が劇的な逆転劇で韓国を降しました!



手倉森JAPANが、またもやドーハの地で奇跡を起こしてみせました!序盤から韓国に試合を支配され、前半に先制点を与え、後半開始早々に失点されてしまい、このまま完敗で終わるかと思われました。ところが、浅野選手が投入されてから試合の流れが一変。後半22分からの14分間で3得点が生まれました。0-2の劣勢を跳ね返した日本代表が、今年で2回目となる「AFC U-23選手権」の優勝を果たしました。
優勝の立役者となった浅野拓磨選手、今大会は準決勝までノーゴールでしたが、この試合2得点を挙げ、手倉森監督の期待に応えました。自慢の俊足で韓国DFを翻弄し、2点とも裏へうまく抜け出してのゴールでした。勝ち越しゴールを決めたときには、「ジャガーポーズ」のパフォーマンスまで出ました。「広島のジャガー」がドーハで躍動しましたね。
矢島選手は2得点に絡む活躍で勝利に貢献。後半22分にスルーパスで浅野選手の反撃弾をアシスト、その直後には自ら同点ゴールを挙げました。矢島選手もまた、この試合の「マンオブザマッチ」と言えるでしょう。
今大会の日本は、グループリーグ3戦全勝、決勝トーナメントではイラン、イラク、韓国といった強豪を倒し、6戦全勝での完全優勝。それに、試合毎にヒーローが生まれ、北朝鮮戦では植田直通選手、サウジアラビア戦は井手口陽介選手、イラン戦は豊川雄太選手、イラク戦は原川力選手がヒーローとなりました。チーム全員の力でアジア王者を掴み取りましたね。
リオ世代は「谷底の世代」、「歴代最弱」と言われていたけど、ドーハで大きく成長し、強いチームへと生まれ変わりました。U-23選手権を優勝したことで、リオデジャネイロ五輪に弾みがついたことは間違いないでしょう。4年前のロンドン五輪に続いての決勝トーナメント進出、そして48年ぶりの男子サッカーメダル獲得を目指して頑張ってほしいです。


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よくやったぞ手倉森JAPAN!リオデジャネイロ五輪出場決定!

2016年01月27日 | soccer

リオデジャネイロ五輪の男子サッカーのアジア最終予選を兼ねた「AFC U-23選手権2016」は、26日に準決勝が行われ、U-23日本代表(手倉森JAPAN)が、イラク代表に2-1で勝利して決勝進出。そして、リオ五輪の出場権を獲得しました!



勝った方が五輪出場となるこの試合、前半14分にイラクがロングボールからチャンスを作り、最後はMFカミルが胸トラップから左足ボレーシュートを放ちますが、ボールはポスト右に逸れます。24分には左サイドのFKをDFアリ・ファイズが蹴り込み、ボールは風に乗ってゴール前でワンバウンドしたが、日本GK櫛引政敏がキャッチします。
迎えた前半25分、日本は中盤で相手ボールを奪うと、左サイドでFW鈴木武蔵がDFを1人かわすと、そのままドリブル突破。左足でグラウンダーのクロスを入れ、最後はFW久保裕也がスライディングで押し込んでゴール!日本が素早いカウンターから先制点を奪います!さらに前半29分、MF南野拓実の縦パスから武蔵が抜け出したが、右足のシュートは右に外れてしまい、追加点ならず。
前半43分、イラクは右CKからDFスアドが頭で合わせ、GK櫛引が一旦弾いたものの、ボールは再びスアドにわたり、頭で押し込む。セットプレーで失点を許してしまった日本、1-1の同点で前半を終えます。

後半5分、イラクはMFファイサルがドリブルで持ち込むと、MFワリードが右足ミドルシュートを狙ったが、GK櫛引がファインセーブを見せます。日本は後半18分に南野がドリブルで仕掛けたが、シュートを打つことができない。イラクは後半21分、ペナルティエリア内の縦パスからカミルが右サイドで折り返したが、ゴール手前でDF室屋成が間一髪でクリアします。
日本は後半23分に鈴木に代えてオナイウ阿道(『あど』と読む)、後半33分には久保→浅野拓磨を投入。イラクは後半36分、右サイドのクロスにDFアルシャバニが右足で合わせたが、わずかに右に外れる。
このまま1-1のまま90分が終了するかと思われた後半アディショナルタイムでした。日本はDFからのロングボールを浅野が拾うと、右サイドでボールをキープしてから南野にパス。南野がPA内でクロスを上げ、GKがパンチング→エリア外にこぼれたセカンドボールをMF原川力が拾い、ワントラップしてから思い切って左足シュート。これがゴール右に突き刺さった!日本がアディショナルタイムに劇的な勝ち越し点を奪い、イラクを破りました!



手倉森JAPANがやりました!苦しみながらもリオへの切符を手にしました。リオ世代では「アジア最強」のイラクにはこれまで3連敗、この日も一度は先制しながらも追いつかれ、後半もペースを握られましたが、終了間際に原川選手が値千金の決勝点を挙げました。原川選手のゴールの瞬間、私も思わず舞い上がっちゃいましたよ。
手倉森体制になってからは、2014年のU-23選手権でイラクに負けて準々決勝敗退、仁川アジア大会でも準々決勝で敗れました。ベスト8止まりが続いたので、この最終予選でも早い内に敗退して五輪に行けないだろうと思っていましたが、本当にやってくれました。グループリーグでは強敵の北朝鮮に勝利すると、タイとサウジアラビアにも勝ち、3戦全勝で首位通過。準々決勝のイラン戦では、延長の末3-0で勝利。そしてイラク戦も苦戦の末に勝利。「最弱」と言われた日本が、ドーハで強く逞しく成長しました。
リオ五輪出場を決めた日本代表は、30日の決勝戦で韓国代表と戦います。韓国は準決勝でカタールに競り勝っています。そんな中、南野選手がレッドブル・ザルツブルク(オーストリア)から「もう戻って来い」と言われたため、決勝を前にチームから離脱することに。主力が抜けるのは痛いですな…。リオ五輪行きは決まった。次は韓国を倒してアジア王者を掴み取ってほしい!





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強すぎる!東福岡高校が17年ぶり3度目の高校サッカー選手権優勝!

2016年01月11日 | soccer

第94回全国高校サッカー選手権は11日、埼玉スタジアム2002で決勝戦が行われました。全国4144校の頂点を決める一戦は、東福岡高校(福岡代表)と国学院久我山(東京A代表)の2校が激突。5試合で9得点・1失点と磐石の強さを誇る東福岡が、17年ぶりの栄冠を手にするのか?あるいは、強豪校を次々と撃破して勢いに乗る国学院久我山が番狂わせを起こすのか?



両チームのスタメン
[東福岡高]
GK 1 脇野敦至(3年)
DF 2 林雄都(3年)
DF 5 福地聡太(3年)
DF 13 小田逸稀(2年)
DF 15 児玉慎太郎(2年)
MF 4 鍬先祐弥(2年)
MF 6 藤川虎太朗(2年)
MF 8 橋本和征(3年)
MF 10 中村健人(3年)
MF 11 三宅海斗(3年)
FW 9 餅山大輝(3年)

[國學院久我山高]
GK 1 平田周(1年)
DF 2 野村京平(3年)
DF 4 上加世田達也(1年)
DF 5 宮原直央(3年)
DF 6 山本研(3年)
MF 3 知久航介(2年)
MF 7 鈴木遥太郎(3年)
MF 14 名倉巧(2年)
FW 8 内桶峻(3年)
FW 9 小林和樹(3年)
FW 10 澁谷雅也(2年)



立ち上がりから膠着状態で進む中、前半18分に久我山がチャンスを作ります。左サイドの澁谷のパスから、小林→名倉と繋いで、最後は内桶が左足を振り抜いたが、シュートは東福岡GK・脇野がキャッチ。細かいパス回しで東福岡DF陣を翻弄します。24分、東福岡は藤川がドリブルからミドルシュートを放つも、久我山GK・平田が防ぎ、藤川がセカンドボールを拾い、パスを貰った中村もミドルを狙ったが、これもGK平田が止めた。
0-0のまま迎えた前半35分、左サイド・餅山の絶妙なパス→藤川がペナルティエリア内で逆サイドにボールを送り、走り込んできた三宅が左足でゴールに流し込む。東福岡が流れるようなパスワークで1点を先取します。

東福岡1点リードで迎えた後半、開始2分に東福岡にセットプレーのチャンスが生まれます。PA付近でFKを獲得すると、味方が久我山の壁を隠すと、さらに壁の前に東福岡の3選手が肩を組む。そして3人組が後ろへ下がると、中村が右足で直接狙ってゴールイン!相手の意表を突いたトリックプレーで、東福岡が2点目を奪います!
1点を返したい久我山は、後半12分に名倉が左足シュートを放ったが、GKにキャッチされる。後半20分には右サイドの内桶のクロスから、宮原がシュートを打っていったが、東福岡DF陣の顔面ブロックに阻まれる。こぼれ球を知久も狙ったが、またも顔面でブロックされた。東福岡の堅いの守りを破ることができません。
すると後半22分、東福岡は右サイドの鍬先のロングパス→餅山が相手DFとの競り合いから左足ループシュート。ボールは無人のゴールに吸い込まれる。さらにその3分後の25分、右サイドで児玉がグラウンダークロス→餅山スルー→藤川が右足で叩き込み4点目。止まらない東福岡は、後半35分にも中村が右足ミドルをゴールに突き刺してダメ押しの5点目。後半だけで4得点を奪った東福岡が、5-0で圧勝しました。



高校サッカー決勝戦は一方的な試合展開となり、東福岡高校が国学院久我山を降し、第77回大会(1998年度)以来17年ぶり3度目の選手権優勝を飾りました。東福岡は夏の高校総体に続き、「夏冬連覇」を達成。これは史上6チーム目ですが、東福岡は97年度に一度「夏冬連覇」を果たしており、今回で2回目となります。当時は全日本ユース選手権も優勝し、「史上初の高校三冠制覇」とも言われました。また、九州勢の優勝は第83回(2004年度)大会の鹿児島実業以来11年ぶりとなります。
もう本当に強すぎる。久我山とは実力差が違いました。前半に先制点を奪い、後半は怒涛のゴールラッシュで久我山を粉砕。キャプテンの中村選手が、後半開始早々のFKを直接決めれば、勝利を決定付けるミドル弾で1試合2得点。後半2分の「トリックFK」は、この日のために用意した「秘策」だったそうです。あのワンプレーで両チームの明暗が分かれましたね。攻撃陣も凄かったですが、GKの脇野選手を中心としたDF陣の鉄壁の守りも良かった。後半の顔面ブロック2連発は、優勝への執念を感じられました。
東福岡は1回戦で遠野(岩手)を3-0で降すと、2回戦の新潟明訓戦では餅山選手がハットトリックを達成。3回戦の市立船橋戦は「高校総体決勝の再戦」となりましたが、PK戦の末に勝利。その後、準々決勝の駒澤大学高校戦、準決勝の星稜戦、決勝の国学院久我山戦まで4試合連続完封勝利。5試合を戦って14得点、失点も2回戦の1点のみ。全試合を通じて王者にふさわしい内容であり、「どこが最弱なの?」と言いたいくらい、チームの総合力が高かったです。

高校サッカー選手権を制した東福岡高校ですが、男子バレーボール部が「春の高校バレー」(@東京体育館)で2連覇を果たし、ラグビー部が「全国高校ラグビー選手権」(@大阪・花園ラグビー場)でベスト4入り。サッカー部に限らず、全国強豪レベルの運動部が多いです。東福岡高校に通う生徒たちが羨ましいぞ。




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第94回全国高校サッカー選手権準決勝  東福岡と国学院久我山が決勝進出!

2016年01月09日 | soccer

「第94回全国高校サッカー選手権大会」は、9日に埼玉スタジアム2002で準決勝2試合が行われました。2015年12月30日に開幕し、ベスト4まで勝ち進んだのは、前回優勝校の星稜(石川)、東福岡高校、青森山田、国学院久我山(東京A)の4チーム。11日の決勝戦に駒を進めたのは?



準決勝第1試合  星稜高校VS東福岡高校
4年連続ベスト4入りの星稜は、連覇まであと2勝。昨年夏の高校総体を制した東福岡は、1999年大会以来の決勝進出を目指します。
試合は序盤から東福岡ペースで進みます。前半6分に右サイドのスローインから、MF三宅海斗がドリブルでペナルティエリア内に進入し、そのままシュートまで持ち込んだが、サイドネット右に当たる。12分には左サイドからのCKを、ファーサイドにいたDF小田逸稀が頭で合わせたが、枠を捉えることができず。
星稜は40分、右サイドの高い位置にいたDF六田邦宏が味方の縦パスに反応したが、フィニッシュには持ち込めず。前半43分、東福岡は三宅のスルーパス→左サイドでフリーになっていたMF橋本和征がパスを受け、左足でシュートを放ったが、星稜DF・東方智紀が体を張ってブロック。0-0のまま迎えた前半終了間際、MF中村健人の縦パス→左サイドの橋本がグラウンダーで折り返し、MF藤川虎太朗が左足でゴール右隅に流し込み、東福岡が1点を先制します。
後半、1点を追いかける星稜は、後半9分に六田がミドルシュートを放つも、GKにキャッチされる。東福岡は後半10分、左サイドで中村がドリブルで持ち込み、右足を振り抜いたが、シュートは星稜GK・坂口璃久にセーブされる。後半12分、右サイドからのパスを受けたMF鍬先祐弥がドリブルから右足シュートを決める!東福岡が2-0とリードを拡げます。
2点差とされた星稜は、後半16分にFW窪田翔、後半24分にMF敷田唯を投入するが、なかなか流れを変えられず。東福岡は後半29分に左サイドのクロスから、中村が反転した後にヒールパス、最後は三宅が左足でシュートを狙ったが、ゴール右にそれてしまう。試合はその後、スコアが動かないまま試合終了。2-0で東福岡が星稜を下しました。


準決勝第2試合  青森山田VS国学院久我山
東京勢として17年ぶりにベスト4進出を果たした国学院久我山と、優勝候補の一角・青森山田の一戦は、後半アディショナルタイムにドラマが生まれました。
先制したのは青森山田でした。前半17分、左サイドでDF原山海里がロングスローを入れ、ニアサイドでDF常田克人が頭で落とし、最後はFW鳴海彰人が頭で押し込みゴールを奪います。先制点を取られた久我山ですが、20分にFW小林和樹が左サイドから強烈なシュートを叩き込むが、青森山田GK廣末陸の好セーブに阻まれる。しかし25分、CKのセカンドボールを拾ったMF名倉巧がPA左でクロスを上げ、最後はDF野村京平のヘディングシュートが決まり、1-1と試合を振り出しに戻します。
前半33分、青森山田は右サイドのFKから、ゴール前詰めていたMF嵯峨理久が右足ボレーシュートを狙ったが、クロスバーを直撃。久我山も40分、左CKからDF山本研の左足ミドル→野村が頭でコースを変えたが、これもクロスバーに当たってノーゴール。
後半に入り、青森山田は12分にカウンターからMF神谷優太がシュートを打つも相手に阻まれ、22分には左CKで変化をつけ、神谷がミドルを狙ったが、惜しくもクロスバー。久我山は24分に右サイドでFW内桶峻がグラウンダークロス→MF鈴木遥太郎のシュートはバーの上。28分には名倉が中央を突破してシュートを放ったが、わずかに左に外れる。
後半34分、青森山田は左サイドで神谷がクロス→途中出場・吉田開がこぼれ球をシュートするが、わずかに左。41分、久我山は名倉のスルーパス→FW澁谷雅也がGKをかわして左足シュート。しかし、ボールは枠を外す。
このまま同点のまま90分終了、PK戦突入かと思われた後半48分、久我山は比留間公祐の右CKが逆サイドに流れると、山本が左足ミドル→戸田佳佑の右足に当たってゴールイン。この1点が決勝点となり、久我山が2-1で逆転勝利を飾りました。



高校サッカー準決勝は、東福岡と国学院久我山が勝利し、11日に行われる決勝戦に進出しました。星稜との「王者対決」を制した東福岡は、好守で相手を圧倒。藤川選手と鍬先選手の2年生コンビがゴールを挙げ、守備でもシュートを1本しか打たせませんでした。チームは5試合で9得点。失点も1点のみで、3回戦の市立船橋戦から3試合連続無失点です。「史上最弱」といわれながらも磐石の強さで決勝まで進出。17年ぶり3度目の優勝&夏冬2冠まであと1勝です。
国学院久我山は「青森山田有利」の下馬評を覆し、初めての決勝進出。青森山田と互角の戦いを演じ、後半終了直前に勝ち越し点が生まれました。決勝ゴールを挙げた戸田選手は、山本選手のミドルシュートを右足でコースを変えました。青森山田のGKの廣末選手が一歩も動けませんでしたね。準々決勝の前橋育英戦に続き、またしても強豪校を撃破。快進撃を続けるダークホースが、勢いそのままに頂点を狙います。
福岡勢VS東京勢の決勝といえば、東福岡と帝京が2年続けて決勝で対戦し、「雪の国立」として今なお有名な1998年は、東福岡が2-1で勝利。翌年の99年は東福岡がリベンジに燃える帝京を返り討ちして連覇を達成しています。果たして今年はどうなるのか?注目の決勝戦は11日の午後2時5分にキックオフ予定。




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第95回サッカー天皇杯決勝  ガンバ大阪が2度目の連覇達成! 

2016年01月01日 | soccer

第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会の決勝戦が1日、東京・味の素スタジアムで行われました。2年ぶりの元日決勝の今大会は、浦和レッズVSガンバ大阪という組み合わせに。両チームは今季4度対戦(スーパー杯、リーグ戦、CS)し、ガンバ大阪の3勝1敗。2015年シーズンの最後の1冠を勝ち取ったのは一体どちらか?



両チームのスタメン
[浦和レッズ]
GK 1 西川周作
DF 46 森脇良太
DF 4 那須大亮
DF 5 槙野智章
MF 7 梅崎司
MF 16 青木拓矢
MF 22 阿部勇樹
MF 3 宇賀神友弥
MF 30 興梠慎三
MF 19 武藤雄樹
FW 20 李忠成

[ガンバ大阪]
GK 1 東口順昭
DF 14 米倉恒貴
DF 5 丹羽大輝
DF 6 金正也
DF 4 藤春廣輝
MF 15 今野泰幸
MF 7 遠藤保仁
MF 13 阿部浩之
MF 39 宇佐美貴史
MF 11 倉田秋
FW 29 パトリック



まず前半4分、ガンバは宇佐美が左サイドを突破し、グラウンダーのクロスにパトリックが右足で合わせたが、シュートはクロスバーに当たる。浦和は10分、CKの流れから槙野がgボレーシュートを狙うも、GK東口にキャッチされた。前半12分、ガンバにアクシデント。米倉が右足を負傷。米倉に代わってMF井手口陽介がピッチに入る。ガンバは前半の早い時間帯に1枚目の交代カードを使ってしまった。
前半25分、ガンバは中盤で遠藤がロングパス→DFラインの裏に抜け出した宇佐美が、ワントラップからのシュートはミス。今度はボールキープに切り替えて、左サイドバックの藤春へヒールパス。藤春が左足でダイレクトクロスを上げ、ール前に詰めていたパトリックが頭で叩きつけたが、ゴール右に逸れる…。
迎えた前半31分、ガンバは右サイドで倉田が浮き球の縦パスを入れると、パトリックがドリブルで駆け上がる。浦和DF森脇を振り切ると、最後は右足でゴールに叩き込む。ガンバがカウンター攻撃で先制点を奪う。
しかし前半35分、浦和は右サイド・梅崎のクロス→李忠成のダイビングヘッドはポスト左に嫌われたが、跳ね返りを興梠が左足でシュート。ボールはクロスバーを叩いてから、ゴール右隅に吸い込まれる。先制された浦和、すぐさま1-1の同点に追いつきます。浦和は前半終了間際に左サイド・宇賀神のクロスから興梠が頭で押し込んだがGKにキャッチされる。


同点で迎えた後半8分、ガンバは右サイドのCKを獲得。遠藤のセンタリング→パトリックが右足ボレーでゴールネットを揺らした!パトリックこの日2得点目で、ガンバが2-1と再び試合をリードします!さらに後半12分、ゴールほぼ左の位置でFKを獲得し、遠藤が直接狙ったが、ゴール右に逸れて追加点ならず。
1点を追う浦和は、梅崎に代えて関根貴大、さらに武藤→ズラタンと2枚同時投入。後半21分、阿部のミドルシュートはGK東口に阻まれ、22分には右サイドの関根のクロス→興梠のヘディングシュートも決まらず。後半24分には宇賀神を下げてMF高木俊幸がピッチに入る。後半28分、左サイドで高木がクロス→ゴール前で李忠成が飛び込んだが、ヘディングシュートは枠を捉えられず。さらに29分、ゴール前で混戦となったが、飛び出したガンバGK・東口がボールをキャッチします。
後半38分、浦和は右CKを那須が頭で合わせたが、このシュートをGK東口が反応し、ボールはポスト左直撃。こぼれ球を槙野が押し込んだが、その前に那須のファウルがあって同点ならず。
後半アディショナルタイム、ガンバはカウンターから途中出場・長沢駿→遠藤がシュートを放ったが、枠を外す。決まればトドメの1点だった。浦和は後半49分、左サイドで高木が左足でクロスを上げ、ズラタンのヘディングシュートは惜しくもバーの上。さらに終了間際、ガンバDFが自陣のPA内でクリアミス→これを見た槙野がシュートを狙ったが、GK東口が体を張って防いだ。最後まで猛攻を見せた浦和だったが、同点に追いつけぬまま試合終了…。ガンバ大阪が2-1で勝利し、天皇杯連覇を果たしました。



味の素スタジアムで行われた天皇杯決勝戦は、ガンバ大阪が浦和レッズを下し、2大会連続5度目の優勝を勝ち取りました。ガンバは過去に88回と89回大会で連覇を達成しており、これで2度目の連覇達成です。昨シーズンは国内3冠を達成したものの、今季はここまでナビスコ杯準優勝、J1リーグも年間2位、AFCチャンピオンズリーグもベスト4と、あと一歩のところでタイトルを逃し続けましたが、最後の天皇杯で優勝し、無冠を免れました。長谷川健太体制になってからは、5個目のタイトル獲得(2013年のJ2優勝も含む)です。
決勝では米倉選手が前半12分過ぎに負傷退場してしまいましたが、パトリック選手が2ゴールと大活躍。1点目は右サイドを抜け出し、勢いそのままフィニッシュまで持ち込み、2点目は右足ボレーで決勝点を挙げました。マークの外し方も上手かったけど、遠藤選手のキックも正確でしたね。公式戦での得点は、12月6日のチャンピオンシップ準決勝戦以来5試合ぶりです。一時期は中国移籍の報道もありましたが、残留を宣言したパトリック選手。2016年シーズンもチームのエースとして暴れ回ることでしょう。
敗れた浦和レッズは、20本のシュートを放ちながらも、興梠選手のゴールのみ。1点勝ち越された後、ズラタン選手、関根選手、高木選手を投入。再三に渡りガンバゴールに襲い掛かったのですが、東口選手の好守に阻まれたり、シュートがわずかに枠を逸れたりと、2点目が本当に遠かった…。レッズは今季、ガンバ戦で1勝4敗と負け越し。今季は第1ステージで優勝したものの、年間優勝を逃し、天皇杯も優勝できず、結局9季連続で国内タイトル無冠に終わりました。


天皇杯が閉幕し、2月20日に日産スタジアムで行われる「FUJI XEROX SUPER CUP 2016」は、Jリーグ王者・サンフレッチェ広島と、天皇杯王者・ガンバ大阪の対戦が決定。2016年のJリーグは、2月27日に開幕します。過密日程を避けるための措置で、2月での開幕は史上初だそうです。来季も広島、ガンバ、浦和の「3強」が中心となるのか?


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クラブW杯2015決勝  メッシ復活弾&スアレス2得点!バルセロナ3度目のクラブ世界一!

2015年12月21日 | soccer

「FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2015」の決勝戦は、バルセロナ(スペイン)VSリバープレート(アルゼンチン)の「欧州VS南米対決」。3度目のクラブW杯優勝を狙うバルセロナは、準決勝でネイマールとメッシが欠場しましたが、スアレスが大会初のハットトリックの大活躍で広州恒大に完勝。29年ぶりのクラブ世界一&アルゼンチン勢として大会初優勝を目指すリバープレートは、サンフレッチェ広島に1-0で勝利。横浜に駆けつけた2万人の熱狂的サポーターの大声援を背に、バルサから勝利なるか?



両チームのスタメン
[リバープレート]
GK 1 マルセロ・バロベロ
DF 2 ホナタン・マイダナ
DF 3 エデル・バランタ
DF 21 レオネル・バンヒオーニ
DF 25 ガブリエル・メルカド
MF 5 マティアス・クラネビテル
MF 8 カルロス・サンチェス
MF 23 レオナルド・ポンシオ
FW 7 ロドリゴ・モラ
FW 13 ルーカス・アラリオ
FW 19 タバレ・ビウデス


[バルセロナ]
GK 13 クラウディオ・ブラボ
DF 3 ジェラール・ピケ
DF 6 ダニエウ・アウベス
DF 18 ジョルディ・アルバ
MF 4 イバン・ラキティッチ
MF 5 セルヒオ・ブスケツ
MF 8 アンドレス・イニエスタ
MF 14 ハビエル・マスチェラーノ
FW 9 ルイス・スアレス
FW 10 リオネル・メッシ
FW 11 ネイマール

バルセロナは腎臓結石で準決勝を休んだメッシと、左足を痛めていたネイマールが共に先発出場。スアレスとの「MSNトリオ」が遂に揃い踏みです。いやぁ、2人とも決勝に間に合って良かった…。


クラブ世界一の座を懸けた一戦は、リバープレートが前半6分にビウデスが味方のスルーパスから抜け出し、右サイドを突破するが、クロスはバルサDFがクリア。バルセロナも9分に右サイドでスアレスが相手DFをかわし、ネイマール→イニエスタのシュートを相手にブロックされた。
前半11分にバルセロナにチャンスが訪れます。ブスケツのロングパス→ネイマールが頭で落とし、メッシのシュートは相手DFにブロックされる。セカンドボールを拾ったイニエスタが縦パスを入れ、メッシがワントラップしてから左足ボレーシュートを放ったが、リバープレートGK・バロベロの好守に阻まれて先制ならず。
前半24分、左サイドのネイマールがクロスを上げ、ファーサイドからダニエウアウベスが右足で叩きつけるも、GKにキャッチされる。リバープレートは27分にモラ、30分にアラリオがシュートを狙うも、GKに押さえられる。前半32分、バルセロナはゴール正面の位置でFKを獲得し、メッシが左足で直接狙ったが、わずかにゴール右に外れます。
そして迎えた前半36分、バルセロナはネイマール→メッシ→右サイドのダニエウ・アウベスがクロス→ファーサイドでネイマールが頭で落とすと、ゴール前でメッシが胸でトラップしてから左足でゴールネットを揺らす!先発復帰のメッシが、決勝戦で先制ゴールを奪いました!
前半アディショナルタイム、メッシが右サイドをドリブルで持ち込んでから前線のスアレスへパスを送る。スアレスがGKとの1対1の場面でシュートを打ったが、右に外れてしまう。


リバープレートは後半開始からポンシオ→ルイス・ゴンザレス、モラ→マルティネスと2人同時に選手を入れ替えます。後半4分、バルセロナは自陣で相手ボールを奪い、ブスケツが左サイドから前線にロングパス。このパスを受けたスアレスがDFラインの裏へ抜け出し、最後は右足で流し込み、バルセロナが2点目をもぎ取ります!メッシとネイマールもスアレスの元に駆けつけてゴールを祝福します。
勢いに乗るバルセロナは10分、中盤にいたネイマールがドリブルで相手選手を4人抜き。そのままペナルティエリア内に進入し、DFに倒されたが、ファウルなし。後半11分にはメッシがネイマールとのワンツーからシュートを放ったが、ゴール右に流れる。スアレスも天を見上げていた。後半12分にはネイマールがPA手前の位置から左足シュートを放つが、枠を捉えることができません。
後半23分、メッシが左サイドのネイマールにボールを渡し、ネイマールが右足でクロスを上げ、最後はスアレスのヘディングシュート!MSNトリオの連携プレーでバルセロナ3点目!スアレスはこの試合2得点目!
3点も取られたリバープレートは、後半33分に左サイドのクロスにアラリオが頭で合わせたが、バルサGK・ブラボに防がれる。後半38分にはマルティネスがDFをかわしてから左足ミドルシュート。枠内に飛んだが、GKブラボが横っ飛びでセーブ→ボールはポスト右直撃。マルティネスのシュートも素晴らしかったが、ブラボの反応の素早さも凄かった。試合はバルセロナが3-0でリバープレートに快勝しました。



世界約30万1000のクラブチームの頂点を決める戦いは、「MSNトリオ」が圧倒的な存在感を示したバルセロナが制し、4年ぶり3度目のクラブW杯優勝を飾りました。腎臓結石から戻ってきたメッシ選手が先制ゴールを決めれば、スアレス選手が後半に2得点。ネイマール選手はゴールこそありませんでしたが、2アシストを記録しました。3人同時にスタメン出場しただけでも興奮したけど、3人とも期待通りの活躍を見せてくれました。MSNトリオが見られて本当に幸せだし、心から「ありがとう」と言いたいです。
この試合2得点を挙げたスアレス選手は、準決勝と決勝の2試合で5ゴールを決め、1大会最多得点記録を樹立。文句なしの活躍ぶりで大会MVPと得点王の2冠に輝きました。今年はスアレスのためのクラブW杯でしたよ。今までは「噛み付き男」のイメージが強かったけど、メッシに負けないくらいの点取り屋だと感じました。
メッシ選手は土曜日に石が出て、その翌日に自ら快気祝いのゴールを決めました。先制点のシュートもハンパないもので、左足のアウトサイドでゴールに押し込みました。あんなに結石で苦しんでいたのに、最高のパフォーマンスを見せるなんて、さすがはスーパースターです。メッシ選手は2009年と2011年の決勝でもゴールを決めており、今回で3度目です。

3年ぶりの日本開催となったクラブW杯は、バルセロナの優勝で幕を下ろしました。「MSNトリオ」が躍動し、開催国代表のサンフレッチェ広島が3位と大健闘するなど、見応えのあった大会でした。来年も日本での開催が決まっております。バルセロナがまた欧州王者として来日してくれるといいなぁ。




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サンフレッチェ広島、3位決定戦で広州恒大に逆転勝ち!日本勢7年ぶりのクラブW杯3位!

2015年12月20日 | soccer

「FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2015」は、大会最終日の20日は、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で決勝戦と3位決定戦が行われました。決勝前の3位決定戦は、開催国代表・サンフレッチェ広島VSアジア王者・広州恒大(中国)とのアジア勢対決。今大会4試合目となる広島は、Jリーグの天敵・広州恒大を倒して、J1王者の意地を見せられたか?



スタメンはこちら 
[サンフレッチェ広島]
GK 1 林卓人
DF 4 水本裕貴
DF 33 塩谷司
MF 6 青山敏弘
MF 14 ミキッチ
MF 25 茶島雄介
MF 27 清水航平
MF 28 丸谷拓也
MF 37 宮原和也
FW 11 佐藤寿人
FW 29 浅野拓磨

[広州恒大]
GK 22 李帥(リー・シュアイ)
DF 3 梅方(メイ・ファン)
DF 5 張琳凡(ジャン・リンポン)
DF 28 キム・ヨングォン
DF 35 李学鵬(リー・シュエポン)
MF 8 パウリーニョ
MF 10 鄭智(ジョン・ジー)
MF 16 黄博文(フアン・ボーウェン)
FW 9 エウケソン
FW 11 リカルド・グラル
FW 29 告林(ガオ・リン)




試合は序盤に動きます。前半3分、広州は左CKからエウケソンが頭で合わせるも、広島GK・林がボールを弾き、こぼれ球を告林が右足でシュートを放つと、ニアサイドにいたパウリーニョが頭でコースを変えてゴールイン。広州が早々と1点を先取します。
1点を追いかける広島は、10分にミキッチが右サイドからミドルシュートを狙うも、クロスバーの上。23分には左サイド・清水が低めのクロスを入れ、ゴール前で佐藤寿人が低めの体勢でヘディングシュート。しかし、広州GK・李帥のセーブに阻まれて得点ならず。24分にも左サイドで清水がグラウンダークロス→浅野スルー→佐藤が左足シュートを放ったが、サイドネット左に当たってノーゴール。
前半28分、広州は張琳凡が右サイドの高い位置からシュート。ボールは味方選手の足に当たって、ポスト左を直撃。あわや広州に追加点が入るところだった。逆に広島は38分、茶島がドリブルからシュートを狙っていったが、ゴール右に外れる。42分、広島は青山が左サイドの丸谷にパスを送り、丸谷が右足を振り抜いたが、シュートはゴール前張っていた相手DFにヘッドでクリアされた。


広州1点リードで迎える後半、広島は4分に浅野がドリブルからミドルシュートを打ったが、広州GKの正面を突く。後半13分、広島は佐藤寿人を下げてMFドウグラスを投入。広州は21分、右サイドのFKの流れから、途中出場・鄭龍(ジョンロン)がクロスを上げ、ゴール前でグラルが飛び込んだが、ヘディングシュートは枠を外す。
迎えた後半25分、広島は左CKのチャンスを獲得し、茶島のセンタリング→ゴール前でボールがワンバウンド→ファーサイドにいたドウグラスが頭で押し込みゴール!広島が1-1の同点に追いついた!
試合が振り出しに戻り、流れは広島ペースに。後半33分、途中出場の柏好文が味方のロングパスに反応し、右サイドでクロスを上げると、ペナルティエリア内で相手DF陣がお見合い→飛び出してきた茶島がシュートしたが、ゴール右に外れてしまう。後半38分、右サイドで柏が相手DFをかわすと、右足クロスにドウグラスが頭で合わせたが、クロスバーに当たる。しかし、跳ね返りをもう一度ドウグラスが頭で押し込んだ!この1点が決勝点となり、広島が2-1で広州恒大を破りました。



日中対決となった3位決定戦は、サンフレッチェ広島が逆転勝ちで3位となりました。日本勢がクラブW杯で3位入賞したのは、2008年のガンバ大阪以来7年ぶりです。前半開始早々にセットプレーから失点されましたが、後半にドウグラス選手の連続得点で劣勢をひっくり返しました。交代組の2人が勝利に貢献し、ドウグラス選手が2得点、柏好文選手が決勝ゴールをアシスト。森保一監督の采配がまたしても的中しました。
広島は開幕戦で野津田岳人選手と柴崎晃誠選手が離脱しましたが、準々決勝でアフリカ王者・マゼンベに快勝。準決勝ではリバープレートに善戦するも力及ばず敗戦。3位決定戦では「日本キラー」広州を撃破。前回出場したときは5位に終わりましたが、今年は開催国代表の意地を見せて3位入賞。来年はアジア王者として出場できるといいですね。



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メッシ&ネイマールが抜けても強いぞバルセロナ!スアレスがクラブW杯史上初のハットトリック!

2015年12月17日 | soccer

「FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2015」は17日、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)にて準決勝第2試合・FCバルセロナVS広州恒大が行われました。4年ぶりにクラブW杯の舞台に戻ってきたバルセロナ。メッシ、スアレス、ネイマールの「MSNトリオ」で3度目のクラブ世界一を目指します。対戦相手の広州恒大は、クラブアメリカ(メキシコ)との準々決勝で劇的な逆転勝利を飾り、バルセロナへの挑戦権を獲得しました。スター軍団を相手にアジア王者の意地を見せられるか?



[バルセロナ]
GK 13 クラウディオ・ブラボ
DF 3 ジェラール・ピケ
DF 6 ダニエウ・アウベス
DF 18 ジョルディ・アルバ
MF 4 イバン・ラキティッチ
MF 5 セルヒオ・ブスケツ
MF 8 アンドレス・イニエスタ
MF 14 ハビエル・マスチェラーノ
MF 20 セルジ・ロベルト
FW 9 ルイス・スアレス
FW 17 ムニル・エル・ハダディ

[広州恒大]
先発
GK 22 李帥(リー・シュアイ)
DF 5 張琳凡(ジャン・リンポン)
DF 6 馮瀟霆(フォン・シャオティン)
DF 25 鄒正(ゾウ・チョン)
DF 28 キム・ヨングォン
MF 8 パウリーニョ
MF 10 鄭智(ジョン・ジー)
MF 16 黄博文(フアン・ボーウェン)
MF 27 鄭龍(ジョン・ロン)
FW 9 エウケソン
FW 11 リカルド・グラル


バルセロナは左足内転筋を痛めているネイマールがベンチ入りしましたが、メッシが試合前に尿管結石を発症し、この試合を欠場。


超満員の観客が見守る一戦は、序盤からバルセロナが広州陣内に攻め込みます。前半10分にイニエスタが左足ミドルシュートを放つもゴール左に逸れます。17分にはゴールやや左の位置でFKを獲得し、ラキティッチが蹴るも壁に直撃。22分、イニエスタが中盤で相手DFをかわしてから前線へスルーパス。ムニルが反応したが、飛び出した広州GK・李帥がクリアします。
前半32分、バルセロナは左サイドでイニエスタがクロスを上げ、ゴール前でムニルがヘディングシュート。しかし、わずかにゴール右に外れた。34分、広州に非常事態発生。DFの鄒正が左足を負傷し。そのまま担架で運ばれて退場。鄒正に代わりDF李学鵬が入った。広州は鄒正の分まで戦おうと奮起し、36分に左サイドを駆け上がった鄭龍がクロスを上げたが、ゴール前で味方があわせられず。
迎えた前半39分、バルセロナは左サイドのアルバのパスを受けたラキティッチが、正面の位置から右足を振り抜いてシュート。GK李帥がボールを弾くと、スアレスがこぼれ球を左足でゴールネットを揺らした。バルセロナ、ようやく先制点を奪った。1点追う広州は40分、右サイドのFKをエウケソンがバックヘッドで合わせたが、バルサGK・ブラボが横っ飛びでシュートを防いだ。

バルセロナ1点リードで後半に入り、バルセロナは5分に敵陣でパスを回し、イニエスタが絶妙な浮き球のパス。このボールを受けたスアレスが、胸で落としてから右足ボレーシュートを鮮やかに決める!これぞストライカーと言わんばかりのビューティフルゴールで、バルセロナが1点を追加します。
さらに追加点を狙うバルセロナは、後半11分にイニエスタが強烈な右足ミドルを放ったが、わずかにクロスバーの上。17分にはラキティッチもシュートするも枠外。後半21分、ペナルティエリア右でムニルが倒されてPKを獲得。蹴るのはもちろんスアレス。決まればハットトリックという大事なPKをゴール左隅に決めてみせた。スアレス、ハットトリックを達成し、バルセロナが3-0と突き放します。
その後もバルセロナの時間帯が続き、後半26分にスアレスがドリブルで相手をかわしてから左足ミドルを打ったが、わずかにゴール右。後半30分にはイニエスタ→スアレスが飛び込んだが、GK李帥がブロック。後半39分、ブスケツもミドルを狙うも枠を捉える事ができない。後半44分、左サイドのクロスにムニルが合わせたが、ヘディングシュートはバーを越える。結局試合は3-0でバルセロナが広州に快勝しました。



準決勝第2試合・バルセロナVS広州恒大は、スアレスのワンマンショーとなりました。尿管結石のメッシと、左足を痛めているネイマールがいなくても、バルセロナはやっぱり強いですね。アジア王者・広州恒大に3-0の完勝、相手に格の違いを見せつけて決勝進出。はっきり言ってレベルが全然違うし、スコア以上の大差がありましたよ。広州も先制された直後にセットプレーでビッグチャンスがあったんだけど…。
この試合で3得点を挙げたスアレス選手は、クラブW杯史上初のハットトリックを達成。この大会11回も開催されているけど、今までハットトリックが無かったのが意外でした。1点目はラキティッチのミドルのこぼれ球を押し込む「ごっつぁんゴール」。その前にラキティッチが放ったシュートは無回転でしたね。2点目の胸トラップからの右足ボレーは、相手GKを嘲笑うかのような華麗なゴール。そして3点目のPKですが、判定が出てすぐさまボールを持ってました。明らかにハットトリックを狙ってましたね。現時点で得点王&MVPの最有力候補ですね。

準決勝2試合が終わり、20日の決勝&3位決定戦の対戦カードが決まりました。決勝の前に行われる3位決定戦
は、サンフレッチェ広島VS広州恒大のアジア勢対決。決勝戦はバルセロナVSリバープレートという欧州VS南米の頂上決戦であります。
日本勢は過去に2007年の浦和レッズ、2008年のガンバ大阪が3位になっています。サンフレッチェ広島もその2チームに並ぶことができるでしょうか?「日本キラー」広州を倒して有終の美を飾って欲しいところだ。そして、準決勝を欠場したネイマールは決勝戦に出られるかもしれないけど、メッシはこのままだと厳しいか?まさかメッシが日本で結石で倒れるとは思いませんでした…。同じ結石仲間として心配です。「MSNトリオ」の揃い踏みが見たいんだが…。



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やっぱり南米の壁は厚かった・・・。サンフレッチェ広島、準決勝敗退で3位決定戦へ。

2015年12月16日 | soccer

熱戦が続く「FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2015」。大会3日目の16日は、大阪・長居スタジアムにて準決勝第1試合「リバープレートVSサンフレッチェ広島」が行われました。13日の準々決勝で、アフリカ王者・マゼンベに快勝した広島、南米王者との真剣勝負に挑みます。クラブW杯初出場のリバープレートは、これが初戦です。日本勢&アジア勢初の決勝進出へ、歴史的大金星を挙げられたか?




[サンフレッチェ広島]
GK 1 林卓人
DF 5 千葉和彦
DF 19 佐々木翔
DF 33 塩谷司
MF 6 青山敏弘
MF 8 森崎和幸
MF 18 柏好文
MF 25 茶島雄介
MF 27 清水航平
FW 9 ドウグラス
FW 22 皆川佑介

[リバープレート]
GK 1 マルセロ・バロベロ
DF 2 ホナタン・マイダナ
DF 3 エデル・バランタ
DF 21 レオネル・バンヒオーニ
DF 25 ガブリエル・メルカド
MF 5 マティアス・クラネビテル
MF 8 カルロス・サンチェス
MF 15 レオナルド・ピスクリチ
MF 23 レオナルド・ポンシオ
FW 7 ロドリゴ・モラ
FW 13 ルーカス・アラリオ


広島は皆川が1トップで起用され、佐藤寿人と浅野拓磨は共にベンチスタート。


立ち上がりはリバープレートのペースで進み、前半2分に右サイドのFKのこぼれ球を、ニアサイドにいたメルカドが押し込もうとしたが、ここは広島GK林がキャッチ。広島は12分に青山が中盤で相手ボールを奪うと、思い切ってロングシュートを狙うも、ゴールには届かなかった。23分、広島は右サイドの柏が前線へスルーパス→ドウグラスが右足でシュートを放つも、相手DFに阻まれます。
前半26分、広島にビッグチャンス到来。右サイドで柏がロングパスを入れると、皆川がDFラインの裏へ抜け出して右足シュート。しかし、リバープレートGK・バロベロに防がれてゴールならず。さらに32分、左サイドで味方の縦パスを受けた茶島が一気にドリブル突破。ペナルティエリア内でDFをフェイントでかわしてから、右足を振り抜いたが、シュートはGKバルベロのファインセーブに阻まれた。
前半40分、広島は青山のスルーパス→皆川の右足シュート。しかし、またしてもGKバルベロがファインセーブ。リバープレートも前半終了間際の43分、右サイドのメルカドのクロス→ピスクリチが頭で落とし、ゴール前でサンチェスが飛び込んだが、GK林がセーブ。しかし、その前にオフサイドの判定があった。結局前半は0-0で終了。


後半に入り、リバープレートは4分、PA右のところからメルカドがグラウンダークロス→逆サイドでアラリオが折り返し、モラがシュートを放つも枠外。広島も後半9分にカウンターを仕掛け、右サイドを突破したドウグラスがクロスを上げたが精度を欠いてしまった。
リバープレートは後半9分にポンシオ→MFルイス・ゴンザレスと交代。対する広島も後半16分に柏を下げてミキッチを投入。後半17分、広島は右サイドでFKを獲得し、茶島のセンタリング→佐々木が頭で合わせるもダメ。後半21分、広島は2人目の交代枠を使い、茶島に代えて浅野拓磨がピッチに入る。
0-0のまま迎えた後半27分、リバープレートは右サイドのFKをサンチェスがゴール前に蹴り込み、GK林と競り合ったマイダナが頭で折り返すと、ゴール前でアラリオが頭で押し込みゴール。リバープレートが試合の均衡を破って1点を先制します。
1点を追いかける広島は、後半31分に佐藤寿人を投入して同点を狙う。後半40分に青山がPA手前からシュートを狙っても枠外、後半終了間際にミキッチ→塩谷のシュートはGKにキャッチされる。結局試合は1-0でリバープレートが勝利。サンフレッチェ広島は善戦及ばず、準決勝で敗れました。


うーん、サンフレッチェ広島も南米王者には勝てませんでしたね~。前半に決定的なシーンが3度もありましたが、いずれもリバープレートの守護神・バルベロ選手のスーパーセーブに阻まれて得点できず。3本のうち1本くらい入っていればなぁ…。ディフェンスも前半の45分間は無失点に抑え、後半も相手のシュートをブロックし続けましたが、セットプレーで痛恨の失点。GKの林選手がボールを取り損ねてしまったのが失点の要因でしょう…。
内容からすれば金星の期待もありました。でも、さすがに南米王者は強かったです。広島は7日間で3試合目だったから、連戦の疲労もあったと思います。特にドウグラス選手のパフォーマンスが悪かった気がします。決勝進出を逃したのは残念だったけど、気持ちを切り替えて、3位決定戦はJ1王者の意地を見せてほしいと思います。

17日は横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で準決勝第2試合が行われます。ヨーロッパ王者・バルセロナ(スペイン)が、ついに登場!メッシ、スアレス、ネイマールの「MSNトリオ」が日本で見られます!ネイマールは大会前に左足の内転筋を痛めましたが、来日メンバーに入っています。ただ、準決勝は出られるかどうかは微妙です…。
対戦相手の広州恒大(中国)は、準々決勝でクラブアメリカ(メキシコ)に逆転勝利。広州にはレアルマドリードやACミランでプレーしたロビーニョや、ブラジル代表のパウリーニョが在籍していて、フェリペ・スコラーリ氏がチームの指揮を執っています。世界的スター軍団・バルサから1点奪うことができるのか?




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クラブW杯2015 サンフレッチェ広島がアフリカ王者・マゼンベを撃破して4強進出!

2015年12月14日 | soccer

サッカーのクラブチーム世界一決定戦「FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2015」は13日、大阪・長居スタジアム(ヤンマースタジアム長居)で準々決勝が行われました。開幕戦でオークランドシティに勝利した開催国王者・サンフレッチェ広島は、アフリカ代表・マゼンベ(コンゴ民主共和国)と対戦。マゼンベは2010年大会で準優勝した時以来の出場です。南米代表・リバープレート(アルゼンチン)への挑戦権をかけた一戦に勝つのは、広島か?マゼンベか?



両チームのスタメン
[マゼンベ]
GK 22 グボウオ
DF 2 キムワキ
DF 6 クリバリー
DF 24 フリンポン
DF 27 ボアテング
MF 4 シンカラ
MF 7 アサレ
MF 10 シングルマ
MF 29 ディアラ
FW 9 サマルタ
FW 11 トラオレ


[サンフレッチェ広島]
GK 1 林卓人
DF 5 千葉和彦
DF 19 佐々木翔
DF 33 塩谷司
MF 6 青山敏弘
MF 8 森崎和幸
MF 14 ミキッチ
MF 18 柏好文
MF 25 茶島雄介
FW 9 ドウグラス
FW 11 佐藤寿人

広島は初戦欠場のミキッチと佐藤寿人、途中出場のドウグラスがスタメン入り。茶島が初戦で負傷した柴崎晃誠&野津田岳人の代役として先発に起用されました。


広島は前半2分、柏好文が左サイドから右足シュートを放ったが、わずかに枠を捉えられず。対するマゼンベは4分にアサレがミドルシュートを狙ったが、広島GK・林が防ぐ。5分には左CKからクリバリーが飛び込んだが、ヘディングシュートは右に外れます。
前半15分、マゼンベは味方の縦パスに反応したサマタが抜け出したが、シュートは広島DFにブロックされる。広島は19分、佐々木のスルーパス→裏へ抜けた佐藤寿人のシュートはクロスバーの上。
その後はマゼンベがペースを握りながらも、広島が手堅いディフェンスでゴールを許さず。そんな中迎えた前半44分、広島がセットプレーのチャンスを獲得。右CKを茶島が蹴り、ニアサイドで佐々木が頭でコースを変え、ゴール前詰めていたDFの塩谷が右足で合わせて先制ゴール!塩谷は初戦に続き、2試合連続ゴールだ!広島が少ないチャンスをモノにし、前半を1-0で折り返します!

追加点が欲しい広島は、後半8分に左サイドでボールを受けた柏が、ドリブルでペナルティエリア内に進入してから、逆サイドのミキッチにパスを送る。これをミキッチが右足ダイレクトでシュート性のクロスを入れたが、ゴール前にいたドウグラスと寿人が合わせられず、ボールはそのまま左に流れた。
後半10分、広島が再びCKのチャンスを得る。茶島の右CK→DF千葉のヘディングシュートがゴールへと吸い込まれる!またしてもセットプレーからゴールが生まれ、広島が2-0とリードを拡げます!
勢いに乗る広島は、後半13分にロングパスからドウグラスが抜け出したが、シュートは枠外。ドウグラスは21分にもチャンスをモノにできません。
1点を返したいマゼンベは後半18分、右サイドでトラオレが相手を1人かわしてからクロス→カラバがコースを変え→ゴール前にいたアサレのバイシクルシュートは大ハズレ。なんでオーバーヘッドを狙う。
後半30分、広島は佐藤寿人に代わって浅野拓磨を投入。すると後半33分、青山が右サイドを走るミキッチにロングパス→ミキッチのクロス→最後は浅野がヘディングシュートを叩き込み、広島3点目!浅野が期待にしっかりと応えてみせた!
3点もリードをされたマゼンベは完全に戦意喪失。試合は3-0で広島が快勝し、ベスト4進出を果たしました。



いやぁ強い!ってか素晴らしい。J1王者・サンフレッチェ広島が、アフリカ王者のマゼンベに完勝ですよ。前半はアフリカ人独特の高い身体能力の前に苦しみましたが、前半終了間際に先制点をGET。後半は千葉選手と浅野選手のゴールで2点を追加しました。開幕戦のオークランド戦に続いての無失点勝利です。3年前はアフリカ王者(アルアハリ)に4強入りを阻まれましたが、今回は見事に雪辱を果たしました。2試合連続完封の広島は、2度目の出場で初めての準決勝進出です。
この試合でも普段は出場機会の少ない選手が存在感を見せました。今季リーグ戦で3試合出場の茶島選手が、2得点に絡む活躍。前半に右CKで先制点をもたらすと、後半には千葉選手のゴールをお膳立て。2点目を挙げた千葉選手のヘディングシュートは、相手より頭一つ出ていて、高さがありました。後半途中出場の浅野選手、出てきて3分後にダメ押しゴールを挙げました。エースの佐藤寿人選手、点取り屋のドウグラスが不発の中、浅野選手が輝きを放ちましたね~。森保監督の選手起用が次々と的中。「森保マジック」恐るべし!


この日は準々決勝がもう1試合行われ、アジア代表・広州恒大(中国)が、北中米カリブ海代表・クラブアメリカ(メキシコ)に2-1で勝利しました。後半10分にFWペラルタのダイビングヘッドでクラブアメリカが1点を先制。しかし、広州は後半35分にカウンターから最後はMF鄭龍(てい・りゅう、ジョン・ロン)の左足シュートが決まって1-1の同点。そして後半アディショナルタイム、左CKからMFパウリーニョが頭で合わせて2-1と勝ち越し。これが決勝点となり、広州が逆転で4強入りとなりました。

これで準決勝2試合と5位決定戦の組み合わせが決定。16日に長居で行われる準決勝第1試合は「サンフレッチェ広島VSリバープレート」、17日に横浜国際総合競技場で行われる第2試合は、欧州王者・バルセロナ(スペイン)と広州恒大が激突。広島戦の前の5位決定戦は、クラブアメリカVSマゼンベもあります。
ベスト4まで勝ち進んだ広島は、マゼンベ戦から中2日で準決勝に臨むけど、次の試合はさすがに厳しい試合になるでしょう。南米王者から先制点を奪って、自慢の堅守で相手の猛攻を抑えられるかどうか…。もしもリバープレートに勝ったら、日本勢&アジア勢初の決勝進出となるんですが…。勝っちゃったら奇跡ですよね。




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