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暑すぎてつらい。

FIFAクラブW杯2015  J1王者・サンフレッチェ広島、オークランドシティに勝つもケガ人続出・・・。

2015年12月10日 | soccer

サッカーのクラブチーム世界一決定戦「FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2015」が10日に開幕しました。今年で11回目を迎えるこの大会、日本での開催は3年ぶりとなります。今年は欧州王者・バルセロナが来日し、開催国・日本からはJ1王者のサンフレッチェ広島が出場します。この日は横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で開幕戦が行われ、開催国代表・サンフレッチェ広島とオセアニア代表・オークランドシティ(ニュージーランド)が激突。オークランドは前回、オセアニア勢で初の3位に入りました。Jリーグチャンピオンシップから中4日でクラブW杯の初戦に望む広島は、「オセアニア絶対王者」を下して準々決勝進出なるか?



スタメンはこちら
[サンフレッチェ広島]
GK 1 林卓人
DF 4 水本裕貴
DF 5 千葉和彦
DF 33 塩谷司
MF 6 青山敏弘
MF 18 柏好文
MF 24 野津田岳人
MF 27 清水航平
MF 28 丸谷拓也
FW 22 皆川佑介
FW 29 浅野拓磨

[オークランド・シティ]
GK 1 スプーンリー
DF 2 ジョルジェビッチ
DF 3 岩田卓也
DF 4 ビレン
DF 5 ベルランガ
MF 7 アルバロ
MF 11 ハドソンウィホンギ
MF 16 キム・デウク
MF 19 リーアラファ
FW 10 デフリース
FW 17 モレイラ


広島はこの試合、佐藤寿人、ドウグラス、森崎和幸、ミキッチといった主力陣がベンチスタート。チャンピオンシップで活躍した柏好文と浅野拓磨、広島期待のホープ・野津田岳人らが先発入りしました。


まず前半4分、広島は右サイドで柏好文が獲得したFKを野津田が蹴るも、相手の壁に当たる。6分には右サイドの柏クロス→ゴール前で皆川が飛び込むも届かず。迎えた前半9分、広島は右のショートコーナーから、野津田が左足を振り抜いてミドルシュート。オークランドGK・スプーンリーがボールを取り損ね、こぼれ球を皆川が押し込む。広島がセットプレーで幸先良く先取点を奪う。
しかし、その直後に野津田が右足を痛めてしまい、一旦ピッチから離れるもプレイ続行不可能。急遽、柴崎晃誠がピッチに入る。広島、前半15分で早くも1人目の選手交代枠を切った。
オークランドは15分にペナルティエリア手前でFKを獲得し、アルバロが直接狙うも決まらず。16分にはモレイラもシュートを打ったが、GK林にキャッチされた。
広島は25分に中盤で青山が前線へロングパス→皆川が抜け出すもオフサイド。27分には柴崎の縦パス→皆川のシュートは決まらず。皆川は30分にもシュートを放ったものの、ゴールを奪えず。前半42分、右サイド柏のクロス→ゴール前にいた塩谷が頭で合わせるもGKにキャッチされて追加点ならず。前半は広島1点リードで終了。

後半開始早々、柴崎がオークランドDF岩田と交錯。このプレーで右足を痛めてしまう…。野津田の代わりに入った柴崎もプレーできず、ドウグラスと交代。後半12分、広島はドウグラスと浅野のワンツー、さらにPA内でドウグラス→皆川と繋ぎ、ドウグラスがゴール前で抜け出すも、シュートに持ち込めなかった・・・。
後半15分、広島にまたも非常事態。清水が足を捻ってしまうアクシデント。治療を受けてピッチに再び戻った。後半18分、ドウグラスのパスを受けた浅野が、ドリブルでDFをかわして右足ミドルを放ったが、わずかにゴール左に外れる。後半20分、足を痛めていた清水は佐々木翔と交代。これで広島は3人の交代枠を使い切った。
後半25分、右サイドで味方のパスを受けたドウグラスが、前線まで上がってフリーになっていた塩谷にパスを送る。塩谷はラインギリギリの位置から右足でシュート。ボールは相手の足に当たると、GKスプーンリーがキャッチできず。そのままゴール左隅に吸い込まれ、広島に2点目が入る。
さらに追加点がほしい広島は、後半33分に右サイドで柏クロス→ゴール前でドウグラスが飛び込んだが、ヘディングシュートはGKスプーンリーに片手で防がれた…。スプーンリー、ここは意地のファインセーブ。後半40分、オークランドDF岩田が、広島・柏と交錯し、額から出血してしまう。手当てを受けてプレーに復帰し、相手ボールをヘディングでクリアしてみせた。結局、試合は2-0で広島が勝利しました。



雨が降る中で行われた開幕戦は、サンフレッチェ広島がオークランドシティを下して初戦突破を果たしました。前半に皆川選手が先制点を挙げると、後半は塩谷選手のゴールで突き放しました。ディフェンス神もJ1リーグ戦と同様、堅い守りで無失点に抑えました。CS第2戦から中4日、それに控えメンバー中心だったにも関わらずも強さを見せ付けましたね。
ただ、この日は負傷者が続出。序盤に野津田選手が右膝を痛めると、野津田選手に代わって登場した柴崎選手が、後半に左ヒザを痛めて負傷退場。さらには清水選手が右足首を捻ってしまい、後半20分にベンチへと下がりました。3人とも13日の準々決勝に出場できるかは厳しいかもしれません。特に野津田選手に至っては、来月開催される「AFCU-23選手権」(リオデジャネイロ五輪予選)にも影響するのではないかと…。あと、オークランドの岩田選手も柏好文選手の膝蹴りをモロに喰らって出血。プレーに復帰したときにユニフォームを新たに着替えましたが、「背番号なし」のものでした。

13日は大阪・長居陸上競技場(ヤンマースタジアム長居)で準々決勝2試合が行われます。第1試合はクラブアメリカ(北中米カリブ代表/メキシコ)VS広州恒大(アジア代表/中国)、第2試合はサンフレッチェ広島VSマゼンベ(アフリカ代表/コンゴ民主主義共和国)という組み合わせなっています。第1試合の勝者は、17日の準決勝でバルセロナと対戦。第2試合の勝者は南米王者・リバープレート(アルゼンチン)と戦います。
広島は初戦出場の無かった佐藤寿人選手とミキッチ選手が出場予定。3年前はアフリカのチームに敗れてベスト4進出を逃しました。今度こそは準々決勝の壁を破ることができるのでしょうか。




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Jリーグチャンピオンシップ決勝第2戦  サンフレッチェ広島王座奪還!2年ぶり3度目のJ1制覇!

2015年12月05日 | soccer

「明治安田生命 2015 Jリーグチャンピオンシップ」の決勝戦・サンフレッチェ広島VSガンバ大阪の第2戦が5日、エディオンスタジアム広島で行われました。3日前の第1戦は、広島が3-2で勝利。後半44分までは1点を追う立場でしたが、アディショナルタイムに2点を奪い、劇的な逆転勝利を挙げました。王座奪還へ王手をかけた広島は、1点差で負けたとしても優勝決定。年間勝ち点3位からの「下克上」を目指すガンバは、逆転優勝するためには2点差以上で勝つか、「アウェーゴール」を4点以上取らなければなりません。2015年のJ1最終決戦、栄冠に輝いたのは?



両チームのスタメン
[サンフレッチェ広島]
GK 1 林卓人
DF 33 塩谷司
DF 5 千葉和彦
DF 19 佐々木翔
MF 14 ミキッチ
MF 8 森崎和幸
MF 6 青山敏弘
MF 27 清水航平
MF 9 ドウグラス
MF 30 柴崎晃誠
FW 11 佐藤寿人


[ガンバ大阪]
GK 1 東口順昭
DF 14 米倉恒貴
DF 3 西野貴治
DF 5 丹羽大輝
DF 4 藤春廣輝
MF 15 今野泰幸
MF 7 遠藤保仁
MF 13 阿部浩之
MF 19 大森晃太郎
MF 39 宇佐美貴史
FW 20 長沢駿


ホーム・広島は、初戦と全く変わらず。第1戦の勝利の立役者である柏好文と浅野拓磨はベンチスタート。崖っぷちのガンバは、第1戦で一発退場→今回出場停止のオジェソクに代わり、米倉が右サイドバックに入りました。この日も長沢がスタメンで起用され、パトリックはベンチから。


前半4分、広島は左サイドの清水のパスを受けた柴崎が、右足のミドルシュートを放っていきますが、これをガンバGK・東口が防ぎます。
点が欲しいガンバは、7分に宇佐美のクロス→左サイドで大森がヘディングで合わせようとするも枠外。9分、遠藤の左CK→ニアサイドで米倉が頭で叩きつけるが、相手DFに当たってしまう。12分には左サイドで宇佐美がクロスを上げ、ファーサイドの阿部が右足シュート。しかし、広島GK・林の好守に防がれて得点ならず。16分には宇佐美がミドルを狙うも大きく外れ、20分には右サイドの阿部クロス→逆サイドで大森折り返し→藤春のシュートは相手DFにブロックされた。
そして前半27分、ガンバは右サイドでCKを獲得。遠藤のセンタリングに今野が右足ボレーシュート!これがゴール左隅に決まった!ガンバ、欲しかった先制点を奪う!合計スコアも3-3の同点となったが、このまま終わっても広島の優勝となる。ガンバにはあと1点が必要だ。
1点を追う広島は、前半40分にカウンターを仕掛け、ドウグラス→左サイドの柴崎がサイドチェンジ→青山スルー。ボールを受けた塩谷のミドルは相手DFに当たってコースが変わり、こぼれ球を柴崎がシュートするが、わずかにゴール左に逸れる。前半はガンバ1点リードで折り返し。


後半開始早々、2点目を狙うガンバにチャンス到来。開始30秒過ぎに左サイドの大森→宇佐美が阿部とのワンツーから右足シュート。しかし、シュートは右に外れて2点目ならず。続く右CKの場面で、遠藤が変化をつけ、今野がスルーパス→ペナルティエリア内にいた米倉が足を伸ばすも、シュートは外れる。後半4分には左CKから今野が飛び込んだが、シュートはGK林にキャッチされた。
広島は後半9分、右サイドでミキッチが絶妙なクロスを上げ、ニアサイドの佐藤のシュートは不発だったが、ゴール前に詰めていた柴崎が右足で押し込もうとしたが、GK東口の正面…。広島、絶好の決定機で同点ならず。
後半12分、両チームのベンチが動く。ガンバは大森に代えて倉田秋を投入。広島はエース・佐藤を下げて浅野がピッチに入る。すると後半18分、浅野が左サイドでルーズボールを受けると、ガンバDF西野を振り切って一気にドリブル突破。PA内で相手DFと接触したが、PKは取られず。ガンバは後半19分、長沢に代わりパトリックが入る。その1分後に広島は第1戦のヒーロー・柏好文が登場。後半22分、倉田がドリブルで前線まで上がり、自らシュートまで持って行ったが、枠を捉えられず。後半25分、広島GK・林のロングキック→反応した浅野がDFをかわすものの、シュート打てず。
ガンバ1点リードで迎えた後半31分、広島はドウグラスが右サイドの柏にパスを送り、柏が右足でクロスを上げ、最後は浅野がヘディングでゴール左に決める!浅野&柏の途中出場コンビの活躍で、広島が1-1の同点に追いつく!広島は優勝へ大きく近づく貴重な1点。逆にガンバは痛い失点となってしまった。
逆転するには2得点が必要となったガンバは、後半34分に井手口陽介を3枚目のカードとして投入。後半40分、右サイドの折り返しにパトリックが合わせようとするも、GKに阻まれる。その後も攻め続けるガンバだったが、広島の堅い守備を崩しきれず。終了間際のラストプレーで、遠藤クロス→味方が頭で落とし、米倉がオーバーヘッドシュートを狙ったが、GKにキャッチされて万事休す。その直後にタイムアップの笛が鳴り、第2戦は1-1の引き分けに終わりました。


11年ぶりに復活したJリーグチャンピオンシップは、サンフレッチェ広島が対戦成績1勝1分け、2戦合計4-3でガンバ大阪を下し、2年ぶり3度目の年間優勝を果たしました。広島は前半に先制されましたが、後半途中出場の浅野選手のゴールで同点。その後はガンバの反撃を抑えました。王座奪還の広島は、今月10日に開幕する「FIFAクラブワールドカップ」への出場権を獲得。クラブW杯出場は2012年以来3年ぶり2度目となります。
広島は第1戦で勝利したのが要因。アウェーゴール3得点が大きなアドバンテージとなりました。この試合も森保一監督の交代策がズバリ的中。浅野拓磨選手が持ち前のスピードで再三ガンバDF陣をかき回し、後半31分に優勝を決定付ける快心のゴールを挙げました。DF陣に囲まれていたんですが、打点が高かった。それにジャンプ力高い!「気持ち」で押し込んだとしか言えない。そのゴールをアシストしたのが、同じく交代組の柏好文選手。初戦で1ゴール1アシスト、この日も1アシストを記録。キャプテンの青山選手がCSのMVPに選ばれましたが、柏選手の方が貢献度が高かったと思います。
今季の広島は、第1ステージで3位、第2ステージは勝ち点40で優勝。年間総合でも23勝6敗5引き分け・勝ち点74の好成績を残して堂々1位。勝ち点74は、34試合制となった2005年以降、J1最多記録だそうです。シーズン最多得点、最少失点、年間順位で1位、CSではチームが一体となってガンバを破り、文句なしの完全優勝。サンフレッチェ広島は、森保一監督になってからは4年間でリーグ優勝3回。今が「黄金期」です。
ガンバ大阪は今野選手が3試合連続ゴールを決めましたが、宇佐美選手とパトリック選手が不発。前半に先制したときは、逆転するんじゃないかと期待していたんですが…。やっぱり初戦の3失点が大きく圧し掛かりましたねぇ。宇佐美選手は10月以降ガンバでの公式戦でノーゴール、パトリック選手は中国のクラブチームからのオファーが来ています。昨年は国内3冠を達成したけど、今年はナビスコ杯で準優勝、J1リーグで2位に終わりました。連覇がかかる天皇杯で無冠阻止となるか?





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Jリーグチャンピオンシップ決勝第1戦  サンフレッチェ広島、大逆転勝利で王座奪還に王手!

2015年12月02日 | soccer

Jリーグ年間王者決定戦「明治安田生命 2015 Jリーグチャンピオンシップ」の決勝戦・ガンバ大阪VSサンフレッチェ広島は、2日に大阪・万博記念競技場で第1戦が行われました。第2ステージ優勝&年間総合1位の広島、リーグ最多得点&最少失点の実力をCSでも発揮できるか?対するガンバ大阪は、浦和レッズを下して決勝進出。120分の激闘から中3日でこの試合に臨みます。第1戦の「大阪決戦」は、壮絶な試合となりました。




両チームのスタメン
[ガンバ大阪]
GK 1 東口順昭
DF 22 オ・ジェソク
DF 3 西野貴治
DF 5 丹羽大輝
DF 4 藤春廣輝
MF 15 今野泰幸
MF 7 遠藤保仁
MF 13 阿部浩之
MF 19 大森晃太郎
MF 39 宇佐美貴史
FW 20 長沢駿

[サンフレッチェ広島]
GK 1 林卓人
DF 33 塩谷司
DF 5 千葉和彦
DF 19 佐々木翔
MF 14 ミキッチ
MF 8 森崎和幸
MF 6 青山敏弘
MF 27 清水航平
MF 9 ドウグラス
MF 30 柴崎晃誠
FW 11 佐藤寿人


ガンバはFWのパトリックがベンチスタート。代わりに長沢駿がスタメン入り。一方の広島はJ1通算157得点の佐藤寿人、今季22得点のドウグラスがスタメン出場。


ガンバは前半6分、右サイドのオジェソクのクロスがゴール方向に飛んだが、広島GK・林が片手でクリア。続く左CKを長沢が頭で合わせるもGKにキャッチされる。前半10分、左サイドで宇佐美が低めのクロス→逆サイドで阿部がシュートを打ったが、枠を捉えられない。
広島は17分、青山のロングパスからチャンスを迎え、左サイドから清水が右足でシュートを狙うもGK正面。その直後、右サイドのクロス→ゴール前で佐藤が飛び込んだが、ヘディングシュートはゴール左に外れます。
前半24分、ガンバは大森のパス→宇佐美がシュート。これを広島GK・林が防ぐ。さらに26分、遠藤クロス→長沢のヘッドはまたもGKの好守に阻まれた。その後も一進一退の攻防が続き、前半は両チーム無得点で終了。

後半もガンバがペースを握り、後半6分に遠藤のパスを受けた阿部が反転してから左足ミドルを打つもバーの上。後半11分には宇佐美がペナルティエリア左からシュートを打ったが、GKにキャッチされた。
リズムをつかめない広島は、後半12分に佐藤寿人を下げ、浅野拓磨を投入。後半15分、右SBの佐々木がセンターバックにバックパスするが、森崎和幸と千葉がお見合い。するとガンバFW長沢がボールに反応し、左足を振り抜き先制ゴール!長沢がスタメン起用に見事に応え、ホーム・ガンバが1点を先取します!
1点リードのガンバは後半17分に大森→倉田秋、さらに33分に長沢→パトリックを投入。対する広島は後半24分にミキッチ→柏好文がピッチに入る。
後半34分、ガンバはゴール正面の位置でFKを獲得。遠藤が前線にボールを放り込み、ゴール前にいたパトリックがヘディングシュート。しかし、クロスバーを越えて追加点ならず。その直後、広島がカウンターを仕掛け、浅野が右サイドからシュートを狙うも、ポスト左直撃。跳ね返りを柏が右足でシュート→ドウグラスが頭でコースを変えてゴールイン!ドウグラスのヘディング弾で、1-1の振り出しに戻す。
だが1分後の後半36分、ガンバはFKでの混戦から、今野が右足ボレーシュート。これがゴール右隅に吸い込まれ、ガンバが2-1と勝ち越します!今野のシュートに広島GK林も反応できなかった。
ガンバ1点リードの後半40分、中盤で競り合っていたガンバ・オジェソクと広島・清水が口論。するとオジェソクが清水を突き飛ばす。この行為でオジェソクが一発レッドカードで退場となる。後半44分、パトリックがドリブルで一気に上がったが、広島DF・千葉が上手く対応する。
後半アディショナルタイム、追いつきたい広島は、右サイドからのFKでチャンスを掴む。柴崎が右足で変化をつけ、青山センタリング→佐々木のヘディングシュートを決めた!広島が土壇場で2-2の同点に追いついた!
そして試合終了間際の後半51分。左サイドのクロス→ドウグラスの左足ボレーは失敗、こぼれ球を浅野がシュートするもDFに当たり、跳ね返りを柏が右足でゴールネットに突き刺した!広島が3-2と試合をひっくり返し、逆転勝ちで初戦を制しました!



万博記念競技場での第1戦は、大変な試合というか、見応えのある激戦となりました。ガンバ大阪が2-1とリードし、このままガンバが逃げ切るかなと思われましたが、サンフレッチェ広島が後半アディショナルタイムに2点を奪って逆転しました。後半40分過ぎのオジェソク選手の一発退場で、試合の流れが広島に傾きましたね。広島は2度リードされながらも、劣勢を跳ね返した辺りは、年間1位の意地といったところでしょうか。敵地で勝利し、尚且つアウェーゴール3得点を挙げたから、広島がほぼ優勝を手中に収めたと言えるかもしれません。
佐々木選手は後半15分にパスミスを犯してしまいましたが、後半45分にミスを帳消しにする同点ゴール。後半24分から出場した柏好文選手は、1ゴール1アシストの活躍で勝利に大きく貢献。後半51分のラストプレーで決めた右足のダイレクトボレーは鮮やかでした。
ガンバは長沢選手が長谷川健太監督の期待に応え、今野選手が準決勝の浦和戦に次いで2試合連続ゴールを挙げたので、「中3日でも勢いがあるなぁ」と思いました。しかし、オジェソクの退場で一変し、連続失点を喫して悪夢の敗戦…。逆転優勝するためには、第2戦は2点差以上で勝つか、アウェーゴール4点以上取らなければなりません。
チャンピオンシップ決勝第2戦は、12月5日にエディオンスタジアム広島で行われます。初戦に勝った広島がこのまま逃げ切るのか、それともガンバが奇跡を起こすのか?劇的な幕切れが2試合続いているから、広島での最終決戦もまた、終盤にドラマが生まれるんじゃないかと思います。




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JリーグCS準決勝 ピンチの後にチャンスあり!ガンバ大阪が浦和レッズを下して決勝進出!

2015年11月28日 | soccer

J1リーグの年間王者決定戦「明治安田生命 Jリーグチャンピオンシップ」が11年ぶりに復活!今年は2ndステージ優勝&年間勝ち点1位のサンフレッチェ広島、1stステージ覇者で年間2位の浦和レッズ、昨年のリーグ王者で年間3位のガンバ大阪の3チームが、年間王者をかけて争います。28日は準決勝が行われ、埼玉スタジアム2002で浦和レッズとガンバ大阪が激突。広島が待ち構える決勝に駒を進めたのは一体どっちだ?



両チームのスタメン
[浦和レッズ]
GK 1 西川周作
DF 46 森脇良太
DF 4 那須大亮
DF 5 槙野智章
MF 24 関根貴大
MF 8 柏木陽介
MF 22 阿部勇樹
MF 3 宇賀神友弥
MF 7 梅崎司
MF 19 武藤雄樹
FW 20 李忠成

[ガンバ大阪]
GK 1 東口順昭
DF 22 オ・ジェソク
DF 3 西野貴治
DF 5 丹羽大輝
DF 4 藤春廣輝
MF 15 今野泰幸
MF 7 遠藤保仁
MF 13 阿部浩之
MF 19 大森晃太郎
MF 39 宇佐美貴史
FW 29 パトリック



一発勝負の準決勝は、前半10分に浦和がペナルティエリア手前の位置からのFKを柏木が左足で直接狙うもDFに当たる。前半14分、浦和はCKの流れから宇賀神がPA外から左足ミドルを叩き、PA内にいた阿部勇が頭でコースを変えたが、わずかにゴール左に外れる。
ガンバは15分に宇佐美がドリブルで仕掛けてから右足シュートを放つも、GKにキャッチされる。さらに18分、阿部浩が右サイドからシュートを狙ったが、ボールはポスト左に当たりノーゴール。浦和は23分に李が頭で落としてから武藤が右足で狙うもDFに当たり、さらに宇賀神がミドルを狙ったが、ガンバGK東口の正面。浦和はその後もガンバゴールに襲い掛かるも、ゴールを奪えず。前半は0-0で折り返し。

後半開始早々、試合が動きます。後半2分、浦和は自陣でDF陣がボールを回すが、ガンバMF大森にカットされる。左サイドで相手ボールを奪った大森は、左足でグラウンダー気味のクロス→前線に上がっていた今野がフリーの位置から右足シュートを決める!アウェーのガンバが、1点を先制!
後半5分、浦和は左サイド槙野クロス→梅崎の左足ボレーシュートはGK東口に阻まれ、その直後にガンバはパトリックが宇佐美とのワンツーから突破し、シュートまで持って行ったが、浦和GK西川の正面。
1点を追う浦和は、後半9分に関根がループシュートを狙うも不発。14分には李がヘディングシュートを見せるも枠外。後半18分に梅崎→FWズラタン、那須→MF青木拓矢と2人同時に入れ替え。後半26分、PA右の位置で関根が相手DFに倒されたが、主審の判定はノーホイッスル。その1分後、柏木の右CKを森脇が頭で合わせるもクロスバーに当たり、その跳ね返りをズラタンが押し込んでゴール!浦和が1-1の同点に追いつきます!
これで流れに乗った浦和は、後半41分に柏木が正面から左足を振り抜くも、GK東口にキャッチされる。後半アディショナルタイムには右サイドで関根が相手DFをかわし、折り返しをズラタンがスライディングで合わせるもGKに防がれる。そして終了間際、右サイド・森脇クロス→ファーサイドの武藤がヘディングシュート!しかし、ガンバGK東口が弾いてクロスバー直撃。もう一度武藤が足を出すも、東口が押さえた。結局、1-1の同点のまま90分終了。

延長前半8分、ガンバは途中出場・倉田秋の縦パス→パトリックがDFとの競り合いから左足シュート。これはGK西川に防がれた。対する浦和は11分、右サイドからのパスを受けた武藤がシュートを打つも決まらず。延長後半10分、ガンバは遠藤の浮き球パス→抜け出した途中出場・米倉恒貴のシュートはGK西川の正面。
延長戦も残り少なくなり、このままPK戦に突入かと思われた延長後半13分、ガンバDF丹羽がGKへバックパス。これがGKの頭上を越えてポスト直撃。オウンゴール未遂の直後、ボールを拾った東口→右サイドからオジェソク→遠藤縦パス→パトリック→米倉の右足クロス→逆サイドの藤春が右足でボレーシュート!これがゴール右隅に決まり、ガンバが2-1と勝ち越した!
試合終了間際、ガンバは敵陣でFKを獲得し、遠藤の右足→DFラインの裏へ抜け出したパトリックがGK西川と交錯しながらも右足で押し込み1点追加。浦和DF陣は呆然と立ち尽くすしかなかった…。試合は3-1でガンバ大阪が勝利しました。




年間1位・広島への挑戦権をかけたCS準決勝は、120分間にわたる激闘の末、年間3位のガンバ大阪が、敵地で浦和レッズを破り、12月2日から始まる決勝戦に進むことになりました。同時に来年のAFCチャンピオンズリーグの本選出場も決定です。
ドラマは延長後半終了直前に起こり、丹羽選手のバックパスがあわやオウンゴールになりかけ、その直後にカウンターから藤春選手が値千金のゴールが生まれました。これこそ「ピンチのあとにチャンスあり」。丹羽選手も本当に命拾いしましたね。ガンバ大阪の「珍プレーからの劇的ゴール」は、伝説の1シーンとして後世に語り継がれる…、かもしれない。
決勝点を挙げた藤春選手は、普段左利きなんですけど、右足を振り抜きました。利き足とは逆の方でボレーシュートを決めるってすごい。スーパーゴールですよ。ちなみにこの日は藤春選手の27歳の誕生日。バースデーゴールで華を添えましたな。
GKの東口選手は、何度もファインセーブを連発したことが評価され、この試合の「マンオブザマッチ」に選ばれました。特に後半終了間際、武藤選手のヘディングシュートを真正面から防ぎました。武藤選手のヘディングも完璧な当たりでしたがねぇ…。
敗れた浦和レッズは、前半から再三に渡って決定機を作りながらもゴールを奪えず、後半途中出場の「ガンバキラー」ズラタン選手が同点ゴール。これで勢いづくかと思ったんですが、次の1点が遠かった…。ホーム・埼スタでの試合、それに年間2位だからレッズ優位のはずだったのに…。昨年に続き、またしてもガンバに阻まれました。

Jリーグチャンピオンシップ決勝戦は、サンフレッチェ広島VSガンバ大阪に決定。決勝はホーム&アウェー制度で行われ、12月2日の第1戦はガンバの本拠地・万博記念競技場、5日の第2戦はエディオンスタジアム広島で開催。両チームの今季の対戦成績は1勝1敗の五分。直近の対戦では、広島が2-0で勝利しています。決勝2試合も死闘になりそうな予感が漂います。



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J1レギュラーシーズン最終戦 サンフレッチェ広島が第2ステージ優勝&年間勝ち点1位!

2015年11月23日 | soccer

サッカーの「2015 明治安田生命J1リーグ」は、22日に第2ステージの最終節が行われました。第2ステージの優勝争い、サンフレッチェ広島と浦和レッズの年間1位争い、FC東京とガンバ大阪の「チャンピオンシップ進出争い」の行方はどうなった?



鹿島アントラーズ1-0名古屋グランパス@カシマサッカースタジアム
第2ステージで2位につけている鹿島アントラーズ、逆転優勝はやや厳しくなったか、ホームでの最終節で白星を手にしたいところ。一方の名古屋は、今季限りで退任する西野朗監督にとってこれが最後の試合。
鹿島は前半6分にカイオがミドルシュートを放つもクロスバーの上、19分にもカイオが狙うも枠を捉えられず。前半44分には遠藤康が左足を振り抜いたが、ミドルシュートはクロスバー直撃。なかなか名古屋のゴールネットを揺らすことができずにいましたが、後半9分に中村充孝がドリブルで仕掛けてから左足シュートをゴールに突き刺し、待望の先取点をゲット。
さらにその1分後、左サイドの小笠原満男のクロスから、赤崎秀平→山本脩斗と繋ぎ、最後は遠藤康が左足でボレーシュート。しかし、名古屋GK・楢崎正剛の好セーブに阻まれた。その後は名古屋の反撃が続き、後半アディショナルタイムに途中出場・ノヴァコヴィッチがPA右からシュートを放ったが、鹿島DF昌子源が魂の顔面セーブで同点を阻止。鹿島が1点のリードを守り切りました。


浦和レッズ5-2ヴィッセル神戸@埼玉スタジアム2002
第1ステージ覇者・浦和レッズは、年間1位になるためにも神戸戦で大勝するしかありません。
試合は立ち上がりから動きました。前半2分、浦和は中盤で阿部勇樹が浮き球のパスを入れると、右サイドを抜け出した関根貴大がグラウンダークロス→ゴール前で武藤雄樹がヒールで押し込み、早々と先制点を奪う。前半9分、高木俊幸の縦パスから李忠成が左足で流し込んで2点目を奪うと、13分には左サイドからチャンスを作り、李のパスを受けた槙野智章がペナルティエリア内でクロスを入れ、最後は柏木陽介がゴールを決める。浦和が前半13分までに3点を奪う。
神戸は前半26分に石津大介がワンツーから右足ミドルで1点を返すと、後半20分に森岡亮太が敵陣で相手ボールを奪い、そのままシュートを決めた。3-2と1点差に詰め寄ります。
それでも浦和は途中出場組が流れを引き戻します。後半32分に青木拓矢が4点目を挙げると、後半39分にはズラタンがチャンスを演出すると、右サイド・柏木のクロス→梅崎司がダメ押しの5点目を奪う。後半も2点を追加した浦和、5-2で神戸に快勝です。


サンフレッチェ広島5-0勝南ベルマーレ@エディオンスタジアム広島
第2ステージ首位・サンフレッチェ広島は、ホームで湘南と対戦。引き分け以上なら第2ステージ優勝、勝てば年間1位が決まります。
膠着状態が続いた中で迎えた前半23分、広島はDF塩谷悠が前線へロングパスを出し、右サイドを駆け上がったミキッチがペナルティエリア内でボールを拾い、グラウンダーのラストパスを受けたドウグラスのシュートは、相手DFの足に当たっったが、コースが変わりゴールへと吸い込まれた。幸先良く1点を先取した広島は、その2分後にカウンターから青山敏弘が右足一閃!ミドルシュートをゴール左隅に突き刺して2点目。さらに前半42分、左サイド・清水航平のクロス→ファーサイドの佐藤寿人が頭で合わせて3点目!
前半のうちに3点を挙げた広島は、後半も立て続けに決定機を作り、後半27分に清水の左足クロス→ドウグラスのダイビングヘッドで4点目。後半アディショナルタイム、浅野拓魔が右サイドを攻め、最後はドウグラスが左足でゴールを叩き込む。ドウグラスのハットトリックの活躍で、湘南に5-0と大勝したサンフレッチェ広島。第2ステージ優勝&レギュラーシーズン1位を決めました。


ガンバ大阪4-0モンテディオ山形@万博記念競技場
年間総合4位とチャンピオンシップ進出の可能性が残っているガンバ大阪。この試合で勝利し、総合3位・FC東京が引き分け以下なら逆転で3位浮上となります。最終節の山形戦は、本拠地・万博記念競技場での最後の試合です。
ガンバは前半33分、左サイドを張る宇佐美貴史のパス→倉田秋の左足シュートはわずかにゴール左に外れる。後半3分には遠藤保仁の右CKから宇佐美がシュートを狙うが、相手DFに当たりゴールならず。
後半10分、一気に2人を入れ替え、倉田秋とオジェソクを下げ、米倉恒貴と長沢駿を投入。すると後半16分、長沢のパスを受けた宇佐美がクロスを上げ、こぼれ球を拾った大森晃太郎が右足でゴールに流し込み、試合の均衡を破る。これで勢いづいたガンバは、18分に長沢→宇佐美と繋ぎ、大森が左足を合わせて2点目。後半19分には宇佐美が左サイドからクロス→長澤のヘディングで3点目。そして後半21分、右CKから米倉が頭で合わせて4点目。5分間で4得点の猛攻を見せたガンバ大阪、万博最終戦で勝ち点3を獲得しました。


FC東京0-0サガン鳥栖@味の素スタジアム
CS進出に王手をかけている総合3位のFC東京は、鳥栖を迎えての一戦。勝てば3位確定でしたが、FC東京にプレッシャーが襲い掛かりました。
前半9分、左サイドで東慶悟が仕掛けると、折り返しを前田遼一がシュートを放つが、枠を捉えられず。前半23分には河野広貴がシュートするもダメ。逆に前半29分に鳥栖のカウンターからピンチを迎えたが、鳥栖FW・早坂良太のシュートが大きく外れて事なきを得た。
先制点が欲しいFC東京は、後半16分に左サイドでFKを獲得し、太田宏介のセンタリング→DF丸山祐市が合わせるもポストの右。後半27分には右サイドのクロス→林容平が飛び込むも不発、ファーサイドで前田がボールを拾うもシュート打ち切れず。
後半39分、サガン鳥栖にチャンス到来。中盤で水沼宏太が前線へパスを出し、反応したMF鎌田大地がDFラインの裏へ抜け出してシュート。しかし、ボールはポスト左に当たりノーゴール。ピンチを凌いだFC東京は後半40分にセットプレーのチャンス到来、右CKから森重真人がシュートを放つが、GKにキャッチされる。最後まで攻め続けたFC東京だったが、鳥栖の堅守を破れず無情のタイムアップ。0-0のスコアレスドローに終わりました…。


この結果、第2ステージ覇者・サンフレッチェ広島が勝ち点74で年間総合1位になり、第1ステージ覇者・浦和レッズが勝ち点72で2位。勝ち点63でガンバ大阪とFC東京が並びましたが、得失点差で上回ったガンバが逆転で総合3位に浮上し、チャンピオンシップ進出が決まりました。(ガンバ+17、東京+12)ガンバにとっては奇跡、FC東京にとっては悲劇の結末といえるでしょう。第2ステージで2位だった鹿島アントラーズは、総合5位でシーズン終了でございます。
13勝3敗1分け・勝ち点40で第2ステージ優勝を果たした広島は、得点数で18チーム最多の40得点、14失点も18球団最少。ステージ優勝に大きく貢献したドウグラス選手は、第2ステージだけで15得点を挙げました。第9節の名古屋戦で今季初のハットトリックを達成すると、この日の湘南戦でも3得点。シーズン通算でもリーグ2位の21得点をマーク。一度活躍し出すと手がつけられないですね。前半42分に3点目のゴールを奪った佐藤寿人選手は、中山雅史さんが持つ「J1通算157得点」に並びました。ゴールを決めた直後、チームメイトから祝福の胴上げを受けておりました。


その他の試合の結果はご覧の通り
川崎フロンターレ1-0ベガルタ仙台@等々力陸上競技場
柏レイソル1-1アルビレックス新潟@日立柏サッカー場
ヴァンフォーレ甲府2-2清水エスパルス@山梨中銀スタジアム
横浜Fマリノス0-0松本山雅FC@日産スタジアム

J1レギュラーシーズンは全日程が終了し、川崎フロンターレの大久保嘉人選手が3年連続で得点王に輝きました。仙台戦の後半35分に今季23得点目のゴールを叩き出しました。前期で11得点、後期も12得点でした。大久保選手は今年10月に妻・莉瑛さんが胞状奇胎で抗がん剤治療を受けていることを公表し、病気と闘っている奥さんのために丸刈りにしました。3年連続得点王は前人未到の偉業。奥さんもきっと喜んでいるはずです。

11月28日からは年間王者を決める戦い「明治安田生命 2015 Jリーグチャンピオンシップ」が始まります。28日に行われる準決勝は、浦和レッズとガンバ大阪が激突。両者は今季2度対戦して1勝1敗の五分です。一発勝負の準決勝を制し、年間1位・サンフレッチェ広島が待ち構える決勝に駒を進めるのは一体どちらか?
昨年までの1ステージ制なら広島の優勝なんですが、今年から始まる「ポストシーズン」だと2位のレッズと、3位・ガンバにも年間優勝のチャンスがあるから、下克上が起きることもあり得るでしょう。「チャンピオンシップ」ではどんなドラマが起きるのか。1試合も見逃せません。




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ハリルジャパン、シンガポールに3-0で勝利!金崎夢生が代表初ゴール!

2015年11月12日 | soccer

FIFAワールドカップアジア2次予選「シンガポール代表VS日本代表」が12日、シンガポールナショナルスタジアムで行われました。日本はここまで4試合を戦って3勝1分け・勝ち点10でグループEの2位につけていますが、対戦相手のシンガポールも勝ち点10で並んでいます。両チームは今年6月に対戦し、日本が20本のシュートを打ちながらもゴールを割ることができず、0-0の引き分け。2度目の対戦となる今回、シンガポールのゴールをこじ開け、敵地で勝ち点3を奪えるか?



スタメンはこちら
[日本代表]
GK 12 西川周作
DF 5 長友佑都
DF 6 森重真人
DF 19 酒井宏樹
DF 22 吉田麻也
MF 7 柏木陽介
MF 13 清武弘嗣
MF 17 長谷部誠(Cap)
FW 4 本田圭佑
FW 14 武藤嘉紀
FW 15 金崎夢生

この日の日本は、岡崎慎司、香川真司がベンチスタート。代わって柏木・清武がスタメンに入り、5年ぶりの代表復帰となる金崎を1トップで起用。


シンガポールのキックオフで始まった前半、序盤から日本がペースを握る展開に。前半2分、清武のパスを受けた本田が左足シュートを放ったが、相手にブロックされる。7分、清武が左サイドへパスを出し、武藤クロス→ファーサイドの本田のシュートは、シンガポールGKマフブドのセーブに阻まれます。さらに前半16分、清武のFKから森重が頭で合わすもGKに防がれ、本田のシュートもDFに当たり、さらに吉田も右足でシュートを放ったが、GKマフブドにキャッチされる。
再三決定機を作りながらもゴールが取れない時間が続きましたが、前半20分に本田のクロス→武藤が頭で落とし、ゴール前で金崎が胸トラップから左足を振りぬく。ボレーシュートはゴール右隅に突き刺さり、日本が1点を先制!24分、今度はゴールやや右寄りの位置でFKを獲得し、本田が左足で狙ったが、GKマフブドが片手一本でセーブ。そして26分、右サイドでボールを繋ぎ、金崎から清武への縦パス、清武クロス→武藤ポストプレー→走りこんできた本田の左足シュートは、相手DFの足に当たり、そのままゴールイン。本田のゴールで日本が2点目を挙げます。
さらに追加点が欲しい日本は、32分に柏木のスルーパス→長谷部がミドルシュートを狙うもゴール左にそれ、36分にはカウンターから森重がシュートを狙うも決まらず。43分にはDF吉田もシュートを打つが、GKの正面。前半は日本2点リードで折り返し。


後半も日本が押し込む展開に。後半1分、右サイドを攻め込み、セカンドボールを拾った長谷部がシュートを狙うもゴール左に外れる。さらにその1分後、左サイドの武藤のクロス→本田のヘディングシュートはクロスバーの上。さらに後半6分に武藤、後半9分には長谷部、13分には酒井宏のスルーパス→抜け出して金崎がシュートを放つもゴールネットを揺らすことができない。
ホームで意地を見せたいシンガポールは、後半21分にFKを獲得し、ロングボールからMFバハルディンが頭で合わせるも左に逸れる。さらに27分、右サイドのFWラムリのクロス→DFスヤドが飛び込むも枠を捉えられない。
日本は後半25分に武藤を下げて宇佐美貴史、後半30分には清武→香川を投入。すると後半33分、吉田の縦パスからチャンスが生まれ、香川→長谷部と繋ぎ、柏木がシュートを放つもクロスバーを越える。後半35分、長谷部のクロス→金崎が右足で押し込んでゴールかと思われたが、オフサイドで得点ならず。
このまま2-0のまま終わるかと思われた後半43分、柏木の右CK→吉田のヘディングシュートは枠内に飛ぶも、DFにクリアされる。しかし、セカンドボールを宇佐美がシュートすると、ゴール前にいた吉田がコースを変えてゴールイン。記録は吉田の得点。日本が終了間際にダメ押しの1点を奪い、3-0でシンガポールに快勝しました。



勝ち点10同士の直接対決は、日本が前半に金崎選手と本田選手のゴールが生まれ、後半終了間際に吉田選手がラッキーなゴールを挙げました。ホームの試合では、シンガポール相手に無得点だったけど、アウェーの今回は3得点を挙げてリベンジ成功。これで日本は5試合を終えて4勝1分・勝ち点13となり、再びグループEの首位に躍り出て、2次予選首位通過にまた一歩前進しました。
先制点を決めた金崎選手は、5年ぶりの代表戦で先発起用にしっかり応えました。前半20分に左足のボレーシュートでシンガポールのゴールをこじ開けてみせました。自身にとってもこれが代表初得点です。今季は鹿島アントラーズでプレーし、リーグ戦で9得点、ナビスコ杯で5得点を挙げております。新戦力が活躍したのは、日本にとっていいことだと思います。この次のカンボジア戦も、金崎選手の出場機会があるかもしれませんよ。
2次予選4連勝のハリルジャパンは、17日の第6戦でカンボジア代表と対戦します。今年9月に埼玉で行われた前回の試合は、日本が3-0で勝利しました。次の試合はハリルJAPANの2015年ラストマッチ。ゴールラッシュで締め括りたいところだ。





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Jリーグヤマザキナビスコ杯決勝  鹿島アントラーズがガンバ大阪に圧勝し、6度目の優勝!

2015年10月31日 | soccer

サッカーの「2015 Jリーグヤマザキナビスコカップ」の決勝戦が31日、埼玉スタジアム2002で行われました。今年の決勝戦は、2連覇を目指すガンバ大阪と、大会最多5度の優勝を誇る鹿島アントラーズが激突。両チームは今季リーグ戦で2度対戦し、ガンバが2勝しています。東西の名門同士のぶつかり合いは、一方的な試合展開となりました。



[鹿島アントラーズ]
GK 21 曽ヶ端準
DF 22 西大伍
DF 14 ファン・ソッコ
DF 3 昌子源
DF 16 山本脩斗
MF 20 柴崎岳
MF 40 小笠原満男
MF 25 遠藤康
MF 13 中村充孝
FW 33 金崎夢生
FW 18 赤崎秀平

[ガンバ大阪]
GK 1 東口順昭
DF 14 米倉恒貴
DF 3 西野貴治
DF 5 丹羽大輝
DF 4 藤春廣輝
MF 15 今野泰幸
MF 7 遠藤保仁
MF 13 阿部浩之
MF 39 宇佐美貴史
MF 11 倉田秋
FW 29 パトリック



試合は前半開始から鹿島がペースを握ります。開始1分に金崎が右サイドからシュートを放つと、2分には右CKの流れから小笠原のミドルシュート、セカンドボールを拾った遠藤康がワンツーからシュートを狙うもクロスバーを越えます。4分にはペナルティエリア右の位置で赤崎→ゴール前で小笠原が飛び込んだが、ガンバGK東口が体を張って防いだ。さらに5分、柴崎のスルーパス→ゴール前にいた遠藤康にボールが渡ったが、その前にオフサイド。
さらに攻め込む鹿島は11分、柴崎の縦パス→中村のシュートはゴール右に逸れ、13分には赤崎が左サイドを仕掛けると、マイナスからの折り返しを中村が右足を振り抜いたが、シュートはガンバMF遠藤保が頭でクリアする。
押し込まれているガンバは23分、鹿島のFKをクリアすると、そのままカウンターに持ち込む。自陣でボールを受けた宇佐美がドリブル突破、そのまま左足シュートまで持っていったが、鹿島GK曽ヶ端にキャッチされた。前半30分を経過し、ガンバはDFの西野を下げて、岩下敬輔がピッチに入る。前半で早くも最初の交代枠を使う。
前半40分、鹿島は遠藤康が前線にスルーパスを入れると、赤崎がDFラインの裏へ抜け出し、ガンバGK東口をかわしてシュート。しかし、ゴール前でガンバDF丹羽が間一髪クリア。鹿島、絶好の決定機を外して無得点。前半は両チーム無得点で折り返し。

エンドが変わった後半、ガンバは5分に阿部→遠藤保→倉田と繋ぎ、パトリックがシュートを放ったが、枠を捉えることが出来ません。鹿島も後半8分、右サイドからのFKを金崎が頭で合わせるも、ゴールネットを揺らすことができない。
後半15分、鹿島は左CKのチャンスを獲得。小笠原のセンタリング→ゴール前飛び込んだファンソッコが、ヘディングシュートを決める!前半開始から攻め続けた鹿島、ようやくガンバのゴールをこじ開けて先制点を奪い取りました!
後半20分を経過し、ガンバはに阿部を下げてMF大森晃太郎を投入。対する鹿島も遠藤康→カイオ、中村→鈴木優磨が入る。すると後半28分、左サイドの鈴木が逆サイドのカイオへパスを送り、カイオがグラウンダーでクロスを入れ、ゴール前詰めていた金崎が右足で合わせたが、ガンバGK・東口の好セーブに阻まれる…。東口はシュートを片足でセーブしていた。
鹿島1点リードで迎えた後半39分、再び左CKのチャンスを掴み、小笠原が蹴ったボールを柴崎が頭で繋ぎ、最後は金崎が頭で押し込みゴール!終盤に鹿島が大きな追加点を奪う。さらに後半41分、中盤で小笠原→柴崎が右サイドへスルーパス。カイオが相手DFを振り切ると、GKとの1対1から右足シュートを突き刺して3点目。鹿島アントラーズ、3-0でガンバ大阪に圧勝しました。




今年のナビスコカップFINALは、鹿島アントラーズが終始試合を支配しました。前半は再三ガンバのゴールに襲い掛かるも決めきれませんでしたが、後半にファンソッコ選手の先制弾を皮切りに、金崎選手の追加点、途中出場・カイオ選手のダメ押し弾で3点を奪いました。3得点中2得点は、小笠原選手のセットプレーによるもの。小笠原選手は2アシストを挙げてMVPを獲得しております。鹿島はガンバ相手に公式戦4連敗中でしたが、この試合で連敗がストップしました。これで鹿島はナビスコカップ6度目の優勝。クラブのタイトル獲得数も17個目です。
連覇を逃したガンバ大阪は、GKの東口選手がファインセーブを連発するも、攻撃陣が守護神の頑張りに応えられず。前回MVPのパトリック選手、エース・宇佐美選手も不発。連戦の疲労もあるだろうけど、チャンスも少なくて完敗でした。2年連続3冠の可能性は消滅したものの、まだリーグ戦と天皇杯連覇の可能性が残っています。

「J1リーグ」も終盤に入り、第2ステージも残り2節となりました。現在サンフレッチェ広島が勝ち点34で首位、ナビスコ杯を制した鹿島アントラーズは勝ち点31で2位を追走。ただし、次節の結果次第では広島の優勝が決まるかもしれません。
年間総合順位では、広島と第1ステージ覇者・浦和レッズが勝ち点68で並んでいますが、広島が首位、浦和が2位。既にこの2チームは11月下旬から始まる「明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ」の出場が決まっています。ガンバ大阪は勝ち点60で3位、鹿島は勝ち点53で7位となっています。鹿島がCSに出場するためには、第2ステージ優勝が絶対条件ですが、もはや万事休すだ。ガンバも残り2試合で連勝すればCS出場が決まります。
残留争いの方は、清水エスパルスとモンテディオ山形の降格が決定。昇格1年目の松本山雅FCが勝ち点27で16位、15位・アルビレックス新潟(勝ち点33)との勝ち点差は6だから、次節にも降格が決定となります。
第2ステージ優勝争い、年間総合上位争い、残留争いもいよいよ大詰め。11月7日の第2ステージ第16節で決着はつくのかでしょう?





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ハリルJAPAN、W杯2次予選最大のライバル・シリアに完勝!3連勝で首位浮上だ!

2015年10月09日 | soccer

「2018 FIFAワールドカップ アジア2次予選」シリア代表VS日本代表の試合が8日、オマーン・シープスタジアムで行われました。2次予選3試合を終えて、日本は2勝1分・勝ち点7でグループEの2位。対戦相手のシリアは、3戦3勝・勝ち点9で首位をひた走ります。日本が首位を奪うためには、この直接対決に勝たなければなりません。グループE最大のライバルから勝ち点3を取れるのか?



スタメンはこちら
[日本代表]
GK 12 西川周作
DF 5 長友佑都
DF 20 槙野智章
DF 21 酒井高徳
DF 22 吉田麻也
MF 10 香川真司
MF 16 山口蛍
MF 17 長谷部誠(Cap)
FW 4 本田圭佑
FW 8 原口元気
FW 9 岡崎慎司



日本ボールのキックオフで始まった前半、開始5分に原口がドリブルから右足ミドルシュートを放ちますが、枠を捉えられず。7分には本田のスルーパス→原口が抜け出したが、オフサイドを取られます。前半19分、長友が左サイドを突破してクロスを上げ、ゴール前で岡崎が飛び込むも届かず。続くCKでは、日本にファウルがあって無得点。24分、原口クロス→本田パス→岡崎のシュートはバーを超える。さらに27分、左サイドでFKのチャンスを迎え、香川センタリング→ファーサイドで高徳が頭で折り返し、原口がボレーを狙うも相手に当たり、こぼれ球を本田が左足シュートを放ったが、ゴール右に外れてしまいます。
シリアは前半35分、中盤で原口のパスを奪ってからチャンスを作り、MFアル・マワスのスルーパスを受けたMFアル・フセインがペナルティエリア外からシュートを打ったが枠外。41分にはカウンターを仕掛け、右サイドのクロスがDF長友の背中に当たると、味方が頭でつなぎ、FWフリビンがフリーの位置からシュートするが、ゴール右に逸れる。日本にとっては危ないシーンだった。結局前半は0-0で折り返し。


エンドが変わった後半、日本は後半4分に長谷部と香川のワンツーでチャンスを迎えるが、長谷部がハンドを取られる。後半8分、長谷部のロングパス→岡崎が一気に抜け出したが、PA内でシリアDFアル・マスリーに倒されてPKを獲得。日本に先制のチャンス到来。このPKを本田がゴール左隅に決め、日本が先制点を奪い取ります。
追加点を狙う日本は、後半17分に香川→本田スルーパス→岡崎が詰めるもダメ。後半21分、原口に代えて宇佐美貴史を投入。その宇佐美は24分、左サイドでクロスを上げ、ファーサイドの岡崎がシュートを打つもGKに阻まれます。そして後半25分、左サイドにいた香川がドリブルでPA内に入り、その折り返しを岡崎が右足で合わせてゴールネットを揺らした!日本が2-0とシリアを突き放します!
2点を追うシリアは、後半35分過ぎに反撃に出ます。37分にMFオマリのシュートは長谷部にブロックされ、さらにフリビンがシュートを狙うも決まらず。39分、ゴール正面の位置でのFKをオマリが右足で直接狙ったが、ポスト右を直撃。
ピンチを凌いだ日本は後半43分、途中出場・清武弘嗣が絶妙なスルーパスを出すと、DFラインの裏へ抜け出した本田のヒールパス→最後は宇佐美が流し込み、日本が勝利を決定付ける3点目をGET。力の差を見せつけた日本、3-0でシリアに快勝しました。



絶対に勝たなければいけなかった今回のシリア戦、前半は27分に決定的シーンがありながらもゴールを奪えず、逆に危ない場面が2度もありました。重苦しい内容だった前半から一転、後半は本田選手の先制PKを皮切りに3点を挙げました。難敵・シリアとのグループE首位攻防戦を制した日本代表、欲しかった勝ち点3獲得。4試合を終えて3勝1分で勝ち点10となり、グループEの首位に躍り出ました。初戦のシンガポール戦で引き分けて、厳しいスタートとなりましたが、その後は3連勝。最終戦まで首位の座をがっちり守って、最終予選進出を決めてほしいですね。
この日は本田選手が3試合連続ゴールとなるPKを決めれば、自らのパスで宇佐美選手のゴールをお膳立てし、1ゴール1アシスト。岡崎選手は先制点のPKを獲得すると、後半24分には右足で2点目のゴールを奪いました。後半途中出場の宇佐美選手は、ドリブルで仕掛ける場面を見せたり、シュートに行ったりしましたが、後半43分に得点を挙げました。代表戦でのゴールは、3月のウズベキスタン戦以来です。期待に応えられない時期が続いたけど、ようやく結果を残しましたね。
日本代表はこの後、10月13日にイラン代表との国際親善試合に臨みます。イラン代表は最新のFIFAランキングで、アジア勢最高位の39位につけています。(日本はFIFAランク55位)完全アウェーでの試合となりますが、どんな内容でもいいから勝ってほしいですね…。





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ハリルジャパン、ゴールラッシュでアフガンに圧勝!香川と岡崎が共に2得点!

2015年09月09日 | soccer

2018ロシアW杯アジア2次予選・アフガニスタン代表VS日本代表の試合が8日、イラン・テヘランにある「アザディスタジアム」で行われました。今回の試合はアフガニスタンの政情不安により、中立地での開催です。3日のカンボジア戦で勝利を収めたものの、格下を相手に3点しか取れなかったハリルJAPAN。FIFAランク130位のアフガニスタンを相手にアウェーで勝ち点3&ゴールラッシュが期待されました。


スタメンはこちら
[日本代表]
GK 12 西川周作
DF 5 長友佑都
DF 6 森重真人
DF 19 酒井宏樹
DF 22 吉田麻也
MF 4 本田圭佑
MF 10 香川真司
MF 16 山口蛍
MF 17 長谷部誠(Cap)
FW 8 原口元気
FW 9 岡崎慎司

前回のカンボジア戦から1人メンバーが変わり、原口元気がスタメン入り。武藤嘉紀と宇佐美貴史はベンチスタート。



序盤から日本が攻め込み、開始1分に左サイドのCKを香川が蹴り、ゴール前でDF森重が頭で押し込むも、アフガンGKアジジに防がれてノーゴール。前半7分、左サイドで長友クロス→PA右で本田が頭で落とし、最後は長谷部がシュートを放ったが枠を捉える事ができず。迎えた前半10分、左サイドで原口が香川にパスを送り、香川が反転してから右足のミドルシュート。ボールはゴール左隅に突き刺さり、日本が早い時間帯に先制点を奪います!
日本はさらに攻め込み、19分に右CKを岡崎が頭で合わせ、ゴール前で吉田と森重が詰めるも合わせられず。21分には右サイドで酒井宏樹→岡崎が飛び込むもダメ。27分には森重がシュートを放つもクロスバーに当たり、跳ね返りを長谷部が繋ぎ、岡崎がヘディングシュートを放つもわずかに外れる。
そして前半35分、左CKの流れから長友がクロス→ゴール前で森重がヘッドで叩きつけるも、アフガンGKの好セーブに阻まれる。しかし、こぼれ球を本田が滑り込みながらも折り返し、森重が押し込んでゴール。本田の粘りが日本に追加点をもたらし、2-0とリードを拡げます。
前半アディショナルタイム、日本は左サイドのペナルティエリア近くでFKを獲得し、香川がグラウンダーのボールを入れると、本田が左足を振りぬいたが、シュートはGKの正面。前半は日本が2-0で折り返します。


後半も日本が主導権を握ります。後半5分、中央で本田が左サイドの香川へスルーパス→香川→原口と繋ぎ、最後は香川が左足でゴール右隅に流しこむ!香川のこの日2点目のゴールで、3-0と突き放します!
勢いに乗る日本は、後半12分に右サイドで本田→香川縦パス→山口がアフガニスタンのDFラインの裏へ抜け出し、グラウンダーの折り返しを岡崎が押し込む。アフガンの守備を上手く崩して4点目を奪うと、後半15分には本田が見方とのワンツーから右足でシュートを狙うもDFに当たる。しかし、こぼれ球を岡崎が右足で合わせて5点目。岡崎も2ゴールを奪いました。
後半25分、日本はDFの酒井を下げて宇佐美を投入。すると後半29分、左サイドで宇佐美がドリブルで仕掛けてからグラウンダークロスを入れ、ゴール前で相手と競り合っていた本田が押し込み、日本6点目。後半だけで4得点のゴールラッシュ!
日本はその後、香川に代えて武藤、長谷部OUT→DF遠藤航が投入。後半41分、ゴール正面でFKを獲得し、本田が左足で直接狙ったが、GKの横っ飛びセーブに阻まれた。結局試合は6-0で日本がアフガニスタンに圧勝しました。



ホーム・埼玉スタジアムでの2試合でわずかに3得点しが挙げられなかったハリルジャパンが、アフガニスタン戦でゴールラッシュを見せました。香川選手が前半と後半にゴールを奪い、岡崎選手も2ゴール、さらには森重選手と本田選手にもゴールが生まれました。ハリルジャパンにとって初めての中東アウェー戦でしたが、試練の一戦を快勝して勝ち点3を積み上げることができました。
香川選手は前半10分に右足の痛烈なミドルシュートを直接決めると、後半5分には左足で直接流し込みました。代表での2得点は2011年のタジキスタン戦以来だそうです、前回のカンボジア戦に続いてのゴールで、2試合で3得点。カンボジア戦での「QBK」の失態を払拭できましたね。岡崎選手も2得点を挙げ、「○○スタンキラー」ぶりを発揮。代表通算もこれで46得点目。本田選手は泥臭いプレーで勝利に貢献。前半35分にはゴールラインを割りそうなボールに反応し、森重選手のゴールをアシストすれば、後半28分には相手選手との競り合いから、根性でシュートを押し込みました。アシストした宇佐美選手のドリブルもキレキレでしたよ。
W杯2次予選の3試合を終え、日本は2勝1分・勝ち点7。現時点でグループEの2位につけています。この後は10月8日にE組最大のライバル・シリア代表との直接対決が控えています。シリアは3試合で3勝0敗・勝ち点9で首位にいます。次戦も中東でのアウェー戦。シリアからも勝ち点3を奪い取れ!




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ハリルジャパン5試合ぶりの勝利も、「超格下」のカンボジアから3点しか奪えず。

2015年09月04日 | soccer

「2018 FIFAワールドカップロシア」アジア地区2次予選・日本代表VSカンボジア代表戦が3日、埼玉スタジアム2002で行われました。6月16日のシンガポール戦で0-0のスコアレスドローに終わり、ロシアW杯に向けて厳しいスタートを切ったハリルジャパン。その後、8月の東アジアカップで1敗2分けの最下位に終わり、ここまで4戦連続で勝利がありません。アジアで勝てないという深刻な状況に陥ったサッカー日本代表、FIFAランキングも58位に下がりました。2次予選2戦目のカンボジア戦は、勝ち点3を取るしかありません。



[日本代表]
先発
GK 12 西川周作
DF 5 長友佑都
DF 6 森重真人
DF 22 吉田麻也
DF 19 酒井宏樹
MF 4 本田圭佑
MF 10 香川真司
MF 16 山口蛍
MF 17 長谷部誠(Cap)
FW 9 岡崎慎司
FW 14 武藤嘉紀

この日はGKに西川が入り、右サイドバックに酒井宏樹、山口がボランチでスタメン入り。



前半は日本が立ち上がりから主導権を握り、開始3分に右サイドを突破した酒井がグラウンダーで折り返し、ペナルティエリア内の武藤がシュートを放つもGKにキャッチされる。9分には香川がPA右からシュートを狙うもGKに防がれる。16分には武藤が左サイドからミドルシュートを打つも、左に外れる。18分、左にいた山口が右サイドへパス→酒井が頭で落とす→岡崎の折り返し→武藤のシュートは空振り。さらに20分、山口が遠い位置から右足を振り抜くも大外れ。22分には右サイドで本田が左足クロス→ゴール前で吉田が飛び込むも合わせられなかった。26分、本田のスルーパス→香川がゴールラインギリギリの位置からクロス→カンボジアDFピセットのクロスはあわやオウンゴールになりかけた。
再三カンボジア陣内を攻め込みながらも、先制点が奪えない日本。そんな中で迎えた前半28分、本田が右サイドから左足ミドルシュート!ボールはカンボジアGK・ヤティの手を弾き、ゴールネットに突き刺さる!本田の豪快ミドルでようやく先制点を奪います。
ここからゴールラッシュと行きたい日本は、30分に酒井のグラウンダークロス→香川が右足で合わせるもゴール右に逸れる。40分には山口の縦パスから香川がシュートを放つが、GKヤティに阻まれ、さらにこぼれ球を岡崎が狙うもまたもGKの好守に阻まれた。42分、岡崎のパスを受けた武藤がドリブルからクロスを入れ、ゴール前で香川が押し込もうとしたが、なぜかボールはGKの方向へ…。絶好の決定機なのに決めきれなかった…。結局前半は、本田のミドル弾による1点のみにおわりました。


後半に入り、日本は開始1分に長谷部クロス→武藤が頭でたたきつけるが、枠を捉えられず。後半5分、長友がボールキープしてから山口にパス、山口→DFの吉田麻也がミドルシュート。グラウンダーのボールはゴールに吸い込まれ、日本に2点目が入ります!
リズムに乗る日本は14分、長谷部が華麗なターンを見せてから本田にパスを送り、本田の左足ミドルは長友に当たる。長友、そこは避けなさい。後半16分、本田の縦パス→岡崎が反転してからのシュートはDFに当たる。こぼれ球での競り合いから、最後は香川が右足で流し込む。これで3-0とカンボジアを突き放します。
後半20分、日本は武藤に代えて宇佐美貴史を投入。その宇佐美がいきなり見せ場を作ります。左サイド・長友のクロス→ダイレクトでシュートを放ったが、相手DFに当たる。後半27分には岡崎のパスを受けてから右足を振りぬいたが、GKにキャッチされた。後半34分、宇佐美の縦パスから長友が抜け出したが、シュートはGKに押さえられる。後半40分、左サイドを仕掛けてシュートまで持って行ったが、ゴールを決められず。
結局試合は3-0で日本がカンボジアを下しました。



ハリルジャパンにとって5試合ぶりの勝利を挙げ、ホームで勝ち点3を獲得することができましたが、FIFAランク180位と「超格下」のカンボジアを相手に、34本のシュートを浴びせながらも3得点しか挙げられませんでした。ハリルホジッチ監督も「もっと点が取れていた」と不満を漏らしていました。チームが好調のときは5点以上は軽く取れていたと思います。
本田選手の先制の無回転ミドルシュートは、重たい雰囲気を打ち破るかのような一撃でした。不甲斐ないチームに対する「怒りの一発」と言ってもよいでしょう。それに、吉田選手のミドル弾には驚きました。意外性のあるところを見せてくれたって感じでしょうか。香川選手は前半40分過ぎの決定的なシーンを外したけど、後半16分に3点目のゴールを挙げて名誉挽回に成功。まあでも、前半のシュートは決めてほしかったです。
2次予選初勝利を挙げた日本代表は、日本時間8日にアフガニスタン代表と対戦します。今度はアウェーでの戦いですが、アフガンの政情不安により、開催地はイラン・テヘランにある「アザディスタジアム」で行われます。中立地での試合となりますが、キッチリと白星を挙げてほしいですね。




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