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暑すぎてつらい。

浅野だ!井手口だ!サッカー日本代表が6大会連続W杯出場決定!

2017年08月31日 | soccer

2018 FIFA ロシアワールドカップ・アジア地区最終予選「日本代表VSオーストラリア代表」が31日、埼玉スタジアム2002で行われました。ここまで最終予選を8試合戦って5勝2分け1敗・勝ち点17でグループBの首位にいる日本代表。今回の豪州戦で勝てばロシアW杯出場が決定しますが、負ければ窮地に追い込まれてしまいます。勝ち点16で3位の豪州の方も、勝てばW杯出場。宿敵・豪州との大一番、ハリルJAPANはロシア行きの切符を掴むことができたのか!?



スタメンはこちら
[日本代表]
GK 1 川島永嗣
DF 3 昌子源
DF 5 長友佑都
DF 19 酒井宏樹
DF 22 吉田麻也
MF 2 井手口陽介
MF 16 山口蛍
MF 17 長谷部誠(Cap)
FW 14 乾貴士
FW 15 大迫勇也

[オーストラリア代表]
GK 1 ライアン
DF 6 スピラノビッチ
DF 20 セインズバリー
MF 3 スミス
MF 5 ミリガン(Cap)
MF 21 ルオンゴ
FW 7 レッキー
FW 10 クルーズ
FW 14 トロイージ
FW 22 アーバイン
FW 23 ロギッチ

日本はチームを支え続けてきた本田圭佑と香川真司をスタメンから外し、井手口と浅野の若手選手を先発起用。さらには乾が中盤に入り、FWは大迫の1トップ。対する豪州は、エースのユリッチと日本キラー・ケーヒルの2人がベンチスタート。



豪州ボールで始まったこの試合、前半1分に日本は右CKから酒井宏が飛び込むが、シュートは枠を捉えることができず。豪州も7分にCKでの混戦から、ロギッチが左足で叩きつけてのシュートを放ったが、GK川島にキャッチされる。日本は14分に乾が右サイドからシュートを放つも左にそれる。16分には左のショートコーナーから、ファーサイドの浅野が頭で合わせたがポストに当たる。22分には大迫がミドルシュートを狙うもGKの正面。相手陣内に攻め込みながらも、なかなかゴールが奪えません。
前半35分、日本は左サイドでボールをつなぎ、大迫のスルーパス→長友のクロス→逆サイドの浅野のヘディングシュートは枠外。前半38分、豪州はレッキーが右足でシュート。ボールはDF吉田の足に当たると、ポスト右を直撃。日本にとっては危ない場面だった。そして迎えた前半41分でした。左サイドで長友が右足でクロスを上げると、ゴール前でフリーになっていた浅野が左足で合わせてゴール右隅へ!スタメン起用に応えた浅野、日本に先制点をもたらしました!前半は1-0で日本リードで終了。

後半3分、豪州は右サイド・レッキーのパスに反応したクルーズがゴール前に飛び込むが、GK川島が先にボールを抑える。日本は後半8分に中盤で井手口が右サイドにパスを出すが、浅野がボールに触れず。その直後、酒井宏が右サイドを突破するが、クロスは相手DFに当たる。後半11分、日本はカウンター攻撃を仕掛け、大迫のパスを受けた乾が左サイドをドリブルで仕掛け、そのままシュートまで持って行ったが、DFに阻まれる。
1点を追う豪州は、後半16分にトロイージに代えてユリッチを投入。後半23分にはケーヒルが入る。厄介な2人が入ったことで流れが変わり、後半26分に右サイドでクルーズがグラウンダーのクロスを入れると、ゴール前にユリッチがいたが、酒井宏が対応。こぼれ球にケーヒルが反応するが、DF吉田がシュートを打たせない。日本DF陣がピンチを守り切ります。
日本も後半30分に乾を下げてFW原口元気を投入。すると後半32分、変わったばかりの原口がDFを一人かわした後、ペナルティエリア内に進入。グラウンダーの折り返しから、井手口が右足を振り抜いたが、ゴール手前にいた豪州DFにクリアされて2点目ならず。後半37分、敵陣で原口がボールを奪うと、井手口がドリブルで中央に持ち込み右足一閃!ミドルシュートがゴール右に突き刺さり、日本に大きな2点目!ロシアW杯出場に大きく近づきます!
豪州も終盤に反撃に出るも、日本が最後まで守り切りタイムアップ!日本が豪州を2-0で下し、ロシアW杯本大会出場を決めました!



勝った方がW杯出場の「天王山」は、日本代表がオーストラリアに快勝!6大会連続のW杯出場が決定しました。ブラジルW杯最終予選に続き、埼スタでの豪州戦で決めたわけですが、前回は引き分け、今回は完封勝利ですよ。日本はW杯予選の豪州戦で7戦未勝利(2敗5分け)でしたが、8度目の対戦で念願の初勝利!まさに歴史的な1勝といえるでしょう。試合が始まる前はとても不安でしたけど、豪州を倒してロシア行きを決めてよかった!ハリルJAPAN、おめでとう~!!
今回の試合はスタメンに抜擢された若手の2人が、ハリルホジッチ監督の期待に応えました。前半41分に先制点を挙げた浅野選手は、昨年のタイ戦以来となる代表戦でのゴール。左足のボレーシュートでゴールネットを揺らした後、「ジャガーポーズ」が飛び出ました。昨年は自らの2得点でU-23アジア選手権優勝に導き、今年はハリルJAPANのW杯出場に貢献。大事な一戦で結果を残すって凄いな…。
後半37分に2点目を奪った井手口選手は、攻守で奮闘。セットプレーのキッカーを任せられると、守備でも豪州攻撃陣を封じました。後半32分に放った右足のシュートは相手の好守にふせがれましたが、それから5分後に強烈な右足ミドルをゴールに叩き込みました。井手口選手のゴールが生まれた瞬間、私も感激しちゃいましたよ。
これまでは岡崎選手、本田選手、香川選手などがチームを引っ張ってきましたが、井手口&浅野の「リオ五輪世代」の2人がW杯出場に導いた。今回は途中出場だった久保裕也選手もUAE戦とタイ戦で2試合連続ゴール。サッカー日本代表も世代交代の時が来たのかも。


昨年9月に始まったロシアW杯最終予選、初戦のUAE戦では1-2の逆転負けという屈辱的黒星スタート。2戦目のアウェー・タイ戦は2-0で勝利して勝ち点3を獲得。3戦目のホーム・イラク戦は、UAE戦同様苦しい戦いでしたが、後半終了間際に山口選手の勝ち越しゴールで劇的勝利。4戦目のアウェー・豪州戦は、原口選手が先制点を挙げながらも、後半に追いつかれて1-1の引き分け。5戦目のサウジアラビア戦は2-1で競り勝ち、前半5試合を2勝1敗1分け・勝ち点7で折り返し。
後半戦に入り、6戦目のUAE戦&7戦目のタイ戦を連勝で飾りますが、中立地・イランでの開催となった8戦目のイラク戦は1-1のドロー。前半に大迫選手が先制点を奪ったものの、後半に追いつかれてしまいました。イラク戦で勝っていれば、楽になれたのに…。そして9戦目の豪州戦で完勝。「最終予選の初戦で負けるとW杯に出場できない」、「日本はW杯予選の豪州戦で勝てていない」という不吉なジンクスを覆してのW杯出場となりました。初戦を落としながらも、よくW杯の切符を手にできたなあ!

最終予選はまだ1試合残っており、9月5日にサウジアラビア代表とのアウェー戦(@キングアブドゥラー スポーツシティスタジアム)が控えています。サウジと豪州は勝ち点16で並んでいますが、得失点差でサウジ2位、豪州3位。最終戦の結果次第では、サウジと豪州の順位が入れ替わる可能性も。さすがに豪州はタイに負ける事はないと思うけどねえ。熾烈なB組2位争いも気になるけど、日本は勝って最終予選を終えたいものです。







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岡崎慎司が代表50得点目!久保裕也は2戦連発!ハリルジャパンがタイに快勝!

2017年03月28日 | soccer

2018FIFAワールドカップ アジア地区最終予選の第7戦、日本代表VSタイ代表が28日、埼玉スタジアム2002で行われました。23日の第6戦・UAE戦を2-0で勝利し、敵地で勝ち点3を獲得。しかし、大迫勇也選手と今野泰幸選手が負傷離脱。さらには日本代表主将・長谷部誠選手も右ひざ手術で今季絶望。苦しい台所事情を抱えたまま、ホームでのタイ戦に臨みます。今回の試合は勝ち点3はもちろんですが、大量点が求められる一戦でもありました。



スタメンはこちら
[日本代表]
GK 1 川島永嗣
DF 5 長友佑都
DF 6 森重真人
DF 19 酒井宏樹
DF 21 酒井高徳
DF 22 吉田麻也(Cap)
MF 10 香川真司
MF 16 山口蛍
FW 8 原口元気
FW 9 岡崎慎司
FW 14 久保裕也

[タイ代表]
GK 1 カウィン
DF 2 ピーラパット
DF 5 アディソン
DF 15 コラビット
DF 19 トリスタン
MF 9 アディサク
MF 17 タナブーン
MF 18 チャナティップ
FW 8 シロク
FW 10 ティーラシン
FW 22 ワッタナ

日本はFW岡崎が1トップ、酒井高徳をボランチで起用。GKは2試合続けて川島、UAE戦で代表初ゴールを挙げた久保も先発入り。



日本ボールで始まったこの試合、立ち上がりに試合が動きます。前半8分、日本は中盤で森重が右サイドへロングパスを入れ、パスを受けた久保がドリブルから右足でグラウンダーのクロスを上げ、ゴール前にいた香川がフェイントで相手DFをかわしてから、右足でゴールに流し込む。日本が早い時間帯で先取点を奪う。
これでリズムを掴んだ日本は、18分に右サイドで原口→香川がヒールで繋ぎ、山口が左足を振り抜いたが、強烈なシュートはタイGKカウィンの好セーブに阻まれた。その1分後の19分、右サイド・久保のクロス→ニアサイドで岡崎が飛び込み、ダイビングヘッドを決めて日本2点目!
前半25分、またも右サイド・久保からチャンスが生まれ、久保のクロス→香川が飛び込んだが、うまく合わせられず。29分には久保→原口が溜めてから折り返したが、香川のシュートは大きく外れる。
30分過ぎからタイがペースを握るようになり、35分にトリスタンのパスを受けたティーラシンが、ペナルティエリア手前の位置で、反転しながら左足シュート。しかし、日本GK川島がキャッチ。前半アディショナルタイム、タイは右CKでの混戦から、ティーラシンが右足ボレーシュートを放つが、川島が足でセーブ。こぼれ球をアディサクが2度シュートを打ったが、日本DF陣が体を張ってゴールを守った。さらにPA外でボールを繋いだが、日本が何とか守りきった。

後半立ち上がりもタイの猛攻の前に危ないシーンが連発。後半6分、CKの流れからチャナティップが左足ミドルを放ったが、GK川島が横っ飛びでセーブ。つづく後半7分の左CKで、DF吉田が棒立ちになると、シロクがシュートを打つも枠を捉えられず。
日本の苦しい時間帯が続く中で迎えた後半12分、右サイドのスローインから、久保がドリブルで持ち込み、そのまま左足一閃!久保の強烈なシュートがゴールネットを突き刺し、日本に大きな3点目が入ります!
後半21分、日本は原口を代えて本田圭佑を投入。すると後半24分、高徳のパスを受けた本田が左サイドを突破してシュートまで持ち込んだが、GKに防がれてしまう。後半29分には香川→清武弘嗣がピッチに入る。後半38分、清武の左CK→ゴール前で飛び込んだ吉田が頭で叩きつけ、日本がさらに1点追加。4-0と突き放します。
このまま無失点で終えたいところだったが、後半40分にPA内で長友がタイの選手を倒してしまいPKを献上。タイはこのPKをティーラシンがゴール左側に蹴りこむ。しかし、GK川島が素晴らしい反応でPKを止めた!試合はこのまま4-0で終了。日本がタイに快勝しました。



アジア最終予選第7戦のタイ戦は、日本代表が4発のゴールラッシュでタイを下しました。前半20分までに2点を先行しましたが、残り10分でタイの分厚い攻撃に苦しむも、集中した守備で反撃を許さず。後半には久保選手の目の覚めるような一撃&主将代行・吉田選手のダメ押しヘッドで突き放しました。ゴールラッシュ見られたのもそうだし、何より無失点で終えてよかった。川島選手が再三のピンチを救うスーパーセーブを連発したから、守り勝ちでもあったと思います。
この試合でも久保選手が大車輪の活躍を見せ、3つの得点に絡みました。前半に右サイドからのクロスで2つの得点をアシスト。後半にはドリブルで持ち込んでから左足でゴールを叩き込みました。UAE戦では先制ゴールを挙げ、この日は1ゴール2アシスト。この2連戦は久保選手の貢献度が非常に高かったです。ベルギーでゴールを量産し、代表でも結果を大いに残しまくりと絶好調な久保選手。日本の新エースになりつつありますね。
前半20分に2点目のゴールを挙げた岡崎選手は、これが代表通算50得点目。原博実さん、三浦知良さんに次いで3人目の快挙です。昨年6月のブルガリア戦で代表49得点目を叩き出してから足踏みが続いていましたが、得意のダイビングヘッドで50点目のゴールが生まれました。三浦さんの通算55得点まで残り5ゴールに迫っており、今年中にも「カズ越え」を果たすかもしれません。
川島選手は、前半にタイの司令塔のシュートをキャッチすると、相手のボレーシュートを足で止める好プレーを披露。後半40分のPKを止めた直後は、サポーターに向かってガッツポーズ。昨年までは西川周作選手が正GKでしたが、UAE戦とタイ戦の2試合で無失点に抑えた川島選手が返り咲くこともあり得るなあ。


タイに快勝した日本は、最終予選7試合を終えて、5勝1敗1分・勝ち点16、得失点差+9となりました。
同じ日に行われたオーストラリアとUAEの試合は、オーストラリアが2-0で勝利。サウジアラビアVSイラク戦は、1-0でサウジアラビアが勝利しました。
この結果、日本とサウジアラビアが勝ち点16で並びましたが、得失点差で日本がグループBの首位に躍り出ました(日本+9、サウジ+8)。豪州が勝ち点13で3位につけ、UAEが勝ち点9で4位。イラクが勝ち点4、最下位のタイは勝ち点1。W杯出場権争いは日本・サウジ・豪州の3チームに絞られ、UAEは後退した感じでしょうか。
一応B組首位に立ちましたけど、今後の残り3試合はイラク、豪州、サウジと難敵ばかり。次戦のイラク戦で勝てば、ロシアW杯出場に王手がかかります。最終予選もいよいよ終盤戦、日本は混戦から抜け出せるか?


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25年目のJリーグは波乱の幕開け!鹿島と浦和が黒星発進。

2017年02月25日 | soccer

Jリーグの2017シーズンがついに始まりました!「2017 明治安田生命J1リーグ」の第1節は、25日に8試合が行われました。25年目を迎える今季は、3年ぶりに1ステージ制が復帰。鹿島アントラーズは連覇に挑み、浦和レッズは昨年のリベンジへ。無冠の帝王・川崎フロンターレ、大型補強のFC東京が初優勝を目指します。




横浜Fマリノス 3-2 浦和レッズ@日産スタジアム
マリノスと浦和のJ1開幕戦は、前半に試合が動きます。前半13分、マリノスは左サイドでMF齋藤学がドリブルで仕掛けてからパスを送ると、MFバブンスキーがPA手前から左足シュートをゴールに突き刺し先制点をもぎ取ります。19分には齋藤がドリブル突破からシュートを放ちますが、わずかにゴール右に逸れる。
1点を追う浦和は、後半18分に右サイドでMF関根貴大がクロス→FWラファエル・シルバが胸トラップから左足で押し込んで1-1の同点とすると、さらにその2分後の後半20分、MF柏木陽介の浮き球パスから、ラファエル・シルバがヘディングシュートを決める。新加入のラファエル・シルバが2分間で2点を奪い、浦和が1-2と勝ち越します。
しかし後半41分、マリノスは左CKからFWウーゴ・ヴィエイラが頭で合わせて2-2の同点。そして後半アディショナルタイム、齋藤がドリブル突破からグラウンダーのクロスを入れ、途中出場のMF前田直輝が左足シュートをゴールに流し込んで勝負アリ!途中出場組が立て続けにゴールを奪ったマリノスが、レッズに逆転勝ちです。


鹿島アントラーズ 0-1 FC東京@県立カシマサッカースタジアム
先週のゼロックス杯を制した鹿島は、21日のACL初戦・蔚山現代戦にも勝利。公式戦連勝で勢いづいてます。対するFC東京は、大久保嘉人、永井謙佑、高萩洋次郎などが加入。開幕戦屈指の好カードは意外な結果に…。
前半7分、FC東京が先にチャンスを作り、FW大久保がPA右からシュートを放つが、鹿島GKクォン・スンテに阻まれる。鹿島は前半42分に相手のCKを防いでからカウンター。味方のロングパスからペドロ・ジュニオールが裏へ抜け出したが、シュートまで持ち込めず。前半は両チーム無得点で終了。
後半9分、鹿島はレオシルバ→土居聖真とつなぎ、土居のパスを受けた金崎が左サイドからシュートを放つが、その前にオフサイドを取られる。FC東京は後半13分、右CKからMF東慶悟と永井がボールをつなぎ、ゴール前詰めていた大久保にボールが通るが、シュートは大はずれ。後半14分、今度は鹿島にチャンス。土居のスルーパス→ペドロが右足を振り抜いたが、東京GK・林彰洋の好守に阻まれた。
スコアレスのまま迎えた後半36分、FC東京は途中出場のMF中島翔哉が左サイドからミドルシュート。これを鹿島GKクォンスンテが弾くが、跳ね返ったボールが鹿島DF・三竿雄斗の足に当たってゴールイン。オウンゴールが決勝点となり、FC東京が王者・鹿島を破りました。


大宮アルディージャ 0-2 川崎フロンターレ@NACK5スタジアム大宮
悲願の初タイトルを目指す川崎は、アウェーで大宮と対戦。川崎VS大宮といえば、昨年9月に乱闘騒ぎがありました。今回は平穏な試合になるか。
前半は両チームとも決定的チャンスを作りながらも、互いにゴールを奪えず無得点。後半21分、川崎はMF中村憲剛の右CKから、ゴール前飛び込んだFW小林悠のヘディングシュートが決まり、川崎が1点を先取。1点を追う大宮は後半43分、右CKから途中出場のペチュニクが頭で合わせたが、ゴール前で張っていた小林悠が間一髪クリア。ピンチを凌いだ川崎は、後半アディショナルタイムに小林悠のグラウンダークロス→憲剛が左足で流し込み、ダメ押しの2点目。新旧キャプテンの活躍で、川崎が大宮に快勝しました。



ベガルタ仙台 1-0 北海道コンサドーレ札幌@ユアテックスタジアム仙台
仙台は前半20分に左サイドのクロスにFW石原直樹がシュートを放つもDFに阻まれ、こぼれ球をMF永戸勝也がシュートするも決められず。札幌は後半15分にFW都倉賢がミドルを狙うも枠外。後半39分、仙台はMF三田啓貴のミドル→札幌GKが取り損ねると、石原がこぼれ球をゴールに押し込む。石原の移籍後初得点で、仙台が1-0で勝利。J2王者・札幌は5年ぶりのJ1復帰戦を白星で飾れず。


清水エスパルス 0-1 ヴィッセル神戸@IAIスタジアム日本平
2年ぶりにJ1に戻ってきた清水は、前半14分にFW鄭大世がヘディングシュートを狙うもGKの正面。DF陣もFWレアンドロを中心とした神戸の攻撃陣を封じ、前半を0-0で終えます。後半も神戸のゴールに襲い掛かるもゴールが生まれず。、神戸は後半19分にレアンドロが負傷退場してしまいますが、26分にCKからDF橋本和がゴールを奪い1点先行。この1点を守りきった神戸が勝ち点3を獲得。


セレッソ大阪 0-0 ジュビロ磐田@ヤンマースタジアム長居
清武弘嗣が加入したセレッソと、中村俊輔が加入の磐田の一戦ですが、清武がケガのため欠場。前半3分、磐田がFKを獲得し、俊輔が左足で直接狙うも枠を捉えられず。磐田は45分、左サイドでFKのチャンスを迎え、俊輔センタリング→アダイウトンが頭で落とし、MF山本康裕がゴールに叩き込んだが、味方のファウルで得点が認められず。セレッソも前半終了間際、右サイドのクロスにFW杉本健勇が左足で合わせるも、ポストに嫌われて無得点。後半も両チーム得点を挙げられず、スコアレスドローに終わりました。


サンフレッチェ広島 1-1 アルビレックス新潟@エディオンスタジアム広島
広島は長年チームを引っ張ってきた佐藤寿人が退団、それに昨年の得点王ピーター・ウタカの去就が不透明ですが、かつて柏に在籍していた工藤壮人が入団。2年ぶりの王座返り咲きへ白星発進を狙う。
前半は両チーム無得点でしたが、後半12分に広島は右CKからDF水本裕貴のヘッドはGKに弾かれるも、工藤がこぼれ球を押し込んで先制点を奪う。新潟は後半26分、途中出場のFW田中達也が左足シュートを決めて振り出しに戻す。これで新潟に流れが傾くかと思われましたが、後半37分にDF矢野貴章が2枚目の警告で退場処分。試合も引き分けで、両チームともに勝ち点1を分け合いました。


サガン鳥栖 1-3 柏レイソル@ベストアメニティスタジアム
前半38分、鳥栖はPA付近で得たFKをMF原川力が右足で直接決める。前半は鳥栖がリードして折り返しますが、後半は柏が猛攻。後半3分にハモン・ロペスがPA内で相手DFに倒されてPKを獲得し、FWクリスティアーノがしっかり決めて1-1の同点。後半27分にもPKを得ると、今度はディエゴ・オリヴェイラがゴール右隅に決めて2点目。さらに後半33分、左サイドのクロス→MF武富孝介のヘディングシュートで1点を追加。柏が後半に3点を挙げ、鳥栖に逆転勝ち。



2017年のJ1開幕戦は、鹿島と浦和の2強が揃って敗れるという波乱の結果となりました。浦和レッズは一旦は勝ち越したけど、残り5分+アディショナルタイムで連続失点で悪夢の逆転負け。2週連続で日産スタジアムで負けましたな…。鹿島の方は新加入の三竿雄斗選手が不運なオウンゴール。攻撃陣もチャンスで決めきれずに終わりました。FC東京はこの1勝をきっかけに勢いづくと思います。首都チームが優勝争いに絡まないと、リーグ戦が盛り上がらないぞ。
大宮に快勝の川崎フロンターレは、新キャプテンの小林悠選手が奮闘。セットプレーからのヘディング弾で先制ゴールを挙げると、終了間際には憲剛選手のゴールをお膳立て。守備でもゴール前で相手のシュートをブロックしました。そんな小林選手は開幕戦で4年連続ゴール。「大久保ロス」が心配されたけど、今のところ無さそうです。
セレッソ、清水、札幌の昇格組は3チームとも未勝利。それどころか無得点でした。J1残留へ厳しい船出といえるでしょう。次戦こそは勝利を期待したいところだ。
26日は残り1試合、ガンバ大阪VSヴァンフォーレ甲府(@吹田スタジアム)が行われます。もう1チームのACL組は、しっかり勝ち点3を手にできるのか。



追記:ガンバ大阪 1-1 ヴァンフォーレ甲府@市立吹田サッカースタジアム
唯一の日曜開催だったこの試合、前半43分にガンバはMF倉田秋の縦パス→抜け出したMF今野泰幸がシュートを放つも、GKに阻まれる。さらに左CKからFW長沢駿がヘディングシュートを狙ったが、クロスバーに当たってノーゴール。後半10分、甲府は左サイドのスローインから、FW田中佑昌のグラウンダークロス→MF松橋優が右足でゴールネットを突き刺して先制点を奪う。このまま甲府が逃げ切るかと思われたが、後半ATにFKから今野のヘディングシュートが決まり、ガンバが同点に。土壇場で追いついたガンバが勝ち点1を手にしました。


第1節終了次点で、柏レイソルが首位、川崎が2位。引き分けたガンバと甲府が7位タイ。浦和は13位、鹿島は14位タイ。大宮は最下位からのスタートとなりました。ACL組で勝ったのは川崎のみでしたね。2017年のJリーグは始まったばかり。今後も熱戦に期待したいと思います。




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FUJI XEROX SUPER CUP 2017 2冠王者・鹿島アントラーズはピンクでも強かった。

2017年02月18日 | soccer

Jリーグの2017年シーズン開幕まで残り1週間。18日は横浜・日産スタジアムで「FUJI XEROX SUPER CUP 2017」鹿島アントラーズVS浦和レッズ戦が行われました。両チームは昨年のJリーグチャンピオンシップ決勝で対戦し、2戦して1勝1敗の五分、合計でも2-2のタイスコアでしたが、アウェーゴール数で上回った鹿島が年間王者となりました。クラブW杯準優勝&国内2冠の鹿島と、CSの借りを返したい浦和、今年最初のタイトルを手にしたのはどっちだ?



両チームのスタメン
[鹿島アントラーズ]
GK 1 クォン・スンテ
DF 22 西大伍
DF 5 植田直通
DF 3 昌子源
DF 15 三竿雄斗
MF 40 小笠原満男
MF 4 レオ・シルバ
MF 25 遠藤康
MF 8 土居聖真
FW 33 金崎夢生
FW 7 ペドロ・ジュニオール

[浦和レッズ]
GK 1 西川周作
DF 46 森脇良太
DF 6 遠藤航
DF 3 宇賀神友弥
MF 18 駒井善成
MF 16 青木拓矢
MF 22 阿部勇樹
MF 38 菊池大介
MF 20 李忠成
MF 9 武藤雄樹
FW 21 ズラタン

この試合両チームともアウェーユニフォームを着用。鹿島はピンク色、浦和は黄色のユニフォーム。どちらも派手だ。鹿島はレオ・シルバ、ペドロ・ジュニオールなど新加入のメンバーが4人も先発入り。


前半3分、鹿島は左サイドから三竿雄ドリブル→金崎が土居とのワンツーからシュートを狙ったが、浦和GK西川にキャッチされる。浦和は13分に右サイドの駒井がドリブルを仕掛けてからクロス→ズラタン折り返し→青木がシュートを放つも枠を捉えられず。
前半20分、鹿島は中盤で金崎が相手のパスをカットした直後に相手と交錯したが、レオシルバがこぼれ球を拾ってからドリブル突破。ペナルティエリア内でペドロジュニオール→レオシルバ→遠藤康と繋ぎ、金崎がPA外から右を足を振り抜いたが、シュートはGK西川の手に当たった後にポスト直撃して先制ゴールならず。
浦和は26分にFKから宇賀神がミドルシュートを打つも大外れ。鹿島は28分に金崎が左サイドからクロス→ファーサイドに流れたボールを遠藤康がシュートするもGKの好守に阻まれた。さらに二次攻撃から小笠原が右足ミドルを狙ったが、ポスト右に外れた。
前半37分、鹿島はPA手前で西が相手DFに倒されてFKを獲得。ゴールほぼ正面でのFKを、レオシルバが蹴るかと思いきや、遠藤康が左足でゴールネットを揺らした!浦和GK西川、一歩も動けず。遠藤康のFK弾で鹿島が1点先取。勢いづく鹿島は、39分に土居が左サイドからループシュートを見せるもクロスバー直撃。43分、PA左にいた金崎のシュートはポスト直撃→こぼれ球を遠藤康が右足シュート。GK西川の手に当たった後、ゴールへ吸い込まれた。鹿島は遠藤康の連続得点で、前半を2点リードで終えました。

2点を追いかける浦和は、後半開始からFW興梠慎三を投入。その興梠は後半6分にPA手前から右足でシュートを打ったが、GKの正面。後半15分、武藤の縦パスを受けたズラタンが反転した後に右足シュート。しかし、ゴールを奪うことができない。さらに18分、右サイドのクロスからズラタンが頭で合わせるもノーゴール…。ズラタン、2度も決定機を外した。
浦和は後半19分にMF長澤和輝とMF関根貴大を同時投入。後半20分までに3枚の交代枠を使い切る。対する鹿島もFW鈴木優磨を送り込む。すると後半20分、鹿島は左サイド・鈴木のパスからチャンスが生まれ、右サイド・西のクロス→ゴール前で土居がヘディングシュートを放つが、GK西川の正面。詰めていたペドロが押し込もうとするも、足下に収めきれなかった…。
後半28分、浦和はPA内に入っていた興梠が小笠原に倒されてPKを獲得すると、自らPKを決めて1点差に詰め寄る。さらにその直後、右サイドで関根がクロスを上げると、ズラタンのヘディングシュートはポストに当たったが、跳ね返りを武藤が左足で押し込みゴール!浦和が2分間で2点を奪い、2-2の同点に追いつきます!
同点とされた鹿島は後半37分、DF山本脩斗が入る。後半38分、左サイドに入った山本が前線へロングパス。浦和DF遠藤航がバックパスをしようとした瞬間、FW鈴木がボールを奪い、無人のゴールに流し込んだ。鈴木のゴールが決勝点となり、鹿島が3-2で浦和に競り勝ちました。



チャンピオンシップ決勝の再戦は、鹿島アントラーズが浦和レッズを返り討ちにするという結果となりました。鹿島は7年ぶり6度目の富士ゼロックススーパーカップ制覇です。前半に遠藤康選手が2得点。先制点となったFKの場面では、助走をつけたレオシルバと見せかけて遠藤康が左足でズドン。レオシルバも演技上手いなぁ。後半は連続失点で一旦は同点に追いつかれましたが、鈴木選手のラッキーなゴールで勝ち越しました。まぁ、相手選手のチョンボによるものでしたが…。ピンクユニで今季最初の公式戦に勝ち、Jリーグ連覇&AFCチャンピオンズリーグ制覇へ弾みをつけたと言ってもよいでしょう。
浦和は後半途中出場の興梠選手のPK、武藤選手の同点ゴールで2点のビハインドを取り戻し、逆転しそうな勢いを見せましたが、遠藤航選手が浦和の押せ押せムードをぶち壊しました。それに、先発で起用されたズラタン選手が決定機を2~3回も外しました。ヘディングシュートをポストに当てたりしてたな…。ちなみにこの試合、槙野智章選手と柏木陽介選手が欠場。2人の穴は大きかったなあ。
両チームの今後のスケジュールですが、鹿島は21日のACLグループリーグ初戦で蔚山現代FC(韓国)、25日のJリーグ開幕戦ではFC東京(@味の素スタジアム)と戦います。浦和は21日に敵地に乗り込んでウェスタン・シドニー(豪州)戦、25日は横浜Fマリノス(@日産スタジアム)と対戦します。ACLでは鹿島&浦和のほかに、川崎フロンターレとガンバ大阪も出場。Jリーグの意地を見せてほしいですね。




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第95回全国高校サッカー選手権 青森山田が圧勝で高校日本一!

2017年01月09日 | soccer

第95回全国高校サッカー選手権大会は9日、埼玉スタジアム2002で決勝戦が行われました。今大会の決勝戦は、青森山田高校VS前橋育英高校という組み合わせ。共に2度目の決勝進出で、どちらかが勝っても選手権初優勝となります。全国4134校の頂点に立ったのは?



両チームのスタメン
<青森山田>
GK 1 広末陸(3年)
DF 3 小山新(3年)
DF 4 橋本恭輔(3年)
DF 5 三国スティビアエブス(3年)
DF 13 小山内慎一郎(2年)
MF 6 住永翔(3年)
MF 7 郷家友太(2年)
MF 8 嵯峨理久(3年)
MF 10 高橋壱晟(3年)
MF 14 住川鳳章(3年)
FW 11 鳴海彰人(3年)

<前橋育英>
GK 1 月田啓(3年)
DF 3 角田涼太朗(2年)
DF 5 松田陸(2年)
DF 15 渡辺泰基(2年)
DF 19 後藤田亘輝(2年)
MF 6 長沢昂輝(3年)
MF 7 大塚諒(3年)
MF 9 高沢颯(3年)
MF 25 田部井悠(2年)
FW 10 飯島陸(2年)
FW 24 人見大地(3年)



青森山田のキックオフのとき、青森山田がGK以外の選手たちがハーフウェーライン上に一列に並ぶという奇策に出る。笛が鳴ると味方がGKにバックパス→選手たちが前線へ猛ダッシュ。GK広末がロングキックを蹴るが、前橋FW人見に当たるが、ボールはゴールラインを割った。青森山田にとっては危ないところだった。
前半5分、前橋育英は右CKから人見が頭で合わせたが、青森DFに阻まれる。セカンドボールを拾った後、右サイドクロス→田部井悠のヘディングシュートは枠を捉えられず。前半16分、左サイドの浮き球のパス→高沢が抜け出してシュートを放つが、青森GK広末の攻守に阻まれる。
迎えた前半23分、青森山田は右サイドを突破した成海のクロス→高橋が胸で落としてから左足シュート。ボールは相手選手の足に当たってコースが変わり、ゴールマウスに吸い込まれた!高橋の5試合連続ゴールで、青森山田が先制点を取りました!
27分、前橋育英は中盤の位置でFK→飛び出した青森GKがボールを弾く→左サイドから高沢クロス→大塚の右足シュートはクロスバーの上。
前半44分、前橋育英は右サイドのFKからゴール前で角田にボールが通るが、青森DF三国がシュートを打たせずクリア。その直後、青森山田がチャンスを作り、嵯峨がワンツーからスライディングシュートを鮮やかに決め、青森山田に追加点が入る!前半は青森山田が2-0とリードします。

後半も青森山田が攻め立てます。後半7分に住川スルーパス→抜け出した住永が折り返し→鳴海がフェイントでDFをかわしてから右足を振り抜いたが、シュートはポスト右直撃…。後半12分、GK広末のロングキック→右サイドのクロスに鳴海が胸トラップから右足で叩き付けて3点目のゴールを奪う!さらにその2分後の後半14分、GK広末が前線へ蹴りこむと、郷家が頭で落とし、ゴール前抜け出した鳴海の右足シュートが決まる。またも広末のロングキックから得点が生まれ、4-0と前橋育英を突き放します。
何とか一矢報いたい前橋育英は、後半22分にDF松田が右サイドからシュートを狙うも左にはずれ、25分には縦パスで繋いでから長沢がシュートに持ち込むもダメ。後半31分、ゴール前で人見が飛び込むも合わせられず、左サイドのクロス→大塚のヘッドもクロスバーの上。
そして迎えた後半43分、青森山田は途中出場のFW佐々木快が豪快に左足ミドルシュートを決めてダメ押しの5点目。後半に3得点を追加した青森山田が5-0と大勝しました。




第95回全国高校サッカー選手権大会の決勝は、青森山田が前橋育英に圧勝。22回目の出場で悲願の選手権初優勝を果たしました。青森県勢の優勝も初めてですが、日本最北端での優勝となりました。それに、高円宮杯U-18プレミアリーグとの2冠も達成しております。
この日の青森山田は、立ち上がりに前橋育英に押し込まれますが、高橋選手と嵯峨選手のゴールで2点を先取。後半は鳴海選手が2連続得点。いずれも広末選手のロングキックからゴールが生まれました。その広末選手も試合中に左太ももの付け根を痛めましたが、90分間ゴールマウスに立ち続け、無失点に抑えました。守備陣の集中力もそうだけど、攻撃陣の決定力の差が勝敗を分けたといえるでしょう。
青森山田は今大会、2回戦から登場し、初戦の鵬翔(宮崎)を5-0で下すと、3回戦の聖和学園(宮城)戦も5-0で圧勝。準々決勝の正智深谷(埼玉)戦は3-1で快勝。準決勝の東海大仰星(大阪)戦は一度は同点に追いつかれたものの、高橋選手のゴールで勝ち越し、後半の仰星の反撃を凌いで2-1で勝利。そしてこの日の試合で5点を奪う大勝を挙げたのでした。この5試合で20得点2得点。5得点の試合が3試合もありました…。昨年の東福岡高校より強いと思います。
チームのエースである高橋選手は、初戦から決勝までの全試合でゴールを挙げ、今大会5得点。鳴海選手は決勝戦で2ゴールをマークし、5試合で6得点を挙げて大会得点王に輝きました。鳴海選手は福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩選手のファンだそうで、試合前には「熱男30連発」の動画を見ているとの事。決勝では「熱男パワー」で大活躍しましたねぇ。いつかは松田選手との2ショットが実現できるといいですな。
敗れた前橋育英は、1回戦から準決勝まで5試合連続無失点だったけど、この決勝だけで大量失点…。強固だったディフェンスも、青森山田の攻撃陣を止める事ができませんでした。前半開始から決定的なシーンが相次ぎ、4点取られた後も果敢に攻め続けたけどゴールが本当に遠かった。前半のうちに1点でも取れていたら、試合が面白くなっていたはずだ…。埼玉スタジアムで決勝が行われるようになってから、関東勢は3年連続で決勝に進みながらも、全て準優勝。次回大会こそは関東勢の優勝が見てみたいものです。








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第95回全国高校サッカー選手権準決勝  青森山田と前橋育英が決勝進出!

2017年01月07日 | soccer

第95回全国高校サッカー選手権は7日、埼玉スタジアム2002で準決勝2試合が行われました。昨年12月30日に開幕したこの大会、前回王者・東福岡、この夏のインターハイ覇者・市立船橋といった優勝候補が続々と敗退。青森山田高校、前橋育英高校。佐野日大高校、東海大仰星高校の4チームが準決勝まで勝ち上がってきました。果たして、2日後の決勝戦に進出したのはどのチームか?




準決勝第1試合:青森山田(青森)VS東海大仰星(大阪)
2年連続のベスト4に進出した青森山田は、高円宮杯U-18チャンピオンシップとの2冠制覇まであと2勝。東海大仰星は3回戦で富山第一、準々決勝で東福岡に勝利。強豪を次々と撃破した勢いで、決勝進出を目指します。
先にチャンスを作ったのは仰星でした。前半12分にゴール正面の位置からMF松井修二が左足ミドルシュートを放ちますが、青森山田GK廣末陸にキャッチされます。
迎えた前半23分、青森山田はDF三国スティビアエブスが左サイドを突破し、ペナルティエリア内で右足シュートを鮮やかに決めて1点を先制。しかし、仰星もすぐさま反撃。24分にカウンターから左サイドでMF大崎航詩がクロス→青森DF小山内慎一郎の足に当たってゴールに吸い込まれそうになるが、GK廣末が間一髪クリア。25分、左サイドのロングスローからチャンスを作り、大崎クロス→ファーサイドの松井が右足でゴールネットを揺らし、1-1の同点とします。
追いつかれた青森山田は、34分に右サイドからのボールを受けたFW鳴海彰人が、胸で落としてから左足を振り抜いたが、シュートは右に外れる。前半41分、左サイドでMF郷家友太のロングスロー→DF小山新のシュートはGKに弾かれたが、こぼれ球をMF高橋壱晟が右足で叩き込んで2点目のゴール。前半は青森山田が2-1とリード。
後半、1点を追う仰星が反撃に出ます。後半19分に松井がシュートを狙うもGKの正面。28分にはロングスローから、ゴール前でMF見野龍太郎が左足ボレーシュートを狙うが、GK廣末に押さえられる。後半41分、DF吉田純平のロングパス→ゴール前でフリーの大崎のシュートはクロスバーの上…。後半43分には自陣のロングボール→途中出場の松山樹生が頭で落とし、矢野修大にボールが渡るフィニッシュが中途半端…。東海大仰星の猛攻を凌いだ青森山田が2-1で勝利しました。


準決勝第2試合:前橋育英(群馬)VS佐野日大(栃木)
準決勝第2試合は、群馬代表と栃木代表による北関東ダービー。両県のプライドを懸けた因縁の対決は、最後までハラハラドキドキの展開でした。
試合開始序盤から前橋育英がリズムを作り、前半3分に細かいパス回しからFW飯島陸がシュートを放つが、GKにキャッチされる。13分には左サイドのDF渡辺泰基のクロス→ゴール前でMF岩下航がシュートに行ったが、佐野日大の堅い守りに阻まれます。25分、MF大塚諒のパスを受けたMF高沢颯がPA左からシュートを狙うもわずかにゴール右に外れます。
佐野日大は前半29分、MF小林拓海の強い縦パス→FW長崎達也が反転してから右足でシュートを狙ったが、前橋育英GK月田啓のファインセーブに阻まれ、ゴールを奪うことができません。
その直後の前半30分、前橋育英は左サイドで飯島がグラウンダーで折り返すと、走り仕込んできた高沢颯が右足でゴールネットを揺らし、前橋育英が先制点をゲット!流れるようなパスワークで、佐日の守備を破りました。
エンドが変わった後半、前橋育英は後半8分に左サイド・渡辺がクロスを上げると、ゴール前でFW人見大地が飛び込んだが、ヘディングシュートは佐日GK・中村一貴に阻まれて追加点ならず。対する佐野日大も後半15分、高い位置で相手のボールを奪うと、長崎がドリブルからシュートしたが、GKにキャッチされます。
後半27分、前橋育英は途中出場のMF田部井悠がスルーパスから抜け出したが、右足のシュートは枠を捉えられず。前橋育英の猛攻は続き、後半39分に高沢がドリブルで持ち込んでシュートを狙うもDFにブロックされる。続く左CKをニアサイドのDF松田陸が合わせるも、佐日のDFに阻まれる。
同点に追いつきたい佐野日大は、後半アディショナルタイム前に長崎が右サイドからシュートを狙ったが決められず。試合は1-0で前橋育英が逃げ切り、北関東ダービーを制しました。



というわけで、高校サッカー準決勝は、青森山田と前橋育英の勝利に終わりました。青森山田は7年ぶり、前橋育英は2年ぶりで、どちらも2度目の決勝進出です。
青森山田は高橋選手が決勝点を挙げると、守備ではGKの廣末選手がファインセーブを連発しました。先制点を決めた三国選手は、突破力もさることながら、決定力も見事なもの。クロスを上げるかと思いきや、切り返して右足シュートを直接決めました。FWも顔負けのスーパーゴールだったと思います。2点目を挙げた高橋選手は、2回戦の鵬翔(宮崎)戦から4試合連続ゴール。今大会4得点を挙げ、チームメイトの鳴海選手と並んでトップタイに浮上しました。
前橋育英は最後までリズムの良い攻撃で佐野日大のゴールを脅かし続けましたが、前半の高沢選手の1点のみに終わりました。後半は決定的な場面が何度もあったけど、追加点が生まれず。むしろ、佐野日大のディフェンスが良かったとも言える…。育英は攻撃が凄いけど、ディフェンスの方も集中力が高く感じられました。これで初戦から5試合連続で無失点です。もし決勝でも合無失点に抑えて優勝すれば、第78回大会の市立船橋以来となります。
どちらが勝っても初優勝の決勝戦は、1月9日(成人の日)の午後2時過ぎにキックオフ。4試合で15得点・2失点の青森山田と、1回戦から得点を与えていない前橋育英の戦いは、ガチガチの試合になるかもしれない…。4134校の頂点に立つのは何処だ?





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元日大阪決戦!第96回サッカー天皇杯決勝戦。

2017年01月02日 | soccer

第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会の決勝戦・鹿島アントラーズVS川崎フロンターレ戦がが1日、市立吹田サッカースタジアムで行われました。元日恒例である天皇杯の決勝戦が大阪府内で開催されるのは実に56年ぶりです。鹿島はJリーグ年間王者との年間2冠に王手。念願の初タイトル獲得まであと1勝の川崎は、この試合が最後となる風間八宏監督が有終の美を飾れるか?



両チームのスタメン
[鹿島アントラーズ]
GK 21 曽ヶ端準
DF 22 西大伍
DF 23 植田直通
DF 3 昌子源
DF 16 山本脩斗
MF 6 永木亮太
MF 40 小笠原満男
MF 25 遠藤康
MF 10 柴崎岳
FW 8 土居聖真
FW 18 赤崎秀平

[川崎フロンターレ]
GK 1 チョン・ソンリョン
DF 6 田坂祐介
DF 5 谷口彰悟
DF 23 エドゥアルド
DF 20 車屋紳太郎
MF 10 大島僚太
MF 14 中村憲剛
MF 18 エウシーニョ
MF 2 登里享平
FW 11 小林悠
FW 13 大久保嘉人

鹿島はエースの金崎夢生が欠場。川崎は大島が先発復帰。



序盤は川崎が主導権を握ります。前半13分、大久保が小林とのワンツーから抜け出し、ふわりと浮かせるようなシュートを放ったが、鹿島GK曽ヶ端に片手でセーブされます。18分、セカンドボールを拾った登里の縦パス→エウシーニョのヒールパス→小林の右足シュートはGKの正面。決定的だったがゴールネットを揺らすことができません…。
前半21分、右サイドでFKのチャンスを獲得した鹿島は、遠藤センタリング→ファーサイドで山本が頭で折り返し、ゴール前で西が飛び込むもDFに阻まれる。36分、左サイドで山本が左足でクロスを上げ、西がスライディングシュートでゴールに押し込んだが、オフサイドで得点ならず。川崎は38分、憲剛のスルーパスに大久保が反応したが、鹿島DFがシュートを打たせない。
前半42分、鹿島は右サイドのCKから山本がヘディングシュート!これがゴール左隅に決まり、鹿島が1点を先制!前半は鹿島が1点リードで折り返します。

後半が始まるところで、両チームとも選手交代。1点リードの鹿島は山本に代わってDFファン・ソッコが入り、川崎は登里を下げてMF三好康児を投入。後半2分、川崎は三好が左サイドを突破し、グラウンダーのクロスを入れるも、GKにキャッチされる。後半8分、右サイドからのボールを小林がスルー→パスを受けた三好が小林にパスを送り、小林がペナルティエリア右から右足シュートをゴールに叩き込む!タイトル獲得を目指す川崎が、1-1の同点に追いつきます!
勢いに乗る川崎は、後半11分に三好がドリブルからシュートまで持ち込むも決まらず。対する鹿島も16分、左サイドで柴崎がスルーパス→抜け出した赤崎が右足でシュートを放つも、川崎GKソンリョンの正面。後半20分、川崎がカウンターを仕掛け、右サイドの小林がドリブルでPA内に進入し、DFをフェイントでかわしてから左足を振り抜いたが、シュートはポスト左を直撃する。これはもったいない!
鹿島は後半22分に吹田スタジアムとの相性が良いFW鈴木優磨を投入。後半29分、永木がミドルを狙うもわずかにゴール左。後半43分にはキャプテン小笠原を下げてMFファブリシオを投入するも勝ち越し点を奪えず。結局、1-1のまま90分が終了。勝負は延長戦に入る。

延長前半2分、自陣でDF植田がロングボールを蹴り込み、PA内でファブリシオが右足シュート。無人のゴールに吸い込まれるかと思いきや、川崎DFエドゥアルドが間一髪でクリアする。その直後の遠藤の右CK→ニアサイドで西が頭で合わせるもクロスバーに当たって川崎DFがクリア。永木がヘディングでパスすると、鈴木も頭で繋ぎ、前線に残った西にボールが通るもシュート打てず。しかし、こぼれ球をファブリシオが右足でゴールネットを突き刺し、鹿島が2ー1と勝ち越しに成功!
延長前半8分、鹿島に再びセットプレーのチャンスを迎え、遠藤の右CK→ファブリシオがヘディングシュートを放ったが、ポスト左に当たって追加点ならず。入っていればダメ押しの1点だった。12分にはファンソッコの縦パス→ファブリシオの右足シュートはGK正面。
1点を追いかける川崎は、延長後半にFW森本貴幸を投入。後半30秒過ぎに三好がミドルを狙うもゴール右に逸れる。後半10分にはPA付近で森本→憲剛→右サイドのエウシーニョがクロスを上げるが、ゴール前で鹿島DFにクリアされる。続くCKでGKソンリョンも攻撃に参加するが、同点ゴールを奪えず。試合は2-1で鹿島の勝利に終わりました。



延長戦まで縺れ込んだ今大会の決勝戦は、鹿島アントラーズが川崎フロンターレを下し、6年ぶり5度目の優勝を果たすと共に、Jリーグとの2冠を達成しました。2得点はいずれもセットプレーというか、コーナーキックからの得点。1点目は山本選手の完璧なヘディングシュート、2点目は途中出場のファブリシオ選手がゴールを挙げました。先月は公式戦7試合(JリーグCS、クラブW杯4試合、天皇杯2試合)を戦い、疲労度もかなりあったと思うけど、それでも勝ちきりましたね。チームもこれで「国内19冠」を達成し、あと1つタイトルを獲得すれば「20冠」となります。
決勝点を挙げたファブリシオ選手は、今年7月にポルティモネンセ(ポルトガル)からレンタル移籍した選手。リーグ戦では出場機会が少なく、8試合出場して1得点に留まりましたが、この日は自らゴールを奪ってチームの優勝に貢献することができました。そんなファブリシオ選手はこの試合を最後に退団することが決定的。鹿島での最後の試合で最高の思い出ができたに違いない。
今季2冠を達成した鹿島アントラーズは、来季に向けて積極補強を敢行中。ヴィッセル神戸からペドロ・ジュニオール選手、アルビレックス新潟からレオ・シルバ選手を獲得。さらには金森健志選手(アビスパ福岡)、三竿雄斗選手(湘南ベルマーレ)も加入します。選手層をさらに厚くして、リーグ連覇&ACL制覇を目指します。

川崎はまたしても鹿島の前にクラブ初タイトルの夢を阻まれました。前半に惜しい場面が何度がありながらも先制できず。三好選手が入った後半に小林選手が後半7分にゴールを決めたものの、次の1点が取れませんでした。後半20分の小林選手のシュートが決まっていれば、試合結果も変わっていたと思います。今季はリーグ戦で年間2位になりがらも、チャンピオンシップ準決勝敗退。天皇杯でも優勝を逃し、タイトル獲得は来季以降に持ち越し。「無冠の歴史」はいつピリオドが打たれるのだろうか…。

天皇杯の結果を受けて、2月18日に日産スタジアムで行われる「FUJI XEROX SUPER CUP 2017」の対戦カードは、2冠王者・鹿島アントラーズVS浦和レッズ(リーグ準優勝)に決定。浦和は昨年のCS決勝のリベンジとなるでしょうか?、
「AFCチャンピオンズリーグ2017」は、鹿島、川崎、浦和の3チームが本大会の出場権を獲得し、J1年間4位のガンバ大阪がプレーオフに出場します。鹿島はグループステージでE組、浦和はF組に入りFCソウルと同組。川崎が入ったG組は、広州恒大と水原三星がいます。川崎は死の組だな…。


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クラブW杯決勝 レアル・マドリードが延長戦を制してクラブ世界一!鹿島アントラーズも大健闘!

2016年12月18日 | soccer

12月8日に開幕した「Alibaba YunOS Auto プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016」も、ついにフィナーレ。大会最終日の18日は、横浜国際総合競技場でレアル・マドリード(スペイン)VS鹿島アントラーズ(日本)の決勝戦が行われました。Jリーグ王者・鹿島は、準決勝で南米王者のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)を下し、アジア勢で初めての決勝進出。快進撃の勢いそのままに、レアルとの決戦に挑みます。迎え撃つレアルマドリードは、初戦でクラブアメリカ(メキシコ)に勝利。Jリーグ王者の鹿島に欧州王者の貫禄を見せ付けるか?



両チームのスタメン
[レアル・マドリード]
GK 1 ケイラー・ナバス
DF 2 ダニエル・カルバハル
DF 4 セルヒオ・ラモス
DF 5 ラファエル・バラン
DF 12 マルセロ
MF 8 トニ・クロース
MF 14 カゼミーロ
MF 17 ルーカス・バスケス
MF 19 ルカ・モドリッチ
FW 7 クリスティアーノ・ロナウド
FW 9 カリム・ベンゼマ

[鹿島アントラーズ]
GK 21 曽ヶ端準
DF 3 昌子源
DF 16 山本脩斗
DF 22 西大伍
DF 23 植田直通
MF 6 永木亮太
MF 10 柴崎岳
MF 25 遠藤康
MF 40 小笠原満男
FW 8 土居聖真
FW 33 金崎夢生

決勝戦は両チームともベストの布陣。レアルは初戦欠場のDFセルヒオラモスが先発入り。鹿島はエースの金崎がスタメン出場。


立ち上がりからレアルがボールを支配し、前半8分に右サイドのバスケスのクロスを、鹿島DFがクリアするも、こぼれ球をモドリッチがPA手前から右足ミドルシュート。鹿島GK曽ヶ端がボールを弾くと、ゴール前に詰めていたベンゼマが右足で押し込んでゴール。レアルが早い時間帯に先制点を奪います。
鹿島も9分に小笠原が右足を振り抜いてシュート。わずかにクロスバーの上だったが、レアルゴールを脅かす一本だった。12分には右サイドで西が味方とのワンツーから抜け出してクロスを上げたが、GKにキャッチされる。24分、柴崎のパス→遠藤がPA右からシュートを放つも枠外。
レアルは27分、右サイドでベンゼマがドリブルを仕掛け、左足でシュートを放ったが、鹿島GK曽ヶ端に防がれる。31分には右サイドでFKを獲得し、ロナウドが右足で狙うも壁に直撃。跳ね返りをロナウドが再びシュートするも決まらず。37分にはモドリッチがミドルを狙うもGKの正面。
レアル1点リードで迎えた前半44分、鹿島にチャンスが訪れます。左サイドで土居が相手DFをフェイントでかわしてから左足クロス→ニアサイドで柴崎がワントラップ入れてから、左足シュート!これがゴール右隅に決まった!前半終了間際に鹿島が1-1の同点に追いつきます!


後半、鹿島は7分に相手のクリアボールを拾った柴崎が、ドリブルで相手DFをかわすしてから左足ミドルシュートを決めた!柴崎の連続ゴールで、鹿島が2-1と勝ち越し!欧州王者からリードを奪うまさかの展開に。
しかし後半13分、レアルはPA内でバスケスが山本に倒されてPKを獲得。決まれば同点のPKをロナウドがゴール左隅に決める。スコアも2-2と再び振り出しに。勢いに乗るレアルはその直後、ロナウドが植田からボールを奪い、ドリブルから右足シュートまで持って行ったが、GK曽ヶ端にセーブされる。続くクロースの左CKを、ラモスがフリーの位置から左足シュートを放ったが、大きく外れる。
鹿島は後半22分、小笠原を下げてファブリシオを投入。後半27分には遠藤が右サイドからシュートを狙うも決まらず。レアルは後半28分、左サイドでマルセロがクロス→ファーサイドでロナウドが頭で折り返し、ゴール前でベンゼマが反転してから左足シュートを放つが、GK曽ヶ端のファインセーブに阻まれる。こぼれ球をロナウドが押し込もうとしたが、オフサイドを取られた。
後半35分、レアルは右サイドのクロースのクロス→ロナウドのヘディングシュートは不発。後半36分にはベンゼマのスルーパスにロナウドが抜け出したが、曽ヶ端がロナウドのシュートを片足で止めた。
鹿島は後半42分、ファブリシオが左足の強烈なミドルシュート。ボールは枠内に飛んだが、レアルGKナバスの横っ飛びセーブに阻まれる。後半43分には金崎がスルーパスに反応してシュートを放つも、GKにブロックされる。後半アディショナルタイム、左サイドで途中出場・鈴木優磨がクロスを上げ、ファーサイドで遠藤が飛び込むも、シュートは右に逸れる。結局、2-2のまま90分が終了し、優勝の行方は延長戦へ。


延長前半5分、鹿島はファブリシオがクロースからボールを奪うと、ドリブル突破からシュートを打つも、DFに当たる。レアルは7分、ベンゼマの縦パスがロナウドに渡り、ロナウドが左足で流し込んでゴール。レアルが3-2と勝ち越しに成功します。
またもリードされた鹿島でしたが、11分に左サイドでFKを獲得。柴崎のセンタリング→ゴール前飛び込んだ鈴木がヘディングシュートを放ったが、クロスバーに嫌われた…。レアルは前半14分、右サイドのカルバハルのクロス→クロース→ロナウドが左足シュートを決めてハットトリック達成。延長で鹿島を突き放したレアル・マドリードが、4-2で勝利しました。



「クラブ世界一」の称号を懸けた決勝戦は、とても見応えがありました。レアル・マドリードの一方的な試合展開になるだろうと思われましたが、鹿島アントラーズが健闘を見せました。前半終了間際に芝崎選手の同点ゴールが生まれると、後半にも柴崎選手が左足ミドルで2点目のゴールを奪いました。レアルから1点を取るだけでも凄いけど、勝ち越したときは「こりゃ優勝あるんじゃないか?」と思いましたよ。最後は延長戦で力尽いたけど、レアルと本気の勝負をやっての準優勝。素晴らしい戦いぶりを見せてくれた鹿島の選手の皆さんに「ありがとう。お疲れ様でした」の言葉を送りたいです。
優勝したレアル・マドリードは、クラブW杯は2年ぶり2度目の優勝で、前身のトヨタカップ、インターコンチネンタルカップを含めると、5度目のクラブ世界一に輝きました。決勝戦でハットトリックを決めたロナウド選手は、2試合で4ゴールを挙げ、大会得点王&MVPを獲得。延長戦での2得点は、「これが世界だ」と言わしめるかのようなプレーでした。先制点を挙げたベンゼマ選手も、この試合1ゴール1アシストを記録。チームの公式戦無敗記録も37試合に伸ばしております。レアルが強いのは当然だけど、プレーの質が非常に高かったです。
FIFAクラブワールドカップは今後、2017年と2018年にアラブ首長国連邦(UAE)で開催されることが決まっています。将来的は中国での開催も検討しており、日本開催はこれが見納めになる可能性も。クラブW杯に日本のクラブが出場するのは、しばらく難しいかもしれません。



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クラブW杯2016 欧州王者レアル・マドリード登場!決勝はレアルVS鹿島だ!

2016年12月15日 | soccer

熱戦が続いている「Alibaba YunOS Auto プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016」。14日の準決勝第1試合は、Jリーグ王者の鹿島アントラーズが、南米王者のアトレティコ・ナシオナルに3-0と快勝。日本勢どころかアジア勢で初めてのクラブW杯決勝進出の快挙を果たしました。15日は横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で、準決勝第2試合「レアル・マドリードVSクラブアメリカ」が行われました。
欧州王者のレアル・マドリードは、クラブW杯は2年ぶり2度目の出場。クリスティアーノ・ロナウドを中心に2度目のクラブW杯優勝を目指します。10年ぶりのベスト4入りを果たしたクラブアメリカは、レアルを相手に意地を見せられるか?



両チームのスタメン
[レアル・マドリード]
GK 1 ケイラー・ナバス
DF 2 ダニエル・カルバハル
DF 5 ラファエル・バラン
DF 6 ナチョ・フェルナンデス
DF 12 マルセロ
MF 8 トニ・クロース
MF 14 カゼミーロ
MF 17 ルーカス・バスケス
MF 19 ルカ・モドリッチ
FW 7 クリスティアーノ・ロナウド
FW 9 カリム・ベンゼマ

[クラブ・アメリカ]
GK 23 モイセス・ムニョス
DF 2 パオロ・ゴルツ
DF 6 ミゲル・サムディオ
DF 12 パブロ・アギラール
DF 17 ベントゥーラ・アルバラド
DF 18 ブルーノ・バルデス
MF 7 ウィリアム・ダ・シウバ
MF 14 ルベンス・サンブエサ
MF 30 アレックス・イバーラ
FW 9 シルビオ・ロメロ
FW 24 オリベ・ペラルタ



まず前半7分、レアルは右CKの流れから、バスケスが右足ボレーシュートを放つが、右に外れてゴールならず。クラブアメリカは11分、右サイドでイバラがドリブルで持ち込むと、グラウンダーの折り返しにロメロがシュートを狙うも枠を捉えられず。レアルは15分、左サイドのマルセロ→バスケスの縦パス→ロナウドが抜け出してシュートを放ったが、オフサイドを取られる。21分、クラブアメリカはイバーラがドリブルを仕掛けてからシュートを打ったが、GKにキャッチされる。
レアルは25分に右サイドでロナウドが縦パス→バスケスが右足でクロスを上げ、ゴール前飛び込んたロナウドがヘディングで叩きつけたが、シュートはポストに直撃。跳ね返りをベンゼマが押し込もうとしたが、DFにブロックされた。33分、右サイドのFKをロナウドが右足で狙うも壁に当たる、こぼれ球をロナウドが拾い、今度は左足一閃!しかし、クラブアメリカGKムニョスの好セーブに阻まれる。そしてベンゼマがこぼれ球を押し込んだが、オフサイドでノーゴール…。ロナウドは35分にもバスケスとのワンツーからシュートを放ったが、左に流れてしまった。
0-0のままハーフタイム突入かと思われた前半アディショナルタイム、レアルはクロースが絶妙なスルーパス→抜け出したベンゼマが右足でゴールネットを突き刺し、ようやく先制点を奪いました。

後半に入り、レアルは6分に右サイドのFKにベンゼマが頭で合わせたが、ゴール右に外れる。後半15分にはカウンターを仕掛け、ロナウドが右サイドのバスケスにパスを送ると、バスケスが抜け出してからグラウンダーのクロス→ロナウドが右足を振り抜いたが、強烈なシュートは相手DFの胸に直撃…。後半20分、右サイドのクロス→ファーサイドのロナウドのヘディングシュートはコントロールミス。こぼれ球をモドリッチが反転してからジャンピングボレーを放ったが、右に外れてしまった…。
レアルは後半27分にクロースを下げて、ハメス・ロドリゲスが登場。さらに後半35分にはベンゼマに代わり、FWアルバロ・モラタを投入。後半43分、左サイドでバスケスが浮き球のパスを入れると、マルセロが素早い動きでボールを受け取ってからグラウンダーで折り返し、モラタが右足シュートを放ったが枠外。
そして迎えた後半アディショナルタイム、右サイドでハメスがスルーパス→抜け出したロナウドが右足で流し込んでゴールをゲット!最後の最後にクリスティアーノ・ロナウドのダメ押しゴールが生まれ、レアルが2-0でクラブアメリカを破りました。


クラブW杯の準決勝第2試合は、レアル・マドリードが前半と後半のアディショナルタイムに得点を奪い、クラブアメリカを下して順当に決勝進出を決めました。レアルのド派手なゴールラッシュを期待していたんですが、なんか物足りない内容というか、「しょっぱい試合」だったなと思いました。いや、レアルはまだ本気を出していないという事もある…。レアルはこれで公式戦の無敗記録を36に伸ばしました。
注目のクリスティアーノ・ロナウド選手は、決定的なヘディングシュートをポストに当てたり、左足のミドルがGKに防がれたりと、今回は無得点かと思いました。しかし、後半終了間際になってようやくゴールを決めてくれました。私はそのころ裏番組を見ていたので、リアルタイムでクリロナのゴールを見逃してしまいました…。
前半にベンゼマ選手が決めた先制点のシーンは、ベンゼマ選手の抜け出し方も上手かったけど、クロース選手の針の穴を通すような縦パスは絶品でした。

準決勝2試合が終了し、18日の決勝戦と3位決定戦のカードが決定。準決勝の敗者チーム同士が戦う3位決定戦は、アトレティコ・ナシオナル(コロンビア)VSクラブアメリカ(メキシコ)が対戦。決勝戦はレアルマドリードVS鹿島アントラーズという組み合わせになりました。日本のクラブチームが、世界のスター選手が集まるビッグクラブとクラブ世界一の座を争うなんて凄いですよ…。レアルが圧倒的に有利だけど、鹿島にも開催国代表としてのプライドを見せてほしい。もし、鹿島がレアルに勝ってしまったら、とっても大変なことになりそうだ…。






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準決勝の壁を越えた!鹿島アントラーズが南米王者を破り、日本勢初のクラブW杯決勝進出!

2016年12月14日 | soccer

クラブチームの世界一決定戦「Alibaba YunOS Auto プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016」は、いよいよ準決勝に突入。準決勝から欧州王者と南米王者が登場。14日は市立吹田サッカースタジアムで準決勝第1試合「鹿島アントラーズ(日本)VSアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)」が行われました。アトレティコ・ナシオナルは、飛行機墜落事故で多数の犠牲者を出したシャコペエンセ(ブラジル)の分までクラブ世界一を目指します。対する鹿島は、これが今大会3試合目。日本勢初の決勝進出となるか?


両チームのスタメン
[アトレティコ・ナシオナル]
GK 34 アルマーニ
DF 2 ボカネグラ
DF 3 アギラール
DF 12 エンリケス
DF 19 ディアス
MF 6 ウリベ
MF 8 アリアス
MF 10 トーレス
FW 9 ボルハ
FW 21 モスケーラ
FW 28 ベリオ

[鹿島アントラーズ]
GK 21 曽ヶ端準
DF 3 昌子源
DF 16 山本脩斗
DF 22 西大伍
DF 23 植田直通
MF 10 柴崎岳
MF 13 中村充孝
MF 25 遠藤康
MF 40 小笠原満男
FW 8 土居聖真
FW 18 赤崎秀平



まず前半11分、アトレティコは左サイドでボルハが横パス→中央から走り込んできたウリベが右足ミドルシュートを放つが、鹿島GK・曽ヶ端がセーブします。12分には右CKからウリベが頭で合わせたが、曽ヶ端にキャッチされる。対する鹿島は13分に中村のスルーパス→右サイドの遠藤がフリーの位置からシュートを放つも、ゴール左に外れる。18分には柴崎がドリブルでペナルティエリア内に進入したが、シュートはGKに防がれた。
アトレティコは20分過ぎに決定機を連発。22分にベリオのクロス→ボルハのボレーシュートはGKの正面。23分には中盤の浮き球パス→ウリベが抜け出して右足を合わせたが、左に外れる。さらに24分、PA左からモスケーラがシュートを狙うもクロスバーに当たり、こぼれ球をベリオが右足でシュートを打ったが、ゴール前で鹿島DF昌子が間一髪クリア!
前半28分、鹿島のFKの場面で、DF西がPA内で相手選手に倒されたが。主審はファウルを取らず。しかしその数分後に、ビデオ判定で相手のファウルが認められたため、鹿島がPK獲得。この判定にナシオナル側は抗議するが、PKはPKだ。先制のチャンスを迎えた鹿島は、キッカー・土居がゴール左隅に決めて、1点を先制します。
34分、鹿島は左CKをDF植田がヘディングシュート。完璧なヘッドだったが、アトレティコGKアルマーニの好セーブに阻まれて追加点ならず。
アトレティコは43分、PA内でベリオがシュート→GK曽ヶ端が防ぐと、こぼれ球をボルハが拾うも鹿島DF陣がシュートを打たせない。44分にはウリベがミドルを狙うもクロスバーの上。前半アディショナルタイムの45分、右サイドの折り返し→ゴール前に詰めていたボルハがヒールで合わせたが、GKにキャッチされる。前半終了間際には、左サイドのクロスにモスケーラが頭で合わせるも、クロスバー直撃。さらに、こぼれ球をトーレスがシュートするもDFにクリアされた。アトレティコの猛攻を凌いだ鹿島、前半を1点リードで折り返します。


後半開始早々に鹿島は、赤碕がドリブルで左サイドを駆け上がり、シュートまで持って行ったが、GKにキャッチされる。後半9分、鹿島は赤崎を下げて金崎夢生が登場。2試合連続ゴール中のエース投入で追加点を狙います。
1点を追うアトレティコは、後半に入っても鹿島ゴールに襲い掛かります。後半14分にボルハが強引な形で突破してシュートを放つが、曽ヶ端がヒザでセーブする。後半15分にMFゲラ、さらに22分にはMFダホメを投入。すると23分、代わったばかりのダホメが味方のパスを受けてシュートを打つも、大きく外してしまいます。
試合時間が残り少なくなる中、攻め続けるアトレティコは焦りが見え、守り続ける鹿島は連戦の疲れが出るように。1点リードのまま迎えた後半38分、鹿島は左サイドで柴崎が右足でクロスを上げると、ゴール前飛び込んだ遠藤がGKと交錯した後、ヒールでゴールに押し込んだ!鹿島に大きな追加点が入り、2-0とリードを拡げます!これで勢いづいた鹿島は後半40分、右サイドで金崎が抜け出した後にグラウンダークロス→途中出場・鈴木優磨が合わせて3点目のゴールを奪った!終盤に突き放した鹿島アントラーズが、3-0でアトレティコナシオナルに快勝しました!




多くのJリーグ勢が跳ね返されてきた「クラブW杯準決勝の壁」が、ついに打ち破るときが来ました!鹿島アントラーズが、南米王者のアトレティコ・ナシオナルを撃破!日本勢どころかアジア勢で史上初の決勝進出を果たしました。さすがに南米王者に勝つのは無理だろうと思っていたけど、3-0で勝利を挙げるなんてビックリです。
アトレティコに24本のシュートを浴び、危ないシーンが沢山ありましたが、最後までゴールを許さず。本当にヒヤヒヤしたけど、よく守り抜いたと思います。GKの曽ヶ端選手は、前回の試合に続いて「神セーブ」を連発し、この試合の「マン・オブ・ザ・マッチ」に選出。ディフェンスリーダーの昌子選手も、気迫の守備がありました。この2人が先発出場していなかったら、恐らくは大量失点になっていた思います。
後半38分に2点目のゴールを奪った遠藤選手は、準々決勝に続き2試合連続得点。相手の守備陣を嘲笑うかのような、素晴らしいヒールシュートを決めました。あのゴールでアトレティコの選手の気持ちが折れましたね。ダメ押しの3点目を決めた鈴木選手は、後半39分にピッチに入り、ファーストタッチで得点を挙げました。ゴール直後には、クリスティアーノ・ロナウド選手のゴールパフォーマンスまで披露。鈴木選手は吹田スタジアムとの相性が非常に強く、ガンバ大阪戦で決勝ゴールを奪うと、マメロディ戦で1アシスト、今回も1ゴールを記録しました。
伝統の勝負強さに加え、我慢と粘り強さで快進撃を続けている鹿島アントラーズ、決勝戦では悔いのない戦いに期待したいと思います。
15日は横浜国際総合競技場で準決勝第2試合「レアル・マドリード(スペイン)VSクラブアメリカ(メキシコ)」戦が行われます。クリスティアーノ・ロナウドを中心に、ハメス・ロドリゲス、カリム・ベンゼマなどのスター選手が日本で見られます!初戦となるクラブアメリカ戦で、日本のファンを大いに魅了してくれることは間違いありません。そんなレアルは、現在公式戦で35戦負けなし。この大会で無敗記録をさらに伸ばすはず。鹿島アントラーズがレアルを止めるのは、はっきり言って無理です(笑)。








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