日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

浅野だ!井手口だ!サッカー日本代表が6大会連続W杯出場決定!

2017年08月31日 | soccer

2018 FIFA ロシアワールドカップ・アジア地区最終予選「日本代表VSオーストラリア代表」が31日、埼玉スタジアム2002で行われました。ここまで最終予選を8試合戦って5勝2分け1敗・勝ち点17でグループBの首位にいる日本代表。今回の豪州戦で勝てばロシアW杯出場が決定しますが、負ければ窮地に追い込まれてしまいます。勝ち点16で3位の豪州の方も、勝てばW杯出場。宿敵・豪州との大一番、ハリルJAPANはロシア行きの切符を掴むことができたのか!?



スタメンはこちら
[日本代表]
GK 1 川島永嗣
DF 3 昌子源
DF 5 長友佑都
DF 19 酒井宏樹
DF 22 吉田麻也
MF 2 井手口陽介
MF 16 山口蛍
MF 17 長谷部誠(Cap)
FW 14 乾貴士
FW 15 大迫勇也

[オーストラリア代表]
GK 1 ライアン
DF 6 スピラノビッチ
DF 20 セインズバリー
MF 3 スミス
MF 5 ミリガン(Cap)
MF 21 ルオンゴ
FW 7 レッキー
FW 10 クルーズ
FW 14 トロイージ
FW 22 アーバイン
FW 23 ロギッチ

日本はチームを支え続けてきた本田圭佑と香川真司をスタメンから外し、井手口と浅野の若手選手を先発起用。さらには乾が中盤に入り、FWは大迫の1トップ。対する豪州は、エースのユリッチと日本キラー・ケーヒルの2人がベンチスタート。



豪州ボールで始まったこの試合、前半1分に日本は右CKから酒井宏が飛び込むが、シュートは枠を捉えることができず。豪州も7分にCKでの混戦から、ロギッチが左足で叩きつけてのシュートを放ったが、GK川島にキャッチされる。日本は14分に乾が右サイドからシュートを放つも左にそれる。16分には左のショートコーナーから、ファーサイドの浅野が頭で合わせたがポストに当たる。22分には大迫がミドルシュートを狙うもGKの正面。相手陣内に攻め込みながらも、なかなかゴールが奪えません。
前半35分、日本は左サイドでボールをつなぎ、大迫のスルーパス→長友のクロス→逆サイドの浅野のヘディングシュートは枠外。前半38分、豪州はレッキーが右足でシュート。ボールはDF吉田の足に当たると、ポスト右を直撃。日本にとっては危ない場面だった。そして迎えた前半41分でした。左サイドで長友が右足でクロスを上げると、ゴール前でフリーになっていた浅野が左足で合わせてゴール右隅へ!スタメン起用に応えた浅野、日本に先制点をもたらしました!前半は1-0で日本リードで終了。

後半3分、豪州は右サイド・レッキーのパスに反応したクルーズがゴール前に飛び込むが、GK川島が先にボールを抑える。日本は後半8分に中盤で井手口が右サイドにパスを出すが、浅野がボールに触れず。その直後、酒井宏が右サイドを突破するが、クロスは相手DFに当たる。後半11分、日本はカウンター攻撃を仕掛け、大迫のパスを受けた乾が左サイドをドリブルで仕掛け、そのままシュートまで持って行ったが、DFに阻まれる。
1点を追う豪州は、後半16分にトロイージに代えてユリッチを投入。後半23分にはケーヒルが入る。厄介な2人が入ったことで流れが変わり、後半26分に右サイドでクルーズがグラウンダーのクロスを入れると、ゴール前にユリッチがいたが、酒井宏が対応。こぼれ球にケーヒルが反応するが、DF吉田がシュートを打たせない。日本DF陣がピンチを守り切ります。
日本も後半30分に乾を下げてFW原口元気を投入。すると後半32分、変わったばかりの原口がDFを一人かわした後、ペナルティエリア内に進入。グラウンダーの折り返しから、井手口が右足を振り抜いたが、ゴール手前にいた豪州DFにクリアされて2点目ならず。後半37分、敵陣で原口がボールを奪うと、井手口がドリブルで中央に持ち込み右足一閃!ミドルシュートがゴール右に突き刺さり、日本に大きな2点目!ロシアW杯出場に大きく近づきます!
豪州も終盤に反撃に出るも、日本が最後まで守り切りタイムアップ!日本が豪州を2-0で下し、ロシアW杯本大会出場を決めました!



勝った方がW杯出場の「天王山」は、日本代表がオーストラリアに快勝!6大会連続のW杯出場が決定しました。ブラジルW杯最終予選に続き、埼スタでの豪州戦で決めたわけですが、前回は引き分け、今回は完封勝利ですよ。日本はW杯予選の豪州戦で7戦未勝利(2敗5分け)でしたが、8度目の対戦で念願の初勝利!まさに歴史的な1勝といえるでしょう。試合が始まる前はとても不安でしたけど、豪州を倒してロシア行きを決めてよかった!ハリルJAPAN、おめでとう~!!
今回の試合はスタメンに抜擢された若手の2人が、ハリルホジッチ監督の期待に応えました。前半41分に先制点を挙げた浅野選手は、昨年のタイ戦以来となる代表戦でのゴール。左足のボレーシュートでゴールネットを揺らした後、「ジャガーポーズ」が飛び出ました。昨年は自らの2得点でU-23アジア選手権優勝に導き、今年はハリルJAPANのW杯出場に貢献。大事な一戦で結果を残すって凄いな…。
後半37分に2点目を奪った井手口選手は、攻守で奮闘。セットプレーのキッカーを任せられると、守備でも豪州攻撃陣を封じました。後半32分に放った右足のシュートは相手の好守にふせがれましたが、それから5分後に強烈な右足ミドルをゴールに叩き込みました。井手口選手のゴールが生まれた瞬間、私も感激しちゃいましたよ。
これまでは岡崎選手、本田選手、香川選手などがチームを引っ張ってきましたが、井手口&浅野の「リオ五輪世代」の2人がW杯出場に導いた。今回は途中出場だった久保裕也選手もUAE戦とタイ戦で2試合連続ゴール。サッカー日本代表も世代交代の時が来たのかも。


昨年9月に始まったロシアW杯最終予選、初戦のUAE戦では1-2の逆転負けという屈辱的黒星スタート。2戦目のアウェー・タイ戦は2-0で勝利して勝ち点3を獲得。3戦目のホーム・イラク戦は、UAE戦同様苦しい戦いでしたが、後半終了間際に山口選手の勝ち越しゴールで劇的勝利。4戦目のアウェー・豪州戦は、原口選手が先制点を挙げながらも、後半に追いつかれて1-1の引き分け。5戦目のサウジアラビア戦は2-1で競り勝ち、前半5試合を2勝1敗1分け・勝ち点7で折り返し。
後半戦に入り、6戦目のUAE戦&7戦目のタイ戦を連勝で飾りますが、中立地・イランでの開催となった8戦目のイラク戦は1-1のドロー。前半に大迫選手が先制点を奪ったものの、後半に追いつかれてしまいました。イラク戦で勝っていれば、楽になれたのに…。そして9戦目の豪州戦で完勝。「最終予選の初戦で負けるとW杯に出場できない」、「日本はW杯予選の豪州戦で勝てていない」という不吉なジンクスを覆してのW杯出場となりました。初戦を落としながらも、よくW杯の切符を手にできたなあ!

最終予選はまだ1試合残っており、9月5日にサウジアラビア代表とのアウェー戦(@キングアブドゥラー スポーツシティスタジアム)が控えています。サウジと豪州は勝ち点16で並んでいますが、得失点差でサウジ2位、豪州3位。最終戦の結果次第では、サウジと豪州の順位が入れ替わる可能性も。さすがに豪州はタイに負ける事はないと思うけどねえ。熾烈なB組2位争いも気になるけど、日本は勝って最終予選を終えたいものです。







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