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暑すぎてつらい。

2016クラブW杯準々決勝  鹿島アントラーズがアフリカ王者を倒して4強入り!

2016年12月12日 | soccer

「Alibaba YunOS Auto プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016」は、11日に大阪の市立吹田サッカースタジアムで準々決勝2試合が行われました。欧州王者と南米王者への挑戦権を獲得したのはどこだ?



第1試合:クラブ・アメリカ(北中米カリブ海代表・メキシコ)VS全北現代モータース(アジア代表・韓国)
勝った方が準決勝でレアル・マドリード(スペイン)と対戦する第1試合。クラブアメリカと全北は、2006年大会に一度対戦し、クラブアメリカが1-0で勝利しました。10年ぶりに対戦となる今回、全北のリベンジか?それともクラブアメリカの連勝か?
立ち上がりからクラブアメリカが攻め続けるが、全北が集中した守りでゴールを許さず。迎えた前半22分、全北は左サイドでFWキム・シンウクがボールをキープすると、オーバーラップしたDFパク・ウォンジェがグラウンダークロス→ゴール前でFWキム・ボギョンが左足シュートを決め、全北が1点を先制します。
クラブアメリカは前半31分にFWロメロが強烈な右足ミドルシュートを放つが、クロスバーに当たって同点ならず。全北は38分にキムボギョンがFWエドゥーとのワンツーからドリブルで仕掛けてシュートしたが、ゴール右に逸れて追加点ならず。
1点を追うクラブアメリカは、後半からMFゲレーロ、FWアロージョを投入。すると後半13分、左サイドでアロージョがクロス→ロメロがヘディングで叩き付けてゴール!クラブアメリカが1-1の同点とします。
波に乗るクラブアメリカは後半28分、ロメロがドリブル突破→途中出場・アルバラドの折り返し→ゴール前にいたFWキンテロのシュートは、全北GKホン・ジョンナムに防がれる。その直後の29分、左CKからロメロが右足ボレーシュート。ボールはキムシンウクの足に当たってコースが変わり、ゴール右隅に吸い込まれた。ロメロのこの日2点目のゴールで、クラブアメリカが2-1と逆転。
その後、全北はFWイ・ドングクとMFコ・ムヨルを立て続けに投入するも、追いつくことができず試合終了。クラブアメリカが逆転勝ちで準決勝に進出しました。


第2試合:鹿島アントラーズ(開催国代表)VSマメロディ・サンダウンズ(アフリカ代表・南アフリカ)
開幕戦でオセアニア王者のオークランドシティに逆転勝ちを果たした鹿島アントラーズ。中2日で迎える準々決勝は、アフリカ王者のマメロディと対戦しました。
前半はマメロディの一方的な展開。前半14分にMFモレナが右サイドと突破してシュートを放つが、鹿島GK曽ヶ端準に防がれる。前半29分には自陣からのロングパスからMFタウがDFラインを抜け出したが、GK曽ヶ端がシュートをセーブ。30分には左サイドのクロス→ファーサイドのFWビリアトがシュートするも大きく外れる。35分にはMFマブンダがペナルティエリア手前から右足ミドルを打って行ったが、またもGK曽ヶ端がファインセーブを見せる。マメロディは前半にシュート11本、対する鹿島はシュート無し。
後半は鹿島が攻め込み、後半8分に右サイドからMF遠藤康が左足でシュートを放ったが、クロスバーを越える。後半15分、左サイドでDF山本脩斗がクロスを上げると、右サイドで前線まで上がってきたDF西大伍がダイレクトで右足を合わせたが、シュートはマメロディGKオニャンゴに防がれると、ゴール前にいたDFにクリアされ、ゴールを奪えません。
後半16分、鹿島はここでFW金崎夢生を投入。するとその2分後の後半18分、右サイドでFW赤崎秀平がクロスを上げると、FW土居聖真が頭で落とし、最後は遠藤が左足シュート。GKオニャンゴの手に当たった後、ゴールに吸い込まれた!鹿島が苦しい時間を乗り越えて待望の先取点!
追加点が欲しい鹿島は、後半39分にFW鈴木優磨を投入。後半43分、右サイドで遠藤のスルーパスを受けた鈴木がグラウンダーでクロスを入れ、ゴール前の金崎が左足で流し込み1点追加。金崎は開幕戦に続き、2試合連続ゴール。鹿島が2-0でマメロディに勝利しました。



準々決勝は開催国王者・鹿島アントラーズと、北中米王者・クラブアメリカが勝利し、ベスト4に駒を進めました。日本勢のベスト4進出は、昨年のサンフレッチェ広島に続き5度目となります。
鹿島は前半から我慢の時間が長く続きました。何度もピンチを迎えながらも、GKの曽ヶ端選手がファインセーブを連発。いつ失点されてもおかしくなかったけど、無失点で凌ぎました。後半に金崎選手が入ってから流れが変わり、遠藤選手の均衡を破る先制ゴールが生まれました。後半AT前の追加点は、鈴木選手&金崎選手の途中出場組が結果を出しました。前回の試合に続き、石井監督の交代策がズバリ的中。JリーグCSから「石井マジック」が冴え渡っていますね。
準々決勝を終えて、準決勝2試合の組み合わせが決定。吹田で行われる14日の準決勝第1試合は、鹿島アントラーズVSアトレティコ・ナシオナル(南米代表・コロンビア)、15日の準決勝第2試合はレアルマドリードVSクラブアメリカとなっています。準々決勝で敗退した全北現代とマメロディは、14日に5位決定戦で対戦します。準決勝で南米王者に挑む鹿島、「準決勝の壁」を乗り越え、日本勢で初めてのクラブW杯決勝進出となるか?





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FIFAクラブワールドカップ2016  Jリーグ王者・鹿島アントラーズが逆転勝ちで初戦突破!

2016年12月09日 | soccer

クラブチームの世界一決定戦「Alibaba YunOS Auto プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016」が8日に開幕。今年のクラブW杯は、欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)が出場。世界的スーパースターであるクリスチアーノ・ロナウド選手のプレーが再び日本で見られます!日本からは、今季のJリーグ王者・鹿島アントラーズが出場。その鹿島は、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で行われた開幕戦で、オセアニア王者・オークランドシティ(ニュージーランド)と対戦しました。


両チームのスタメン
[鹿島アントラーズ]
GK 21 曽ヶ端準
DF 3 昌子源
DF 14 ファン・ソッコ
DF 16 山本脩斗
DF 22 西大伍
MF 6 永木亮太
MF 25 遠藤康
MF 40 小笠原満男
MF 10 柴崎岳
FW 8 土居聖真
FW 11 ファブリシオ

[オークランド・シティ]
GK 1 スビカライ
DF 3 岩田卓也
DF 5 ベルランガ
DF 9 ホワイト
DF 16 キム・デウク
MF 8 リエラ
MF 11 タバーノ
MF 14 ルイス
MF 17 モレイラ
FW 10 デフリース
FW 20 タデ



前半開始から鹿島がボールを支配し、前半6分にCKのこぼれ球を遠藤がミドルシュートを放つもGKにキャッチされる。16分にはファンソッコの縦パス→遠藤が抜け出すもオフサイドを取られる。前半17分、オークランドは左サイドでデフリースがクロス→ファーサイドのタデがボレーシュートを狙ったが、GK曽ヶ旗にキャッチされる。鹿島も25分、左サイドで柴崎がクロスを上げると、逆サイドでオークランドDF岩田がクリアミス→遠藤のシュートはGKに防がれた。
38分、オークランドはカウンターを仕掛けると、タデがペナルティエリア手前から左足を振り抜くも、シュートは鹿島DFに当たった後、ゴール右に外れる。40分、鹿島は中盤でパスを受けた土居がドリブルからシュートまで持ち込んだが、GKの正面。結局前半は0-0で折り返し。

後半に開始早々に試合が動きます。後半5分、オークランドは右サイドでFKを獲得し、タデのセンタリング→ゴール前でキムデウクのヘディングシュートが決まる。オークランドがセットプレーで先取点を奪います。
1点を追いかける鹿島は、後半9分にファブリシオを下げてFW赤崎秀平を投入。13分には右CKからDF山本が頭で合わせるも、左に流れてしまう。後半17分、キャプテン・小笠原を下げ、エース・金崎夢生を投入。すると後半22分、右サイドで細かくパスを繋ぎ、永木が遠藤とのワンツーから抜け出すと、ラストパスを受けた永木が右足でゴールに流し込み、鹿島が1-1の同点に追いつきます。
これで流れに乗った鹿島は、24分に再び赤崎がシュートを放ちますが、惜しくもゴール左に外れる。さらに1分後の25分、左サイドのクロスに赤崎が右足ボレーを狙ったが、左に外れてまたも勝ち越しならず。
1-1のまま終盤を迎え、90分終了で延長戦に入るかと思われた後半43分、鹿島は左サイドで山本がクロスを上げ、ファーサイドで土居が頭で折り返し、最後は金崎が頭で押し込んでゴール。エース・金崎が土壇場で勝ち越し点を奪い、鹿島が2-1と逆転。オークランドは後半44分にFKを得るも得点に繋がらず。アディショナルタイムの反撃を守りきった鹿島が、2-1で勝利しました。



クラブワールドカップの開幕戦は、開催国代表の鹿島アントラーズが、オークランドシティを下し、大会初勝利を挙げました。相手に先制点を奪われたときは、これはまずいなぁと思いましたが、赤崎選手と金崎選手の「交代組」がゴールを挙げました。石井正忠監督の采配がバッチリ決まりましたね。4日前のJリーグチャンピオンシップの決勝第2戦に続いての逆転勝ちを収めましたが、石井監督は「こういう形はよくない」と厳しめ。前半はシュートが少ない、後半は先制されてしまうという点を考えると、内容的には良いものではなかったと思います。それでも勝利したのはJリーグ王者の意地と言えるでしょう。
金崎選手は右足首捻挫の影響でベンチスタートでしたが、後半途中から出場し、後半43分に決勝点となるヘディングシュートを決めました。JリーグCSでは3試合で3得点を挙げて逆転優勝に大きく貢献。この日もゴールを挙げ、ここ4試合で4得点。右足首を痛めていながらも、なんだかんだでゴールを量産してますな。
苦戦しながらも初戦を突破した鹿島アントラーズは、11日の準々決勝(@市立吹田サッカースタジアム)で、アフリカ王者のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)と対戦します。初戦から中2日での試合となりますが、準々決勝も突破できる事を期待したいと思います。




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Jリーグチャンピオンシップ決勝第2戦 鹿島アントラーズがアウェーゴール2点を奪い逆転優勝!

2016年12月03日 | soccer

「明治安田生命 2016 Jリーグチャンピオンシップ」決勝戦・浦和レッズVS鹿島アントラーズは、3日に埼玉スタジアム2002で第2戦が行われました。11月29日の第1戦は、浦和が1-0で勝利し、10年ぶりの優勝に王手をかけました。浦和はこの試合、0-1で敗れても優勝が決定。初戦を落とした鹿島、逆転優勝するためにはアウェーゴール2点以上を奪って勝利しなければなりません。浦和が逃げ切るか?それとも鹿島がミラクルを起こすか?



両チームのスタメン
[浦和レッズ]
GK 1 西川周作
DF 46 森脇良太
DF 6 遠藤航
DF 5 槙野智章
MF 24 関根貴大
MF 10 柏木陽介
MF 22 阿部勇樹
MF 3 宇賀神友弥
MF 9 武藤雄樹
MF 13 高木俊幸
FW 30 興梠慎三

[鹿島アントラーズ]
GK 21 曽ヶ端準
DF 22 西大伍
DF 14 ファン・ソッコ
DF 3 昌子源
DF 16 山本脩斗
MF 6 永木亮太
MF 40 小笠原満男
MF 25 遠藤康
MF 10 柴崎岳
FW 8 土居聖真
FW 33 金崎夢生

ホームで優勝を決めたい浦和は、初戦から2人先発メンバーを入れ替え、高木と関根を起用。後が無い鹿島は、初戦途中出場の柴崎がスタメン出場。



試合開始から浦和が攻め立てます。前半4分に右サイドの関根がドリブルで仕掛けてから、グラウンダーのクロス→ゴール前で高木が右足でシュートを放つが、鹿島DFに阻まれます。前半7分、右サイドのスローインから高木が右足でクロスを上げ、興梠がフリーの位置から右足ボレーを鮮やかに決める!ホーム・浦和が先制点を奪い、2戦合計で2-0とします。
勢いづく浦和は、10分に右サイドで関根の縦パス→武藤がドリブル突破から右足を振り抜いたが、シュートはクロスバーの上…。26分には左サイドで宇賀神が相手ボールを奪うと、スルーパスに抜け出した武藤がシュートを狙ったが、ゴール左に逸れ、またも追加点を奪えず。
1点が欲しい鹿島は、32分に小笠原がPA手前からシュートを放つも相手DFに当たり、36分にはDFファンソッコが左足ミドルを狙うも枠外。38分にはFKから小笠原がシュートするも決まらず。迎えた前半40分、ファンソッコのロングボール→右サイドの遠藤康が抜け出してから右足クロス→ファーサイドの金崎がヘディングで押し込んみ、1-1の同点。2戦合計では、2-1とまだ浦和がリードしているが、分からなくなってきた。

運命の後半戦、鹿島は後半6分に左CKから金崎が合わせるもゴールならず。浦和は7分にPA内で武藤のスルーパス→左サイドの宇賀神がクロス→ファーサイドの高木のシュートは枠を捉えられず。
鹿島は後半13分、遠藤康に代えてFW鈴木優磨を投入。対する浦和も高木俊幸→MF青木拓矢、関根貴大→MF駒井善成と立て続けに2人選手を入れ替える。
鹿島は後半21分に右サイドのクロス→土居が頭で合わせるも、GK西川にキャッチされる。後半24分には右サイドでFKを獲得し、柴崎センタリング→DF西が飛び込んだが、シュートは右に外れる。後半30分には右サイドで鈴木のパス→土居が右足を振り抜いたが、シュートはクロスバーに当たった…。
そして後半33分、鹿島は中盤での攻防からカウンターを仕掛け、スルーパスに反応した鈴木が一気に抜け出し、ペナルティエリア内で浦和DF槙野に倒されてPKを獲得。鹿島に勝ち越しのビッグチャンス!決まれば勝ち越しというPKを、金崎が右足でゴール左隅に突き刺す!これで鹿島が2-1と勝ち越し、合計でも2-2のタイに追いつき、このまま終わればアウェーゴール差で鹿島の優勝となる。
逆に追い込まれてしまった浦和は、槙野が前線に上がる。後半39分には途中出場のズラタンがシュートを打つもダメ。40分には西川のロングボールから、ズラタン→柏木がグラウンダーで折り返したが、武藤がシュートを打ち切れず。後半43分には森脇がミドルを狙うも枠外、後半アディショナルタイムには左サイドから森脇クロス→味方が頭で落とし、武藤が左足を伸ばしたが、シュートは大きく外れてしまった。AT4分が経過して試合終了。第2戦は2-1で鹿島アントラーズが勝利しました。




チャンピオンシップ決勝戦は1勝1敗の五分、2戦合計で2-2の同点でしたが、アウェーゴールで上回った鹿島アントラーズが、年間勝ち点1位の浦和レッズを破り、2009年以来7年ぶり8度目のリーグ優勝を果たしました。レギュラーシーズンでは、年間1位・浦和が勝ち点74、3位の鹿島は勝ち点59。その差が15もありましたが、CSで鹿島が「勝ち点15差」をひっくり返す大逆転。3位からの年間王者という「Jリーグ史上最大の下克上」を成し遂げました。優勝を確信していたであろう浦和サポーターは、月曜の朝まで立ち直れないくらいのショックを受けていると思います。
鹿島の逆転優勝の立役者となった金崎選手は、この試合2得点をマーク。前半に同点ゴールとなるダイビングヘッドを決めると、後半34分にはPKで2点目をゲット。PK弾は鹿島の優勝を決定付けるものでした。金崎選手はチャンピオンシップ3試合で3得点を挙げてMVPを獲得しました。ハリルホジッチ監督、もう金崎選手を許してあげてください。
浦和レッズはまたしても埼スタで悲劇を味わう羽目に。2014年はJ1最終節で敗戦してV逸、昨年はCS準決勝でガンバ大阪に敗戦、そして今年は鹿島に逆転優勝をさらわれました。興梠選手のビューティフルな先制ゴールが生まれたときは、「これは優勝決定的だな」と思ったんですが、槙野選手がやらかしてしまいました…。浦和の勝負弱さは伝統の域ですね。

2016年のJリーグ年間王者となった鹿島アントラーズは、12月8日に開幕する「FIFAクラブワールドカップ」に開催国代表として出場決定。8日の開幕戦でオセアニア代表のオークランドシティ(ニュージーランド)と対戦します。順調に勝ち進めば、11日の準々決勝でアフリカ王者のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)、準決勝では南米王者のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)と戦うことになります。前回大会でサンフレッチェ広島が3位入賞。鹿島アントラーズもJリーグ王者としての意地を見せてほしいところです。



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Jリーグチャンピオンシップ決勝第1戦 年間1位・浦和レッズが先勝し、10年ぶりのリーグ優勝に王手!

2016年11月29日 | soccer

明治安田生命 2016 Jリーグチャンピオンシップの決勝戦、鹿島アントラーズVS浦和レッズの第1戦が29日、鹿島のホーム・カシマサッカースタジアムで行われました。ステージ王者同士がぶつかり合う決勝戦、年間1位の浦和は10年ぶりのリーグ王座に挑みます。23日の準決勝で川崎フロンターレを破った鹿島は、年間3位からの下克上で7年ぶりの王座奪回を目指します。流れを占う初戦を制したのは?



両チームのスタメン
[鹿島アントラーズ]
GK 21 曽ヶ端準
DF 22 西大伍
DF 14 ファン・ソッコ
DF 3 昌子源
DF 16 山本脩斗
MF 40 小笠原満男
MF 6 永木亮太
MF 25 遠藤康
MF 13 中村充孝
FW 33 金崎夢生
FW 8 土居聖真

[浦和レッズ]
GK 1 西川周作
DF 46 森脇良太
DF 6 遠藤航
DF 5 槙野智章
MF 18 駒井善成
MF 10 柏木陽介
MF 22 阿部勇樹
MF 3 宇賀神友弥
MF 9 武藤雄樹
MF 20 李忠成
FW 30 興梠慎三



先にチャンスを作ったのは浦和でした。前半8分に右サイドで柏木が左足でクロスを上げ、ゴール前にいた武藤がダイビングヘッドでゴールネットを揺らしたが、オフサイドで得点が認められず。前半12分には李忠成が左サイドで仕掛けてからグラウンダークロス→パスを受けた興梠がペナルティエリア内で倒されるも、興梠がハンドを取られた。
鹿島は25分過ぎになってからペースを握るようになり、28分に右CKでセットプレーのチャンスを掴み、遠藤康センタリング→ファーサイドにいた昌子がワンバウンドのボールを合わせられません。
膠着状態が続く中で迎えた前半44分、浦和が敵陣で細かくボールを繋ぎ、阿部スルーパス→武藤が右サイドからシュートを放ったが、鹿島GK曽ヶ端のファインセーブに阻まれてしまう。前半は両チーム無得点で終了。

後半に入り、鹿島は6分に土居が右サイドへ絶妙のパスを入れ、抜け出した遠藤康にボールが渡って右足シュート。しかし、浦和GK西川にキャッチされた。迎えた後半11分、浦和は右サイドで柏木クロス→ペナルティエリア内で興梠が鹿島DF西に倒されてPKを獲得。浦和に先制の大チャンスが生まれる。大事なPKをキッカー・阿部がゴールの真ん中に決めて、浦和が試合の均衡を破ります。
1点を追いかける鹿島は、後半17分に中村を下げてMF柴崎岳を投入。すると後半20分、左サイド山本のクロス→遠藤康が胸で落とし、柴崎が右足を振り抜いたが、シュートは左のサイドネットに当たる。続く左CKを山本が頭で合わせるも、枠を捉えることができず。後半28分には柴崎のパスを受けた西がシュートを打つもダメ。
攻め続ける鹿島は、後半35分にファブリシオを投入。後半40分、右からのCKに金崎がヘディングシュート。しかし、浦和GK西川にキャッチされる。後半アディショナルタイムには、FKから波状攻撃となり、PA左から柴崎クロス→土居のヘディングシュートはわずかにゴール右に外れる。結局試合は1-0で浦和が勝利しました。


チャンピオンシップ決勝の第1戦は、後半に試合が動き、浦和レッズが阿部選手のPKで先制。その後は鹿島の猛反撃を凌ぎ、「虎の子の1点」を守って逃げ切りました。貴重なアウェーゴールを奪って先勝し、10年ぶりの優勝に王手をかけました。この1点は大きなアドバンテージになりそうですね。
鹿島は相手より2倍以上のシュートを放ちながらも、同点に追いつくことができず。ケガから戻ってきた柴崎選手は、何度も味方のチャンスを演出。出て来ていきなり放ったシュートは本当に惜しかったです。ただ、ホームでの試合で負けたのは痛いかもしれない。
CS決勝第2戦は、12月3日に浦和のホーム・埼玉スタジアム2002で19時30分にキックオフ。浦和は0-1で敗れて、2戦合計1-1になったとしても、年間上位優先により優勝決定。鹿島はアウェーゴール2点取るか、2点差以上で勝利すれば逆転優勝となります。第2戦はホームの浦和が有利だけど、今季の浦和VS鹿島戦は、3試合ともアウェーのチームが勝利してるんだよなぁ…。泣いても笑ってもラスト1試合、4日後の土曜日に2016年のリーグ王者が決定します。




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Jリーグチャンピオンシップ準決勝 鹿島アントラーズが浦和レッズへの挑戦権を得る。

2016年11月23日 | soccer

2016年のJリーグ年間王者決定戦「明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ」は23日、等々力陸上競技場で「川崎フロンターレVS鹿島アントラーズ」の準決勝が行われました。「90分延長なし」の一発勝負の準決勝は、年間2位の川崎は引き分けでも決勝進出、第1ステージ王者で年間3位の鹿島は勝利が絶対条件です。今季リーグ戦では川崎の1勝1分け。年間1位・浦和レッズが待つ決勝に駒を進めたのは?



[川崎フロンターレ]
GK 1 チョン・ソンリョン
DF 18 エウシーニョ
DF 5 谷口彰悟
DF 23 エドゥアルド
DF 20 車屋紳太郎
MF 28 板倉滉
MF 21 エドゥアルド・ネット
MF 6 田坂祐介
MF 26 三好康児
FW 16 長谷川竜也
FW 13 大久保嘉人


[鹿島アントラーズ]
GK 21 曽ヶ端準
DF 22 西大伍
DF 14 ファン・ソッコ
DF 3 昌子源
DF 16 山本脩斗
MF 6 永木亮太
MF 40 小笠原満男
MF 25 遠藤康
MF 11 ファブリシオ
FW 8 土居聖真
FW 33 金崎夢生



前半3分に川崎が先にチャンスを作り、右サイドの長谷川クロス→ゴール前の大久保が右足で叩きつけたが、クロスバーの上。鹿島も14分に土居が小笠原のロングパスに反応してシュートを打ったが、GKに抑えられる。前半19分、川崎は自陣からロングフィード→長谷川が抜け出してチャンスを迎えたが、ボールを追いかける最中に左太もも裏を痛めて倒れこんでしまう。長谷川は担架で運ばれ、MF中村憲剛が急遽ピッチに入る。川崎は前半に交代枠を1枚使う羽目に…。
22分、川崎は憲剛のパスを受けた大久保が右足ミドルを放つが、GKにパンチで防がれる。その直後、鹿島がカウンターを仕掛け、ファブリシオがドリブルで2人をかわして右足を振り抜いたが、シュートはGKの正面。鹿島は24分に西が右サイドから強烈なミドルを打ったが、これもGKにセーブされた。
その後、川崎は38分に板倉がシュートを放つも枠外。鹿島は前半アディショナルタイム前にペナルティエリア付近でFKを獲得し、永木が直接狙うもゴール左に逸れて得点ならず。前半は両チーム無得点で終了。

後半5分、試合が動きます。鹿島は左サイドのスローインから、山本が左足でクロスを上げ、ニアサイドにいた金崎のヘディングシュートがゴール右隅に吸い込まれる!アウェー・鹿島が先制点を奪った!
追う展開となった川崎は、後半14分に三好のスルーパス→憲剛がDFをかわして右足シュートを放ったが、左のサイドネットに当たってノーゴール。後半18分には左サイドでFKを獲得し、憲剛センタリング→ニアサイドのエウシーニョが少し変化をつけ、ゴール前で見方選手たちが飛び込んだが、鹿島GK曽ヶ端が先にクリア。後半22分、DF田坂に代えてDF登里享平が投入される。その直後にエウシーニョ→大久保と繋ぎ、憲剛の左足シュートは枠外。24分には左サイドで登里がPA内に進入してシュートを狙うが、わずかにゴール左。26分、登里がドリブルで左サイドを突破し、グラウンダーのクロスを入れたが、鹿島DFにクリアされた。
残り15分を切り、鹿島は後半30分にファブリシオ→三竿健斗、川崎は32分に板倉→森本貴幸を投入。鹿島1点リードのまま迎えた後半43分、川崎はPゴール正面の位置からDF谷口がシュート→ボールが相手DFに当たって変化→ゴール前に大久保がいたが、ボールを触れず。
後半アディショナルタイム、鹿島はカウンターから途中出場・赤崎秀平が左サイドを突破するが、川崎GKチョン・ソンリョンがPAから飛び出してスライディングクリア。セカンドボールを三竿が拾うと、無人のゴールに向かってロングシュート。しかし、ゴール前で川崎DF谷口が間一髪クリア。後半49分には赤崎→金崎がシュートを打つも、金崎がハンド。
後が無くなった川崎は、終了間際の後半50分にエウシーニョが右サイドからクロスを上げ、谷口がヘディングシュートを放ったが、枠を捉えることができず。試合はこのまま1-0で終了し、鹿島が逃げ切りました。



一発勝負のCS準決勝は、年間3位の鹿島アントラーズが2位の川崎フロンターレを下して決勝に進出しました。後半5分の金崎選手のヘディングシュートで均衡を破ると、堅い守りで川崎の猛反撃を退け、1点のリードを守り切りました。CS準決勝は昨年のガンバ大阪に続き、アウェーのチームが勝利ということになりました。決勝進出を果たした鹿島は、CSファイナルで年間1位・浦和レッズと対戦します。
鹿島は第1ステージを制したあと、第2ステージは苦戦を強いられました。8月の湘南ベルマーレ戦で金崎選手が途中交代にキレて、試合中にも関わらず石井正忠監督と口論。対立騒動から数日後には石井監督が心労で一時休養、第14節から最終節までは泥沼の4連敗。6勝2分け9敗と負け越し、順位も11位と振るわず。
これじゃあCSでも勝てないと思われましたが、アウェーで川崎を撃破。一発勝負の試合には強いし、経験の差が出ましたねえ…。決勝点を決めた金崎選手は「石井監督を中心にチームがまとまった」とコメント。エースが大事な試合で得点を挙げたことで、チームも上向きになりそうな予感だ。
川崎は同点に追いつこうと攻め続けたんですが、本当に1点が遠かった…。憲剛選手、登里選手の惜しいシュートがあれば、後半AT前の決定的な場面では大久保選手が足を伸ばせず…。今季の川崎はタイトルが取れるんじゃないかと期待していましたが、第1ステージで優勝に王手をかけながらもV逸、年間総合1位争いでも浦和に勝ち点2差の2位。CSでも鹿島に敗れてしまいました。川崎フロンターレは大一番になると弱いよなぁ…。リーグ優勝を逃したけど、まだ天皇杯が残っています。無冠返上は何時になるのやら?

11月29日から始まるJリーグチャンピオンシップの決勝は、浦和レッズVS鹿島アントラーズという、ステージ王者同士の対決となりました。29日はカシマサッカースタジアムで第1戦、12月3日は埼玉スタジアム2002で第2戦が行われます。浦和は10年ぶり、鹿島は7年ぶりのリーグ優勝がかかっています。CS決勝も寒さを吹き飛ばすような熱い戦いに期待したいです!







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ハリルJAPANが首位・サウジアラビアに勝利!原口元気は最終予選で4試合連続得点!

2016年11月15日 | soccer

ロシアW杯アジア最終予選の第5戦・日本代表VSサウジアラビア代表戦が15日、埼玉スタジアム2002で行われました。ここまで4試合を終えて勝ち点7でB組3位の日本代表。対戦相手のサウジアラビアは、4試合負け無し(3勝1分)で勝ち点10の首位です。勝てばサウジと勝ち点で並ぶ一方、引き分け以下ならW杯出場が厳しくなるという非常に大事な一戦。前半戦最後の一戦で勝ち点3を獲得なるか?


スタメンはこちら
[日本代表]
GK 12 西川周作
DF 5 長友佑都
DF 6 森重真人
DF 19 酒井宏樹
DF 22 吉田麻也
MF 13 清武弘嗣
MF 16 山口蛍
MF 17 長谷部誠(Cap)
FW 8 原口元気
FW 14 久保裕也
FW 15 大迫勇也

[サウジアラビア代表]
GK 22 モハンメド・アルオワイス
DF 3 オサマ・ハウサウィ(Cap)
DF 5 オマル・イブラヒム・オスマン
DF 12 ハッサン・ムアト・ファラタ
DF 13 ヤシル・アルシャハラニ
MF 7 サルマン・アルファラジ
MF 8 ヤヒア・アルシェハリ
MF 11 アブドゥルマレク・アルハイブリ
MF 17 タイシール・アルジャッサム
MF 18 ナワフ・アルアビド
FW 10 モハンメド・アルサハラウィ


日本はこの試合、本田圭佑、香川真司、岡崎慎司がスタメンから外れ、オマーン戦で2得点を挙げた大迫が1トップで起用し、久保が代表初先発。左サイドバックの長友が久しぶりに先発出場。


日本ボールのキックオフで始まったこの試合、開始1分にいきなりチャンスを迎えます。大迫のパスを受けた清武が、ドリブルで仕掛けてから右足を振り抜いたが、シュートはGKにキャッチされる。3分にはほぼ中央の位置でFKを獲得し、清武センタリング→吉田が頭で合わせたが、枠を捉えられず。前半10分、長友が相手DFと交錯。このプレーでサウジDFファラタに警告が出る。
18分、サウジは敵陣の左サイドを攻め、アルサハラウィがDFラインを抜け出してシュートを放ったが、GK西川がキャッチする。日本は20分に原口がドリブルでペナルティエリア内に進入→パスを受けた大迫が反転してから右足シュートを放つが、GKの正面。さらに22分、右サイドの酒井宏のグラウンダークロス→久保のシュートはDFに当たってゴールならず。26分、サウジは右サイドでファラタのクロス→ファーサイドにいたヤヒアには合わず。
日本は39分、中盤で長谷部が浮き球のパスを入れると、PA内で久保が落とし、大迫がシュートを放ったが、クロスバーを越えてしまう。このままスコアレスで前半終了かと思われた44分、右サイドの久保のクロスがDFに当たると、こぼれ球を清武がシュート。これが相手DFの手に当たりPK獲得。先制のチャンスを得た日本は、清武がPKをしっかり決めて1点を先制!前半は日本1点リードで折り返しました。


後半、日本は開始から久保に代わって本田が入る。スタメン落ちの悔しさは、ゴールで晴らすしかない。後半2分、清武が左サイドで相手に倒されてFKを獲得。このFKを清武が蹴ると、ゴール前にいた本田にボールが渡ったが、右足のシュートは決まらない。後半10分、本田が相手ボールを奪うと、大迫→清武→大迫がPA右を攻めるが、クロスは相手にクリアされた。
日本は後半18分、原口が中盤で大迫が相手のパスをカット→原口がドリブル突破から右足シュートを放ったが、GKにキャッチされて追加点ならず。後半20分、清武を下げて香川真司を投入。後半27分、左サイドで原口がパスカットしてからドリブルで仕掛け、低いクロスに本田が飛び込むも相手DFに阻まれた…。続く香川の左CKで、ファーサイドの大迫が頭で落とし、吉田が胸トラップから右足シュートもDFに当たる。さらに本田も上手く押し込めない…。
後半32分、森重→右サイドの酒井宏→本田がフリーの位置から左足を振り抜いたが、シュートは相手GKの好セーブに阻まれる。左サイドに流れたセカンドボールを大迫が拾ってパス→原口が倒されるもファウル無し。そして後半35分、左サイドで長友が本田とのワンツーから抜け出すと、グラウンダーの折り返しを香川がヒールでスルー→最後は原口が右足でゴールネットを揺らし、日本に欲しかった追加点が入った!
2-0と点差を拡げ、このまま完封で終えたいところだったが、後半44分にサウジアラビアが反撃を仕掛け、途中出場・アルシャムラニが右からシュートを狙うも、GK西川が足で防ぐ。こぼれ球をオスマンが右足シュート→ゴール際で長友がクリアしたように見えたが、ボールがゴールラインを越えたため、サウジのゴールが認められる。これでスコアも2-1と1点差。
後半アディショナルタイム、サウジの主将・ハウサウィが2枚目の警告で退場処分となり、日本が数的優位に立ったが、終了間際にサウジが右サイドのクロス→アルシャムラニのヘディングシュートはGK西川がキャッチ。なんとか同点は免れた日本、2-1でサウジアラビアに勝利しました。



勝利が絶対条件だった今回、難敵・サウジアラビアに勝利を収め、ロシアW杯に望みをつなぎました。ホームで勝ち点3を獲得し、サウジと勝ち点10で並んだんですけども、得失点差で上回ることができませんでした…。2点差以上で勝てば順位が逆転したんですが…。後半AT前の失点は本当に悔やまれます。無失点で勝利できたら最高だったんだけどね。日本はこの最終予選で5試合中4試合で失点を喫しているので、相手を無失点で抑えることが後半戦の課題といえそうです。
前半に先制点を挙げた清武選手は、自らのシュートで相手のハンドを誘い、自ら得たPKをしっかりとゴール右隅に沈めました。先日のオマーン戦では1ゴール1アシスト、この日もチャンスを何度も演出して日本の勝利に貢献。「清武の時代」がいよいよ来たのかもしれません。
後半35分に追加点を挙げた原口選手は、なんと最終予選で4試合連続ゴール。これまでは三浦知良さんと呂比須ワグナーさんの「3試合連続」が最長でしたが、原口選手が2人を越える新記録を打ち立てました。原口選手のシュートを決めた位置も良かったし、冷静に流し込んでましたね。それに長友選手の抜け出し方も素晴らしかったです。最終予選4得点はチームトップの数字。まさに原口選手は「ハリルJAPANの神ってる男」だ!

最終予選の前半5試合が終わり、日本は3勝1敗1引き分け・勝ち点10。この日はライバルのオーストラリアがタイを相手に2-2の引き分けで勝ち点1に留まりました。ということは、豪州が勝ち点9でB組3位に転落し、日本がB組の2位になりました。いつの間にかW杯出場圏内に上がってきてますやん!
現在の順位ですが、首位・サウジ(勝ち点10、得失点+4)、2位・日本(勝ち点10、+3)、3位・豪州(勝ち点9、+3)、4位・UAE(勝ち点9、+1)。首位・サウジから4位のUAEまで勝ち点差1の大混戦!これはわからないぞ…。
最終予選の今後の日程は、2017年3月23日にUAE戦、28日はタイ戦、6月13日はイラク戦、8月31日は豪州戦、9月5日の最終戦はサウジアラビア戦となっています。後半戦はもっと厳しい戦いになるけど、1つでも多く勝ち点を積み上げて、グループ2位以内でW杯出場権を獲得できることを願っています。






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鹿島凱旋の大迫勇也が2ゴール!オマーンに完勝し、最終予選・サウジアラビア戦に弾みをつける。

2016年11月11日 | soccer

サッカーの国際親善試合「キリンチャレンジカップ2016 日本VSオマーン」が11日、茨城県立カシマサッカースタジアムで行われました。カシマスタジアムで日本代表の試合が実施されるのは、2004年のマレーシア戦以来12年ぶり2度目です。15日のW杯最終予選・サウジアラビア戦を4日後に控えているハリルJAPAN。「仮想サウジ」のオマーン戦は、内容と結果が求められます。



スタメンはこちら
[日本代表]
GK 12 西川周作
DF 22 吉田麻也
DF 2 丸山祐市
DF 19 酒井宏樹
DF 21 酒井高徳
MF 7 永木亮太
MF 13 清武弘嗣
MF 16 山口蛍
FW 4 本田圭佑(Cap)
FW 11 齋藤学
FW 15 大迫勇也

日本はこの試合、DF丸山、地元鹿島アントラーズ所属のMF永木が代表初スタメン。FWの斎藤と大迫も先発で起用されました。最終予選3連続ゴール中の原口元気、A代表初招集の井手口陽介、久々のA代表・久保裕也、長谷部誠、岡崎慎司はベンチスタートで、本田がキャプテンを務めました。



前半開始から日本がボールを支配し続けながらもシュートが打てない時間が続きましたが、前半17分に清武右CK→酒井宏がゴール前でヘディングシュートを放ったが、枠を捉えられず。18分には右サイドから清武クロス→本田→山口と繋ぎ、山口のパスを受けた斎藤がペナルティエリア左のところでドリブルを見せるが、シュートまで持ち込めず。19分、左のショートコーナーから、山口が逆サイドの本田にパスを送ると、本田が右足クロス→大迫が頭で押し込んだが、オフサイドでノーゴール。
日本は25分に左サイドで斎藤がクロス→大迫→本田がシュートを2本放つも決めきれず。28分には大迫が高い位置で相手ボールを奪ってから右足を振り抜いたが、シュートは相手GKに防がれる。29分には左サイド斎藤クロス→山口のダイビングヘッドは相手DFにクリアされる。
そして前半32分、左サイドで斎藤→清武クロス→ゴール前で大迫のヘディングシュートが決まり、日本がようやく先制点を奪います。さらに41分、清武が本田とのパス交換から左足で絶妙な縦パスを入れると、大迫がDFをフェイントでかわしてから右足で流しこみ2点目のゴール!大迫の2連続得点で、日本が前半を2-0で折り返します。

後半もさらに追加点が欲しい日本は、後半4分に清武のスルーパス→左サイドを抜け出していた斎藤がDFを振り切って右足でゴールネットを揺らしたが、その前にオフサイド…。後半7分、左サイドでFKを獲得。キッカー・清武がグラウンダーでPA内の本田にパスを送り、本田の左足シュートは相手に当たる。セットプレーで変化を試してみたが、得点には至らず。後半13分、本田が左足を振り抜くも、強烈なミドルはGKの正面。その1分後、左サイドで高徳→斎藤がPAに進入してグラウンダークロス→清武の左足シュートはGKに阻まれる。
日本は後半16分過ぎに大迫→FW岡崎、本田→FW浅野拓磨と2人同時投入。すると後半17分に浅野がPA内で相手に倒されてPKを獲得。このPKを清武がしっかりと決め、日本が3-0とオマーンを突き放します。
日本は相次いで選手を入れ替え、後半23分に小林祐希、26分に久保がピッチに入る。その2人がいきなり見せ場を作ります。後半27分に小林が右サイドの浅野にスルーパス→浅野の折り返し→久保が左足を振り抜いたが、シュートはオマーンGKに防がれて初ゴールとはならず…。
その後、後半29分に原口、後半33分にDF森重真人が入り、交代枠6人を使い切る。後半42分、原口がPA手前で相手ボールを奪ってからシュートを放つもGKに阻まれ、こぼれ球に岡崎が反応するもヘディングシュートは大はずれ。後半アディショナルタイム、日本が左サイドからチャンスを作り、原口がドリブルからグラウンダーで折り返すと、フリーになっていた小林が右足でゴールネットを突き刺した。終了目前にダメ押しの4点目を挙げた日本、オマーンに4-0の快勝です。



4日後のサウジアラビア戦に向けてのテストマッチは、大迫選手が2得点を挙げると、小林選手が後半終了間際に代表初ゴールを挙げるなど、新戦力が結果を残しました。久しぶりの代表戦だった大迫選手は、古巣・カシマスタジアムで大いに躍動。最初は頭で押し込むと、2点目は倒れこみながらも右足でゴールを奪いました。次戦のサウジ戦でもスタメンで使ってほしいですね。
大迫選手が半端ない活躍ぶりが目立ちましたが、清武選手が3得点に絡む活躍を見せました。前半に大迫選手の2得点をアシストすると、後半は自らPKを決め、1ゴール2アシストを記録しています。これからの日本代表は、清武選手がチームの中心になると思います。
オマーンに完勝してサウジアラビア戦に弾みをつけることができた日本代表。15日のサウジアラビア戦(@埼玉スタジアム2002)は、本当に勝たないといけない試合です。日本は現在、2勝1敗1引き分けでB組3位。もし勝ち点3を取ればサウジと勝ち点10で並び、2位・豪州の結果次第では首位浮上の可能性。逆に引き分け以下ならば、ロシア行きの夢がより遠のいてしまいます。ハリルJAPANの2016年最終戦を白星で飾れるでしょうか?







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YBCルヴァンカップ2016決勝 浦和レッズが10年ぶりの国内タイトル獲得!

2016年10月15日 | soccer

サッカー「2016 JリーグYBCルヴァンカップ」の決勝戦が15日、埼玉スタジアム2002で行われました。前身の「ヤマザキナビスコカップ」からリニューアルされた今年は、現在リーグ戦で年間1位の浦和レッズと、3年連続で決勝に進出したガンバ大阪が対戦。両チームは2週間前にも対戦し、その時は浦和が4-0と圧勝しました。「ルヴァンカップ初代王者」を懸けた一戦は、PK戦まで縺れ込みました。



両チームのスタメン
[ガンバ大阪]
GK 1 東口順昭
DF 14 米倉恒貴
DF 5 丹羽大輝
DF 6 金正也
DF 4 藤春廣輝
MF 21 井手口陽介
MF 15 今野泰幸
MF 11 倉田秋
MF 19 大森晃太郎
MF 7 遠藤保仁
FW 9 アデミウソン


[浦和レッズ]
GK 1 西川周作
DF 46 森脇良太
DF 6 遠藤航
DF 5 槙野智章
MF 24 関根貴大
MF 10 柏木陽介
MF 22 阿部勇樹
MF 3 宇賀神友弥
MF 9 武藤雄樹
MF 13 高木俊幸
FW 30 興梠慎三



前半、立ち上がりから浦和がペースを握り、前半9分に遠藤航の縦パス→関根がワントラップから左足ミドルシュートを放ったが、ガンバGK東口の好セーブに阻まれる。ガンバは前半14分にアデミウソンがペナルティエリア内で相手DFをかわしたが、シュートは不発。前半17分、ガンバは自陣で相手ボールを奪うと、遠藤保の蹴ったボールがアデミウソンに渡る。アデミウソンは自陣からドリブルでDFを振り切ると、そのままシュートをゴールネットに流し込む。アデミウソンの個人技でガンバが1点を先制します。
1点を追う浦和は、20分に柏木の左CKを槙野が頭で合わせたが、ゴール右に外れる。ガンバは28分に右サイド倉田がグラウンダーのパス→中央で遠藤スルー→逆サイドのアデミウソンが左足でシュートを放つも、GK西川に防がれる。ガンバはさらにPA内で攻めるも、ファウルを取られた。浦和は36分に宇賀神に代えてMF駒井善成が入る。前半のうちに交代枠を1枚使う羽目に。前半は1-0でガンバのリードで終了。

後半、浦和が開始早々から攻め立てます。後半2分に駒井が飛び込むもダメ。3分には武藤のスルーパス→興梠が右サイドでフリーになるもオフサイド。後半4分には左サイドで関根がクロス→ニアサイドで武藤がヘディングシュートを放つも枠外。後半8分には阿部勇樹が正面からミドルシュートを放つも、大きく外れる。11分には左サイド高木→武藤のシュートも決まらず。
防戦気味だったガンバも、後半15分に左サイドのクロスに遠藤保がシュートを放つも、GK西川にキャッチされる。後半17分には大森がPA左からシュートを打つも枠外。後半20分にアデミウソンに代えてFW長沢駿を投入。22分、カウンターから倉田が右サイドからシュートを狙ったが、GKにキャッチされます。
後半25分、浦和は武藤に代えてFWズラタンを投入。その直後のFKでズラタンがヘディングシュートを狙うも決まらず。後半30分、駒井ドリブルから左サイドへパス→関根→高木の右足シュートはガンバGK東口が横っ飛びでセーブ。高木のシュートも見事だったが、あと一歩及ばず。浦和はCKのチャンスを獲得したところで、高木に代えてFW李忠成
を入れる。すると右CKの場面で、李が頭で押し込んでゴール!李が出場していきなりゴールを奪い、浦和が1-1の同点に追いつきます!

試合は1-1のまま90分が終了。延長戦に入り、浦和は延長前半11分に駒井パス→李がシュートを狙うも左に外れる。ガンバは延長後半14分、MF藤本淳吾のスルーパス→FW呉屋大翔が右足でシュートを放ったが、ポスト右に直撃。ボールはゴールライン上に転がったが、浦和DF森脇が間一髪で掻き出してクリアした。結局延長でも決着がつかずPK戦へ。
迎えたPK戦、両チームとも3人目まで全員が成功。迎えた4人目、先攻のガンバは呉屋がキッカーを務めたが、シュートは浦和GK・西川に止められて失敗。対する後攻・浦和の李はしっかりと決める。5人目、「外せば終わり」のガンバは、遠藤保がゴール右隅に突き刺す。優勝に王手をかけた浦和は、5人目・遠藤航が担当。遠藤航は右側にしっかりと決めて勝負あり。浦和レッズがPK戦の末、ガンバ大阪を下しました。




今年のルヴァンカップ決勝戦は、120分間+PK戦の死闘となりましたが、浦和レッズが優勝を果たしました。ナビスコ杯時代の2003年以来13年ぶり2度目のリーグ杯制覇で、第86回天皇杯(2006年度)以来10年ぶりの国内タイトル獲得となります。(2007年ACLで優勝経験あり)
レッズは毎年のようにガンバにタイトル獲得を阻止されてきました。2014年にはリーグ優勝に王手をかけながらも直接対決で敗れ、その後のリーグ戦でも未勝利に終わり優勝を逃す。2015年にはチャンピオンシップの準決勝でガンバに勝てず、さらには今年元日の天皇杯決勝戦でもガンバの前に敗戦。しかし、今回のルヴァン杯決勝でようやくガンバの壁を破ることができました。
優勝の立役者となった李忠成選手は、後半30分すぎにピッチに入ると、ファーストプレーで同点ゴールを挙げました。このワンプレーで今大会の最優秀選手に選ばれました。いやぁ~、ペトロヴィッチ監督の交代策が即座に的中しましたね。途中出場で結果を出すあたりもすごいけど、李選手は大舞台で活躍するよなあ…。
敗れたガンバ大阪は、2年連続で準優勝。前半にアデミウソン選手が約50mもドリブルで持ち込んで先制ゴールを挙げたんですが、その1点のリードを守りきれず。PK戦ではルーキーの呉屋選手が失敗してしまいました。呉屋選手は延長戦でも惜しいシュートがありましたな…。本人にとっていい経験になったはずだ。

10年ぶりに国内タイトルを獲得した浦和レッズ。現在J1リーグの第2ステージで首位キープ、年間総合でも勝ち点67で首位に立っています。しかも公式戦で現在9戦無敗と絶好調。ルヴァン杯優勝の勢いに乗って、J1リーグと天皇杯でも優勝できるでしょうか。






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ハリルJAPAN、ホームでイラクに辛勝!山口蛍が日本を救った!

2016年10月06日 | soccer

ロシアワールドカップアジア最終予選・日本代表VSイラク代表の試合が6日、埼玉スタジアム2002で行われました。日本代表は初戦のUAE戦で逆転負けを喫しましたが、第3戦のアウェー・タイ戦は2-0で勝利して勝ち点3を獲得。2試合を消化した時点で、1勝1敗・勝ち点3でグループBの3位です。ロシアW杯に出場するには、1試合も落とせないし、さらに勝ち点を積み上げなければなりません。ホーム・埼スタで迎える第3戦、勝ち点3を手に出来たのか?



スタメンはこちら
[日本代表]
GK 12 西川周作
DF 6 森重真人
DF 19 酒井宏樹
DF 21 酒井高徳
DF 22 吉田麻也
MF 7 柏木陽介
MF 13 清武弘嗣
MF 17 長谷部誠(Cap)
FW 4 本田圭佑
FW 8 原口元気
FW 9 岡崎慎司

[イラク代表]
GK 20 モハメド・ハミード
DF 2 アハメド・イブラヒム
DF 6 アリ・アドナン
DF 14 スアド・ナティク
DF 15 ドゥルガム・イスマエル
DF 23 ワリード・サリム
MF 9 アハメド・ヤシーン
FW 8 アブドゥルラヒーム・カッラル
FW 10 アラー・アブドゥルザフラ(Cap)
FW 11 アムジェド・アットワン
FW 21 サード・アブドゥルアミール


日本はこの試合、香川真司がベンチスタート。代わりに清武がトップ下に入りました。タイ戦で先制点を挙げた原口がこの日も先発で起用されました。



前半開始3分、イラクは左サイドのCKから、ゴール前にいたサードがヘディングシュート。ボールはゴール右のポストに当たり、ノーゴール。いきなり危ないところだった。
立ち上がりはリズムをつかめずにいた日本でしたが、前半11分に柏木の縦パス→岡崎→清武がペナルティエリア外から左足を振り抜いたが、シュートはイラクGKに防がれる。13分には清武が前線へ浮き球パス→岡崎がPA内で倒れるもファウル無し。
0-0で迎えた前半26分、日本は自陣で原口が相手ボールをカット→清武がドリブルで持ち込んでから右サイドの本田へパス→本田がキープする間に清武が追い越す→清武グラウンダークロス→ニアサイドで原口がヒールで押し込んでゴール!原口の技ありゴールで日本が先制点を奪った!
その2分後、清武のパスを受けた本田が右足でシュートを打ったが、イラクGKの攻守に阻まれて追加点とはならず。
イラクは前半終了間際にカウンターを仕掛け、右サイドのクロス→アブドゥルゼフラがボレーを放ったが、GK西川がセーブする。前半は日本が1-0とリードして終了した。

後半に入り、日本は4分に右サイドで清武がスルーパスを入れ、岡崎がボールを受けるもクロスは相手DFに阻まれる。クロスが入れば絶好のチャンスだった。
後半15分、イラクが左サイドでFKを獲得。ヤシーンがセンタリングを上げると、アブドゥルアミールのヘディングシュートがゴールに吸い込まれる。イラクがセットプレーで1-1の同点とする。日本にとっては痛い失点となった。
勝ち越し点が欲しい日本は、後半22分に柏木に代えてMF山口蛍、後半30分に岡崎→FW浅野拓磨を投入。後半35分、左サイドで原口が右足クロス→ファーサイドで本田が頭で叩きつけたが、シュートはわずかに左に外れる。本田はその直後、FW小林悠と交代。
1-1の同点のまま時間は進み、このまま引き分けで終わるかと思われましたが、後半アディショナルタイムにドラマが起こります。後半50分、日本は左サイドで清武がFKを蹴り、ゴール前で味方が飛び込むもクリアされる。しかし、セカンドボールを山口が右足ダイレクトボレーシュート!これがゴールに突き刺さり、日本に勝ち越し点!山口のゴールが決勝点となり、日本が2-1でイラクを下しました!




前半に先制しながらもセットプレーで同点にされるという、9月1日のUAE戦と同じ展開になったので、またホームでの試合で勝てないかと思いました。しかし、日本の危機を救ったのは、後半途中から登場した山口蛍選手でした。終了間際に鮮やかな右足ボレーを決め、日本に勝ち点3をもたらしました。苦しみながらもイラクに勝利したハリルジャパン、最終予選2連勝&ホーム初勝利を挙げました。引き分けで勝ち点1止まりだったらロシアが遠くなっていたと思うので、大きな1勝になるかもしれない。ここから勢いづくといいですね。
そういえば、今年1月のU-23選手権の準決勝のイラク戦のときも、終了間際に日本が勝ち越してイラクに勝利。その再現が埼玉で起きました。93年の「ドーハの悲劇」もそうだけど、日本VSイラク戦は最後まで何が起きるか分かりません。
日本の救世主となった山口選手、相手のクリアボールによく反応し、シュートを選択できましたね~。試合後のインタビューでは「なんか入ってしまった」と言ってましたが、素晴らしい一撃でした。奇しくもこの日は26歳の誕生日。自身の誕生日にヒーローになるって、持ってる男だなぁ~。次のオーストラリア戦ではスタメンで使ってほしいです。
先制点を決めた原口選手は、前回のタイ戦に続き2試合連続ゴール。この前はヘディングでしたが、今回はおしゃれなヒールシュートでした。原口選手のゴールをアシストした清武選手も頑張りました。中央でドリブルを仕掛けると、右サイドで本田選手を追い越した後にラストパスを入れました。後半終了間際のFKでは自らキッカーを務めました。香川選手の代役だったけど、2得点に絡みました。
2連勝で「勝ち点6」とした日本代表は、11日にアウェーでオーストラリア代表と対戦します。W杯最終予選では、通算成績で1敗3引き分けと未だ勝利がありません。日本にとって次の試合が最終予選前半戦の「山場」となるでしょう。次戦も苦戦を強いられるかもしれないけど、どんな形でもいいから勝利をもぎ取って欲しいです。



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ハリルJAPAN、敵地・タイでW杯最終予選初勝利。

2016年09月06日 | soccer

今月から開幕した「2018ロシアワールドカップ アジア最終予選」。6大会連続W杯出場を目指すサッカー日本代表(ハリルJAPAN)ですが、ホームでの初戦・UAE(アラブ首長国連邦)戦で1-2の逆転負けを喫し、黒星スタートを切りました。ロシアへ向け暗雲の船出となったハリルJAPAN。2戦目のタイ代表戦(@ラジャマンガラ・スタジアム)で勝ち点3を取らないと、W杯出場が厳しくなるどころか、ハリルホジッチ監督の進退問題に発展する可能性も…。本当に負けられない第2戦、日本の意地を見せられたのでしょうか?



両チームのスタメン
[日本代表]
GK 12 西川周作
DF 6 森重真人
DF 19 酒井宏樹
DF 21 酒井高徳
DF 22 吉田麻也
MF 4 本田圭佑
MF 10 香川真司
MF 16 山口蛍
MF 17 長谷部誠(Cap)
FW 8 原口元気
FW 18 浅野拓磨

[タイ代表]
GK 1 カウィン
DF 3 ティーラトン(Cap)
DF 13 ナルバディン
DF 15 コラビット
DF 19 トリスタン
MF 4 クルクリット
MF 7 シャリル
MF 17 タナボーン
MF 18 チャナティップ
MF 21 ポックロー
FW 10 ティーラシン


日本は初戦のUAE戦から3人メンバーを入れ替え、山口蛍、原口元気、浅野拓磨の3人が先発出場。岡崎慎司はベンチスタート。



前半の立ち上がりから日本がペースを握り、前半8分に左ショートコーナーから原口がドリブルで仕掛け、ペナルティエリア内に進入するが、シュートは味方に当たる。前半12分、左サイドのFKをファーサイドにいた本田が頭で合わせたが、ゴール前で相手DFにクリアされてゴールならず。前半16分、右サイド酒井宏樹クロス→逆サイドにいた高徳が飛び込むも上手く折り返せず。続く右CKを吉田が頭で叩きつけるも相手に阻まれ、こぼれ球を森重が右足で押し込もうとしたが、タイGKカウィンの好守に阻まれて得点ならず。
そして迎えた前半18分、山口のパスを受けた酒井宏のダイレクトクロス→ゴール前で原口がヘディングシュートでゴールに突き刺した!原口が先発起用にしっかり応え、日本に待望の先制点!
追加点を狙う日本はさらに攻め続け、24分に左サイドで浅野が相手DFに競り勝ってからグラウンダークロスを入れるが、ゴール前で詰めていた本田が合わせられず。前半43分には浅野ヒールパス→本田がドリブルから左足を振り抜いたが、シュートは相手DFに当たってからGKに防がれる。前半アディショナルタイム、右サイドの酒井宏のクロス→本田が飛び込むも、またもやGKカウィンの好セーブに阻まれ、こぼれ球を香川がシュートするもゴールネットを揺らせず。前半は1点のみで終了しました。

後半9分、日本はゴール前での混戦から、浅野と香川が立て続けにシュートを放つもDFに阻まれ、さらに浅野のこぼれ球のシュートが相手DFの手に当たったが、ハンドの判定はなし。後半17分、中盤で山口が浮き球パス→右サイドで酒井宏がヘッドで折り返し、本田が胸トラップから右足でシュートを放ったが、GKカウィンに阻まれる。さらに後半18分、原口縦パス→香川の左足シュートはGKの正面。後半23分には原口がミドルを狙うもGKにキャッチされる。立て続けに決定機を作る日本ですが、追加点を奪うことができません。
後半25分、タイにチャンス。チャナティップが右サイドにスルーパスを入れると、ティーラシンがDFラインの裏へ抜け出したが、日本GK西川がティーラシンのシュートを防ぎ、ピンチを凌いだ。後半30分、日本は左サイドのクロスに香川がヘッド→ゴール前で原口押し込めず。その直後、長谷部のロングパス→浅野がDFを振り切り、右足でゴールに流し込んだ!浅野のゴールで、日本に待望の2点目が入ります。
しかし、残り10分を迎えたところで日本のピンチが続きます。後半35分に自陣PA内で吉田と酒井宏がクリアミス、後半38分にはGK西川がPA外で相手選手を倒して警告を受ける。しかし、タイも後半44分に途中出場のプラキットが2枚目の警告を受けて退場処分。試合はこのまま2-0で日本が勝利しました。



勝利が絶対必要だった一戦は、先発入りした原口選手と浅野選手が共にゴールを決めて、2-0でタイを下しました。タイ代表が急成長中、完全アウェーでの試合だったので、引き分け以下だったらヤバイなあと思いましたが、最低限の勝ち点3をゲット。ただねぇ、22本のシュートを放ちながらも2点で終わったのは物足りない気がします。タイのGKのカウィン選手の好セーブに何本阻まれたことか…。試合の内容からして、あと3点くらいは取れていたんじゃないかなぁ。
岡崎選手に代わって先発出場した浅野選手、持ち前の快速でチャンスを作り続け、後半30分に得点を挙げました。自身にとってもフル代表2得点目、W杯予選では初ゴールです。先日のUAE戦では、自ら放ったシュートがゴールラインを越えながらも得点が認められず、「幻の同点ゴール」と言われましたが、この日は正真正銘のゴールを決めてみせました。リオデジャネイロ五輪で2得点を挙げ、フル代表でも先発で結果を出した。この勢いでレギュラーの座を奪えるように頑張ってほしいです。

日本は最終予選2試合を終えて1勝1敗・勝ち点3。サウジアラビアが2連勝で勝ち点6で単独首位です。UAEと豪州の結果次第では、日本が4位になるでしょう。
日本はこのあと、10月6日に埼玉スタジアム2002でイラク代表戦、11日はアウェーに乗り込んでオーストラリア代表(ドックランズスタジアム@メルボルン)と戦います。残り8試合でグループBの2位以内に入れるか?厳しい戦いは続く…。




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