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“カリン”の実は風邪の特効薬です

 今日は大晦日・一年の終わりです                                                                時の経つのは本当に早いですね                                                            今年は特に師走半ばまで、何となく暖かく感じていたので、まだまだ師走の季節感がなかったせいでもあります

ここに来て、ぐっと冷え込んできました                                                          あぁ~冬になったな!!・・と思ったら、師走が急に押し迫ってきました                                           そして周りでも、風邪を引き込む人が増えた様な気がします                                                    気温の変化に体がついていかないせいだろうと思いますが、用心です                                                  

先日散策していて、近くの雑木林に、“カリン”の実が沢山落ちているのを見つけました

数本のカリンが雑木林の片隅に植えられて、つい最近まで頭上高くに果実がたわわになっていましたが、気がついたら、1~2個枝間に残すだけで、すっかり冬の姿になっています

“カリン(花梨)” は、1000年以上前に日本に渡来したバラ科の落葉高木です                                                                     

ピンク色した5弁の可愛い花が、4月に咲き、暑い夏を通してじっくり実を育て、秋になって黄色く熟します

中国名で、「木瓜(もっか)」と書きますが、“カリン”の実は丸で「瓜」のように大きくなり、花の大きさからは想像できません                                                                             香りがよく、美味しそうなのですが、生食としては固く渋いので、そのままでは食べれません

果実は「カリンポリフェノール」という成分を含み、のどの炎症をしずめて風邪やぜんそくのせきを止め、たんを取る効用があるとされています                                                                       中国ではそのいろんな効用から、「杏一益、梨二益、カリン百益」 と呼んで、薬用に利用され、日本でも砂糖漬けや果実酒に加工し利用しています・・・そうそう「のど飴」もあります  

林の落ち葉の中に、ごろごろと風邪の薬が一杯ころがっていました  

「そうだ!!」  これで、「カリン酒」を造ってみようと、3個ほど拾ってきました                                             これがあれば、周りの人に「風邪引きさん」が出ても治してあげられるかも…    

“カリン”の薬効は、喉の痛みや咳止めに効果絶大で、「薬要らず」と言われるぐらいによく効くので、「はちみつ漬け」などを作っておくと、いいそうです

今日は「カリン酒」造ってみよう                                                            漬いた(2~3ヵ月は冷暗所で)後が楽しみです

因みにカリン酒の作り方は

①皮を良く洗い、水気をしっかりと切り輪切りにする

②果実酒用のビンに輪切りにしたカリン(1kg)、氷砂糖(200~300g)、焼酎(1.8ℓ)を入れる

種からもエキスが出るので種も焼酎に漬け込むといいようです

 

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“ボンザ・マーガレットチェリー”の花言葉

気がついたら、もう師走も終わりに近づいていました

こんなに寒くなったんだから、月日もそれにそぐっているのは当然でしょうね

先日スーパーの花売り場で、“ボンザ・マーガレットチェリー”と名札のついたコスモス葉の花を見つけました

濃い赤紫色の花が寒さのきつい中で、パッチリ・目一杯開いて咲く様子に、「瞬間背中丸めるんじゃない!」といわれた感じでした

“ボンザ・マーガレットチェリー”はキク科の花で、半耐寒性の多年草だそうです                                              あまり知られていないようで、ネットで調べてもその性状はよく分かりません                                       花屋さんにも聞いてみたのですが、とっても曖昧・・・まっ!・専門家ではないのだから、仕方ないです 

そんな具合だから、花言葉なんてないのですが、勝手に花言葉をつくちゃう私みたいなネットを見つけました

“ボンザ・マーガレットチェリー”の勝手な花言葉は、「 あなたの初恋に嫉妬する女心 」 だそうです

これを作った人はどんな人なのかな

私の花言葉は 「 背中丸めるんじゃない!! 」 です                                                             年の瀬・頑張ろう!!

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“ヤマガキ”の赤い実を見て・・・

二三日前群馬・高崎の観音山丘陵を歩いてきました                                                           こう云うと随分の距離を歩いたようですが、ほんの2~3kmです                                                  のんびりゆっくり歩くのですから、散策という所です

最近は歩く事が少なくなり、すっかりメタボ予備軍いや本軍です                                                  何とかしなくてはと思いながら、じりじりと体重が増え、われながら意志の弱さで、体重管理できずにいます                                                                              これからは暇を見て、いや暇はあるのだから、意志を強くして歩こうと思い始めてまずは散策励行です

すっかり寒くなったのですが、風邪を引かぬよう、かといって厚着はしないで歩ける時間帯を選んで、実行始めました

丘陵の尾根道を歩いていて、視界の拡がるところで、“ヤマガキ”が一杯生っているのを見つけました                                        この日は空気が澄んでおり向かいの山並みが、“柿”の枝越しによく見えました

この辺りでこの景が見られる今頃は、冬の風物景といえます

“柿”は品種改良が進み、原種と思える“ヤマガキ”はあまり見かけなくなっています                                      通常一般的に呼ばれる“ヤマガキ”は、落葉高木で、樹高は5~15mくらいあり、山地に自生しています                       崖下から生えているので、近づいての観察は出来ませんでしたが、樹皮は柿特有の灰褐色で浅く縦裂しているようです

 

“ヤマガキ”は雌雄異株で、6月ごろ花が咲き、晩夏の頃から小振りの球形、または卵型の果実がなります秋深まり寒さがぐんと増すと、果実は次第に熟して黄赤色になります

点々と生っている“ヤマガキ”の実を望遠でパチリ!!  しました                                                    私にしてはまあまあの画像出来映えです   

 

 我が家の庭にある柿の実はすっかり小鳥達に食べられて、ヘタのみになっていますが、小鳥の多い山地なのに食べられた痕もなく、冬を彩っています

“ヤマガキ”等の小さな柿はとても渋味が強く、昔から「柿渋」を採るために広く栽培がされたそうです                霜のおりる頃この渋みが取れて食べられるようになるのですが、鳥達も美味しくなるのを知っているのかもしれませんね 

原産は中国で、奈良・飛鳥時代に渡来したそうです                                                         甘いものの少ない時代貴重な食べ物だったのでしょう                                                     想像ですが、飛鳥時代の歌聖・「柿本人麻呂」はきっと柿の生っている地に住まいがあったのかもしれません

柿の実を眺めると、そんな古の世ののどかさに夢がとびます

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“やどりぎ”は、“宿木”、“寄生木 ”とも書きます

先日群馬・高崎の城址公園を散策  していて、頭上高くに、“ヤドリギ”が茂っているのを見つけました 

周囲の木々の葉が散り落ちてしまっている中で、ちょっと黄緑色がかった葉が茂って、グリーンボールのように見えました

宿っている木はどうやら“ケヤキ”の樹のようです

“ヤドリギ”はヨーロッパ及び西南部アジアに分布している半寄生の潅木で、様々な種類の樹木の枝に寄生生育します

“ヤドリギ”は常緑の植物で、自身で光合成をし、成長の栄養源(ミネラル)は寄生した宿主の樹木に依存しています                                                                                この為“ヤドリギ”の繁茂が激しい時は宿主を枯らしてしまうこともあるそうですが、通常は樹木の生長を阻害する程度に留まっていると聞いて、ほっとした気持ちです

“ヤドリギ”の繁殖は果実を食べた鳥の排泄物が枝についたりして行われるようです                                          種子は粘着質のガムであるビシン (viscin) で覆われており、これが固って宿主となる樹木の樹皮に付着し、そこで根を伸ばして発芽寄生することになるようです

“ヤドリギ”の生命力は何か神秘的な感じさえしますし、見方を変えればおどろおどろしい感じにも受け取れます                                                                                         古代の人たちは樹木のかざし(挿頭)の様に見立て、自分達の挿頭にもしたようです

万葉歌人・「大伴家持」の歌を見つけました

  「 あしひきの   山の木末(こぬれ)の    寄生(ほよ)取りて  

                 挿頭(かざ)しつらくは   千年(ちとせ)寿(ほ)くとぞ 」  

歌の意は、「山の梢のほよ(宿木)を採って、神迎えのため髪に飾るのは、千年の命をお祝いしての事です」

ヨーロッパでは、クリスマスシーズンになると各家庭の軒下に、“ヤドリギ”を束ねて飾る風習があるそうです                                                                                 そして“ヤドリギ”の下でキスをすると幸せになるという言い伝えがあり、イギリスでは“ヤドリギ”の事を「 Kissing Ball 」と呼ばれているそうです

巨木の梢に、突然新しい生命が茂るのを見れば、幸せを呼んでくれると思うこと自体、幸せに思えます

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寒い~!! “プリムラ・ジュリアン”が人気の花です

昨日はクリスマスでしたね                                                                      クリスマスが過ぎると、いよいよ年が押し迫ってきたなといつも思います                                                            といいながら、なぜか最近は逼迫感が湧きません                                                  のんびり感が染み付いているようです                                                                 これって年のせいなのでしょうか  

先日スーパーに買い物に行った折、花棚に沢山の “プリムラ・ジュリアン” が並んで売られていました

“プリムラ・ジュリアン”はサクラソウ科の半耐寒性多年草で、耐寒性の強い小型のジュリエ種とポリアンサ種を交配して日本で育成された園芸品種です                                                         最近はより一層品種改良が進み、“バラ”のような花形の花や茎の立ったものが出来ているのをみて感心しました

開花の時期も12月~来春4月と花の少ない寒い時期に咲くので、室内にも、屋外の花壇にも植え付けされ、楽しまれているそうです

サクラソウ属は500~600種あると言われています                                                            “プリムラ・ジュリアン”はコーカサス地方原産としたジュリアンから交雑誕生した小型でカラフルな品種ですから、寒さの中からたくましく咲く様子がきれいさの中から伝わってきます

棚の中から、一重咲き、バラ咲きの花をパチリ!!しました

 

 

“プリムラ・ジュリアン”の花言葉は、「 無言の愛 」 だそうです

原種である“プリムラ”の花言葉は、 「 運命を開く 」、 「 美の秘密 」 です

バラ咲き“プリムラ・ジュリアン”は黙っているけど、どんな秘密があるのかな

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“土人形”が、くれた安らぎ ♪ 

先だって、久しぶりに関越道・藤岡ICにある「花の交流館」を覗いたら、 「土の人形展」 が開かれ賑わっていました 

あまりゆっくり鑑賞できなかったので、これがいいなと思えるパチリ!! が出来なかったのですが、ほのぼの品を見てください 

 「寝んころり」の題がぴったりでした   

展示棚の片隅で、見かけた大根君の形が生きてました                                                            自然の造形もなかなかですね                                                                       マイ菜園でも負けない作品が、今年はたくさん採れてます      

身の丈10cmくらいの素焼きされた「土人形」の集まりです                                                     その数2~300個はありそうです                                                                    集まった人形達の表情は皆違っていますが、どれも明るい表情です                                                寄り集まって、「力」の人文字・いや人形文字を作っています

 

 「力」の意味は、「人や動物に備わっている、自ら動き、または他の物を動かす働き」だそうです                             「動く」という作用に、人の意志が入ると、「働き」になりますが、その根源は「力」です

人形文字が作った「力」はなんか今年を象徴しているように感じました

 

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“ナンキンハゼ”の冬景

この所朝眼を覚ます度に床を離れるのが、少しづつ遅れるようになりました                                              テレビの気象予報では、寒波襲来を告げ、各地の雪情報が当たり前に流れるようになっています

先日群馬・高崎の城址公園を散策した折、葉の落ちた桜の樹に混じって、白い小花のようなものが散り残った枯葉と共に枝先についている樹木を一本見つけました

寒気がしみこんでくる中で、青空に白く点在している様子は小雪の精が日向ぼっこの感じです

頭上高く一面についたこの白い小花のようなものをアップして、後で名前を知ったのですが、“ナンキンハゼ”の実でした

“ナンキンハゼ”は灯台草(とうだいぐさ)科で、中国・東南アジアが原産の落葉高木で、最近見られるようになったといわれます

先月はじめ、近くの公園で、 “ヤマハゼ” の紅葉と実を見たのですが、実の形は大分異なった感じです

花は夏に黄色っぽい色で総状花序に咲きます                                                         そして夏の終わり頃から青い実がなり、秋の深まりと共に三角形かかった球形の茶色の果実がはじけ白い3個の種が顔をだしてきます                                                                        どうやら小花に見えたのはこの種のようです

“ナンキンハゼ”の種は黒い色で、白く見えるのは、種を覆っている白色の蝋状物質です                                   昔はこれを回収して「蝋燭(ろうそく)」を作ったそうです

葉が落ちても、なかなか落果する事なく残っているので、まるで白い花が小雪のついているように見えます                    ムクドリが冬の食料源として食べるらしいのですが、「蝋燭」の味ってどんな味がするのかな

 

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『一陽来復』 と書く時期が来ました

今年はまだ年賀状を書いていません                                                                      一年を振り返って、来年の目標を考えながら、いつも年賀状を書くようにしているのですが、年々気が重くなってきています・・・

歳のせいかあまりいい事のない毎日だなと思えるせいでしょうか!?

個人のそんな思いとは別に、時は容赦なく過ぎていくのですから、「後ろを向いていては駄目だぞ」と思い直しています・・・でも、なかなか難しいですね

何か明るい事が起こって欲しいものですが・・・                                                            まだ一年を総括してないけど、なんか今年はいいことがあったかな~と考えてみたのですが、あまりいいことが思い出せません

千年に一度といわれる未曾有の災害があり、経済恐慌がおこりそうな不況の中で、それども頑張って生きなくてはいけません                                                                               来年の年賀状は、『一陽来復』と書こうかな

話は変りますが、今朝の新聞で、 『ヤンバ(八ッ場)ダム』 建設継続の記事が載っていました                                          記事によると、地元群馬・川原湯温泉の人たちは、とても喜んでいると報ぜられていました

私は『ヤンバダム』が建設中止になった折、なんとも唐突で安直な中止案ではないかという印象を持ちました                                                                          ですから、「無駄使いの象徴」のようなものだという説明に疑問符を抱きながら見守ってきていましたから、継続記事には『さもありなん』と納得の思いです

ところで、ダム建設の最大の反対理由は自然破壊だといわれます                                              しかし自然保護とはそこにダムが出来たから、なくなってしまうものではありません                                     自然の脅威に対して、おごらずに手を入れる事が必要であると思われます                                                                                                             

今年起きた災害を見ると、人類の生き方、文明のあり方をなんか教えてくれた一年の様に思えます                                                                     

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“ゼラニューム”の真っ白な花に見惚れました

すっかり寒くなってきました                                                               今日は冬至です

この時期スーパーの花棚で、色々な花色・花形の “ゼラニューム” が咲いているのを見かけました

“ゼラニューム”の花は長い花茎に散形状に多数つき、赤、桃、淡赤、白色、絞りなどがあります

“ゼラニューム”は春の花かと思っていましたが、品種改良もあって四季咲きと云える程、年中見られるようになっているみたいですね                                                                      とは言え、“ゼラニューム”の一般的開花時期は4~6月、9~11月のようです

花棚の中では、特に白い“ゼラニューム”の花がとても印象的でした ・・・はい!パチリ!!  

 白い花びらの奥は、ちょっとベニを注したような感じで、なんとも色っぽさがあります

真っ白・いや少しクリームのかかった感じの色合いはなんともエレガントと思いませんか!?

寒い日・窓辺のカーテン越しに当った陽射しで咲く姿はきっと心和むと思いませんか

“ゼラニューム”の花言葉は、「 君ありて幸せ 」、「 友情 」、「 尊敬と信頼 」、「 慰め 」 です

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北朝鮮・金正日総書記が死去したが・・・

17日、金正日総書記が死去して、19日正午その死報が北朝鮮内外に発表されました

聞いた人はどんな思いがしたのでしょう

2日間も亡くなった事を秘さなければいけないとは何ともあやうい国ですね

北朝鮮の人たちが、泣き叫んでその死を悼む映像を見ると、何故か唖然とした感じになります

力で押さえつけられて、言えることも言えず、ひたすら我慢して、泣く振りをしてやりすごす社会が見え見えで、余計この国の異常さに恐怖を覚えます

これから彼国はどういう方向に進むのでしょう                                                              注目です

昨日、読売新聞の編集手帳に実に笑っちゃった話が載っていました                                                          金正日の三男正恩(ジョンウン)氏が北朝鮮統治を継承するにあたって、内外への正恩氏紹介として、「軍事、語学、コンピューターの天才」と絶賛しているそうです                                                    そしてこれは「嘘八百」とは云わないまでも、「嘘七百九十九」だろうというのです

太平洋戦争時、日本軍の戦時放送は、勝っているかのような放送を流し、負けて後退しても転進だといい、ついには本土決戦だと騒いだ始末です                                                                       もしかして負けているのだろうと思っても、いえなかったあの時代が、今の北朝鮮のようですね

正恩氏の人となりはまったく謎、隣国の者としてとにかくひたすら彼国民がよき隣人として物言える国にして欲しい感じですね

野田内閣は色々内外問題山積みですが、今こそ日本の毅然とした底力を見せる時でしょう

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“ナンテン”の実は風邪の特効薬です

 寒さ  が急速に強くなってきました                                                                    朝など屋外駐車場に置いた車のウィンドウのガラスが真っ白になってます                                              空気が乾燥し、風邪  が流行ってきているようですから注意が必要です

庭の “ナンテン” が、今年は一杯実を付けました                                                              赤白混じってなかなか綺麗で、パチリ!!   しました

“ナンテン”の実は小鳥達の冬場の食料として重要のようです

「ヒヨドリ」 は特に大好きのようで、毎年群がって食べにきます                                                              今年は餌が多いのか、今のところまだあまり食べにきていませんが、気づくとあっという間になくなってしまいます                                                                          お正月飾り用に、袋でも被せておこうかな  

果実の色がやや黄色実を帯びた白いナンテンは“シロナンテン”と呼ばれ、葉は紅葉しない特徴があるそうです                                                                                  “シロナンテン”の果皮は赤い実よりも厚めで、“シロナンテン”が薬用として(赤実より)賞用されますが、赤実とは簡単に識別できるようです

“ナンテン”の実を天日でよく乾燥させたものを生薬で、「南天実(なんてんじつ)」といい、漢方では鎮咳、去痰薬として効能があり、日本や中国の民間療法でも、百日咳や気管支喘息などに用いられています

「南天実」に含まれる成分は「アルカイド」で、多量に摂取するのは知覚や運動神経の麻痺を起こすので、安易な素人療法は気をつける必要がありそうです                                                            でも鳥たちが結構好んで食べにきますから、毒性が強い訳ではなさそうですね

“ナンテン”の葉も「南天葉(なんてんよう)」といい、健胃解熱鎮咳などの作用があり薬用につかわれています                                                                     生の葉を彩りも兼ねて、料理の上においたりすれば、食品の防腐に役立つそうです

 

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“カネノナルキ”が咲き出しました 

久しぶりに関越道・藤岡ICにある花の交流館を覗いて見ました                                                   “シュクラメン”や“ポインセチア”などの華やかな彩りの鉢花に混じって、花棚の一部に薄ピンク色の花をつけた “カネノナルキ” を見つけました

“カネノナルキ”は古くからある多肉植物で、茎頂に星型の花をビッシリつけて咲きます

南西アフリカが原産で、開花時期は12月中旬~4月下旬と冬場によく咲きます                             しかし0度以下になると、弱ってしまうので室内で育てるのがいいようです

鉢に「桜花月」と名札がありました                                                               “カネノナルキ”の和名は、“花月(かげつ)”といいますが、ちょっとピンク色した花が桜に似ているのでこの名で売られているのでしょうか

カネノナルキ”という名前の由来がどこにあるのか、ほんとうのことはわかりません                                         多肉植物特有の肉厚で丸っこい葉の形が硬貨(小判?)を連想させるからかもしれません

木が小さいうち、幹枝に穴の開いた硬貨を差し込んでおくと、成長すると硬貨を纏った木になります                  これを繰り返すと「金のなった」木姿になるところから、この名がついたというのが一般的らしのですが、私には葉型からの由来に信憑性を感じます

“カネノナルキ”の花言葉は、「一攫千金」と、とても俗っぽいのですが、「不老長寿」という言葉もあるらしく、この言葉の方が、時節柄おめでたく感じます

 

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“センダン”の実は、薬用にとても役立つそうです

 師走も段々押し迫ってきました                                                              

まだ気持ちは今年もまだあると、マイ年の瀬行事の年賀状やら何にもせずにいます                                          

空気にまだ暖かさを感じられていたせいでしょうか

ここ数日ぐっと冷えてきました                                                          

今朝起きた時、冷気にブッルとしたら、なんでか10日程前群馬・高崎の植物園で撮った“センダン”の実は、ふとどうしたかなと思い出しました

“センダン”はセンダン科の落葉高木で、樹高は5~15mほどになります

5~6月頃に若枝の葉腋に淡紫色の5弁花が円錐状に沢山咲きます                                               

秋になって長径2cmくらいの楕円形の実が出来、11~12月寒さが増すと共に、黄褐色に熟してきます

寒さが増して、葉がすっかり落葉しても、梢にはしっかり数珠球のような果実が残っています

“センダン”の名はこの実が残る様子が、まさに数珠のようだと「千珠(センダマ)」と名づけられ、これが訛ったといわれています                                                                 “センダン”は実に色々利用がされ、木材は家具や建築用材に使われ、果実や樹皮は薬用や、染色に利用できます                                                                          樹皮を灰汁で生糸を練り絹にする時、千反(センタン)の布を染められるという事から、“センダン”の名前がついた説もあるそうです 

“センダン”を薬用にするには、果実や樹皮を天日乾燥させて使うのだそうです

黄色く熟した果実から作った生薬は、“苦楝子(くれんし)”と呼び、整腸、鎮痛剤として内服使用します                   

樹皮を乾燥したものは、“苦楝皮(くれんぴ)”と呼んで、虫下しに特効があるようです

急に冷え込んで、風邪がはやりだしているようです                                                       

毎年新しいインフルエンザが発生し、防止・対策に新薬の開発が急がれています

インフルエンザ対策に沖縄県に自生する“センダン”の抽出成分が、インフルエンザウィルスを死滅させることが実験結果により証明され、製品化が進行中と聞きました・・・特効薬になるといいなぁ~

 

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「雲」・「くも」 ・・・

 今日は、今年一番の寒さだとか・・・                                                                  

朝起きたら、とっても寒い~                                                               

室内温度計を見たら7度です

10度を切ると、とても寒く感じます                                                              

テレビのお天気情報は、山手の方は「今日は雪だよ」・「真冬並になるよ」とつたえています

数日前買い物目的で近所のスーパーに寄りました                                                   

広~い駐車場で、ふと空を見たら、なんとも「雲」がいい表情です

最近「雲」なんて、あまり見ていなかった気が急にして、なんとなく魅入ってしまいました

「雲」の形で、その時折の季節・天候を現しているのですが、あまりに身近な事象のため、心の余裕のない最近はつい見忘れていました

このパチリ!! した「雲」は何を示しているのかなぁ~

「雲」は、水滴や氷の粒が大気中に固まって浮かぶもので、銀河系惑星の表面に大気があれば雲が必ず存在します

すなわち宇宙に雲を持つ星があれば、その星は水が存在する可能性があり、生命の可能性もあるということです

「雲」を作る水滴や氷晶の1つ1つの粒を「雲粒」と言うそうで、空気中に浮かぶチリ、埃などの微粒子を核にして「雲粒」となり「雲」となります                                                                       そのため、空気中のチリなどが多いと水蒸気が凝結(固)しやすくなり、「雲」は発生しやすく、埃が少なければ水蒸気が過飽和となっても凝結しにくいため、「雲」はできにくくなります

即ち「雲」の明るさは空気が澄んでいることを示しているようです

こんな広々とした「雲」を見ると、心が晴れますね

こんな詩を思い出しました                                                                                          

山村暮鳥の『雲』の詩です 

    『 おうい くもよ
      ゆうゆうと
      ばかに のんきそうじゃ ないか
      どこまで ゆくんだ
      ずっと いわきだいらの ほうまで ゆくんか 』

この詩の続きは知らなかったのですが、続きを見たら・・・

    『 雲もまた自分のようだ
      自分のように、すっかり途方にくれているのだ
      あまりにあまりにひろすぎる
      涯のない蒼空なので 
      

      おう老子よ こんなときだ
      にこにことして
      ひょっこりとでてきませんか 』


おぉ~い雲よ  今日はどこまで広がっているんだ                                                      

両腕に入ってこないかな                                                                  

胸の中に、飛び込んで来いやぁ~ 

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晩秋の木の実 “クマシデ” & “オオモクゲンジ”

もう晩秋という表現は合っていないかなぁ~ 

公園の木の実が風に揺れています

ちょっと木の実と見えないような、枯葉がぶら下がっているような、そんな木の実のさやさやとした感じがとってもいいです

今年は暖かいから、初冬の季節なんでしょうが、晩秋がまだだといえます・・・なんか訳が分らない事言ってますね 

    “クマシデ” の実です  

 

 “クマシデ”                    “オオモクゲンジ”

   “オオモクゲンジ” の果実です

駄句一句

   “ 公園樹   気づいた時は  冬景色 ”      (ダッペ)

   “ 晩秋の  残りし木の実が  もの悲し ”     (ダッペ)

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