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群馬・榛名山麓の“桜”は終わり、「榛名湖畔」の春景

このところ、とても暖かい日が続いています

連休に入った一日、榛名山麓の“桜”が見たくなって、車  を走らせてきました

山麓の“桜”はほぼ終わり、“ソメイヨシノ”は葉桜になってきています

渋川総合公園 (:標高600m)から、葉桜越しに榛名山系の一つ「水澤山」を望みました                                               向って、左の枝垂れ桜は満開でした

公園の木々は新芽が一斉に吹き出し、春の温みが感じられました                                                中央の石造の題は、『人・入』 です・・・後方の若緑は、“モミジ”です                                           

渋川総合公園から伊香保温泉(=標高800m)に上がるにつれ、道路わきの“桜”は花びらが雪が降り積もるように散り始め、もうあと2~3日で見頃も終わりです

そのまま榛名山頂に向ってハンドルを切って、榛名湖畔に行ってきました                                       上がるにつれて、“桜”はつぼみ多く、周りの木々は枯れ色を増していきます

榛名湖畔はやっと春が始まった感じで、次第に春は上ってきているようです ・・・榛名湖水面の標高は、1,084mです

四季のある事は、生命の息吹を感じさせます                                                            湖畔の春は山を上がり、そして湖畔の秋は秋になると山を下る・自然の妙ですね

正面の「榛名富士」は、少~し春色になってきています

湖畔周囲の山の木々は、まだ茶色の色が濃く、春は今少し先のようです                                    若干曇っていたせいか、湖水は静かながら、鈍よりくぐもっていました・・・題するなら、「静寂&温かさ」です

湖面は連休の開始で、訪れた釣り人の多くはボートでの釣を楽しんでいました                                        何を釣っているのかな!?                                                                                まだ訪れる観光客は少なく、暖かさが増すにつれ賑わってくるのでしょう

老人と孫(→画像右下)が腰を下して、湖畔を眺めていました・・・画像が小さく分りにくいですが、平和を感じました

 

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足利・孔子廟にあった“クロバナロウバイ”

先日足利学校の孔子廟を訪れた折、廟園内に、“クロバナロウバイ”が植えられているのを見かけました

“クロバナロウバイ”は別名“アメリカロウバイ”とも呼ばれる様に、北アメリカ東部が原産で、日本には明治時代に渡来したそうです

孔子廟園内に“クロバナロウバイ”を植えたのは何か意味合いが有ったのでしょうか?

訊ねた時、株立ち性の低木・“クロバナロウバイ”は芽生えたばかりで、芽葉の先端に深紫紅色のつぼみが膨らんでいました

 “クロバナロウバイ”は5-6月に香りの良い花を付ける落葉低木で、“ロウバイ”とは属が異なりますが、つややかな黒っぽい花をつけることから、この和名がつけられたようです
深みのある花色と芳香が好まれ、茶花としてもよく利用されるそうです

“クロバナロウバイ”の葉裏は粉白色をおびているといいますが、まだ出立ての葉は若葉色で気づきませんでした

ツボミは濃い赤紫色で、短い枝席に上向きに付く姿は、まるで珠玉が鎮座してるみたいです

“クロバナロウバイ”の株立ちした枝先の向うに見えるのは、足利学校の方丈です    

“クロバナロウバイ”の花言葉は、「 深い慈愛 」  です

孔子の教えの基は、「深い慈愛」 です 

それは「仁」で現されると思います

「仁(じん)」とは中国思想における徳の一つで、「仁愛」です                                                       儒家によって強調されて、「孔子」がその中心にすえた倫理規定、人間関係の基本です

即ち「仁愛」は、他人に対する親愛の情、優しさを意味しています

日本人の美徳は儒教の精神によるものなのかもしれません

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栃木にある「足利学校・孔子廟」 ・・・「論語」

 先日、「足利学校」 に行った時、学校内に「孔子廟」が建てられているのを知りました

「足利学校」は、17世紀『坂東の大学』としてヨーロッパにまで名声を博した教育施設です                                           学校の講義内容は主に儒学で、その他易学・天文学・兵学・医学等の実用主義的学問が重んぜられました

儒学は、紀元前5世紀頃の中国の思想家・「孔子」が興した「仁」・「礼」を基本とした学問です

「足利学校」の「孔子廟(聖廟)」は、寛文八年(1668年)に造営されたもので、中国は明時代の「聖廟」を模して建てられたものだそうです                                                                   現存する「孔子廟」としては日本最古のもので、国の史跡に指定されているとききました

「足利学校」の学校門をくぐって正面に、「孔子廟」が建てられています

「孔子廟」入り口の「杏壇門」(下  画像)をくぐると、儒学の祖である孔子が祀ってある「孔子廟」です                               建物の名称は「大成殿」といい、寛文81年(1668年)徳川4代将軍家綱の時に造営されたものだそうです

 清楚で簡潔な「大成殿」の中には、「孔子坐像」と足利学校を創建したと伝えられる「小野篁(おののたかむら)像」が二体並んで祀られていました

安置された「孔子坐像」(下  向って左画像)は、室町時代・1535年造立されたといわれる寄木造の木像です                                                                                        案内板に依ると文化財保護のため、現在公開されているこの像は盗難防止のため複製なのだそうです

 

「足利学校」の入り口「入徳門」をくぐって、「孔子廟」に向って歩くと、左側に「孔子」像が建てられていました

「孔子」は、春秋時代の中国の思想家であり、哲学者です

氏名は孔・丘、字は仲尼(ちゅうじ)だそうです                                                             孔子とは尊称で、子は先生という意味ですから、孔先生という訳なんですね

「孔子」と彼の高弟の言行を「孔子」の死後、弟子達が記録した書物が『論語』です

『論語』は『孟子』『大学』『中庸』と併せて儒教における「四書」の1つに数えられています

『孟子』は、言行の主の名(「孟子」)が書名になっていますが、『論語』は、何故『孔子』と呼ばないのでしょう                                                                                   ちょっと不思議です

今『論語』の素読が流行っているそうです                                                                    みやげ物店で、『論語』の冊子が売っていました (=とっても安い!!・定価100円です) 

好きな言葉多しですが、幾つか拾って見ます

  ・ 故きを温ねて新しきを知る 以って師たるべし

 ・ 士は 以って弘毅ならざるべからず

 ・ 十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず。 五十にして天命を知る。
    六十にして耳従う。 七十にして心の欲する所に従いて矩(のり)を踰(こ)えず

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栃木・足利史跡;足利氏の氏寺・「鑁阿寺(ばんなじ)」紹介

先日、栃木・足利市にある「足利学校」を見に行ってきました

栃木・足利の地名は、室町幕府の将軍家足利氏の名字(本領)の地であったことからつけられました

足利氏は足利学校のある市街地に並んである「鑁阿寺(ばんなじ)」の境内が、初期の足利氏の居館跡だそうです

足利氏は清和源氏・八幡太郎(源)義家の子孫で、義家の3男義国が妻の里である下野・足利荘へ下り、その子義康が足利氏を名乗って足利氏の始祖となりました

義康の子の足利義兼は源頼朝の伊豆(静岡県)での平家打倒の挙兵に、いち早く馳せ参じて功を挙げ、以後、足利氏は鎌倉幕府の最有力な御家人として栄えたそうです

始祖である義康が住んだ館に、鎌倉時代初頭の1196年(建久7)義兼が持仏堂を建立し、これがのちに「鑁阿寺(ばんなじ)」という寺院へと発展したようです・・・「鑁阿寺(ばんなじ)」の創建は足利義兼といえます

即ち足利氏は鎌倉幕府の御家人として鎌倉に生活居を移し、やがて足利氏の居館地は主が不在ということになって往ったと思われます                                                                     そして「鑁阿寺」は足利氏の氏寺・一族発祥の地として大きくなり、居館地はそのまま鑁阿寺の境内地となっていったと思われます

現在、「鑁阿寺(ばんなじ)」は真言宗大日派の本山で、「足利氏宅跡(=鑁阿寺)」として国の史跡に指定されています

「鑁阿寺(ばんなじ)」の山門をくぐると正面に、本堂があります                                                        本堂は正安元年(1299年)建立とされており、国指定の重要文化財になっているそうです

本堂に向かって左手に、推定樹齢役550年の大銀杏があります                                               目通り周約8.3m、樹高約32mあり、栃木県指定の天然記念物になっています

地上3m付近で二股に分かれているので、縁結びのご神木として祀られているようです

境内の一角に建てられている多宝塔は、元禄5年(1692)5代将軍徳川綱吉の生母桂昌院が、寄進再建された建物だそうです                                                                           多宝塔というのは、寺院建築のうち仏塔における形式のひとつをいうのだそうです 

徳川家は源氏の流れを汲むと称していた事から、多宝塔内部には足利家の大位牌と共に徳川家歴代将軍の位牌が安置されているそうです

多宝塔としては、日本最大級とされ、栃木県指定重要文化財に指定されています

境内の隅には、1196年建立の鐘楼があり、国の重要文化財となっています

創建以来、鑁阿寺現在まで寺院が火災にあっていないため、境内には他にも国や県の重文をはじめ数々の貴重な文化財が残されているそうですが、あまり見る事なく帰ってきてしまいました                                         丁度桜が咲いて散り始めたときでしたので、景色に見とれ時間がなくなったのですが、またゆっくり行ってみたい感じです

聞きかじりの知識を紹介します

鑁阿寺(ばんなじ)」の「鑁阿(ばんな)」は人の名前だそうで、足利義兼の法名:‘鑁阿’からつけられたそうです                                                                               「鑁」という字は難しい漢字で、パソコンだから書けるのですが、手書きではとても書けません                                          そこで現代的に考え簡単にしたら駄目なのかなと思っていたら、こんな記載がありました

『 「鑁阿寺」は正式にはvana寺で、「バンナ寺」でもよく、「鑁」や「阿」という漢字の発音を梵語(サンスクリット)に代って当てはめたに過ぎない                                                                     したがって「鑁」や「阿」に漢字的乃至日本文的意味が含まれておらず、単なる当て字である                                          すなわち「バンナ寺」とは大日如来の寺、大日寺のことである 』

この記事は、確認していませんが、『足利の鑁阿寺』(山越忍済/著 足利 鑁阿寺 1970 ※昭和40年5月初版発行)本に記載されているそうです 

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榛名山麓の桜・今!!・・・渋川総合運動公園・他

昨日に続いて・・・ 榛名山麓の桜情報です   

急に、とっても暖かい日が続くようになりました

今日の桜前線は「宮城・仙台」を過ぎた辺りだそうです                                                              

日付から云うと、例年なら北海道まで行っているようなのですが、今年は本当に遅いのですね

 で、昨日「群馬・伊香保温泉」近くの「渋川総合運動公園」 に行ってきました

「渋川総合運動公園」は、標高600m、総面積57,2ヘクタールの広さのある公園です                                

因みに「伊香保温泉」は、標高800mです

平野部はすっかり桜の花は散りましたが、標高600mの園内“ソメイヨシノ”桜は、7~8分咲きといったところです

「渋川総合公園」から桜越しに見る「水澤山」です     

園内は、桜祭りのための提灯が飾られ、見物に訪れている人たちが三々五々見られました                                          

桜の種類が違うのでしょうか!?・・・南面に当り、日当たりかな!?                                                                      

今が丁度満開です

    桜の下で、老夫婦が食事中でした  ( 画像向うに、うっすら見える山並みは「赤城山系」です )

 公園の周辺で、“こぶし”の花が“桜”の花に競って咲いていました  

公園周辺を歩いていたら、土手の一角で、“カタクリ” が咲いているのを見つけました                                   

平野で咲く“カタクリ”は、もう終わっています

この後、伊香保温泉まで、車  を走らせました                                                                

200m山を上がると、“桜”の花はまだつぼみです                                                    

連休初めに、満開になるかもしれません                                                                         

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群馬・榛名山麓の桜情報 ;相馬が原駐屯地

今年は冬場の気温低下で、桜の花が咲く時期が例年より1週間~10日位遅れているようです

数日前、毎年恒例にしている桜の花探しをしようと、買い物がてら、榛名山麓・「相馬が原駐屯地」 の付近に寄ってきました

毎年桜の花の咲く頃、「相馬が原」では自衛隊のお花見祭りが催され、今年も4月15日行われたようです

祭りの日は近隣の道路は交通規制されとても混むので、私はいつもこの日の買い物は「相馬が原」は避け、祭りが終わってからと決めていました

訪ねたこの日はちょっとお天気は悪かったのですが、桜はほぼ満開、祭りも終わった跡で、見物客もチラホラ・・・                                                                                             私には最高のお花見処で、桜の花が堪能できました

駐屯地内に植えられた桜は、“ソメイヨシノ”で、並木風になっており、その数約3,000本あるそうです

例年よりも開花が遅れたのも、ついてました

今週一杯は多分見れるでしょうか                                                                        

榛名方面に行ける方急いで見て下さい・・・

余談ですが、

私は北朝鮮や中国、ひいてはロシア等に対して、平和裡なることを心から望みますが、国防はどうあるべきかあまりに知りません                                                                                   そんな思いもあって、「相馬が原駐屯地」はいかなるものか、ちょっとネットで調べてみました

この地は明治43年、陸軍演習場として使用が始まったそうです
昭和16年、盛岡から陸軍予備士官学校が移転、前橋陸軍予備士官学校と改称されました                                               

敗戦後は米軍が演習場として使用し、昭和34年に陸上自衛隊が開設され、現在は第12師団司令部および直轄部隊等が置かれているのだそうです

どんな役割があるのか分りませんが、平和の為に力を発揮してもらえる事を心から念じています

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日本最古の学校・「足利学校」に行ってきました

 先日、以前から一度行って見たかった栃木・足利にある「足利学校」に行ってきました                                        

友人が行きたいのなら、案内してあげましょうと云ってくれ、道案内をしてくれました                                                全線開通して間もない北関東道・足利ICをおり、標識に従い車を走らせると10分ほどで行けました

下の画像は横断歩道の陸橋から見た「足利学校」全景です・・・といっても、到底全部は入りきれません                                          ピンク色は満開の“枝垂れ桜”です

「足利学校」は、平安時代初期、もしくは鎌倉時代に創設されたと伝えられる中世の高等教育機関であったそうです

しかしその創建については幾つかの説があるようです

その説とは・・・古くは、奈良時代の国学の遺制説、平安時代初期、天長9年(832年)における小野篁(おののたかむら)の創建説、鎌倉時代の初期に鑁阿寺(はんなじ)を開いた足利義兼(足利尊氏六代の祖)が建てたという説、室町時代中期、永享11年(1439)に関東管領上杉憲実(のりざね)によって開かれたといった諸説です

諸説あるようですが、明らかなのは上杉憲実が関東管領になると、学校を整備し、孔子の教えである「儒学」の五つの経典のうち四経の貴重な書籍を寄進し、更に鎌倉から禅僧快元(かいげん)を初代庠主(しょうしゅ=校長)として招き、学問の道を興して、学生の養成に力を注ぎ発展させました

これによってこの後、北は奥羽,南は琉球にいたる全国から学徒(=最大学徒3千といわれる)が集まり、日本において坂東にある事実上の最高学府になり、「日本最古の総合大学」として世界に知られるようになりました                                                                                 この紹介は、1549年「フランシスコ・ザビエル」によって行われたそうです

   上の画像 正面の門は1668年建てられたという足利学校のシンボル・「学校門」です

    築山越しにみる復元された「方丈」と、「庫裡」です

「方丈」は、学生の講義や学習、諸行事の座敷として使われた所です                                                 「庫裡」は台所で、食事などの日常生活が営まれたところです

   「方丈」から見た南庭園ですが、築山泉水式庭園で、鶴をかたどっているそうです

  

   亀を象ったといわれる北庭園         「足利学校」中興の祖・上杉憲実像

「足利学校」は、上杉憲実が整備して以降、上杉・後北条・徳川各氏の保護を得て、1872年(明治5)まで存続したそうです

授業の内容は易学を中心とした儒学や兵学・医学などが講述されました                                      この教育の足利学校の精神は現在も引き継がれているそうです

現存する「足利学校」は、昭和57年より「史跡足利学校跡保存整備事業」が行われ、平成2年江戸中期の姿に戻ったとされています

現今生涯学習の時代ですが、教育の原点であろう「自学自習」の精神を伝えた「足利学校」を見て、老いを感じてきたこの頃ですが、気持ちを引き締めなくてはと思って帰宅につきました

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“バルボコディウム(=“ペチコート水仙”)”は、「原種系水仙」です

暖かくなり、庭の“水仙”が段々萎れてきました

“水仙”の種類によって、花期は異なっているようですが、今年はマイ庭の“水仙” の時期もどうやら終わりのようです 

数日前、産直の花棚で、変わった“水仙”がポットに入って咲いているのを見つけました

“バルボコデューム”と名札にありました                                                              調べてみたら、別名ペチコート水仙と呼ばれ、地中海西部原産の「原種系水仙」なのだそうです

草丈10~15cmほどになり、花期は3~4月です

“バルボコデューム”の葉は、細い円柱状形をしています                                                    株元から花茎が伸びて、茎の先端に一花を咲かせます                                                     花弁は細く(?)針状となっており、副花冠がロート状の独特の花形をしています

原種の“水仙”は割りに育てやすく、花壇や鉢植えで、他の球根と寄せ植えが出来るそうです                                      群生させる事ができれば、随分綺麗かも  

“バルボコデューム(ペチコート水仙)”の花言葉は、「 自己愛 」、「 自尊心 」、「 うぬぼれ 」 だとネットでしらべたら書かれていましたが、これは“水仙”全般の花言葉ですね 

“水仙”の花は、花形、色合いが種類によって随分違っています

因みに花によって花言葉を調べたら、こんなふうにわけられた言葉を見つけました

    “日本水仙”     →  「 自己愛 」
    “ラッパズイセン”  →  「 尊敬 」、 「 心づかい 」

     「白色」    →  「 神秘 」、 「 尊重 」
     「黄色」    →  「 私のもとへ帰って 」、 「 愛に応えて 」

さしずめ、この黄色の“ペチコート水仙”の花言葉は、「 愛に応えて 」 ということでしょうか!?

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太田・北部運動公園の“ネモフィラ”は今蒼い世界を作っています

昨日に続いて・・・

群馬・「太田北部運動公園」では、今“ネモフィラ” が広大なところにびっしり植えられて、花開き、見ごたえあります

花壇で植えられた“ネモフィラ”はよく見ますが、こんなに沢山の“ネモフィラ”の花が咲いているのは始めてみました

“ネモフィラ”はアメリカの西海岸の乾燥地帯が原産で、花壇用の草花として、大正の初め日本に渡ってきたそうです                                                                                草丈は低く匍匐するように、花期の4~5月茎先に太陽に向って花を咲かせます                                         花色は青、白、紫などがありますが、青い色がもっとも標準的のようです

    丘陵地の展望台から太田市街地方向を眺めました

“芝桜”もなかなかみごとですが、“ネモフィラ”の蒼い絨毯を敷き詰めたように咲く様子は心洗われる感じがしました

茨城にある「ひたち海浜公園・見晴しの丘」には、3.5haの丘陵一杯に450万本の“ネモフィラ”が群生して咲いているそうです

「太田北部運動公園」の“ネモフィラ植栽面積は2.5haだといいますから、広さは少し負けてるかもしれませんが、私にはこの広さで充分「広大~」と感じました

“ネモフィラ”の英名は“ベイビーブルーアイズ(赤ちゃんの青い目)”といい、その名のとおり、澄んだ青空のような花を咲かせます                       

日本人の黒い瞳の様に、ブルーアイは米英人の象徴のようです                                                                  「青い目のお人形」が友好大使役をしたのを知っていますか!?

「青い目の人形」は日米友好のため、1920年代12,700体をアメリカから日本全国各地の幼稚園・小学校に送られたそうで、当時の子供達にはとても喜ばれたそうです                                               尚「野口雨情」が作詞した童謡・「青い眼の人形」は、セルロイド製のキューピッドですから、その人形とは違います                                                                                          残念ながら、太平洋戦争で大部分が焼却され、今では残っている人形は少なくなっているそうです                                        代わってアメリカ生まれの“ネモフィラ”が、この友好の青さを伝えているのかもしれません

 

“ネモフィラ”の花言葉は、「 私はあなたを許す 」、「 荘厳 」、「 清々しい心 」 です

平和の使者のイメージに合っています

“ネモフィラ”は、4月24日 の誕生花です・・・関係ないか  

余談ですが・・・薀蓄(うんちく)兼ねて・・

“ネモフィラ”の別名は、花色から“瑠璃唐草(ルリカラクサ)”とも呼ぶそうです

「瑠璃唐草(ルリカラクサ)」 の呼び名は、花形が良く似た“オオイヌフグリ” も同じに呼ばれています 

“オオイヌフグリ”の花は、直径が10mm位のコバルトブルーの可憐な早春花です

 

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群馬・太田北部運動公園の“芝桜”を見てきました

先日友人に教えてもらって、群馬・太田にある「北部運動公園」の“芝桜” を見てきました

「北部運動公園」は名前そのまま、太田市の北部に位置する公園面積約18haの広大な公園で、北関東自動車道・太田桐生I.C.より約10分のところにあります

この公園は太田市がさまざまの軽スポーツ(サッカー、ラグビー等にも)に利用できる芝生多目的広場として、ゴムチップ舗装されたランニングコース、子供達に楽しんでもらえるようにと遊具等を整備したものだそうです

2008年、、『第25回全国都市緑化ぐんまフェア』が開かれた際、当公園で『芝桜 ぐんまフェアおおた2008』が開催されました

以来毎年春には、250本の“桜”、数十万本の“芝桜”、“ネモフィラ”が、約5haの丘陵地一面に咲き競うようになってきたそうです

 訪ねたこの日は、天気予報ではやや雨が心配されたにも関わらず、バスで訪れる見物客も多くいて、とても賑わっていました

なだらかになった丘陵地帯に作られた北部運動公園は全体が南向きの地形で、てっ辺の駐車場から一面の“芝桜”や“ネモフィラ”の花が見渡せました

濃いピンク色の“芝桜”が地表を覆い、“桜”の花が散り始めていましたが、まさに春爛漫・両手を広げて開放感をう~んと味わいました

白色の“芝桜”が咲くところは、まるで雪の積もったところで、桜が咲き、花びらを散らしているように見えました

公園東側のエリア約2.4haでは、秋に播種したという“ネモフィラ”が元気に育っていました                                              花はきれいな青紫色の段々畑のようにみえました                                                             もう少し大きくなって、土が見えなくなるくらいになったら、さぞ見事でしょう

とても広いので、ボランティアの人たちの応援も含め整備しているそうですが、管理大変だろうなときれいさを味わいながら、見られることに感謝しちゃいました

 

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マイ畑の果樹の花が咲きました→ サクランボ(?)&プルーン

ようやく春が来たかなと思える暖かさになってきました

マイ畑は私の風邪引きダウン(→さぼりの理由になってます  )もあって、しなくちゃいけない草取りや天地返しはちっとも出来ないでいました

昨日、久しぶりに畑に出てびっくりです                                                                   畑の隅に植えたあった果樹が、満開の花で咲いていました

とても綺麗なので、草取り・耕しはそっちのけで、パチリ!!  したので見てください

 下の画像は“桜”です                                                                               マイ畑は、できるだけ資源リサイクルを心がけ、生活雑飯を運んでは埋めてきてます

この“桜”は食べ残した“サクランボ”を、期待せず埋めて出た実生の“桜”です                                             芽が出たときは期待してませんでしたから、まさかと思いながら草だと思わず抜かずに育ててきました

芽だしして6年こんなに大きくなり、昨年数輪の花が咲き、今年は一杯咲きました                                       でも正直言って、これが“サクランボ”の樹なのか自信はありません

まあ花が咲けば、万歳といったところです 

ところで、“サクランボ”という樹はないそうで、“オウトウ”と呼ぶのが、正式なようです                                      即ち“サクランボ”とは“オウトウ”の果実のことだそうです

花を良く見てみると、中央がちょっと赤味があります                                                         “オウトウ”の花は白花らしいのです                                                              “桜”が芽出す訳はない・これは“サクランボ”の筈だと思いながら、自信が揺らいでます

欲張らず、“桜”鑑賞のつもりで眺めていこう

並んで、マイ畑にはプルーンの苗木が植えてあります

産直で幹が人差し指大の苗木を買って、植えて7年になります                                                     4年目に花が咲き出して、年々花数が増え、今年は見事といっていいくらい沢山咲きました

“プルーン”は、カスピ海沿岸が原産のバラ科サクラ属の落葉小高木だそうです

花は、“サクランボ”いや“オウトウ”に似て白花で、春の花~って感じがします

ところでこんなに一杯咲くようになったプルーンなんですが、毎年全然実がなりません

正確に言うと、数mmの実がつくのですが、皆落ちてしまいます                                              ちゃんと受粉しないのでしょうか                                                               結構昨年はハナアブが飛び回っていたように思うのですが、駄目でした                                         受粉木が必要なのかしら!? ・・・それとも人工授粉が必要なのかな!?

今年は、ちょっと工夫が必要かな 

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なんとも風雅な“オダマキ”の花を見っけ!!

 先日小雨が降っていた日、産直に買い物に行きました

産直の花木コーナーをちょっと覗いたら、小雨に濡れて、頭を傾げて咲いているピンク色の花を見つけました                                                                                 花の名は“風鈴オダマキ”と名札が刺さって、素焼きの鉢になんともか細げに咲いていました

“風鈴オダマキ”とは、とても風流な名前だなと思えます                                                                “オダマキ”の仲間だそうですが、初めて見ました

“風鈴オダマキ”は、キンポウゲ科オダマキ属の耐寒性宿根草です

 花期は4月で、今がどうやら生長期のようですが、鉢植えされていたせいかなんとも頼りなげに見えました                                                                         でもこの頼りなさ気が情緒ありですかね

花冠が下向きになり、風に揺れる様子が風鈴ようだと名づけられた“風鈴オダマキ”                                     見かけよりは柔でなく、こぼれ種でふえるほど強健さがあり、庭植えで増やせるそうです

“風鈴オダマキ”は中国の中部、青海省からチベット自治区に広く分布して、標高1800~3500mの高原や潅木帯に生えているそうと聞くとこの強靭さは納得です

草丈は30~50cmほどになり、葉は2回3出複葉で、小葉は倒卵形をしています

春期に、上部の枝先や葉腋から花柄を伸ばして薄赤紫色の花を咲かせます                                        小雨がかかって、花びらに花雫がついている態は、とても可愛く見えました

 “風鈴オダマキ”の花言葉は、「 勝利の誓い 」 だそうです

この風情にはなんかそぐわない言葉に思えますが、私はロマンチストすぎるからなぁ~  

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“キブシ(木五倍子)”の花が咲きました

今年は例年に比べ、春は遅れ気味のようです                                                                  風邪で伏せていた身においては、ちょっとあきらめていた早春風情が今頃見られて 、得した気分です

数日前、病み上がりの目慣らし体慣らしにと群馬・榛名山麓の榛名町を走ってきました   

この日は小雨が降って、周囲の山々はガスが少しかかって見通しよくなかったのですが、なんとなく早春の山を見たくなり、榛名山に登る山道方面にハンドルを切りました                                                        登山道入り口にはまだまだ手前でしたが、杉木立が深まりを見せ始めた山道の傍らで、“キブシ”の花が咲いているのを見つけました 

“キブシ”は「木五倍子」と書き、キブシ科キブシ属です                                                                           学名は「 Stachyurus praecox   Stachyurus 」 といい、 「Stachyurus 」は、ギリシャ語の 「stachyus(穂)+ oura(尾)」が語源で、「 praecox」は「 早咲きの」の意味のようです                                       これは「 尾状に下がる花穂のようすから」付けられたものと推察されます

“キブシ”は雌雄異株で、3月中旬~4月中旬にちょっと緑がかった淡黄色の穂状花を下垂して咲きます

 花径が枝の節々から垂れ下がって、房状一面に4弁の釣鐘型の花が咲くのですが、花の少ない早春にはとても目立ちます

“キブシ”の花を覗きこんでみると、雄花はおしべが8本見え、雌花は雄しべが退化して見えないそうですが、見かけた“キブシ”は区別できませんでした

雨が花に珠って、綺麗な雫が撮れました

“キブシ”の花言葉は、「 出会い 」、「 待ち合わせ 」 です

早春の山で、“キブシ”の花に出会うと、そのかわいらしさには目を細めてしまいます

ふと一句読めました

  「 雨雫(あめしずく)  山裾に垂れし  キブシ花 」    (ダッペ) 

  「 小雨濡れ  仄かな闇間  花きぶし 」           (ダッペ)

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“桃”の花が綺麗です

ようやく暖かさが感じるようになって来ました                                                                   永ぁ~い風邪の熱がようやく下がって、気持ちも春が来た感じです

周囲の桜も散り始め、桜前線はどうやら山のほうに上がり始めています

一昨日久しぶりに囲碁の大会に参加しようと思って、朝方前橋方面に車を走らせていましたら、道路沿いの畑に植えられた桃の花がとても綺麗に咲いているのを見つけました

戦いに望む前に、こんな綺麗なものがみれるなんて、『ついてる~』って感じ                                               車を道路わきに停め、パチリ!! してきました

“モモ(桃)”はバラ科モモ属の落葉小高木で、早春にピンク色の5弁~多重弁花を咲かせます                                      花色は淡紅・紅・白・紅白と心慰める色合いです                                                            これらの色は、「桃色」と称されるくらいピンク色の代名詞になっています・・・このいい方は、ちょっとおかしいでしょうかね!?

“モモ”は中国が原産です                                                                               中国では邪気を払う魔力がある樹とされ、“桃の花”が咲き乱れている地を「桃源郷」といい、不老長寿の理想郷となぞらえる伝説ともなっています                                                                   生命の源ともおもえるほどに、お目出度い樹として貴ばれ、何かを祝う時には欠かせない花であり、果実とされています

畑中で見かけた“桃”の樹は数こそ少ないですが、花の咲き方がとても綺麗で、「桃源郷」をイメージさせてくれました

この日の対局は、“桃の花”の応援を受けた気持ちで、やる気が湧きました   

尚、結果はしばらく対局から遠のいていましたが、応援のお陰で、いい勝負ができました  

漢字の「桃」の字は、「木偏」と「兆」と書きます                                                                「兆」は妊娠の兆しを意味し、古来より桃の花を飾って女の子の健やかな成長を祈るとともに、子孫繁栄を願う樹として扱われているのが分ります

“桃の花”は、4月14日の誕生花だそうです・・・過ぎちゃいましたが、・・・

“モモ(桃)”の花言葉は、「 あなたに夢中 」、「 気立ての良さ 」、「 愛の幸福 」 です

 花言葉を読みながら、“桃の花”の愛は、「人間愛」を感じさせてくれます                                                      昔読んだ中国・三国志の『桃園の誓い』が何故か思い出されてなりません

 

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“星咲きフロックス” → 格好良く云うと、“スターフロックス”

先日買い物でスーパー廻りをしたのですが、風邪で休んでいた事もあり隅にある花木コーナーがとっても新鮮に見えました

花木コーナーは彩りが鮮やかになり、急に春本番めいてきたということなのかもしれません

花棚で、ちょっと見“ナデシコ”の変わり花のような花を見つけました

花名は、“星咲きフロックス”というそうですが、「宿根フロックス」の仲間のようです

通常の「宿根フロックス」は、和名で“クサキョウチクトウ”とも“オイランソウ”とも呼ばれていますが、キョウチクトウ科とはまったく別のもので、ハナシノブ科の一年草です

原産地は北アメリカで、花期は通常5~8月と割に永く咲きますが、種類によって最盛期は異なるようです           花棚で咲いていた“星咲きフロックス”は今が盛り(?)のようでした                                                           

花径2~3cmくらいの合弁花が茎頂に集まって咲きます

宿根フロックスの花の色は、赤、藤紫、桃、青、白とあるそうですが、見かけた“スターフロックス”は、ピンク色と深紅のお星様でした

直径2~3cmぐらいの5弁の花が 鉢株を覆うように咲いています
いろいろな色があるようですが、花びらの白い縁取りがとても印象的です

特に真っ赤な花色の“スターフロックス”は神秘的な色合いにも見え、眺めていてとても気に入りました
 

“宿根フロックス”の花言葉は、「 協調 」、「 合意 」、「 あなたの望みを受けます 」 です

“スターフロックス”の花言葉は、 「 同意 」、 「 愛に包まれて 」 です

この花言葉を見ると、なんか心が温まりました

追記ですが、“シバザクラ”も 宿根フロックスだそうです
英語では、“シバザクラ”を、“モス・フロックス”といいます

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