日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
原種の“チュ-リップ”って初めて見たけど・・・ \(◎o◎)/!
公園の花壇に、なんとも素朴な“チューリップ”の花が、 “ムスカリ” も混じって、咲いていました
“レディジェーン”と名札がたてられた、原種系“チューリップ”です
春の最も代表的な花といえる “チューリップ” は、約8000種もの品種があり、世界中の人達に愛されている花といえます
そんな“チューリップ”の元になったのが、地中海沿岸から中央アジア高地の乾燥地帯に見られる“原種チューリップ”だそうです
原種系“チューリップ”は150種以上の種類があり、オスマントルコの宮廷庭園で栽培され、16世紀に到って、オランダ、イギリスに渡り、園芸用品種として飛躍的に品種改良が進んできたそうです
大抵の“チューリップ”は、地植えのままだと1年で終わったり、球根が小さくなったりしますが、原種チューリップは結構丈夫で、毎年花を咲かせてくれるそうです
原種系チューリップの花は、やや小型ですが、大輪の園芸種とは異なるナチュラルな雰囲気で可憐な感じが魅力になっているように思えます
見かけた“レディージェーン”は、ピンクの濃淡のあるすっきり細い花姿です 花びらの外側花元は、濃いピンクで、全体の白とのコントラストがきれいです
下の画像はべつな花壇で咲いていた八重咲きの“チューリップ”ですが、原種と比べるとなんとも豪華な花姿です
“チューリップ”は、『愛』の花といえます その花言葉は、「 永遠の愛情 」 ・ 「 愛の告白 」 ・ 「 思いやり 」 です
そして、原種“チューリップ”の花言葉は、「 まじめな恋 」 だそうです
“アオキ”の花が、満開に咲きました
茶褐色いろした十字架のような“アオキ(青木)”の花が、出先の植物園でビッシリ咲いているのを見つけました
つい2週間ほど前は、我が家近くの自然公園内で、一杯の真っ赤な果実をつけた “アオキ” を見つけ、その横にまだ開かないツボミをつけた“アオキ”も見ましたが、季節は巡っているのですね
それにしても、この花数は一体幾つあるのでしょう 一個一個はとても小さな花だから、このくらい無いと、目立たないかもね
“アオキ”は雌雄異株で、小さな紫紅か紫褐色の4弁の花が、まるで線香花火をひっくり返したように咲きます 雄花は、直径1cm位の大きさで、4枚のガク片と4個の雄しべがあります 雌花は、花形は雄花と同じですが、やや小振りで、雌しべはあるけど、雄しべのないのが特徴です
上の画像(左)は、雄花だと思えます
上の画像(右)は、斑入り“アオキ”の雌花です
“アオキ”の花言葉は、「 初志貫徹 」、 「 変わらぬ心 」、 「 永遠の愛 」 です
“アオキ”の花はつややかな赤い実と異なり、あまり目立たず、樹陰でひっそり咲く様子が慎ましやかなイメージです
“ アオキ咲く 故郷(ふるさと)出でて 年数え ” (ダッペ)
真っ白い“ハナズオウ”を見っけ!!
真っ白な “ハナズオウ” の花を、はじめて見ました 正確にはまだ咲いてはいなかったのですが、あと何日かで開く所ですから、まぁおまけというところでしょうか!?
とにかく良く見かける紅紫色の“ハナズオウ”ではなく、白花の“ハナズオウ”は珍しいなと思い、パチリ してきました
帰宅後、樹木図鑑やネット等で調べてみたら、“ハナズオウ”の一品種として、“シロバナハナズオウ”の名がついているのを知りました
画像向って右奥の紅紫色花は、“ハナズオウ”です
「スオウ(蘇芳)」の名は、この花の色が太古から、「蘇芳染め」の赤色染料に“ハナズオウ”の木の染汁が、使われていた事から付いたとされています “シロバナハナズオウ”も、煎じると、赤色染料色になるのでしょうか!?
“ハナズオウ”は高さ2~4mの落葉低木で、庭木として良く植栽されています 今度紅色と白色の苗木をさがして、マイジャングル庭に加えたら、イメチェンになるかなと、ふと思っています
“ハナズオウ”の花言葉は、「高貴」・「質素」・「不信仰」・「裏切り」・「疑惑」・「豊かな生涯」・「目覚め」
と、なんとまぁ一杯 あるんですけど、なんかどれがどれやら・・・??ですね
“シロバナハナズオウ”には、どの言葉が似合っていると思いますか
“一人靜”の花を久しぶりに見ました
自然公園の石組みされた陰に、ちょっと固まって、 “一人静” の花が咲き出しているのを見つけました 毎年長野や群馬の山野に山菜採りに行っていたのですが、この頃はなかなか足が向かなくなりました 山菜採りは勿論山菜を賞味する為採るのが楽しみなのですが、捜し歩く 時、足許で見かける色々な山野草の写真
を撮るのも楽しみの一つでした
数年前、そんな山菜採りの折、分け入った杉山の山際の樹陰でびっしり“一人静”が咲いているのを見たことがあります 残念ながらその折は、デジカメを車に置いたままで、撮ることが出来ず、なんとも残念な思いをした事がありました 以来自然の中で出会う機会が少なく、いつも鉢植えなどで見ていましたので、公園内とはいえ地植えされた“一人靜”は久しぶりの ご対面~♪ といった気持ちでした
“ヒトリシズカ”は、茎の色が普通濃い紫褐色をしています 見つけた“一人静”は花穂もややまばらで、茎の色の褐色も退化し、中には緑色のものが多く見られました
山野草愛好家の間では、茎の色が緑色のものを“青軸ヒトリシズカ”と呼んで、珍重しているそうですが、私にはあの紫褐色の茎の先に咲く真っ白な花穂の印象がとても強く記憶に残っています
“一人静”の花言葉は、 「 隠された美 」 ・ 「 愛にこたえて 」 です
樹陰で見つけた時の、感激で出来た言葉でしょうか!? ないかな?ないかな!?と、山菜を探しながら出合った時、とってもドキドキする気持ちといった方が、分りやすいでしょうか?
“岩ヤツデ(=和名:タンチョウソウ)”の盆栽
産直の片隅で、イベントみたいに、山野草展が開かれていました 目立っていたわけではありませんが、 “岩ヤツデ(タンチョウソウ)” の盆栽が目を引きました
ちょっと曇った日でしたので、真っ白いはずの花が、照明の加減で、淡い茶がかった花色に撮れました
“岩ヤツデ”は、この頃山野草の販売で、よく見かける様になりました
でも岩場等に生えている為、なかなかガーデニングでは余程の愛好家でないとむずかしいようです
とはいえ、地植えでうまく根付くと、葉は20~30cmくらいですが、花茎を伸ばすと40~50cmくらいになり、野草の味が満喫できます 大きくなる反面、根茎なので、小品盆栽など小さな仕立てもでき、みかけた盆栽品も山深い渓谷や岩場地を想像させてくれました
花は開着始めると、次第に赤い色が消えていき、白一色になるそうですが、雪が解けるのに合わせて消えるのかもしれません
“グロブラリア・サリキナ” → 「目玉おやじ」が一杯いた!
表情の面白い花を見つけました 産直の花棚にあった鉢物なのですが、ぶら下がっていた名札に、“サリキナ(正式名称:グロブラリア・サリキナ)”・愛称「目玉のおやじ」とありました
“グロブラリア・サリキナ”は草花でなく、 グロブラリア科グロブラリア属の丈が30~50cmほどになる常緑の小低木だそうです 半耐寒性で、地中海の沿岸地方が原産だといいます
学名の“グロブラリア”は「小さな球」という意味だそうで、別名は“ブルーアイ”と呼ばれています
“グロブラリア・サリキナ”の花は、“ブルーアイ”とも呼ばれる様に、直径2cmほどの 瑠璃色の目のようにみえる花です 近づいてよく見ると、目の様に見える部分は、沢山のちっちゃな花が集合した花序になっています 花は咲き進むにつれて白目の部分が増えていってます
まだ最近入ってきた園芸用の花なので、あまり知られていなかったようですが、テレビの朝ドラマで大人気であった「ゲゲゲの鬼太郎」の親父・「目玉の親父」にそっくりだと、ここにきて人気が出てきたそうです
花言葉はまだないようです
“エレモフィラ・ニベア” という花知ってましたか!?
関越道・藤岡ICの「道の駅・ららん」にある産直・花のコーナーで、見つけた“エレモフィラ・ニベア”という花を紹介します
この名前、舌をかみそうで、早口言葉調では、とても云えません・・・自信のあるあなた・挑戦してみませんか!? 私も昔は、もっとべらんめい調でしたから、早口は得意だったんだけどなぁ~
“エレモフィラ・ニベア”は、上品な葉の色と花で高貴な雰囲気を漂わす花木として、最近流通し始めたようです
“エレモフィラ・ニベア”は、原産地・オーストラリアの半耐寒性、常緑の低木です とはいえ鉢植えでも1.5~2mくらいの丈にはなるようですから、室内であれば、無加温で冬越し可能なので、室内インテリアとして見栄えがあり人気がでた理由のようです
“エレモフィラ・ニベア”の花期は3~5月で、シルバー色のもこもこした綿毛の付いた枝葉と薄紫の花色が春の暖かさに溶け込んでとても綺麗にみえます もちろん花のない季節も、シルバーリーフの観葉植物としても楽しめそうですから、これも人気の一因と思われます
“エレモフィラ・ニベア”の花言葉は、 「 憧れの佳人 」 といわれます
シルバーリーフをまとい、すらりとたって薄紫の花を咲かせる姿は、まさに佳人の態ですね
“ヒカゲツツジ” → 別名 “サワテラシ” と呼びます
春が早足ですね 暖かになりだしたらなんかとても慌しくなった感じがしています なぜかというと、マイ菜園の仕事が増えたからで、日頃から準備下手 の為、汗って色々しようとしているからです
今月初め公園で咲き出した “ヒカゲツツジ”の花 ですが、早く紹介したいと思っていながら、遅くなってしまいました 気温が高くなってきているから、花期が過ぎてしまうのではと、ハラハラしてました
“ヒカゲツツジ”は山地の岩場・谷沿いに自生している所から、“サワテラシ”とも呼ばれています 薄緑色をした花は、「沢を照らす」として付けられたと思いますが、これって云いえて妙の名前が付いたものです
“ツツジ”は北半球に広く分布し、日本にはヤマツツジ、レンゲツツジ、ミツバツツジなど50種近くの自生種があるそうです “ヒカゲツツジ”はそんな“ツツジ”の仲間ですが、花の咲く時期、自生場所などから“シャクナゲ”に近い種類として分類されているようです
花色はとてもシックで、常緑低木・ 樹高1~2mの“ヒカゲツツジ”の自生群落があれば是非みてみたいな~
花姿をアップ気味にパチリしてみました 花冠は淡緑色、分りにくいですが、上側内面に濃緑色の斑点があり、広漏斗形で大きさは4~5cm程度、花片は5裂しています
“ヒカゲツツジ”の花言葉は、「 節制 」、 「 情熱 」、 「 初恋 」、 「 身をつつしむ 」 です
尚、“ツツジ”の花言葉は、 「 愛の喜び 」 です
そして、“シャクナゲ”の花言葉は 「 荘厳 」 です
“ウグイスカグラ(鶯神楽)”の花咲き出す
3月下旬のある雨上がりの日に、群馬・高崎の観音山丘陵を歩いたのですが、その折見つけた“ウグイスカグラ”を紹介します
暖かくなった今頃になって載せたのは、実は見覚えはあったのですが、名前がわからず掲載はあきらめていたのです 最近ボケが始まって物忘れが多くなっているのですが、突然何かの拍子で思い出すことがあり、“ウグイスカグラ”も何故かふぅ~と思い出しました・・・やったぁ~という感じになり、載せる気になっちゃいました
“ウグイスカグラ”は山野の木の間に普通に良くみられ、名前の様にウグイスの鳴く頃に、楚々とした花が咲きます
樹高は1.5~3mくらいになり、ブッシュ状に根際のほうから生えた幹枝に、対生にやや丸型の葉が生えます
花期は4~5月で、花は本年枝の葉腋から長さ1~2cm位の花柄を出して、淡紅色の花を1~2個下垂するように咲きます 花形は花冠が1~1.5cmくらいの細い漏斗形で、先端は5裂し平開しています
6月過ぎには直径1cmくらいの楕円形の液果ができます この果実は赤く熟し、食べてみるとほんのり甘みがあります
一説には、この実を“ウグイス”がついばむ姿がお神楽を踊っているように見えることが、名前の由来になったとも言われています・・・ほんとかな~
こんな句と歌を見つけました・・・ネットで見つけたので、作者不詳です
“ 心の目 和みたるや 鶯神楽 ”
意味は、「 心の目を養うためには、未来を見つめる和みになる心を学びに学ぶ事です 」
“ 広き美の 花誇りたる 清き日の 光照らす 鶯神楽 ”
意味は、「 広き美の花の様に、誇れるような清らかな日に、光を照らす未来を見つめながら前に進んでいます 」
“ウグイスカグラ”の 花言葉は、 「未来を見つめる」 です
“バコパ(ステラ)” の花が、今人気です
春になって花壇つくりを始める人が見かけられる様になってきました
先だって起こった大震災への恐怖も幾分落ち着きを持って考えられるようになってきたのでしょう
先日近くの産直の花棚で見つけたのですが、そんな花壇つくりやハンギングとして室内インテリア用にと最近人気があるのは、“バコパ”です
“バコパ”は別名“ステラ”(‥この呼び名の方がしられている(?))といい、ゴマノハグサ科で、アフリカ、カナリア諸島が原産の植物です 人気の理由は、毎年2回〈4~7月、9~11月)花を咲かせる匍匐性の多年草にあるようです
“バコパ”の茎は、立ち上がることなく地面に這うように伸び、細かく枝分かれして小さな葉をこんもり茂らせます 開花期間は春から秋にかけて、白やピンク、薄紫色、淡いブルーの花を次々に咲かせるのが魅力のようです 見つけた“バコパ”の花は1.5cmほどの大輪種ですが、小さいものは5mmほどの小花もあるそうです
別名の”ステラ”とは、ラテン語で「星」を意味するそうで、そういえば花は丸っこいのですが、何となく星っぽい形をしています
“バコパ(ステラ)”の花言葉は、「 小さな強さ 」 、「 愛らしい 」 、 「 心が和む 」 です
花言葉の「小さな強さ」とは、花が春に咲き出し一端は夏場に花落ちするけど、秋に再び咲きだし冬も割に霜にあたらないようにすれば、遅くまで楽しめるところから生まれたものと思えます
“クマシデ” → “熊四手” と書きます
昨日に続いて・・・春風が吹き始めたこの頃、自然林の中で、一際明るい表情の広葉樹を見つけました
その木の幹には、“クマシデ”と名札がかけられていました
“クマシデ(熊四手)”は、ブナ目 ・ カバノキ科 ・ クマシデ属の落葉広葉樹です
本州から九州に分布、低山から亜高山帯までに見る事ができ、低山では画像の様に枝を高々とのばし見上げるような感じの高木になります
分岐した枝には沢山の穂状花が咲き出していました
“クマシデ”の花は4~5月頃咲く雌雄異花の風媒花です 雄花の穂は前年枝にぶら下がり、その先に伸びた新しい枝に雌花が出来て穂となって下垂します 10~11月頃になると、長さ4~5cmの果実がつきます
“クマシデ(熊四手)”の名前は、この実の垂れ下がる様子が神事で使う「四手(しめ縄につり下げた白い紙)」にたとえたものだといわれています
高い所で、尾状にブラブラゆれて咲いている花の様子が、なんとものどかで、春~を感じます
“シデ”の花言葉 は、 「 装飾 」 です 画像の咲いている姿は、まるでアクセサリーが一杯のイメージです
春の芽吹き → 新緑へ向って
この所乾燥続きでしたが、今日は朝から久しぶりに雨が降りました
古来から季節の変わり目を二十四節気に分けて生活の節目としていますが、昨日は二十四節気の「穀雨」といい、この頃から田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨が振り出すのですから、まさに暦どおりです
先人は自然の動きを、実によく分かっていたのですね
先日といっても、一週間ほど前に、自然公園を散歩していて、ようやく始まった遅めの春をパチリ してきました
この折は周囲の木々も芽だしが始まったばかりで、何となく恐る恐るの様子です
上の画像は、 “ダンコウバイ” の芽だしです “ダンコウバイ”は花が咲き、後に芽を出しますが、まだ花柄がのこったまま急な暖かさに慌しく芽吹いたようです
上の画像は、“ガマズミ”の芽吹きです
真っ赤なに実っていた果実はすっかり小鳥達にたべられて、果軸のみがのこっているその元から芽吹きがはじまりました
“ミツマタ”の花 が、春の陽射しに向って、開き始めていました 例年だと3月に見られていたので、今年はやはり春遅しですかね
「穀雨」が降り、これで山野の緑は、どんどん成長するでしょう
群馬・榛名山麓の春が今一杯 → 「箕郷芝桜公園」&「相馬が原」の“桜”
昨日(4月17日)、久しぶりに群馬・高崎にある 「箕郷芝桜公園」 に行ってきました
園内は日曜であったせいか、家族連れで賑わっていました ちょっと訪ねた時期が早いのか、敷き詰められた様に咲く花の絨毯は、少し隙間がありましたが、充分見ごたえがありました
例年この時期は「芝桜祭り」として賑わっているのですが、今年は先だっての巨大震災の被災支援を兼ねて、祭りは自粛し、園内無料開放とし、出来るだけ自粛ムードの人達のこころを癒せるように開園したのだそうです
そもそもこの「芝桜公園 」は近くに在る「相馬が原陸上自衛隊」が、周辺地域の活性化事業の一環として、町有林約1.5haの造成工事を進め、2001年北海道から取り寄せた“芝桜”を植栽し、2003年一般開放されたのですが、今では関東でも有数の「芝桜公園」なっているようです
「芝桜公園」は丘陵地に作られているので、上ると晴れた日には周囲の山々や街への眺望もたいへん良く園内周囲に植えられた菜の花畑もなかなかほのぼのとした色合いを見せていました
手前の道路は、遊歩道です 駐車場向うの山々は高崎丘陵(?)
「箕郷芝桜公園」から、前橋方面に向って車で5分位のところにある 「相馬が原自衛隊」地の“桜” は、今が見頃 ・ 満開 でした
日曜でもあり、場内の桜の木の下で、家族連れがあっちこっちでお弁当を拡げていました
“アオキ”の果実が輝いています & 花もまもなく咲きそうです
暖かになってきたある日、公園を散歩中 、自然林の中で、 “アオキ”の木 が一杯の実を付けているのを見つけました
“アオキ”はミズキ科アオキ属の常緑低木で、照葉樹林内、明るい雑木林で良く見られます
一年中青々しているから“アオキ(青木)”と呼ばれるようですが、「万年青年」を目標にしている私にはなんともうらやましい樹木といえます・・・とは言え、歳をとって、いつまでも「あおい」と言われるのも、それはそれで癪かもしれませんね
緑陰で、真っ赤な果実を生らしている“アオキ”の木の姿はとっても綺麗で、ちょっと色っぽささえ感じさせます
“アオキ”の樹高は約2mくらいで、何本も分枝状に根元から出てきます
近づいて撮った真っ赤な果実は、卵形をし、木洩れ陽を浴びて輝いていました
“アオキ”の花は3~5月に咲く単性花で、雌雄異株です
真っ赤な果実を生らした“アオキ”の横で、つぼみを一杯つけた“アオキ”がありました 花はもうすぐ咲くようです
今年も、“ユスラウメ”が満開になりました
群馬・高崎の植物園を散策してきました
園内を一周できる遊歩道がありその一角に植えられた “ユスラウメ” の生垣が丁度満開になり、とてもきれいでした
“ユスラウメ”を漢字で書くと、「桜桃」と書かせているようですが、これだと“サクランボ”と間違えそうですよね
田んぼの時期に赤い実が沢山つきますが、甘酸っぱい味は、子供の頃良く摘まんだのを覚えています
“ユスラウメ”の花は、清楚感ある梅の花に似た5弁花ですが、梅の花よりは野趣を帯びた素朴な感じがします そんなイメージからか、花言葉は 「 郷愁 」と付けられています
日本には江戸時代に渡来したそうで、食べられる実もなるので、各家の庭木として多く栽培されてきたようです
こんな俳句を見つけました
“ 万両に ユスラの花の 白き散る ” ( 正岡子規 )
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