日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
スイレンの花が咲きました
先だって、梅雨の切れ目・ある晴れた日ですが、群馬・渋川総合運動公園に行ってきました
園内の池に咲くスイレン花が目当てです
ハスの花とスイレンが共生しているこの池は、毎年楽しみに見に来ています・・・スイレンの花期は6月~8月です
昨年でしたか、水が少なくなりすっかり干上がって、住んでいた鯉が死んでしまいました
ひび割れた池に辛うじて幾つかのスイレンが、咲いていたのがとても悲惨な感じで記憶に残っています
今年は生き返ったように咲いていました
スイレンはスイレン科の水生植物で、世界の熱帯~亜熱帯が原産の多年草です
スイレンは、漢名で「睡蓮」と書きますが、これはこの花が夕方に閉じる(睡る)ことを表しているといわれます
また、未(ヒツジ)の刻(午後2時)に花が開くことから、和名では「未草(ヒツジグサ)」と呼ばれます
スイレンとハスは混同されやすいのですが、葉の形と、花の咲き方で見分けます
葉に切れ込みがあるのがスイレン、切れ込みがないのがハスです
また、ハスの花は水面より高く上がり咲き、スイレンは水面近くで浮いているように咲きます
花開くスイレン ( スイレンの葉の隙間から、ハスの葉軸がのびています )
スイレンは、朝に花を開き、夕方に花を閉じる事から太陽のシンボルとされ、古代エジプト時代から装飾や神話に多くあらわれています
スイレンというと、「モネ」のスイレン画を思いだします
自然の光の表情に関心を持った「クロード・モネ」は、スイレンの花を描写して自然の外光を追求したのが知られています
印象派の画家であった「クロード・モネ(1840-1926)」は、同じモティーフを時間毎に描き分け、光と色の変化を追った連作を木や葉の影の反射、風による水面のさざ波などで丹念に描きこんでいます
これらを描くため「モネ」の後半生で熱心に取り組んだのは、「睡蓮」の連作で、自宅の庭園にスイレンの池をつくり、制作に没頭したそうです
倉敷にある大原美術館には、モネの描いた「モネの庭の睡蓮」が株分けされて所蔵されているそうですが、見てみたいと思っています
スイレンの 花言葉は、「 清純な心 」、「 信頼 」、「 信仰 」 です
スイレンの学名は 「Nymphaea (ニンファー)」というのですが、これは、「水辺の妖精(ニンフ)」が由来です
水面に浮かぶ花の姿は、とても神秘的・・・見てるだけで、「清純な心」が取り戻せそう・・・と思われます
ラムズイヤー・・・訳すと「子羊の耳」と云うのですが
造園屋さんのショウガーデンでは、ラムズイヤーの花が咲き始めていました
ラムズイヤーはコーカサス、イランに分布する多年草で、ハーブの一種です・・・シソ科イヌゴマ属、和名はワタチョロギ、ラムズイヤーを訳すとそのまま「子羊の耳」という意味です
ラムズイヤーの長さ10cmほどある葉には白い毛が密生し、肉厚の葉がとても和らみを感じさせます
全草が柔らかい毛におおわれた灰白色の姿は、数少ないシルバーリーフで、葉を触るとほんとうに「子羊の耳」に触っているような感じです
花は、ロゼット状の株から花茎を直立させて咲かせます
草丈は30~80cmほどになり、5~8月、穂状花序に紅紫色の花をつけます
咲き始めたラムズイヤー ( 周囲の葉はギボシです )
ラムズイヤーは、古くは薬用植物として利用されていたそうです
全草毛におおわれているので、蒸し暑さと長雨、湿気に弱いようです
地面をはうようにマット状に増えていき、株間は30cm以上あけると、容易に増やすことができるそうです
アップしたら、茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花は紅紫色の唇形をした小さな花でした
ラムズイヤーの花言葉は、「 従順 」、「 あなたに従う 」 です
色々のコリウス
ちょっと時期がずれましたかね
今日はいろんなコリウスを花屋さんの花棚で見かけたので、紹介します
コリウスとは、シソ科コリウス属(シノニム:ソレノステモン属)の植物の総称で、ギリシア語のコレオス(管)に由来し、雄しべ同士がつけ根でくっついて管状になる姿にちなんでいるのだそうです
和名は金襴紫蘇(きんらんじそ)とか、錦紫蘇(にしきじそ)と呼ばれます
熱帯・亜熱帯アジア、オーストラリアなどに100種以上が知られていますが、現在栽培されているもの多くは人の手によって改良された園芸品種だそうで、和名の様に、コリウスは花よりも葉の美しさがとても魅力的です・・・花期は、6月~10月ですが、花より葉が目立っています
草丈30cmくらい、葉は平滑なもの、深い切れ込みの入ったもの、縮れのあるものなど多様で、葉色はえんじ色・オレンジ・明るい黄色・サーモンピンクなど、レインボー系と呼ばれる色に緑の縁取りのついたものがポピュラーです
観葉植物として鉢物にされますが、花壇に植えることもできるので、春に種子を播いて殖やしたり、さし芽で殖やすこともできるので人気があります
但し熱帯育ちなので冬の管理は要注意です・・・室内であれば十分越冬できるようですが…
コリウスの品種は色々あるのでどれがどうなのか私にはよくわかりません
受け売りですが、大別すると、「実生系」と「栄養繁殖系」の2種に分けられ、更にそれに葉の形で系統分けしていくのだそうです
例として、実生系には以下のような系統があります
レインボー系 シソのような葉っぱをもち、基本的かつポピュラーな系統
フリンジ系 葉が深く切れ込んで、フチが波打つ
ケアフリー系 葉が丸く切れ込み、キクの葉っぱのようになる
サーベル系 先端がややとがった細長い葉っぱを付ける
花棚に並んだコリウスを鑑賞してください
実に斑入りの具合が様々です
こんなに葉色が豊富なのは、なぜなのでしょう!??
葉の色素について今度調べてみよう
花は穂状に咲きますが、葉色の絢爛さでほとんど見向きもされません
虫媒花ですが、虫たちは花に気が付くのでしょうか!?
コリウスの花言葉は、「 善良な家風 」、「 恋の望み 」、「 健康 」 です
思いだしにくいコリウスの花だけど、葉を見ても花言葉の意図を感じます
ツルハナナスの花・・・別名ヤマホロシと呼ばれるのですが
昨日に続いて…
ご近所の花屋さんの花棚情報です
斑入りの葉をしたツルハナナスが、鉢植えで売られていました
ツルハナナスは、ナス科ナス属で、南米ブラジル原産とされ、観賞用に持ち込まれた外来種です …英語では、ソラナムと呼ばれています
日本にはもともと自生するヤマホロシ(山保呂之)があり、ツルハナナスと同じ扱いになっていますが、仲間は同じだけで細部は違っています
因みにツルハナナスは木本で、常緑のつる性植物です (ヤマホロシは草本で、つる状になる多年草です)
ツルハナナスの葉は、切れ込みはなく、表面にはやや艶があり、形は葉先が三角形状の楕円形をしています (ヤマホロシの葉は3~5裂し、葉にはつやがありません)
花は、花被片が平開し、花の終わりごろには花被片はやや後方に反り返り、花色は淡紫色~白色をしています (ヤマホロシの花は、開花と同時に花被片が後方に反り返ります 花色は、通常淡紫色、時には白に近いものもあります)
花棚に並んだ「斑入りツルハナナス」の鉢植え
ツルハナナスは樹高50cm~2m位になる常緑低木です
葉は狭楕円形で光沢があり互生し、茎先に集散花序を出し、花径2~3cm位の花をつけます …花期は5月~11月と永く咲きます
花冠が5つに深く切れ込み横に平らに開き、花色は咲き始めは薄紫で時間の経過とともに白に変化します…咲き始めから白花タイプもあるようです
名前の様にナスの花に似ていますが、ナスの様に刺はありません
ツルハナナスの花のアップです
花被片の反り返りが、虫たちにまるで受粉を催促しているようにも見えます
被片中央の黄緑~緑のところから、黄色の雄しべが囲むように白みの雌しべが突き出ています
雄しべは筒状になっており、先端が開いて花粉が飛び出すしくみになっているようです
花の構造上、雌しべが雄しべよりも長いのは受粉しやすくしているのですが、ナス科のものは受粉しやすい植物と云えます
ツルハナナスの花言葉は、「 真実 」、「 さみしがりや 」、「 微笑み 」、「 大きな恵み 」 です
ツルハナナスは、6月28日の誕生花 です
バジルの花が咲いたよ
近所の花屋さんの鉢植え棚に、バジルのポット苗が置かれ、花開いていました
バジルはインド原産のシソ科の1年草で、4,000年も前からギリシャや地中海地方に香草として親しまれてきました
日本へは江戸時代に中国から漢方薬として渡来したそうです
バジルという名前は、芳香が高貴で王侯にふさわしいとされ、ギリシャ語の「バジリウス王Basileus」から派生したという説や、バジルの花冠の形が、一睨みで人を倒すという伝説の怪竜「バジリスカスBasiliscus」あるいは「バジリスクBasilisk」に似ているので、そう呼ばれたという説などがありそうです
和名は、メホウキと云いますが、日本ではバジルの種を水に浸しておくと表面がゼリー状になり、それを使って目に入ったごみをとったと云う事から名づけられたようです
ポット苗で咲いているバジルは、香草と云うより、可愛い花というイメージです
パスタやサラダなどで使われるほか、エッセンシャルオイルやハーブティーとしても活用されるバジルは、シソの近縁種です
古来からハーブとして栽培され、基本種のスイートバジルほか、レモンやシナモンの香りの種類や、銅葉種、近縁種などがあります
葉は表面に光沢のある緑色で、卵形をし、向かい合って生えています(=対生)
葉の先は尖り、縁に少しぎざぎざがあります
バジルの花期は、7~9月(ポットではもう咲いていましたが…)で、白ないし淡い紫色の唇形をした花を穂状につけます
銅葉のバジルが隣で咲いていました
バジルの花言葉は、「 神聖 」、「 好意 」、「 高貴 」、「 強壮 」、「 よい望み 」、「 憎しみ 」 です
香草であり、古来から好まれてきたバジルなのに、「憎しみ」という言葉が有るのは何故でしょう
黒いダリアを最近よく見かけるようになりました
先日造園屋さんのショウガーデンで、黒いダリアを見つけました
実はこのダリアは2週間ほど前、このガーデンを訪れた時、庭の隅でつぼみをつけているのを見つけたものです
黒光のするような感じのつぼみです
赤味のある黒紫色の茎の先端に、ガクにくるまれたつぼみが開こうとしていました
黒いダリアは最近よく見れるようになりました
ダリアはメキシコからグアテマラにおよそ15種が分布する球根植物で、現在広く親しまれているのは、野生種を掛け合わせて作られた園芸品種群で、非常に多くの品種が作られてきています
特に花色の変化が豊富で、青以外はほぼ揃っていると云えるほどで、黒に近い黒紫色のものも作られてきたのだと思われます
その後1週間ほどして、あのつぼみのダリアはどうなったかと見に行ってきました
花開き始めていました
一番花ですかね
大きな「クマバチ」が、ホバリングしていきなり飛んできました
びっくりして下がったところ眼の前の花に留まって吸蜜です
黒いダリアと思っていましたが、咲いた花は、一重のピンクでした
葉色が黒みがかった緑、茎やガク色が黒見がかっています
品種に寄るのでしょうが、銅葉系のダリアなのかもしれません
黒葉系ダリアには赤やピンク、黄色など明るい花色と非常によく合っています
ダリアの花言葉は、「華麗、優雅、威厳、感謝」と華々しい花言葉の他に、「移り気、不安定」といった言葉もあります
黒いダリアはどの花言葉が似合っていると思いますか!?
こんな記事を見つけました
『 千葉大学大学院園芸学研究科の三位正洋教授らの研究チームが、遺伝子組み換えにより「青いダリア」の花を育てることに成功した。
遺伝子組み換えをした個体から種子を採取して育てた次の世代も安定して青い花を咲かせ、他の色の花との交配が可能なことも確認した 』
花の黒さが求められ、更に未知の青色に志向が移ってきたのですね
その内青の「ダリヤ」があっちこっちで見れる日が来るのかな
移り気の花言葉がダリアには会うのかな
タチアオイの花が似合う季節になってます
大分夏らしい季節になってきました
夏至(=今年は6月21日、二十四節気の第10。一年で最も昼が長い)になりました
夏至は梅雨の真っ只中ですが、この日を過ぎると本格的な夏が始まる意味を持ってます
このところ早朝ウォーキングの道沿いや、出先の造園屋さんのショウガーデンで、タチアオイの花幾種類かを見かけます
タチアオイ(立葵)は、アオイ科の多年草で、日本には、古くから薬用として渡来したといわれています
草丈1~3mになり、茎は直立します
梅雨入りの頃から咲き始め、花は垂直に伸びた花茎の下から上に、暑さ深まりに伴って咲きあがっていきます…花期は6~8月です
タチアオイの花の咲くのを見ると、「あ~夏がきたな」と感じます
朝のウォーキング時に見た庭先のタチアオイ ( 右の猩々モミジ(?)の紅い葉がなんともアンバランスでした
)
花がきれいなので、園芸用に様々な品種改良がなされ、花形は一重や八重のもの、色は赤、ピンク、白、紫、黄色など多彩です
花の直径は品種により異なりますが、大きなものでは10cmくらいあります
梅雨明けごろに花茎の頭頂部まで開花が進み、花期が済みますが、これになぞらえ「ツユアオイ(梅雨葵)」という別名が冠されているそうです
造園屋さんのショウガーデンで、 暗紫色のタチアオイ“ を見つけました
実はショウガーデンで、この花の咲いているのを以前から知っていましたから、見たくなってきたのですが、期待通り咲き始めているのを見て嬉しくなりました
このショウガーデンは大きな樹木もあり、ちょっとした自然公園風のつくりです
すらっとしたタチアオイの姿は、周りの樹木に似合って見えました
花色が実に魅惑的です
アップ!!して見たら、梅雨の合間にでた陽射しが当たり、各花の花柱のしべが輝いて見えました
タチアオイの花言葉は、 「 平安 」、「 単純な愛 」、「 熱烈な恋 」、「 威厳 」、「 高貴 」、「 大きな志 」 です
トルコキキョウの花が梅雨を払っていました
産直の花棚で、 トルコキキョウの花鉢 がありました
トルコキキョウは、「リンドウ科ユーストマ属」でキキョウとは、全く別の種類の花です
リンドウ科なのにキキョウという名前なのは、花の咲き方が、キキョウに似ている為です
英名では「prairie gentian(プレーリー・ゲンティアン)」と呼び、これは「大草原のリンドウ」という意味です
トルコキキョウは「トルコ」と冠されてますが、北アメリカが原産で、元々はテキサスの荒野に咲いていた花だそうです
「トルコ」の由来は、花の開いた形がトルコ人の ターバンに似ていることにちなんだという説が有力ですが、諸説多く定かではないようです
トルコキキョウの原種は草丈が約90cm、花は一重で、花色はブルーに限られていた様ですが、現在は、花色は園芸的に改良され多様化し、濃紫から淡紫、白、濃桃から淡桃、および底白、覆輪などがあります
花径はやく5cmほど、花冠は釣鐘状、半八重咲から八重咲きまであります
葉は肉厚で灰緑色、卵形~長楕円形で、茎葉は対生し無柄で茎を抱いています
トルコキキョウの花 をアップしました
トルコキキョウの花言葉は、「 よい語らい 」、「 警戒する 」、「 深い思いやり」、「 花嫁の感傷 」 です
新ジャガイモを掘ってみたら・・・食い逃げ犯は何物??
今年はいつもの年よりやや遅れて植え付けたジャガイモが先月中旬ようやく花が咲いて、今は根の芋が育つ段階です
品種によって花の咲く時期は異なるようですが、マイ畑のジャガイモは男爵と、メークウィーン、紫芋(品種名は忘れました)、アンデスレッドの4種類が植わっています
少しづつ植えて、花も含め、芋の食味もと色々を毎年楽しんでいます
花の写真は今日は載せませんが、結構色も、花形も品種によって異なっており、自分の植えた品種は見分けがつくようになりました
ちょっびっとお百姓さんになったかな!?
二三日前、友人がジャガイモが採れたと話していました
我が家の芋はどうなったかなと、早速葉、茎の枯れ始めた芋を優先に、様子見とばかりに幾本か探ってみました
掘ったらなんとこの状況です
一本の茎に4~5個芋があったと思えるのですが、食害されて残っていた芋の状態です
この時探った芋は、男爵とメークウィーンですが、「男爵イモ」がまるで卵の殻のように中身が消えていました
他の芋はまだ茎が青々しているので、探りはしなかったので、全体の芋の収穫状況は予想できません
それにしても一体こんなにしたのは何者・何物なんでしょう!?
「モグラ」の穴があっちこっちに昨年から見られ、せっかく育った苗が枯れたりと、「モグラ」には悩まされていましたが、「モグラ」の仕業なのでしょうか!?
昨年ジャガイモを収穫した折、穴の開いた芋がいくつかありましたが、今年の様に何とも見事な食べっぷりの芋を見たのは初めてです
最もこんなに綺麗に食べるのであれば、収穫時にちっとも芋がついていない茎があったのですが、それは私の育て方が悪かったのではなく、食べられちゃった後の茎だったのかもしれません
本犯人の詮索をしてみました
土中のジャガイモを食べると犯人と思えるものをネットで探してみたら、“ヨトウムシ、「モグラ」、「ネズミ」がありました
この中でマイ畑で肉眼確認できている生物は、ヨトウムシと「モグラ」です
ヨトウムシは虫ですから、茎などを食いちぎったりしますし、芋も食いますが、こんなに芋だけを皮だけ残して食べるとは信じがたいです
「モグラ」は肉食で、土中にいる虫やミミズなどを食べますが、野菜は食べないようです
間違って食べたとしても、芋をかくも見事に食べたとは思えません
残るは「ネズミ」ですが、今までその存在はマイ菜園では確認していません
しかし、「モグラ」の穴を通って芋を食べたというネット情報がありましたから、どうも犯人説最有力です
直径5~6cmほどのジャガイモを皮だけ残して食べるのは何とも見事な食べっぷりです
しかもこの犯人は、食通なのか男爵イモが好きなようです
見えない犯人対策は致し方ありません
こうなったら食い散らかさないで、綺麗に食べて欲しいけど、作った人の分はちゃんと残してくれよな!!
ビバーナムの花・・・ガマズミの仲間だそうですが随分違う感じです
先だって造園屋さんのショウルームで、ビバーナムの鉢植えが花咲きだしていました
ビバーナムとは、 スイカズラ科の常緑・落葉低木で、東アジア~南ヨーロッパが原産です
ビバーナムの種類は多岐にわたり、日本の山野にみられるガマズミやオオデマリなども含まれますが、単にビバーナムと云うと、ガーデニングでは「ティヌス」や「ダヴィディー」、「カールセファーラム(香り大輪ガマズミ)」などの3種を指すことが多いのだそうです
ショウルームのビバーナムは「ティヌス」と思われます
ビバーナムの花は、4~5月が開花時期だそうですが、ショウルームでは5月末だというのに、咲き始めたばかりに見えました
花は白または淡紅白色の芳香のある小さな花を集散状に付け、秋にはコバルトブルーの果実が無数につき、常緑の緑とのコントラストはとても綺麗です
咲き出したばかりの花に、ハナアブがやってきて吸蜜を始めました
白の花が印象的なビバーナム・別名をトキワガマズミとも言われますが、この名はハクウンボクにも同じ名前のガマズミがあるそうですから間違えやすいですね
咲く花は、つぼみのうちはややピンクで、咲くと次第に白になるのが特徴のようです
ビバーナム・別名、トキワガマズミの 花言葉は、「 茶目っ気 」、「 落胆 」、「 大いなる期待 」 です
コバノズイナを漢字では、「小葉の随菜」とも「木葉の随菜」とも「木葉の髄菜」とも書きます
造園屋さんの庭木見本の苗木コーナーで、花開いている低木がありました
コバノズイナという北米原産のズイナ(随菜)で、通称アメリカズイナとも呼ばれ日本には明治時代に渡来したそうです
「随菜」の名の由来は、枝の隋を灯芯に、若葉を食用にしたことからきているそうです
コバノズイナはユキノシタ科の落葉低木・花の時期は5~6月で総状花序に咲きます
樹高は1mほどで、半日陰でも栽培でき、切枝としても利用できるので、盆栽や庭木に人気があるようです
人気の理由はコバノズイナの葉は、楕円形で互生し、赤から濃い紫に紅葉するので、春咲く長い穂状の花と併せて季節の移ろいを楽しめるのだそうです
小葉、木葉の意味が伝わってきました
花は枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花を穂のようにつけます
花は木一杯に咲き、リョウブ に似た少し香りのよい白い花です・・・別名をヒメリョウブとも言います
総状花序で咲く小花の各個は小さく、5つの萼片と5つの花弁からなっています
咲いている穂状の花は、山野草の サラシナショウマの花姿 に似ています
サラシナショウマは、キンポウゲ科サラシナショウマ属なので、コバノズイナとは全く別物ですが、雰囲気そっくりです
コバノズイナの 花言葉は、「 少し欲望 」 です
花言葉の意味はよく分かりませんが、季節感あるヒメリョウブは庭木としてちょっと植えてみたい気がします
スパティフィラム ➝ 和名は笹団扇(ササウチワ)
先だって近所の花屋さんを覗いた時、ちょいと見カラーに似た花が鉢植えで花開いていました
名札に有った名は、“スパティフィラム ・和名で、“ササウチワとありました
スパティフィラムはサトイモ科の常緑多年草で,熱帯アメリカに多く分布し、フィリピン,モルッカ諸島などの東南アジアに幾種類かが分布しています
森林の湿地で自生し、観葉植物として栽培されています
スパティフィラムの葉は笹のような形で深緑色をし、花穂には周囲を取り囲む仏焔苞があります
湿地帯好みの植物ですが、花棚の一画を明るい窓際風に仕切って飾ってありました
スパティフィラムの花期は、5~6月頃で真っ白な仏焔苞に包まれた黄白色の肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)をつけます
純白色の仏焰苞は長さ8~10cm、先が細くとがった長卵形で、わずかに芳香があります
多くが観葉植物や切花用に栽培され、栽培に際しては株分けや実生によって増やすようです
やや乾燥に弱いので、水分が少なくなると葉がしおれ状態になるので、すぐに水を与え、元に戻してやるといいようです
スパティフィラムの 花言葉は、「 清純な心 」、「 爽快 」 です
「老化」を考える・・・囲碁で老化防止をしてるのですが
最近囲碁対局をしながら、集中力が大分落ちているなと感じます
その為か、何となく上達が止まり、どうも弱くなったと感じる始末です
これって老化現象なのでしょうか !?
「老化」…あまり響きのいい言葉ではないな
でも生き物にとって避けられない現象ですから、上手に付き合うしかないのでしょうね
それにしてもなんとか囲碁の腕前が上がる方法はないかなと、ちょっぴり老化対策を考えてみました
私達は、「誕生→発育(成長)→成熟→衰退(退行)➝死」という経過をたどり一生を送りますが、成熟期以降におこる心身の変化過程を、特に「老化」とか、「老衰」とか、「老年」と呼んでいます…尚、成長は「加齢」によって進みますから、加齢そのものを「老化」とも考えることもできるかもしれません
とにかく、これら人生における「老化」は、生きる上で避けられないものですが、人によって「老化」の形は色々違っているようです
「老化」は、生理的老化と病的老化とに分けられ、生活習慣なども関連し、その症状は様々といえそうです
因みに、病的老化とは、成熟期以降におこる心身の変化のうち、だれにでも必ずおこるとはかぎらないものをいい、血管の変化、つまり糖尿病や高血圧による動脈硬化などがその代表とされています
これに対し、生理的老化は、成熟期以降になると、遅かれ早かれ、だれにでも必ずおこるであろう心身の変化をいい、「必ずおこる普遍性のもの」、「発現が、遺伝的に決定されている(内在性)もの」、「必ず進行し、後もどりはしない(進行性)もの」、「必ずからだに不利をもたらす(有害性)もの」という特徴があるとされ、老眼、白内障、難聴、女性の閉経、骨・関節の変形等々がその代表とされます
「老化」の原因はまだわかっていないようですが、寿命と考えれば何となく納得してしまいます…プログラム説とエラー蓄積説という2つの原因説が提唱されているそうですが、それは後日にしましょう
これらの事は遺伝も含めすべて、体の中の変化ですが、心の「老化」はどうなっているのでしょう
私には「老化」というと、サムエル・ウルマンの詩文を思いだします・・・『青春とは』から
歳を重ねただけで
人は老いない
夢を失ったとき
初めて老いる “
心の「老化」は、「知的機能の低下」、「性格の変化」、「感情の変化」が起こるのが特徴なのだそうです
囲碁はボケ即ち老化防止の妙手だそうです
ボケとは老人性認知症の事で、左脳(記憶、計算、言語、論理などを司る)と右脳(創作、工夫、機転、感性などを司る)のバランスを欠くことにより起きるといわれています
即ち「知的機能の低下」がボケです
囲碁は序盤、中盤では右脳を使い、終盤のヨセになると左脳を多く使うといわれており、これが対局によって、対人刺激され複雑に脳を働かせる事で、「老化」を防ぐと云われています
現に碁仲間においても、不幸にも脳梗塞等で倒れて知能障害になった人が居りますが、リハビリがてら碁会所にやってきて今では元の棋力に戻ってきた方がいるのを見ています
囲碁の勝負には、性格も大いに関係します
更に勝つ為には、感情の変化を抑え、冷静に集中力を高める事です
形勢の悪い時こそ、じっくり挽回を狙う、方策を立て直す、等々で、形勢の良い時は、油断せずしっかり打つ事です
心の老化防止には囲碁はいいのだと分かっているけど、強くならないのは何故なんだ
要は右脳の使い方が悪いのだ、寄せ下手なのは、左脳が根気がなくなり働かせていないのだ、もともと短気が更に短気になったみたいだし、囲碁の精神をもっと思いだして頑張ればせめて心の「老化」は防げるかな
最後に「老化」の年齢になったからとがっかりするなかれと、こんな記事を見かけたので紹介します
聖路加国際病院・日野原名誉院長(92歳)の時の記念日に寄せた記事だそうです
『 人は、寿命をその人がこの世に存在する客観的な時間の長さだと考えます。 しかし、フランス の心理学者ピエール・ジャネは、年齢によって時の経つ速さが違うように感じることに着目し、「人生 のある時期の時間評価は、その人の暦年齢に反比例して感じられる。」という説を唱えた。 10歳の 子供が感じる1年は、60歳の人にとっては1/6の2ヶ月に過ぎない、というものです。
日本の貝原益軒も人が感じる「時」に注目し、「養生訓」にこう書いています。 「老後は若き日より 月日の速きこと 10倍なれば、1日を10日とし、10日を100日とし、1ヶ月を1年とし、喜楽して、あだ に日を暮らすべからず。」
そうすれば、老後は凋落の季節ではなく、実りの季節になると言うのです。 時の刻みは単なる物理的な長さを指すだけではなく、人それぞれの年齢や暮らし方によって意味が 違ってくる。 この「時の刻み」を「寿命」に置き換えても同じで、寿命というのいは単に生きながらえて いる時間を指すのではなく、その人が創る充実した時間こそが、寿命だと考えられる。 還暦を迎えた今こそ、何か熱中できることを見つけ、あだに暮らすことのないようにしたいものです。 』
ペンステモンの花言葉は、何故か「片思い」の言葉だそうです
昨日に続いて・・・造園屋さんのショウルームは時期の花々が植えられちょっとした季節のガーデンになっていました
盛り沢山に花が咲いて、花の名前が分かりませんが、ひときわ目立っていたのは、ペンステモン(別名:ツリガネヤナギ)です
ちょっと先だっての強い雨でやられた為か、枯れた花びらが大分ついていましたが、花柄を摘んでまだまだ楽しめる感じです
造園屋さんのショウガーデン ( 向かって正面が、ペンステモン )
ペンステモンはゴマノハグサ科ペンステモン属の植物の総称で、北アメリカが原産の多年草です
属名のペンステモンは、ギリシャ語のpente(五つ)とstemon(雄しべ)が語源となっており、「5本の雄しべ」という意味になるのですが、実際の雄しべは4本で、あと1本は
「仮雄蕊(かゆうずい)」と呼ばれる雄しべに似た器官です
ペンステモンの茎は基部で分枝し直立して、茎先に赤・桃・白色などの鐘状花を総状につけます・・・花期は5月~9月ですが、高温多湿に弱いので、場所によって大分花持ちが変わります
花形も釣り鐘形の他、筒状でふっくらした形の愛嬌のある花が連なるよう、まるでカラフルな熱帯魚が群れをなして泳いでいるように咲きます
約250種の原種があり、木立ち性のものから這い性のものまで形状はさまざまあり、長い穂になって咲くものや房状に固まって咲くものなど、バラエティに富んでいるようです
花色も豊富で、複色のものも多く見られます
ショウガーデンで咲いていたのは、ペンステモン・ハスカーレッドという暑さに強い多年草タイプのものでした・・・日本の気候に合わせて品種改良されたもののようでs
この品種はシックな葉の色と薄いピンク色の花とのコントラストが美しく、花のない季節にはカラーリーフとしても楽しめると人気なんだそうです
ペンステモンは茎頂に総状花序をだし、3cm程の白、淡紅、紫色の唇形の花をつけます
上唇弁は2裂し下唇弁は3裂しています
葉は対生または輪生し、葉身は通常は披針形です
「ハナアブ」が吸蜜にやってきました
しべの形を見たのですが、ちょっと分かりにくかったですね
6月6日の誕生花は ペンステモンです
ペンステモンの 花言葉は、「 勇気 」、「 美しさへの憧れ 」、「 あなたに見とれています 」 です
スモークツリーに花が咲き出しています
先だって、近くの花木店の花棚を覗いてきました
この花木店は造園屋さんの経営する(?)お店で、店の中には庭園も造られ中々凝ったお店でたま~に覗いて、密かに楽しんでいます
あまり買わないで写真ばかり撮るお客は、お邪魔虫だな
花棚で、鉢植えになった珍しい樹を見つけました
スモークツリーです
スモークツリーはウルシ科の落葉小高木で、 南ヨーロッパからヒマラヤを経て中国に至るまでの広い範囲に分布し、樹高は4m~5mになりますから、鉢植えには鏑木とは思えず、初めて見ました
スモークツリーは雄株と雌株がある雌雄異株の樹木で、5月~6月に径3mmほどの小さな淡緑色の花を穂状たくさん咲かせ、咲き進むと紫色を帯びます
花後、雌株は不稔花(タネを結ばない花)の軸部分(花柄)が長く伸びて羽毛のようになり、花穂の見た目がふわふわした感じになります
スモークツリーの名前は、この開花後の花穂が煙のように見えるところに由来しており、別名は ハグマノキ (白熊の木)、 ケムリノキ (煙の木) 、カスミノキ (霞の木)、リュースコチナス、スモークブッシュなどありますが、みなもやもや感一杯の名づけですね
鉢植えのスモークツリ―を覗いてみました
葉っぱは円形~タマゴ型で、よく枝分かれして樹形は雑多な感じで丸くまとまります
花穂の花柄は緑色で幾つも枝分かれして、散房花序の様に花柄を分けています
咲き出した様子を目を凝らして花をさがしてみたのですが、最近視力が落ちてよく観察できませんでした
アップして撮りましたが、咲き出したばかりのせいかピンクがかったひも状の花穂だけのように見えました
説明によると、花は黄緑色で小さく、先に咲いて、その後柄が伸びて花序全体を覆い、煙のように見えるのだそうです・・・と云う事は、煙のように見えるのは花ではなく柄だと云う事になりますね
尚、スモークツリーはウルシ科ですので、かぶれる恐れのある人は注意が必要で、園芸などで育てたりする際は軍手や長袖を着て触れたりするのは用心のようです
スモークツリーの花言葉 は、「 煙に巻く 」、「 賢明 」、「 賑やかな家庭 」 です
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