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「白鵬」の優勝がすごい

先だって白鵬が33度目の優勝を飾りました

29歳(この3月30歳らしい)の快挙です・・・すごいなぁ~

「昭和の大横綱」大鵬が30歳の時、32度目の優勝を飾ったのは1971年の初場所だから44年ぶりの記録塗り替えです

白鵬がほんとに強いのかそれとも周りの日本人力士が弱いのか何とも言えない口惜しさを感じていましたが、大鵬を超えるほどの記録が造れたのは本当に強いのだなと、素直に感心しました

大鵬の記録は、同時代柏戸という剛力横綱がライバルがおり、競い合っていた中で作られもので、好敵手によって保たれた強さだったと思われます・・・この時の相撲時を「柏鵬時代」といいました

その点、白鵬は孤高の横綱で、とびぬけているためその強さはよくわからない感じさえしてきます

大鵬は31度目の優勝をした後、怪我をして以降の場所は休場がちになり、32度目の優勝後引退したが、白鵬はまだまだ記録を伸ばしてくれそうで、「平成の大横綱」と、まさに云えそうです

白鵬は「日本人より日本人」だと評されているようです

それは日本の伝統文化を支える日本人が忘れそうな責任感を持っていてくれるからだと云えます・・・これがプロと云うものなんでしょうね

先日白鵬が優勝を決めた一番・対稀勢の里戦は、もの言い取り直しの一番がありました

きわどい勝負でしたから、記録に残る優勝ははっきりした勝ち方を求めるため仕切り取り直しにしたのでしょう

とり直しに、もう一度白熱を期待し観客はわきました

白鵬は後に、『なぜ取り直しなのか!? 子供が見ても分かる。審判部はもう少し緊張感を持ってほしい』と記者会見で話しました

一番一番必死でとっている力士なのだから、『ちゃんと見てよ』と云う事なのかもしれません

1969年(昭和44年)の大阪場所・大鵬が連勝記録を45まで伸ばしている時、もの言いの付くきわどい一番で負けました

テレビ中継のビデオで、大鵬の足が土俵に残っているのが分かり、誤審だと報道陣が支度部屋に押し寄せた折、大鵬が語った言葉は、『負けは仕方ない。横綱がもの言いのつく相撲を取ってはいけない』

白鵬は大鵬の記録を越えました

でも平成の大横綱として、もう少し大人にならないと大鵬は越えた事にならないよ

孤高の力士をめざして頑張ってと、エールを贈ります


 パソコンが調子悪いので、点検修理に出そうと思っています

数日(?)お休みします

また見てください

 

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鉢植えの春 フクジュソウ&フキノトウ

先日産直の花棚で、鉢植えされた春を見つけました

フクジュソウ(福寿草)の鉢植えです

フクジュソウは、キンポウゲ科の多年草で、別名、ガンジツソウ(元日草)といいます

日本原産で、山野の落葉樹の下などに自生し、自然環境下では2月下旬~4月に開花します

地面からにょっきりと花茎を出して、その先端に径3cmほどの丸い花を1~数輪、真上に向いて咲きます

      包に包まれた短い茎の上に黄色い花が咲き始めていました

 

フクジュソウは江戸時代より多数の園芸品種も作られている古典園芸植物です

フクジュソウの花はパラボラアンテナのようにゆるいお椀型になっており、日射しを中心部分に集めて空気を温め、受粉をしてくれる虫を誘ったり、虫の動きを活発にする役割があるのではないかと言われています

鮮やかな黄色い花は、太陽光に応じて開閉(日光が当たると開き、日が陰ると閉じる)します

福寿草という和名は太陽を象徴して、新春を祝う意味でつけられた名のようです

このため売られているフクジュソウの鉢は、正月用の小さな化粧鉢にフクジュソウを植えつけたものなのかもしれません

植え付けの際に根を大幅に切りつめる必要があり、開花後に衰弱してしまうので、できれば地植えして鑑賞するのがよさそうです

フクジュソウの 花言葉は、 「幸福」、「幸せを招く」、「永久の幸福」、「回想」、「思い出」、「悲しき思い出」  です


 

フクジュソウ鉢の隣に並んで、フキの鉢植えがあり、フキの花が咲き出していました

 フキはキク科フキ属の多年草で、日本原産で近縁種の少ない独特の野菜の一つです

フキの名は、冬に黄色い花をつけることから付いた「冬黄(ふゆき)」が略されたものだそうです

開花時期は通常2月初めから3月末頃までです

春一番にフキの地下茎から、花芽と葉がでてきますが、花のつぼみをフキノトウと呼んでいます

即ちフキノトウはつぼみの部分にあたり、この花が咲いた後には地下茎から伸びる葉(=ふき)が出てきます

フキノトウもフキの葉も春の季節を表現する、山菜食材です

特にフキノトウは天ぷらにすると絶品で、毎年畑に植えたフキノトウ採りが楽しみです・・・以前は山に採りに行ったのですが、段々面倒になり畑に植えました

      フキノトウが割れ、花が顔 (^^♪ を出し始めています

 フキノトウの 花言葉は、「 待望 」、「 愛嬌 」、「 真実は一つ 」、「 仲間 」   です

 

 

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「日時計」が時を刻んでいました

10日ほど前、群馬・前橋に囲碁の大会がありました

今年初めての大会で、久しぶりに参加しました

試合当日の朝、早めに会場入りしたので、気持ちを落ち着けようと会場隣の公園を散策しましたら、公園の一画・芝生の中に、「日時計」が造られているのを見つけました

誰もいない早朝の公園は、これから始まる対局の高ぶりを静めてくれそうです

    陽射しが当たりはじめていました  ( 向かって正面構造物 : 日時計 )

「日時計」は、影を利用して視太陽時を計測する装置です

その起源は、古代バビロニアにさかのぼっており、以後紀元前3000年~紀元前300年まで栄えた古代エジプトでよく使われていたとされています

「日時計」の改良は、古代ギリシア及び古代ローマで改良され完全なものになっていったとされています

「日時計」は古代から誰でも見たり使う事が出来ましたが、昼間だけしか使えませんし、晴天時しか使えませんから、後に機械時計の工夫につながっていきました

 現在は主に庭園や建造物の装飾の一部として設置されています

時計回りと云う言葉は、右回りの代名詞です

即ち右回りで数が増える機能の仕様は、時計の動きと同じな事を現わしていますが、北回帰線以北において、「日時計」の針はこの向きで時を刻んだことも示しています

     陽の当たる方向から「日時計」を覗いてみました  

 「日時計」は緯度によって、指針を傾ける角度を変更しなければいけませんから、設置場所に合わせて角度を変更する必要があります

画像の様な「日時計」の指針の角度が固定されていて変更できない場合は、文字盤そのものを傾けて設置して補正するのだそうです

因みにイギリスでは指針の角度は45°のものが普通だと云われています

完全に正確に動作させるには、「日時計」の指針は正確に天の北極(ほぼ北極星の方向)または天の南極を向かせる必要があります

「日時計」の示す時刻は、設置場所の時刻ですから、日本国内ではこれを日本標準時(明石時刻)に調整する必要があります

勿論その他の国でも、必要であれば、それぞれの国や地方の標準時刻に調整します

この「日時計」はよく出来ており、きっと正確なのでしょう

「日時計」は、およそ8時35分を指していました

大会は9時受付です

ぼちぼち行って、受け付けないと・・・

この日の結果は、時計に追われることなく、なんと信じられないほど冷静に打て、勝てました

全勝で優勝です

「時は金なり」、いや「勝ちなり」なんちゃって

 

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早朝ウォーキングで見た水鳥です・・・カモ & カワセミ

 大寒も過ぎ、朝のウォーキングも何とか頑張って続いています

コース途中の川面に集まる水鳥の姿も少し変わってきました

寒さが強まってきたせいなのでしょうか

アオサギ以外のサギたちはすっかり見えなくなりました

まだ陽が昇らない幾分薄暗い川面ですが、カモが群れて泳いでいます

カモ(鴨)とは、カモ目カモ科の鳥類をいいます

中型から大型のずんぐり体型の水鳥で、湖沼や沿岸部に棲み、季節によって繁殖の為渡りをするもの、留鳥としているものとがあります

冬羽(繁殖羽)が雄と雌で色彩が異なる特徴があります

日本では多くが冬鳥であるため、冬季にはマガモ、コガモ、オナガガモ、スズガモなど多種が見られ、通年生息するカモは、カルガモ、オシドリで日本全国の河川や湖などで見られます

早朝の明るさの中で、泳ぐ水鳥をパチリ!!  しました

手が冷たい上、私の姿を見てどんどん離れていくのでうまく撮れませんでした

       泳ぎ去ろうとしているカモたち

何とか画像に捕らえられたのは、マガモの雌雄とカルガモです・・・カルガモは雌雄の見分けはつきませんでした

マガモはアヒルの原種として知られる淡水ガモです

多くは冬鳥として渡来し、全国で越冬します・・・繁殖地は北海道などの山寒地のようです

繁殖期のオスは青首で尾羽の真ん中がクルリと巻いており、他のカモには見られない特徴があります

しかし繁殖期を過ぎると、この綺麗な色は雌のような色に変身するそうです・・・この現象を「エクリプス」といって、派手な目立つ姿は生存に不利の為と考えられています

日中は群れで休んでいることが多く、夕方になると水田や浅い水辺に飛び立ち、地面や水面で草の実や水草などを食べます

カルガモ(軽鴨)は、一年中見られる淡水ガモで、適応性が高く、山間から市街地まで、淡水から海水までとどんな水域でもくらしていけるたくましいカモです

腰の部分に白い三日月模様(三列風切羽根の縁が白い)があるのが、特徴的です・・・飛ぶ時、お腹は黒く見えます

食性は植物質を中心ですが、水性昆虫や貝なども口にするようです

  

   マガモとカルガモ                  カワセミ

暗い中小鳥が急に飛び立ちました

眼で追うと、20m位先の枯草に留りました・カワセミのようです

近づくといつも逃げてしまうので、ズームで撮りました

カワセミ(翡翠、翡翆、魚狗、川蟬)は、ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属に分類される鳥の一種です

水辺に生息する小鳥で、鮮やかな水色の体色と長いくちばしが特徴で、ヒスイ、青い宝石、古くはソニドリ(翠鳥、鴗)と呼ばれることもあります

全長は17 cmほどで(16~20cm) 、長いくちばし(嘴峰長3.3~4.3cm)のため体はスズメよりやや大きく見えます・・・翼開長は約25cm・体重19-40gだそうです

くちばしが長くて、頭が大きく、頸、尾、足は短いので、ずんぐりして見えますが、あざやかな羽根色はとても綺麗なので「渓流の宝石」と呼ばれています

オスのくちばしは黒いが、メスは下のくちばしが赤いのでオスと区別できるそうです

画像の出来は良くないので明白な区別はできませんが、雄のカワセミのような気がします

 カワセミの羽根の青色は色素によるものではなく、羽毛にある微細構造により光の加減で青く見えるのだそうです

これは構造色といい、シャボン玉がさまざまな色に見えるのと同じ原理なのだそうです

カワセミは水の綺麗な海岸や川、湖、池などの水辺に生息し、公園の池など都市部にもあらわれ、水辺の石や枝の上から水中に飛び込んで、魚類や水生昆虫をくちばしでとらえ採餌します

カワセミの飛ぶときは、水面近くを速く直線的に飛び、このときに「チッツー!」「チー!」と鳴き声をよく起てます

 

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産直で見た春の花木・・・レンギョウ、梅、ユキヤナギ、ネコヤナギ 

先だって春さがしのつもりで、群馬・中之条方面に 車  を走らせて来ました

途中の産直に寄った時、花木の枝が束ねて売られていました

花束はもう春を知らせていました

 レンギョウと梅の花です         

 レンギョウ(連翹)は、モクセイ科レンギョウ属のの落葉性低木広葉樹で、雌雄異株です

樹高は1~3mまで育ち、半つる性の枝は湾曲して伸び、下に垂れ地面に接触すると、そこからも根を出し新しい株ができるほど繁殖力が旺盛で、よく繁ります

枝は竹のような節を持っています

枝の髄が早期に消失するので、節の部分を除いて中空になります・・・このことから“空の木”、レンギョウウツギ(連翹空木)という別名があります

レンギョウの花はまだ葉が芽吹く前の早春(3 ~ 4月頃)が花期で、2~3cmの黄色い4弁の花が、細い枝に密に多数開きます

梅はバラ科サクラ属で、開花時期は種類に寄るが、1月下旬から3月末までです

ほとんどの木の花が咲いていない冬の時期に、梅の花を見ると、春の気分が満喫できます

    梅の花アップ                     ユキヤナギ

  

 ユキヤナギの花も咲き出していました    

ユキヤナギ(雪柳)は、バラ科シモツケ属の落葉低木で、春(3月~5月)に小さい白い花を咲かせます

樹高は1.5m程の高さになり、地際から株立ちし枝を大きくたらします・・・5弁の雪のように白い花がびっしり咲きます

今の時期に咲くユキヤナギの花数は春待ち顔でまだまばらです

産直の外のバケツには、花芽の吹きだしたネコヤナギが沢山切られて入っていました    

 ネコヤナギ(猫柳)は、ヤナギ科ヤナギ属の落葉低木で、山間部の渓流から町中の小川まで、広く川辺に自生しています

ネコヤナギの花期は3〜4月です

樹高は3mほどになり、雌雄異株で、雄株と雌株それぞれが雄花と雌花を咲かせます

ネコヤナギの名は特徴的な銀白色の花穂が、猫の尾に見立てたところからつけられたようです

 

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空き巣らしい巣を見つけました

 先だってウォーキングをしていたら、公園の樹上で大きな鳥の巣があるのを見つけました

寒いこの時期ですから、抱卵時期であるはずもありませんので、勿論「空き巣」です

「空き巣」は「明き巣」とも書き、 1.鳥のいない巣、2 人のいない家 の意味があります

「巣」とは、鳥だけでなく一般動物が生活していく際に、1ヵ所にとどまって休息したり、出産したり、子孫を育てたりするために築いたものです

鳥にとっての「巣」とは、人間の持つ概念である家(home)とは大きく異なるもので、鳥は巣を作っても、ほとんどの場合、抱卵や育雛などの繁殖行為の時以外は巣には帰らないそうです

造られた巣はほとんど1繁殖期にしか使われず、翌年はもう使用しません・・・(但し樹洞繁殖性の種や猛禽類などを除きます)

即ち鳥にとって、「巣」は、「卵や幼いヒナが移動できないために、一時的に設けている場所や空間」だといえます

10m位はありそうと思える頭上に見つけた巣は枝を材料にして造られていました

     落葉樹の枝に造られた「鳥の巣」 

鳥の巣は鳥の種類によって大分形や作る場所、作り方を異にしています

鳥の中には「巣穴」と云われる空間を利用する種類と、皿形の巣を作るものと分けられ、しかも場所は樹上か地上と分けられますし、作り方も多様です

「巣穴」を利用する野鳥は、「樹洞繁殖性の鳥類」として分けられており、割りに小型の鳥類が多いです

鳥の巣と云えば、皿形の巣が一般的の様に思えます

大形の巣穴はなかなか見つける事は出来ないからだと思えます

しかし巣穴に入れるほどの中小型の鳥でも、習性として皿型の巣を作り巣穴では抱卵しない鳥もいます・・・鳩は皿形の巣を作ります、ヒバリは地上に皿形巣を作りますし、ツバメは泥でお椀型の巣を作ります

樹上の皿形の巣は大分大きな巣です・・・アップして撮りました   

 下からみた皿形の大きさは50~60cmほどに見えます

巣の中はどうなっているのか見るすべはありませんが、外観は木の枝で組み立てられ、(ちょっぴりビニールのヒモ繊維が見られます)います

樹上であること、大きさから大型の鳥が考えられ、街なか公園ですので、カラスの巣かなと思います

最近はカラスが増えてきているように思いますが、空き巣にするなんて、カラスには住宅難なんてないのでしょうか!?

今年再利用してたりして・・・興味が起こりました

葉が茂ったら分からなくなるかな

 

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コブシのつぼみが膨らみ始めたかな!?

インフルエンザが大分流行ってきたようです

二年ほど前インフルエンザにかかって一週間ほど休んだ事があります

何故か「馬鹿は風邪をひかない」と云う事を言われていますが、それまでインフルエンザなんて罹ったことのない私が罹りました

あの時お医者さんからインフルエンザ用の吸入剤治療をうけ、たちまち治りました

最近の医学はすごいなと感心したものです

毎日頑張って早朝ウォーキングをしていますが、コブシ(辛夷)の樹に花芽が大分膨らんできたのに気が付きました

      朝日をあびて輝いているコブシの冬芽(花芽)

コブシ(辛夷)はモクレン科モクレン属の落葉広葉樹の高木です

早春(➝3月早々くらいから)に、他の木々に先駆けて白い花を梢いっぱいに咲かせ、別名「田打ち桜」ともいいます

樹高は15m、幹直径は概ね30cmほどになるそうです

果実は5~10cmの集合果で、にぎりこぶし状のデコボコがある形で、この果実の形状からコブシの名前の由来になったと云われています

枝は太いですが折れやすく枝を折ると、嗅いだことがないのですが 、芳香がするそうです

樹皮は灰白色から帯黄灰色、ほぼ平滑で、煎じて茶の代わりや風邪薬として飲まれます

     見上げてコブシをパチリしました

コブシの冬芽は、厚い毛皮のコート(鱗片)に包まれ冬越ししますが、ほとんどが花芽のように見えます

花芽の芽鱗の毛は立ち、葉芽はねた毛で覆われ伏生しています

但し花芽の脇にある小さい芽は、葉になる芽ですから、一体になって毛に覆われているのが冬芽と云えます

モクレンやハクモクレンの枝と冬芽が上向きで付くのに対して、コブシの枝には水平に近い角度で冬芽が付きます

冬芽をつけた枝間が、まるで幾何学模様に見えます

コブシの花の開花は農作業を始める目安としている地区が多いそうです

このため「田打ち桜」とか、「田植え桜」、「種まきザクラ」等とも呼ばれています

「糸桜」と呼ぶこともあるようですが、これは麻のタネを播くことからきているそうですし、鹿児島ではこの花が咲くと、サツマイモを植えるといいます

今年は私も、サツマ植えはこれをさんこうにしてみようかな

尚 多くの植物がそれぞれ決まった時期に花を咲かせるのは、1日の昼間(夜間)の長さを知ることができるからで、植物がそれぞれの特性にあった正しい季節に開花することは子孫を確保する上で不可欠であるとみられます

何気ない自然の営みですが、どうやって判断しているのか不思議です

 

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冬早朝の様子を久しぶりに眺めてきました

早朝ウォーキングを再び始めてますが、なかなか続きません

再チャレンジとは難しいものですね

メタボ対策で丸2年有余続いていたウォーキングが、昨年夏の暑さで畑作業をするために早朝するようになったら、簡単にそれまで続いたウォーキングの習慣が薄らぎました

夏が過ぎたのに、台風が来たからとか、日中畑をすればメタボ対策になっているからとか、我が身勝手にウォーキングをサボるようになりました

孫がやってきて、『爺ちゃんは、お相撲さんに負けなくなったね』と、気にしていた事をズバリ!!

体重を量ったら、なんと増えているし、お腹周りも確かにXcmプラスです

2年有余かかって維持してきたのに・・・『参った・参った』です

 12月に入ってやっとまたゥォーキング開始したのですが、寒いし、朝は暗いしで、なかなか床の中から離れがたくなりました

お正月の御餅もたくさん食べ、お酒を美味しく楽しんだら、またまた体重が増しました

一大決心で、気合を入れ、またウォーキングを始めました

久しぶりに歩いたら、寒いけどいい気持ちです

見慣れていた筈の朝日の輝きが、新鮮に見えました

     日の出間近の高圧送電線高架  ( 高架線の鉄塔群と新幹線の高架に朝日が当たりはじめています )

鉄塔の幾何学模様がとても印象的に見えました

朝日に照らされ始めた高圧送電線高架の向こうに、お月様が残って見えました     

 

少し明るさが増してきました

朝の活気が出て来て、通勤電車が走ってきました

慌ててシャッターを押しました

準備なしなので、何が何やら…

     冬早朝の景色  (向かって左:走り来た通勤電車、 上の高架は新幹線、 中央奥:浅間山、 右高架は上信越道) 

元の体重とお腹周りになるのには、また少なくとも2年はかかるのかな

そうは思わず、初めてメタボ対策始めたつもりでチャレンジです

まずは1ヶ月継続が目標ですね

 

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我が家の柿で、「干し柿」を作ってみました

我が家の庭には、実生の柿が3本ほどあります

スーパーで買って食べた美味しい柿の種を、家で食べられたら…と、庭に蒔いたら芽が出て、いつの頃からか生り始めました

 甘柿だと思ったのが、実はこの柿・渋柿でがっかりしてました

でも物知りの友人に聞いたところによると、甘柿でも実生から育てると、渋柿なのだそうで、ある頃から甘柿になるのだそうです

本当かな!?

因みに甘柿と渋柿とはと調べて見ましたら・・・次のような事が分かりました

甘柿は、成熟すると樹上で果実の渋が抜けますが、渋柿は、完全に軟くなるまで渋いままです

渋みの原因はタンニン物質に寄ります

甘柿は、果実の成長後半にタンニン物質が固まり、水に溶けないため、舌に渋味を感じなくなっています

渋柿は何故か理由は分かりませんが、成熟してもタンニンが固まらなかったり、部分的にしか固まらなかったりするために渋味を感じます

ただし、渋柿でも過熟して、いわゆる熟柿(じゅくし)になると渋が抜けますから、成熟時の気温の関係があるのかもしれません

なお、甘柿には、種子ができるとそのまわりにゴマといわれる黒褐色の斑点ができて渋が抜ける不完全甘柿と、種子ができるできないに関係なく渋が抜ける完全甘柿とがあります

不完全甘柿には、西村早生(にしむらわせ)、禅寺丸(ぜんじまる)などの品種があり、完全甘柿には、富有(ふゆう)、次郎などの品種があります

また、渋柿にも、種子ができるとそのまわりだけゴマができるが、果肉の一部あるいは大部分が渋い不完全渋柿と、種子ができるできないに関係なく渋が抜けずゴマもできない完全渋柿とがあります

不完全渋柿には、平核無(ひらたねなし)、甲州百目(こうしゅうひゃくめ)(別名:蜂屋(はちや)、富士)などの品種があり、完全渋柿には、西条(さいじょう)、愛宕(あたご)などの品種があります

我が家の柿は一体どれか分かりませんが、不完全渋柿の様に思えます

一昨年の時は、沢山生ったので、樽柿ふうに焼酎で渋抜きして食べましたが、どろどろに(➝表現悪いですね!!)熟してしまい、大半は庭に来るヒヨドリやメジロにやりました

昨年は少し量は減りましたが、そこそこなりましたので、熟した順に採っては食べていました

でもとても食べきれるものではないので、「干し柿」を作ってみようと思い立って挑戦しました

「干し柿」は柿の果実を乾燥させた食品で、ドライフルーツの一種です…別名:ころ柿(枯露柿、転柿、ころがき)、白柿(しろがき)とも呼びます

「干し柿」は渋柿を乾燥させることにより、渋柿の可溶性のタンニン(カキタンニン、シブオール)が不溶性に変わって(渋抜きがされて)渋味がなくなり、甘味が強く感じられるようすることでつくります・・・(➝その甘さは、砂糖の約1.5倍とも言われます)

何の「干し柿」つくりの知識はないまま、皮をむいて、布団干しにぶら下げて作りました

150個くらいの渋柿を、へたをつけて果皮を剥き、枝と柄のT字型の部分を10個ぐらいを一本の紐で結びつりさげました

雨露を避け、通風をよくするために、蒲団干しを物陰に移動し囲って干しました

約1ヶ月様子を見ながら仕上げました

カビが生えたり、味見をしたりで数が減って、最終は製品歩留り60%ほどでした・・・到底売り物にはなりませんが

完全に乾燥させずに、水分を十分に残して果肉がまだ柔らかい状態でも、渋味がなくなるため、この状態で結構食べました

売り物の干し柿は、後で知ったのですが、カビが生えたりしないために、果皮を剥いたら熱湯に潜らせたり、ある程度乾燥したら硫黄で燻蒸したりするのだそうです

よく乾燥すると柿から、「柿霜」と呼ばれる白い粉がでてきます・・・これは、柿からの糖分(➝ブドウ糖)です

日本に柿が伝わったのは弥生時代といわれていますが、文献では平安時代に干し柿の存在が確認でき、927年に完成した『延喜式』に祭礼用の菓子として記載が見られるそうです

お蕎麦を入れてあった箱に並べて、孫達にお正月にお菓子としてふるまいました

正直なかなか手を出してくれませんでしたが、私の労作を知って一番下の孫娘が、甘くて美味しいと云ってくれほっとしました

来年はもう少し『見てくれも味の内』と、上手に作ってみようかな

尚、「柿霜」は、体内摂取すると疲れを取り、脳の働きを高めてくれますから、好きな碁を打つ時のおやつにはいいかなと密かに思っています

 

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群馬の「こんにゃくパーク」に行って来ました

 昨年、富岡製糸場が世界遺産に登録されて以来、群馬は観光が盛り上がっています

 世界遺産・富岡製糸場を訪ねた後、観光客が最近よく訪れるのは、2014年4月26日に従来あったこんにゃく博物館がリニューアルオープンした“こんにゃくパーク”です

こんにゃくパークは富岡製糸場のある富岡市の隣町・甘楽町にあります

とにかく群馬は、絹と並んで、「コンニャク」が県の特産物になっています

「コンニャク(蒟蒻)は、サトイモ科の夏緑多年草植物、あるいはその球茎から製造される食品総称です

コンニャクを食用としている地域は日本、中国、ミャンマー、韓国の各国で、コンニャクの原料となるコンニャクイモの日本での収穫量は約7万トン・その主産地群馬県がやく90%をしめています・・・全国の約95%は北関東で生産

こんにゃくパークは、上信越自動車道富岡ICを下り約10分、上信電鉄だと上州福島駅下車しタクシーで約10分です

冨岡製糸場からだと約15分です

     こんにゃくパークに来ました  (向かって正面;コンニャク製造工場、左:コンニャク販売、無料コンニャク食べどころ 右:駐車場)

「コンニャク」の地下茎は「コンニャクイモ」と呼ばれ、原産地はインド、インドシナ半島で東南アジア大陸部に広く分布しています

「コンニャク」は扁平な円形の地下茎をもち、茎(実は葉柄)は高さ1mほどに伸び、先端は平らに開いて鳥足状に小葉をつけます

小葉は柔らかくてつやがあり、楕円形をしています

株は次第に大きくなるが、ある程度大きくならないと花はつきません

栽培下では5~6年で開花します

開花するときには葉は出ず、また開花後に株は枯れてしまいます

花は全体の高さが2mほどにもなり、いわゆる肉穂花序の付属体は円錐形で高くまっすぐに伸び上がり、仏縁苞は上向きにラッパ状に開き、舷部(伸び出した部分)は背面に反り返っています

花全体は黒っぽい紫で、独特の臭いを放ちます

こんにゃくパークの施設内は、こんにゃく・白滝製造ライン、ゼリー製造ラインの製造工場見学と、バイキング・お土産ゾーンに分かれており、楽しく、美味しく味わいながら、「コンニャク」について学ぶことができました

 パーク玄関入口に巨大コンニャク芋が置かれていました    ( 下左   向かって左画像)

途轍もなくでかいです

触らないでくださいとありましたので、眺めるだけですが、外径は優に50cm以上はありそうでした・・・10kg以上かな

 

コンニャクは、食物繊維豊富なヘルシー食材ですが、そんなこんにゃくの魅力を、見るだけでなく味わってほしいと無料バイキングが開かれていました

食べ放題の試食ですから、とても賑わっていました   上右  の画像で様子を見てください (手前は;コンニャク土産コーナーです)

 お土産コーナーの奥には、こんにゃく料理やゼリーが食べられるバイキングコーナーがあります

味噌田楽や玉こんにゃく、さしみこんにゃくなどスタンダードなものから、ラーメンやマカロニ風、カレーに至るまでと、様々なこんにゃく料理がずらり…、デザートまであってどれを食べようか迷うほどでした

これではお土産をつい買ってしまいますね

 話が前後しますが、生のコンニャクイモはシュウ酸カルシウムのエグ味が強く、食用とするためには茹でるなどの下処理を行う必要があります

生では食べられません

シュウ酸カルシウムは、日本の法令では毒物及び劇物取締法により「劇物」に指定されているほどで、体内に入ると針状結晶により、口腔や喉、胃の粘膜を刺激され激痛を引き起こします

ひどい場合は、細かい針を飲み込んだような刺激と出血をともなうことに生りますから用心です

     こんにゃくパーク駐車所からの風景  向かって手前 :妙義山山系 、 向かって奥 : 浅間山

世界文化遺産に登録された富岡製糸場から車で15分ほどの所にあるので、群馬の観光の際にちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか!?

 お薦めです!!

 

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ロウバイが咲き出しました・・・ロウバイの香りって!? (^o^)

 どんどん寒さが厳しくなってきました

早朝ウォーキングをしている時、ロウバイの花が咲き出したのに気が付きました

ロウバイ(蝋梅、唐梅)は、ロウバイ科ロウバイ属で、1月から2月にかけて黄色い花を付ける落葉広葉低木です

名前に梅がついているため、バラ科サクラ属と誤解されやすいですが、別属です

中国明朝時代に著された薬用植物書「本草綱目」によれば、ロウバイの名は、花弁が蝋のような色であり、且つ臘月(ろうげつ、旧暦12月)に咲くことからつけられたとされています

和名では唐の国から来たこともあり、別名で唐梅とも呼ばれています

     朝日が顔を出して、明るくなって来た中で咲き出したロウバイ

 ロウバイ、は、「ソシンロウバイ(素心蝋梅)」、「マンゲツロウバイ(満月蝋梅)」、「トウロウバイ(唐蝋梅)」などの栽培品種があり、その内もっともよく栽培されているのは「ソシンロウバイ」です

ロウバイの基本種は花全体が黄色で、花の中心部は暗紫色をしています

真冬に葉に先立って花が咲き、透き通るような質感と鈍い光沢のある、ロウ細工みたいな花びらとかぐわしい芳香が特徴的です

日本には江戸時代に入ってきて、庭木や生け花として親しまれています。

花後には楕円形の果実ができ、夏~秋になると自然に割れて、黒いタネが出てきます

咲き始めたばかりで、あまり香りがしませんでしたが、もう少し咲いたらきっと甘い香りが香ってくるでしょう

「ロウバイ」の甘い芳香は、花に含まれている各種の精油成分によるもののようです

良い香りはこれらの成分が、うまくブレンドされて、香っているようです

「ロウバイ」の花の中の精油成分は、「ボルネオール(Borneol)」、「リナロール(Linalool)」、「カンファー(Camphor)」、「ファルネゾール(Farnesol)」、「シネオール(Cineole)」などです

「ボルネオール」とは、「龍脳」とか、「ボルネオ樟脳」と呼ばれ、ローズマリーや、ラベンダーなどにも含まれており、コショウの佳い香りとハッカに似た味がするそうです

「リナロール」は、スズランの花の香りのする成分で、「ラベンダー油」などにもエステルとして含まれています

「カンファー」は、「樟脳」と呼ばれ、クスノキ科植物やシソ科植物に存在し、特有の香りと味があって防虫剤としてよく知られています

「ファルネゾール」は、マメ科植物「キンゴウカン」"Acacia farnesiana"の花の精油成分で、香水の原料になります

「シネオール」は、「カンファー」のにおいのする成分で、ユーカリ油、カユプテ油などの主成分として含まれています

ロウバイの花の香は、これらの成分をどんなふうにブレンドしているのでしょう

自然の妙味だと云えます

ロウバイの花や香りにまつわる和歌や俳句がありました

 「 蝋梅や  薄雪庭を  刷きのこす 」     水原秋桜子

 「 蝋梅の  香の一歩づつ  ありそめし 」   稲畑汀子

 「 しらじらと  障子を透す  冬の日や  部屋に人なく 蝋梅の花  」   窪田空穂

ロウバイの花言葉は、「慈愛」です 

淡い黄色の可憐な花・その甘い馥郁(ふくいく)とした香りは、「ゆとり」と「やすらぎ」を与えてくれます・・・「馥郁」とは、「良い香りが漂っているさま」をいいます

ロウバイの花は、「人に愛惜しむ(いとおしむ)思い」を感じさせてくれます

 

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マイ庭の小鳥達・・・ジョウビタキ・百舌鳥・ツグミ・メジロ・ヒヨドリ

 冬になって寒さが増してきた頃から、マイジャングル庭には色々な小鳥たちが顔を出し始めました

見かけた順番をつけていたわけではないので、順不同で紹介します

年の瀬にやってきたのは、 ジョウビタキです

ジョウビタキは、スズメ目・ツグミ科(ヒタキ科)に分類される小鳥で、日本では冬によく見られる渡り鳥です

積雪のない地方で越冬し、平地から低山の農耕地、住宅地、公園、河原などに生息しています

 ジョウビタキの名は、「尉火焚」と書き、銀髪で火打石をたたく音に似た音を出す鳥の意味でつけられたそうです

全長15cmほど、雄は頭が銀白色、顔は黒色、腹は赤茶色で派手な姿です

雌は体が灰色味のある茶色で、翼に白斑があります

         ハナミズキに留まるジョウビタキの雄

 暖かい陽射しの射していた年の瀬に、珍しい鳥が飛んできました

モズです

モズ(百舌、百舌鳥)は、スズメ目モズ科モズ属に分類される鳥類で、日本では各地に周年生息(留鳥)していますが、山地や冷涼地に生息する個体は秋季になると南下したり標高の低い場所へ移動し越冬します

全長20 cm位、眼上部に入る眉状の筋模様(眉斑)が特徴あります

喉や頬は淡褐色、尾羽や翼の色彩は黒褐色で、外縁(羽縁)は淡褐色です

      モズが何かをねらっているようでした

年が明け、オレンジがいい色になってきました

このオレンジは実生の樹で、残念ながら味はとっても酸っぱいです

ゆずの実よりも酸っぱいので沢山生るのですが、観賞用にしています

ツグミに似た感じの鳥がやってきて、柿の木に留まり、頭上のオレンジを眺めています    下  画像

ツグミはスズメ目ツグミ科で、冬鳥として全国に飛来し、秋には山林で群れをなして木の実を食べ、冬になるにつれて分散し、平地に下りてきます

全長は約24cmほど、翼開長は約39cmになります

田畑や芝生など開けた場所で、足をそろえて地上をピョンピョンと飛び跳ねるように歩いては、ミミズ、昆虫、木の実などを採食します

胸をそらせたポーズで立ち止まる仕草が特徴的です

黄白色の眉斑、翼の赤褐色や、胸の黒斑が目立ちますが、固体変異はあるようです

ちょくちょく見えるようになったのはメジロです

サンシュウの樹の枝にとまって、ミカンを食べに来たのですが、まだ慣れないせいかすぐ飛んで行ってしまいます  

メジロ(目白・繍眼児)はスズメ目メジロ科メジロ属の鳥の一種です

全長約12 cmで、スズメよりも小さく、緑がかった背と暗褐色の羽を持ち、雌雄同色です

目の周りの白い輪が特徴で、名前の由来です

年明けにネズミモチの枝を刈り込んだら、空いた枝先にヒヨドリがやってきました

ヒヨドリは、スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属に分類される鳥類です

全長は約27~29 cmです

尾は長めで(尾長10.9~12.5cm)、ムクドリやツグミより体型はほっそりして、くちばしは黒くて先がとがっています

雌雄同色で、頭部から胴体は灰色の羽毛に覆われ、頬に褐色の部分があり、よく目立ちます

 実はマイ庭はジャングルみたいですが、この庭の主はヒヨドリが一番威張っています

 

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冬咲きベコニアの花が咲いていました

近くの花屋さんの花棚で、ベコニアの花がきれいに咲いているのを見つけました

ベゴニアとは、シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属、学名 Begonia)に属する植物の総称で、熱帯〜亜熱帯地方の原種を交配し、多くの種や品種がつくられたため、それらの性質は多様です

その数は2000種余りの原種と、15000を超える交配種があるといわれています

鑑賞のために栽培されるベゴニアの多くは多年草の草花ですが、球根性のもの、木立性のものもあります

ベコニア(Begonia) の名はフランス人ミシェル・ベゴン(Michel Begon, 1638-1710) の名に由来しているそうです・・・受け売りです

ベコニアの共通特徴は、葉の形が左右非対称でややゆがんだ形であること、花は雌雄別であり雄花は4枚、雌花は5枚の花びらをもつことなどがあげられます

花期は夏場を除いて、ほぼ年中見られますが、見つけた冬咲きベコニアは別名クリスマス・ベコニアと呼ばれ、名前の示すとおり、冬に花を咲かせるベゴニアです

クリスマスからお正月くらいまでの短い期間が花期で、鉢花として出回ることが多いようです

花色は赤、ピンク、白などであまり豊富ではありませんが、株いっぱいに花を咲かせる姿はかわいらしく真冬の室内を彩ってくれます

     冬咲きベコニア・・・品種名は「ピーターソン」です

冬咲きベコニアは 自然界には存在しない園芸品種で、フランスの育種家によって1891年に作出され、その後品種改良されてきました

その結果「ベゴニア・ケイマンタ」と言う品種群のひとつとしてくくられ、大きく分けてさし芽でふやす「栄養繁殖系」とタネからふやす「実生系」に分けられています

画像のベコニアは栄養繁殖系の代表的な品種は「ミセス・J・A・ピーターソン」(通称ピーターソン)です

タネから育てるものは「ラブ・ミー」と云う品種が有名で鉢花としても多く出回りまっているそうです

     「ピーターソン・ベコニア」のアップです・・・葉色も紅くなって絢爛さが増して見えます

 ベコニアの 花言葉は、「 親切 」、「 片思い 」、「 丁寧 」、「 幸福な日々 」、 (白色)「親切」    です

この紅さを見ると、「幸福な日々」のイメージが一杯になります

 

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銅葉クローバーを見つけました

年末、近くの造園屋さんのショウガーデンを覗いたら、芝生の中で、銅葉色のクロ-バーが芽を出しているのを見つけました

通常クローバーとは、シロツメクサ(白詰草)の別名ですが、この名の方がとてもポピュラーです

シロツメグサはマメ科シャジクソウ属の多年草で、原産地はヨーロッパ・花期は春から秋です

茎は地上を這い、葉は通常3小葉からなる複葉で、時に4小葉やそれ以上のものもあり、特に4小葉のものは「四つ葉のクローバー」として珍重されています

花は葉の柄よりやや長い花茎の先につき、花色は白(ほんのりピンク)です

雑草防止、土壌浸食防止等に利用されたりと、グランドカバーでよく利用されています

クローバーは通常前年の10月~翌年3月下旬に種まきされ春から初夏にかけてぐんぐん成長し、8月下旬に枯れてしまいます

銅葉色のクローバーは種蒔きされたものと云うより、宿根のものがいったん枯れた後芽を出したのでしょう   

クローバーはもともと牧草として栽培されたもので、原産地のヨーロッパでは百種近くの種類があるそうです

銅葉色のクローバーもそんな仲間なのかもしれません

クローバーのようなマメ科の緑肥作物は地力の維持・向上に有効で、土壌の物理性、化学性、生物性の改善、および表土の保全に大きく役立ちます

芝生の中で植わっていたのは、鑑賞兼ねながら、芝生の管理に役立っているのでしょうか!?

クローバーの 花言葉は、「  幸福を望んで 」  です

 

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群馬・藤岡の「諏訪神社」に、初詣してきました

今年の初詣は、群馬・藤岡の「諏訪神社(すわじんじゃ)」に行って来ました

「諏訪神社」は、長野県の諏訪湖近くの「諏訪大社(旧称:諏訪神社)」を総本社とする「諏訪」を社名に持つ神社です

諏訪神社を中心とする神道の信仰を「諏訪信仰(すわしんこう)」と呼び、日本全国に広まっており、社数は約25,000社もあるそうです

「諏訪信仰」は特に北条氏の所領に多く広まったため神社の数も集中しているとみられます

「諏訪大社」の祭神は、諏訪大明神ともいわれる「建御名方神」とその妃・「八坂刀売神」で、他の諏訪神社もこの2神を主祭神とするほか、「諏訪大神」と総称するようです

「諏訪大社」より祭神を勧請する際には薙鎌に神霊が移され、各神社ではこれをご神体としています

中世には狩猟神事も執り行っていたことから、狩猟、漁業を守護する神社としても崇拝を受け、これらは諏訪大社の山神としての性格を表しています

     群馬・藤岡の「諏訪神社」の初詣景 

    拝殿                            向かって奥:本殿 、右:拝殿横

 

    諏訪神社由緒                       神社神楽殿 

 

由緒によると、藤岡の諏訪神社は上の社、下の社を合祭祀したもので信濃の諏訪大社から剣と鏡を請受し、神霊として、近隣町村の総鎮守となっているそうです

藤岡の地は、関東管領が置かれた要地であったため、交通網が発達しておったので、周囲が絹の産地で養蚕・絹の取引があったことから、盛んな時は月に6回もの市が建つほどにぎわったそうです・・・1684年代の記録です

最も栄えたのは、江戸時代・安永9年(1780年)で、三井越後屋は取引の繁栄を祈願して諏訪神社に、諏訪様、八坂様と呼ぶ男女一対の大御神輿を奉納しました

     イチョウのご神木                                    奉納された御神輿 … これは 八坂様です                      

 

 御神輿の概容は

    木造金箔朱塗り、黒塗り (雌雄一対) ・ 方4尺2寸、二重高欄延屋根形 ( 仏師:安岡良運&安岡忠五郎作 )

お正月から、身近にいいものを見つけちゃいました

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