日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
“ダンコウバイ”の花
明日から4月ですが、つくづく今年の春がくるのは遅いのだなと思います でも気象庁の発表では例年通りで、然程遅い訳ではないらしく、気持ちのもち方なのかもしれません
二三日前、群馬・高崎の植物園に行ってきました 園内の植物は幾分芽がほころび始め春間近の様相です
“ダンコウバイ”の花 が今まさに咲き始めているのを見つけました
“ダンコウバイ”は雌雄異株で、見つけたこの樹は雄株のようです まだ咲き始めたばかりで、開いた様子ははっきり観察できませんが、雄株では雄花が1つの花序に6~7個の花が固まって咲きます 花びらは6枚、雄しべは9本あるそうですが、花開いた時は弾けるように咲くので、春を喜ぶ気持ちがよく現れているように見える樹だと思います
尚雌株は見たことないのですが、雌花は雄花の数ほどは付かず、花も雄株ほど鮮やかな花とはならないと聞きました 図鑑で見た写真では、“ロウバイ”の花に似たイメージを持ちました
“ダンコウバイ”の花が咲くと、遅い(?)とは云え、巡って確実に春は来ているのだなと思います
必ず必ず花は、巡ってくる季節に咲きます
“ 耐えて待て 原子の光 咲くも近し ” (ダッペ)
“ 被災地の 瓦礫の中で 芽吹く紅梅(うめ) ” (ダッペ)
“スゲ(菅)”の花が足許で咲いてました
先日・雨上がりの時、群馬・高崎の自然公園を散歩していましたら、足許で花を咲かせている草を見つけました “スゲ”の仲間だろうと思うのだけど、名前がよく分かりません
“スゲ”はとっても仲間が多く、これを整理・調べようとすると、膨大な時間が必要だそうです 面倒がり屋の小生にはとても合わないと、そんな時間はないという理由にすぐあきらめました という事で、以下“スゲ”と云う事で・・・
“スゲ”が、落ち葉踏みしめて、雨上がりの道を歩いていたら、小さな“棉スゲ”状の花をぽっちゃり咲かせてました
寒気もちょっと納まり、ビッシリ付いている糸状の花びら(?)は、雨露を一杯含んで、俯くような態がとてもやさしく見えました
“スゲ”は小穂状の花をつけるので、この花びらに見える一つ一つが、もしかしたら花かもしれません 下の右の画像では、筆先にたっぷり水を含んでいるようにも見えます
万葉集にはスゲ類を詠ったものは60首余もあるそうですが、古から身近にあって、よほど生活に深く関わりがあったのでしょうね
こんな歌を見つけました
“ 奥山の 菅(スガ)の葉しのぎ 降る雪の 消なば惜しけむ 雨な降りそね ” ( 大伴旅人 )
この歌を意訳すると
「 奥山の“スゲ”の葉を押し伏せて、降り積もる雪が溶けるのは惜しいものです。 雨よ、降らないで 」
雨上がりに咲いている “スゲ ”もなかなか良いものですよ 大伴さん!!
群馬・藤岡の桜情報
群馬・藤岡にある「フジの咲く丘」に、車 を飛ばし、散策
してきました
今年は例年よりちょっと寒いみたい
ちょっと小高くなっている丘の斜面に植えられた “緋寒桜” の花は、3月も末になってきてようやくつぼみが膨らみ始めた状態です まさか先だっての巨大地震の地殻変動によって、天候異常になっているわけでもないでしょう とにかくあの地震の大きさは、ここ桜の花もびっくりしたんだろうな
“緋寒桜”の花は、俯き気味に、開ききる形でなく咲くのですが、 その態は風情があります そして花弁やガク(顎)も全て緋色をしているのが、なんともきれいです
花の向うに見える棚は藤棚です
“緋寒桜”のある斜面に並んで、6~7年前に “河津桜” が数十本植えられ、大分大きくなってきています
“河津桜”は、“緋寒桜”と早咲き“オオシマサクラ”との自然交配種です “河津桜”の開花は、例年だと2月上旬からツボミふくらみ、早い所では2月下旬には花が盛りになります なのに、まだやっと咲き始めなんですよ
グミの実 → “ナワシログミ”(?)と、いうようです
“グミ”と思しき実が、産直で見かけた花木コーナーで生っていました
実のお尻についているのは、花ガラみたいだけど、この形何かに似てるなと思うけど・・・!? なんか理由ないけど、面白い表情に思わずにっこり しちゃいました
名前が分らないので、植物図鑑でさがしたら、どうも“ナワシログミ”というようです
“ナワシログミ”は、中部地方以西に分布する常緑の低木(樹高2~3m)で、雑木林などの明るい二次林や林縁などに生育しているそうです
葉の表面には星状の点模様があり、葉の縁は波状にちじれてみえるのが特徴になっています 裏面は反り返り、毛のようなものが密生しており、銀白色です 花は10月頃の稲刈りの季節に開花し、実は4月頃から赤く熟すそうです・・・この時期が「苗代」を作る時期なので、“ナワシログミ”の名がついたそうです
“ナワシログミ”の花は葉腋に数個下向きに咲き、花弁は4枚あるように見えますが、実は花弁ではなく、顎だそうです
果実の子房が萼や花弁より下部に付いて、子房が花托と合着しているものを「偽果」というけど、“ナワシログミ”の果実は見て分るように「偽果」です 果実のお尻(?)にしつこく花の顎が残っているのは、そんな理由なんですかね
仲良く並んで、寄り添うようにしている姿を見てください
暖かになると、この実が次第に赤く熟し食用になります 味は甘みがありますが、ちょっと渋みが伴うので、好き嫌いがあるようです
“ナワシログミ”の花言葉は、「 心の純潔 」 というのだそうです
“ローダンセマム”が輝いてます
近くの花屋さんの花だなにも、春の花壇を飾るべく、花苗各種が取り揃えられてきています・・・でも地震後のせいか、なんとなく花種が少ない感じです
そんな中、“ローダンセマム”の鉢物が、数鉢置かれていたのが、とても目立ってました “ローダンセマム”は北アフリカの山岳地帯育ちの草丈10~30cmの常緑多年草で、花径3~5cm位の白色またはピンク色の花が咲きます
“ローダンセマム”の葉は、細かい切れ込みのある銀緑葉(シルバーリーフ・・・ちょっと横文字表示すると格好いい)で、とてもきれいです 花は一重で、中央が赤紫やブラウンになります・・・ちょっとマーガレットの花に似てますかね
“ローダンセマム”の花言葉は、 「 永遠の愛 」 、「 誠実 」 です
“サンシュウ”の花が今盛りです
梅の香りに誘われる時期・葉がまだまだでない早春、黄色の小さな花をびっしりつけた “サンシュウ” が、あっちこっちで一杯咲き始めました 先日出かけた産直の花木コーナーで、植木で売られていた“サンシュウ”ですが、今盛りとばかり咲いていました
“サンシュウ”の別名は “春黄金花(はるこがねばな)”といい、 「木全体が早春の光を浴びて黄金色に輝く」ように見えることから付けられたそうですが、名づけた人は冴えてますね
この花の咲き方を眺めていると、ふと線香花火を思い出しました 早春のまだ冷気の残る中で、パッと飛び散るように黄色の花が開いて、春間近を告げています
“サンシュウ”の花言葉 : 「 持続 」、 「 耐久 」、 「 強健 」
寒い冬を乗り越え、葉より先に、花開く様子は希望を与えてくれます
先だって見かけた、“ラン”の花と、“サンシュウ”の取り合わせた生け花です 向って左下に添えられている中にあるのは、蓮の実と蓮根なんだけど、活けた意味はなんだろう!?
“クロツバキ(黒椿)”の花って、知ってましたか!?
黒い“ツバキ”があるなんて、知りませんでした 先日産直の花木コーナーで、売られていたのですが、ちょっと黒っぽい椿の花だなと思いながら、名札を見たら、なんと“黒椿”と書かれていました
“黒椿”は江戸時代から栽培されてきた「江戸椿」の古典品種だそうで、ちょっと八重咲きの抱え咲き・花の大きさは小~中輪のものが普通のようです
花色が黒味を帯びた赤い椿を、“クロツバキ”と呼んだそうです 最近は更に品種改良され、黒味の強い椿が出来ているそうです
“クロツバキ”の花言葉は、 「 気どらない優美さ 」 だそうです
“ 黒椿 気品保ちつ 咲きにけり ” (ダッペ)
“ もう少し 黒く成れよと 髪洗う ” (ダッペ)
“紅い椿”の花言葉は、 「 吾が運命は君の掌中にあり 」 だそうです
“ 椿咲き 明日落ちるかも 生命かな ” (ダッペ)
“カタクリ”の花は咲いたかな!?
先だって起こった未曾有の巨大地震は、日本政治・経済に多大な被害を及ぼし、その復旧に向けて、様々な社会状況が出来つつあります 身近な例は計画停電による、生活パターンの変更、外に出れば、ガソリン不足によるスタンド交通渋滞等々が震災以前の平静生活には考えられなかった様相です
先日、群馬・高崎にある 「小串の郷」の、“カタクリ” の様子を見に行ってきました といってもこれはスタンド交通渋滞による偶然の産物です
いつもの国道を通らず、県道を走っていた時、渋滞につかまりました 何でこんなところで・・・、何か事故でもと思って仲間入りしたのですが、全然動きません 対向車線も動きがなく、どうやら事故に寄るものではなく、ガソリン補給に並ぶ車だなと思い至り、ハンドルをR254沿いにある小串方面に急遽回しました
「小串」の丘陵地に植えられた“カタクリ”群落は、まだ誰も訪れる人なく、ひっそりしていました 木の間から漏れている陽射しも弱く、春はまだ先だよの感じです
近づいて、足許を良く眺めると、其々の“カタクリ”は思い思いに葉を広げ、ツボミを伸ばし始めていました
これから開く“カタクリ”の花姿もいいけど、皆が見る前に、ツボミの様子を見るのは得した気分で、なかなか良いものだと、一人悦に入ってきました
“ カタクリの つぼみもたげて 悦に入る ” (ダッペ)
この“カタクリ”が開くのは、今月末頃でしょうか
“ 回り道 してみるカタクリ 地震余波 ” 〈ダッペ)
身近なラン展 ; 群馬の「ラン展」見てきました
昨日紹介した「世界ラン展」ほどじゃないけれど、関越道藤岡ICにある、「ららん藤岡・花の交流館」で、第4回 ・ 「群馬の洋ラン展」 が開かれています
じつは3月11日~3月21日までの期間が開催期間でしたから、昨日で終わってしまいました
開催の日は、東北・太平洋沖巨大地震が起こった日でした この画像は地震の起こった翌日、大きな地震だったなと思いながらも、あんなひどい被害が起こっているとは露知らず、「ランの花展」を見に行き、撮ったものです
早くに情報として、「ラン展」の様子を載せようとおもっていたのですが、被災して困っている人たちに対し不遜に思え控えていました 被災し9日目の昨日、瓦礫の下から這い出し助かった80歳のおばあさんと16歳のお孫さんの記事を見ました 明るさが、徐々に戻ってきています 平静さが、戻ってきているのです
会場は例年の通り沢山のランの鉢物、ランの生け花、ランのフラワーアレンジメント等々が飾られ賑わっていました 昨年見た“胡蝶蘭”の地球儀が、今年もありました
様々な洋ランを見てください
枝垂れている「ラン花」は、風情ありですね
世界ラン展の“蘭”花を見る
毎年今頃になると、東京ドームで世界の“蘭”が集められ、その美しい姿が競われます
先月末頃、世界ラン展に行ってきた友人が、行けなかった私に、普段とても見られない珍種(!?)の“蘭”の花たちの姿 をおくってくれました ・・・居乍らで見られるなんて、 感謝!!です
こんな“ラン”があるのか~と、びっくりです
世界ラン展 では、世界の20~25ヶ国から約3000種・10万株が集まり、その美を競うのだが、その折各部門ごとにラン審査が行われ、その中から更に一点最優秀賞が「日本大賞」となるのだそうです
因みに、「日本大賞」の賞金は200万円&副賞として、[メルセデス・ベンツ(ヤナセ提供)]がもらえるそうです
世界ラン展に行ったつもりで、銘花観賞です
どのランも「見事です」としか言いようがありませんが、こんな“ラン”があるのかとため息です
春・衣替え → 樹木の脱皮(?) → そして、一句 (^0_0^)
春直近・まだ早いけど、衣替えの季節になってきたようです 自然界の生き物も、それこそ自然にまかせて、様々な形で装いを変えていきます
周辺の木々も暖かさに誘われた様に、着古した樹皮を脱ぎ替えはじめていました ごくごく単純な日常事象ですが、生命の不思議さみたいな事を感じます
甲殻動物は大きくなる為に「脱皮」をしますが、要するに樹木も「脱皮(?)」するのですね 樹皮、幹肌、樹肌、木肌・・・色々な呼び方があるけど、「脱皮」というと、肌という言葉が似合うみたいです
樹肌とは樹皮で木本の周りを覆っている部分を呼んでいます 樹木の幹や枝の樹肌の最外層は、不活性組織の集まりで、コルク形成層から形成され、やがて剥がれ落ちるものです
剥れ方は通常古くなるにつれて、部分的に剥がれ落ち、樹種によって独特の特徴がでるようです
見かけた写真の樹肌は“シャラの木”です
つややかな樹肌は淡いピンク色にも見え、新陳代謝による生命の動きを感じます
新しい木肌の色を見て、一句浮かびました
“ 一皮が 剥けて知りたる 人生観 ” ( ダッペ )
“ 皮が剥け やり治せるを知る 生命新し ” ( ダッペ )
“ジュウリョウ(十両)”が、一杯実を付けていました
地震発生前の日、近くにある自然公園を散策していた時、 “ジュウリョウ(別名:ヤブコウジ)” が実を付けているのを見つけました
樹林の根元で、小さく葉を茂らせ、寒さに耐えた形で、赤い液下した実を生らしていました
“ジュウリョウ”は茎を匍匐しながら伸び、先端が20cmくらい、くっいと立ち上がって、ミカンの葉に似た葉を輪生状に3~4枚つけます 葉の周縁には細かい鋸歯があり、初夏に葉腋から白色か少し淡いピンク色の小花が咲き、秋の終わりごろから赤い実がなります
かがみ込んで、寒さに耐えている真っ赤な果実を、パチリ してきました
巨大地震が起こって一週間が経ちました 被災した方たちは厳しい寒さに耐えて、いまだ支援を待っている最中で、これからの生活の建て直しはまだかんがえられないでしょう・・・でも春は必ず巡ってきます 元気を出して欲しいと心から願って止みません
縁起物として扱われる “ジュウリョウ”の花言葉は 「 明日の幸福 」 です
春近しです ・・・ 震災に負けるな
巨大地震のせいで、すっかり春の足音を忘れていました
まだまだ震災の復興が始まった訳では到底ありませんが、巨大地震後、一週間経ち幾分冷静な動きが出てきたように思えます
私も、あまりにひどい震災の惨状を報道で見るに付け、ただ単にわが事の様に胸の傷む思いでいるのみでした 少しづつ片づけが始まり、ようやく救急体制も整いつつあり、少料の義援金を送るのみで、後は出来る事は災害対策に携わる人たちにエールを送りながら、自分達が平静にもどり生活する事が一番早く立ち直りに協力できる事になるとようやく思い至りました
自然は間違いなく春に向っており、生命ある物皆が生きる事に動きを始めています
マイ菜園は丁度ジャガイモの種の植え付け時期になってます ここのところ外に出るのは差し控え、畑仕事に集中です
マイ菜園では、生き物も動きを見せています
何本か早咲きの菜の花に、“ハナアブ”が吸蜜に夢中です (2011・3・10撮影)
“土クモ(?)”も、ターサイの葉の上で、陽射しを浴びて日向ぼっこ・・・?
気づかぬ所で、早春の野辺花・“オオイヌフグリ”の可愛い花が咲いていました
マイ菜園の片隅に植えてある“フキノトウ”も、すっかり大きくなってきました
東北関東大震災の発生から、5日 ・・・今する事は何でしょう!?
巨大地震が起こって今日で5日目、ようやく次々に被害状況が明らかになってきました テレビの画像で見ると、見渡す限り瓦礫となった残骸の山々・・・これをみると、惨状のひどさに息を呑む思いです 自分の住処を確かめに来た運よく助かった人たちの立ち尽くす姿の人たちをみて、慰めようがありませんが、ただただ頑張って欲しいと願うばかりです
今やるべき事は何なんだろうと、自分では何にも出来ないのに野次馬発想してみました
地震後様々なかたちで被害状況が分るにつれ、色々な問題が起こり対策が必要になってきています ただこれらの問題はあまりに無数にありすぎ、個々に上げてもすぐには対応できないだろと予想されます 大事な事は今何が必要かを、自分で判断し、単に雷同する事なく行動する事が必要な気がします
その為にも正確な正しい情報が必要であり、それを取り仕切る関係者の頑張りに期待です
ともあれ今は被災地の全容を一刻も早く解明し、支援する事なのでしょうね そして後方の人たちは、支援に傾きなげくばかりでなく、早くに今まで以上に、今までしてきた各自の仕事を頑張り、役割が果たせるようにすべきでしょう
被災地では様々な救援物資を望んでいます 食料、飲料水、衣服、医薬品、生活用品、等々、しかしこれ等はなかなか届いていないようです 情報が行き渡らないと、駄目なんです そして分ったらそこにのみ集中するのでなく、統制の取れた動きが出来る事が必要です
電気が被災地にはなかなか通じません この為夜間には灯りが必要で、乾電池等が必要であろうと、 準備したが、これが被災地のほんの一部しか届かないと言われ、この原因を聞くと、各被災地自治体から要請がない為発送できないのだそうです
被災地では雪が降り、夜間の暖は石油ストーブが頼りのようですが、数も少なく、数があっても、燃料が少ないという状況のようです これ等も被災地によって大分状況が異なるようです
被災地の惨状を見て、機に応じた支援体制が取れることを、切に望みます 更にはこれらを応援してやる為にも、被災してない地区の冷静な判断が必要で、燃料の買いだめ、生活用品の買いあさり、これらを見込んだ値上げ等々現に避けて欲しいものです
昨日96時間たった被災地で、生き埋めになった人・2名の救済情報が、流れていました 明るい情報ですが、何もかもなくし生き残っていた人が、「家族も、家もなくなり、生き残ったのが良かったのか、死んだほうが良かったのか・・・」と語っていたのが、だぶってしまいました
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