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「アマガエル」君達が、一杯庭に出始めました

昨日はちょっと出かけたので、お休みしちゃった
携帯から投稿しようかと思ったのですが、二三日前に撮った「カエル君」の写真を載せたくて・・・
今年初め何故か庭の ‘沈丁花’ の木が枯れました 
去年まで花を咲かせてくれていたのですが・・・ 
抜いてしまうのもなんとなくさびしく、枝かりして、小鳥の餌用にグレープフルーツを挿して置きました
一週間くらい前から、毎朝小鳥の代わりに、「アマガエル君」が登場です
まさかグレープフルーツを食べるわけでないと思い、目を凝らすと小さな虫たちがミカン周りをブンブン跳び回っています
どうやら「カエル君」のいい餌場になったようです



グレープフルーツのテーブルで、お食事なんだけど、虫はグレープフルーツを、カエル君はその虫を・・・
生きる事の厳しさが窺えます
カエル君!・君だって、ヒヨドリが狙ってるかもしれないから用心なんだよ



デジカメ抱えて、一分(?)後くらいで、小バエはカエル君のお腹の中に・・・
捕虫の時のあまりのすばやさにびっくりです
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浅間山・春景

先週万座・白根を訪ねた際、浅間・鬼押し出しを通りました 
「浅間山」は軽井沢、浅間高原のシンボル的な存在で、長野県北佐久郡とと群馬県吾妻郡の県境にまたがる標高2,560mの複式活火山です
数千年前に火口が形成され、噴火を繰り返してきており、山頂部の釜山は現在も活動中です
この日の噴煙はあまり見えませんでした



「鬼押し出し」からみた「浅間山・春景」は、残雪も大分少なくなって、春モミジ色をした山肌の若緑が目立って見えました

右手の山肌に見える残雪の形になると、嬬恋ではキャベツ苗の植え付けが一杯広がります
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群馬・「奥四万湖ダム」春景

先週半ば、群馬・中之条にある奥四万湖・「四万川ダム」に行きました
5月下旬になって、周囲の山は大分若芽が吹き出し、色合いも春色がだいぶ濃くなっています
春色を眺めていると、気持ちも若やいでくる感じに思えるのは私だけでしょうか!?

  「四万川ダム」 は洪水調節・不特定利水・四万温泉郷への上水道供給・ダム直下の日向見発電所における最大1,000Kwの水力発電を目的とした多目的ダム(補助多目的ダム)です
ダムの型式は重力式コンクリートダムで、1999年(平成11年)、19年の歳月を掛けて完成しました
堤の高さは89.5mあり、群馬県営のダムとしては最も堤高が高いのだそうです  



四万温泉街の山峡から流れ出している四万川を堰き止め、できたダム湖は「奥四万湖」と呼ばれ、豊かな自然と神秘的なコバルトブルーの湖です
湖水が鉱物の影響で透き通ったコバルトブルーに光っている様子は、山の緑と湖の青が絶妙のコントラストをなし、天然湖のような様相を見せています



湖水の神秘な色に魅入った後、ダム横にある「四万こしきの湯」 に入ってきました
「四万こしきの湯」の泉質は弱アルカリ性低張性高温泉質で、神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺等に効能ありだそうです  
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‘西洋オキナクサ’を、よく見かけます

今頃 ‘オキナクサ’の紹介はちょっと遅いかなと思いますが、今年は天候不順もあって、先日見かけたものですから、何とか間に合うかなと思って・・・ 
‘オキナクサ’は花が咲いた後、フサフサひげを持つ種ができます
このフサフサひげを白髪頭の「翁」に見立てて、‘翁草’の名前がついたと云われています
日本の‘オキナグサ’は絶滅の危険が増大しており、絶滅危惧植物II類に指定されています
最近、園芸店でよく売られていたり、公園のロックガーデンで見かける‘オキナグサ’は‘セイヨウオキナグサ’で、ヨーロッパが原産だそうです



‘翁草’の種子は、花芯に付くのですが、この種子一粒一粒に2~3cmくらいの糸状のものを付けます
実は花が咲いているのはよく見かけるし、フサフサひげに変わっている様子はよく見るのですが、花びらがなくなり、ひげに変身する様子は見たことがありません
どうやってあんな髪に変わるのでしょう 
やや緑色の混じった髪をなびかせている様子は、「翁」ではなく「壮年草」のイメージです
こんな様子は、花とはまた異なった風情があり、‘翁草’の別な魅力を楽しませてくれます
種子が完熟すると、真白い綿帽子のようになりますが、「壮年」から「翁」に変わるとも見える態はとても面白く感じます


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群馬・万座温泉~白根山の春 ・今 : その3

今日は、先週末出かけた万座~白根で見かけた早春花を紹介します 
浅間を抜け、西部の有料道路を  走っていて、目的の‘ワラビ’を見つけました
でもまだちょっと早いのか、出たばかりの小さなワラビばっかし・・・折角山菜採りにきたのになぁ~ 
車を停め、道路わきの山林の中をガサゴソ歩いてみたら、大きな広葉樹の株下で咲いている‘シロバナエンレイソウ’を見つけました



岩陰の枯葉がたまった陽だまりでは、‘一人靜’ が「数人静」(これって、親父ギャグ  ) になって咲いていました



今年は例年に比べて、気温が低かったのでしょうか!?
ちょっと山中での芽吹きは遅れているようです 
白根の山を上がるに連れ、緑は少なくなり、残雪が増していました 
山菜採りはあきらめ、すっかり山花撮りに方針変更です・・・ガソリン代が出ないワラビ採りになったと誰かさんに笑われそうです

残雪が一杯残る「白根山」を下るにつれ、車  の中から、‘シャクナゲ’の花が咲いているのが見られました



「嬬恋牧場」辺りでは、まだまだ蕾だった‘ズミ’の花も、草津まで下がると、目一杯に花が開いていました


草津温泉街からはずれて見かけた草原で、ガサガサあきらめず‘ワラビ’探ししたら、なんと ‘フデリンドウ’ の花が咲いているのを発見です  


おまけで~す!!
嬬恋牧場の売店で、ポット入りの山野草販売がされていました
丁度花が満開の様子で、パチリしました


    クモマソウ                        チシマキンバイ
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群馬・万座温泉~白根山の春・今 : その2

昨日に続いて・・・万座白根の春のお知らせです
西部万座ハイウェイを「万座温泉」に向って行くと、名も知らない池(?)があります
池の周囲は‘ダテカンバ’かと思える広葉雑木林になっており、林間に雪が残って、まだ寒々した感じです・・・う~ん!!枝先は少しほの赤さが見られる感じなので芽吹きしてきているのかも  



「万座温泉」を通りすぎ、九十九折の急坂を  上がると、白根山頂にたどり着きます

   手前の、枝木がブッシュ状に茂って見える細木々は‘ナナカマド’なのですが、まだ芽吹きの様子もありません 

  まだ残雪のある荒涼感一杯の山肌は、陽射しを浴びてちょっと暖かさを感じさせます


  白根山山頂の弓池は雪解け水があつまり、早春風景の開始です


   白根山を下る途中、即席残雪ゲレンデで、若者達がスノーボードの練習に興じているのが見られました 
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群馬・万座温泉~白根山の春の様子 ・その1

例年今の時期は、群馬・嬬恋の ‘万座白根’ に山の早春をみながら、山菜探しに行くのが、恒例行事の様になっています
齢を経るごとに、なんとなく重くなった腰を上げ、今年もお天気  の合間を見計らい、デジカメ  片手に行ってきました

長野・軽井沢を抜け、県境沿いを走りながら、群馬・嬬恋牧場についたのは、9時頃です
朝の冷たい空気がまだまだ残っている中、周囲の山が雪  を残して出迎えてくれました

一気に車 を走らせて来ましたので、周りのひんやりした空気にも関わらず、やや汗ばむ  思いでした
周りの人が温かいミルクを飲んでいる  中、牧場自慢のソフトクリームを食べながら、眺めた「浅間山」です


「浅間山」に向って、右手は「四阿山(あずまやさん)」が見えます(画像中央のとがった山です)
右手手前の木々はまだ芽吹いたばかり・・・今年は4月に雪  が降ったせいか春が例年より遅いようです

 
‘レンゲツツジ’も‘ズミ’の花も、まだまだ開くのは先のようです 
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‘ニワゼキショウ(庭石菖)’の花に悠久を見る

先日「八幡塚古墳」を訊ねた際に、往古の人たちが見たであろう1500年前の風景を想像したく、復元された前方後円墳周りをうろうろ歩いてきました
そんな荒地ともいえる草原の足許で、直径5~6mmの赤紫色の小さな6弁花が咲いているのを見つけました
花の名前は‘ニワゼキショウ(庭石菖)’といい、北アメリカ原産の帰化植物で、もともと観賞用として明治時代に渡来したものが、野化したものです
芝生や荒地に小型ではあるけど、なかなか美しい花を咲かせます



花の名前は庭に生える“石菖”の意味そのままに、“菖”の字からもわかるように,アヤメ科です
花期は5月上旬から7月上旬で、花色は赤紫色、白色があるようです
花は受精すると一日でしぼんでしまいます
大和朝廷が日本国を統一したが、まだまだ不安定な時代、各地の豪族はその勢力を示す為、古墳を造ったので、この時代を古墳時代と呼ばれています
そんな時代には足許にはどんな花が咲いていたのでしょう
‘ニワセキショウ’が咲いていた筈はないけど、タイムスリップして、古墳時代に咲いていたらと思ったら、小ささの中に悠久を感じました



‘ニワセキショウ’の 花言葉は、「 繁栄 」、 「 豊かな感情 」、 「 豊富 」
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群馬の古墳・「八幡塚古墳」は、「上毛野はにわの里公園」にあります

群馬・高崎市にある保渡田古墳群のひとつ「八幡塚古墳」を見てきました
古墳は、高崎駅から北北西へ7kmほどの所・群馬町保渡田にある前方後円墳で、5世紀後半に築造された国指定史跡となっています
現在保渡田古墳群は「上毛野埴輪の里公園」の一画に古墳として復元されており、往時の姿を見ることが出来ます
保渡田古墳群には「八幡塚古墳」の他に「二子山古墳」・「薬師塚古墳」がありますが、この日は「八幡塚古墳」だけを見てきました
墳丘は3段から成り、墳丘の全長は96mで、周堀を含めた全長は190m、幅148mあるそうです
葺石が葺かれ、6000本と推定される埴輪が並べられていたそうです
内堀には4つの中島があり、この古墳の特徴となっています・・・この記述は、現地の解説に依りました



墳頂部には、墳丘内部への石室への階段があり、豪族の遺体を収めた船形石棺を見ることが出来ました
往時、群馬県地域(上野毛)は国内でも有力な豪族が住んだ地域だったそうです
榛名山東南麓一帯を治めたこの古墳の被葬者は、上毛野各地に勢力を持った豪族達の中でも、代表的な人物であったと考えられます
石棺は思ったほど大きくなく、割りに小柄な人だったのかなと思えます



復元された墳丘を上がって、春の陽光のなかに、往時・毛野国と呼ばれた上州の山河が広がっておりました


          向かいの山々は榛名連山です (中央三角型山は榛名富士(?)です)
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黄色い花の‘オダマキ’

あちこちの花屋さんの店頭で、‘苧環(オダマキ)’の花をよく見かけます
‘オダマキ’の名前は、機織の際、中心を空洞にして巻いた麻の糸玉「苧環」に花の形が似ているところから付けられたそうです 
といっても、麻の糸玉なんて知らない人が多いでしょうね!?
花は5枚の萼(がく)と筒状の花びらからなっており、がくの後ろ側には距(きょ)が角のように突き出ています
葉っぱは長い軸の先に、3枚の小さな葉が付いた形で「三出複葉(さんしゅつふくよう)」といいます
‘オダマキ’といえば、通常青紫色の花を付けますが、最近は園芸品種として‘西洋オダマキ’が出回り、花色もピンク、赤、青、紫色そして黄色など豊富になってきています
とは言え、黄色の‘オダマキ’はあまり見たことがなかったので、新鮮味あるように感じました 



‘西洋オダマキ’はヨーロッパからシベリアにかけて広く分布しています
草丈は50~70cmで、日本での開花は主に5~6月・初夏に咲きます
人の手で色々に品種改良され、色も色々(しゃれになりそう)カラフルで、形も「苧環」とも思えない大輪種や八重咲き種などバラエティーに富んできています 



‘オダマキ’の花言葉は「必ず手に入れる」、「断固として勝つ」、そして「愚か」だとか・・・いつも思うけど、すっきり分る花言葉はすくないですね 
色によっても花言葉があって、紫色は、「勝利への決意」、「捨てられた恋人」、赤色は、「素直」、白色は、「あの方が気がかり」、黄色はめずらしいせいかまだないみたい  
ところで‘オダマキ’を贈り物に貰うのはあまり喜べない様ですよ
‘オダマキ’の贈り物言葉(?)は、 「おことわり」 の意味なんだそうです
そんな事どうでもいいから、めずらしい黄色の‘オダマキ’貰えばうれしいけど  
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群馬・前橋に行ってきました・・・ケヤキ並木をみて、バラ園を見て

数日前、前橋に所用で行きました
とても爽やかな日 でしたので、実に何年ぶりかで見た前橋駅前の‘ケヤキ’並木の緑に一人感激の想いで眺めてきました 


                             前橋駅側からみたケヤキ並木
簡単な所用を済ませ、前橋・敷島公園内にある 「バラ園」 に行ってきました
敷島公園・「バラ園」は、平成20年3月にリニューアルオープンし、年々整備され、現在600種のバラ7000株が植栽されているのだそうです
お天気もいいせいか、結構人出が多く、賑わっていました
でもバラの咲いている数はまだまだ少なく、見に来た人たちもちょっと拍子抜けしたみたい 


     バラ園入り口からの園内眺望です・・・満開に向けて咲き出すのはこれからです


 園内バラは蕾の為緑が目立っていました   バラ園片隅には蚕糸前橋を偲ぶ蚕糸記念館があります

今年は天候の加減か、バラの咲きも遅めのようです
これから咲き誇ったバラの花が見られるでしょう! 
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‘ハマユウ’の花が神秘的に咲いていました

先日行った群馬・高崎にある植物園の温室で、‘ハマユウ(浜木綿)’の花が咲いているのを見かけました 
‘ハマユウ’はヒガンバナ科の宿根草で、草丈60~70cmになります
通常の開花時期は、7月初めから9月末ごろまでで、主に温暖な海浜でさいているのが見られます
‘ハマユウ’の花は、花弁が細長い白色の花で、花茎の先に10数個の蕾をつけて、次々に花を咲かせていました
温室内の奥の方で咲いていたので、細かな観察はできない上、デジカメの望遠ではピンボケになってしまいましたが、周囲の緑の中で咲いている様子は神秘的雰囲気です
別名を‘ハマオモト’といい、肉厚で長い葉がオモト(万年青)に似ていることからつけられたようです



‘ハマユウ’の花は万葉の古くから親しまれてきた花です
万葉集に、柿本人麻呂が詠った歌があります
 “ み熊野の  浦の浜木棉  百重なす  心は思へど  直に逢はぬかも ”
歌の意味は 「み熊野の浦に群生するハマユウが幾重にも重なっているように、幾重にも幾重にも心に深く思うけれども、直接に逢う事は叶わない」

‘ハマユウ’の 花言葉は、「 あなたを信じます 」

 薀蓄(うんちく)~です 
‘ハマユウ(浜木綿)’の和名由来は、花の様子が木綿(ゆふ)を垂らしたようであることからつけられたといいます
『ゆう』とは、楮(こうぞ)の皮をはいで、その繊維を蒸して水に浸し、裂いて糸としたもので、木綿(もめん)とは異なるものだそうです・・・知らなかった~ 
日本に木綿(もめん)がまだ伝わらなかった時代、麻を主にしていろいろな植物の繊維が糸・布の原料として利用されました
楮もその一つで、そこからとった『ゆう』が「木綿」と書かれたそうですが、いつから木綿(もめん)と別けられたのでしょう   
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‘ヤマブキ(山吹)’の花 & ‘シロヤマブキ’の花

この時期公園を散策 すると、晩春に明るい黄金色の花を沢山咲かせる‘ヤマブキ’の花が、今を盛りとばかりに咲いているのを見かけます
‘ヤマブキ’の開花時期は、3月下旬頃から5月初め頃ですが、今年は4月に雪が降ったりと、寒い日が続いた為、おそ咲きになったり花持ちがよくなったりのようです
しかし先だって真夏のような日が続いたから、‘ヤマブキ’の花もびっくりじゃないでしょうか 
‘ヤマブキ’は樹木ではあるけど、背丈1~2m茎が細く柔らかい木ですから、まるで丈の高い草のように見えます
低山の明るい林の木陰などに多く群生していますが、往々にして山腹等で生えている時は麓側に垂れ、緑の波・黄色の波が重なりうねるように見えます

イギリスでは、「イエロー・ローズ(黄色いバラ)」、「ジャパン・ローズ(日本のバラ)」と呼ばれているそうですが、なかなか似合った花形です



‘ヤマブキ’によく似た‘シロヤマブキ’の花が、公園の片隅で咲いていました
‘シロヤマブキ’はバラ科シロヤマブキ属で、‘ヤマブキ’とは別属です
‘シロヤマブキ’の花は4~5月が盛期で、4弁花の花が咲きます
‘ヤマブキ’は5弁の花です



‘ヤマブキ’の花言葉は、「気品」、「崇高」、「待ちかねる」
‘シロヤマブキ’の花言葉は、「気品」、「薄情」
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‘トチノキ’の花が咲いた … 夏近し!?ですかね

今年の天候は一体どうなっているのでしょう
先日、群馬県立「群馬の森自然公園」で、‘トチノキ’の花が咲き出しているのを見つけました

‘トチノキ’は落葉性の高木で、温帯の落葉広葉樹林に混じり、通常は初夏にその葉の間から穂状の花序が顔を出すように咲きます
今年は先日の真夏のような日が数日あったので、‘トチノキ’君間違えたのかな~
‘トチノキ’の花は樹高も高く、花穂も立ち上がるように咲くので、遠くに離れていてもとても眼だって見えます



‘トチノキ’の葉柄は長く、その先にやや卵形の小葉5~6枚を掌状につけます(=掌状複葉というそうです)
掌状複葉全体の長さは50cmにもなっているそうで、葉が枝先に集まって着く為、とてもこんもりして見えます



そんな葉の中から白~薄い紅色の花が、花穂を浮き上がるようにして咲きます
穂の中の個々の花はさほど大きくありませんが、沢山の雄しべが伸び、全体としてはとてもにぎやかに見えます
夏場、虫たちにより受粉した花はツバキの実を大きくしたような丸い果実ができ、熟すと厚い果皮が割れて2~4個の栗の実に似た種子を落とします

‘トチノキ’の”赤”バージョン・‘ベニバナトチノキ’の花も咲いていました


この花は群馬・「高崎観音山公園」で見かけたものです
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‘テリハボク’  →  ‘照葉木’と書きます

今年の天候はとても変化が大きいような感じがします
5月に入って急激に暑くなったかと思うと、肌さむさを感じる日があるなんて・・・
でも確実に夏に向って暑くなっていくのは間違いないのですから、何も不安がる事ではないですね
自然への畏敬が、ちょっとした変化に過敏に感じるようになるという事は、年を取ったという事でしょうかね~

先日急に真夏日とも思えるような暑くなった日に、群馬・高崎の植物園で、“照る葉を持った木”と言う名の木を見つけました
‘テリハボク’は世界の熱帯に分布する常緑の樹木で、インド洋諸島,東南アジア,太平洋諸島などの海岸、日本では小笠原諸島に多く生えているそうです
樹高は20m、直径1mに達する高木になり、材質は硬いので建築資材として多く使われているそうです
尚木目がとても美しいことから家具や装飾材、楽器等にも利用されると聞きました



つやつやした対生の楕円形葉は革質の感じで、多数の平行脈が見られます
約2cm大の花は、総状花序に沢山の雄しべを押し出すように芳香を放ちながら白い花びらを開きます
真っ白いふっくらとした蕾はとても可愛いくみえますね 



‘テリハボク’果実は厚い皮に被われた球状の実で、中の乳胚部は生食できるそうです
今度見かけたら食べてみたい感じですが、園の人に叱られちゃうかな!!
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