日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
枯れ葉の中で、ツチグリが一杯顔を出していました
近くの公園の雑木林を散歩したら、落ち葉の中で、ツチグリが一杯顔を出していました
まるで小ぃちゃな蛸(たこ)が、枯れ葉をかき分け歩いているようです
ツチグリはニセショウロ目ツチグリ科ツチグリ属のキノコで、夏から秋、林内の道端や土の崖など路傍で普通に見られる中型のキノコです
ツチグリの形はとてもユニークな形状をしています
幼菌時は土に少し埋もれ、大きさは2~4cmほど、形は球型、白色~灰褐色をしています
成長するとヒトデのような形に外皮が開き、6~10つほどに分かれ、ツチグリの特徴的な形になります
転がり出てきたようなツチグリちゃん達
開いて反り返った外皮は硬くて厚みがあり、表面にはひび割れのような模様がでて、まるでなにかの生き物のようです
内膜に包まれた中心部分にある球型の袋は、グレバ(胞子が放出される部分)といい、微毛状の薄い膜で覆われできています
グレバの色は褐色~濃褐色で、成熟すると頂上の中心部分に穴が開き、そこから胞子を放出されます
グレバに穴の開き始めた ツチグリ
外皮はおもに2層の構造となっており、内側の層が水分を吸収して膨張することで乾湿に合わせ、開閉します
乾燥すると外皮は丸まり、胞子の袋を包んで全体が球形にせり上がるようになっていきます
球形をしたグレバは、外皮によって空中湿度を感じ取り、雨に当たりやすくして胞子を排出しやすくするようです
雨粒が当たると胞子を発散するところから、「きのこの晴雨計」とも云われているようです
ツチグリの幼肉は白色~ココア色で成長すると共に変化していきます
ツチグリの見た目からは何となく食不適のようですが、球体外皮が裂ける前の松露に似た個体は食用になるようです
食べる場合は幼菌の場合に限るようです
必ず二つに割って中が白いものを選ぶといいようです・・・( 根があるところや皮でも黒っぽい箇所は切り取る事や、中が黒味の混じったものは裂けましょう )
ツチグリは、「味噌汁」、「バター炒め」、「味御飯」が美味しいそうです
ウドの花咲く頃・・・花言葉は、「おおらか」です
先日群馬榛名山麓を 走っていて、タラノキが花開いていたよと紹介しました
同じ場所で、ウドの花も咲いていましたので、パチリ!! してきました
ウドの名は本来は「生土」の意味で、土から芽が持ち上がるように出てくることを表わした名前だとか、「埋(ウズ)」から転じたもので、土の中の芽を食べることからきているとも言われています
どちらの由来も、若い芽が独特の香りと苦みがあり食用になるのが、名の意味につながっているように思われます
ウドと名前に付く花はシシウド、ハナウド、オオハナウドと、幾種類かあり、花は白く花火みたいな咲き方をするのが似ています
しかしウドはウコギ科で、あとはセリ科に属しています
若い芽は香りが良く山菜として春先採って食用にされますが、花が咲くくらいまでになるととても大きくなり(➝丈は2~3mほどにもなります)木質化してかたく食用にならなくなります
このため、”大きいばかりで役に立たない” として「ウドの大木」のことわざができました・・・但し大木と云うけど、樹木ではなく草本です
ウドにとっては、食べれなくなったからと何とも馬鹿にした話ですよね
尚、ツボミのついた花序や、茎先の若芽や新葉は十分美味しく食べれますから、馬鹿にするなって!!
雑木林の中で、咲いていた花を見てください
ウドの葉は、大形の2回奇数羽状複葉で互生しています
奇数羽状複葉とは、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成されるもののことを言います
小葉の形は卵形で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)があります
8~9月になると茎先に球形の散形花序(➝たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、淡い緑白色をした小さな花がたくさんつきます
花はすでに果実ができ始めていたので、花姿がよくわかりませんでしたが、両性花からなる花序と雄花序とがあり、 花径は3mmくらいと小さく、花冠は5つに裂けているといいます
雄しべと雌しべは5本ずつあるそうですが、拡大して観察してもそんな感じではなく、今度もっとよく観察して見ます
ウドの漢字は「独活」と書き、俳句では、「独活」は春の季語、「独活の花」は夏の季語として詠われています
こんな句等を見つけました
「 世をすねて 秘かに咲きぬ 独活の花 」 ( 宮脇美智子 )
「 山淋し 萱(かや)を抽(ぬき)んで 独活の花 」 ( 島村 元 )
ウドの花は群生しないので、咲く様子はあくまでも寂しげなんですね
ウドの花にも、蜜がとても出るようで、虫が沢山集まってきます
キンバエが、吸蜜に来ていましたが、君には来てもらいたくない感じがしたのは、身勝手な話ですね・・・ハエ君ごめんね!!
ウドの 花言葉は、「 おおらか 」、「 淡泊 」、「 忘れてしまった思い出 」 です
タラノキの花咲く
先だって群馬・榛名山麓を走ってきました
伊香保温泉 近くの公園の自然林縁で、タラノキが花開いているのを見かけました
タラノキ(楤木、桵木) はウコギ科の落葉低木で、高さは2~4m程になり、幹はあまり枝分かれせずにまっすぐに立ち、樹皮には幹から垂直に伸びる棘が多くあります
日当たりの良い山野に生える先駆種で、伐採跡地や林縁に多く見られますが、山地では、林道沿い、特に林道が沢と交差する付近に多いようです
公園内雑木林縁で咲き始めているタラノキ
タラノキの葉は、奇数二回羽状複葉で、全長が50~100cmにも達する大きなものです
全体に草質でつやはなく、葉柄は長さ15~30cmで基部がふくらんでいます
小葉は卵形~楕円形で長さ5~12cmで葉裏は白味を帯びています
8~9月になると大きな枝先に、小さな白い花を複総状につける花序を一つの枝先に複数つけて咲きだします
秋には、黒い実がなります
咲き始めたタラノキの花 ( ➝蟻やキンバエが、吸蜜に来ていました )
タラノキの花は、米粒ほどの白い花が密生して咲いています
多量の蜜があふれるため、ハチやチョウなどさまざまな昆虫が集まってきます
この日見たのはキンバエですが、キンバエは、雑木林の周縁部や郊外の人家周辺でよく見られ、腐敗物、獣糞、動物の死体などに集まり、幼虫もこれらを食べて育つ習性からあまり好ましく思われてはいません
金緑色に輝く美しいハエですが、ちょっと不気味な感じを与えます
8月過ぎ大きな枝の先に大きな花芽が出て、大きな総状花序となり、小さな花が沢山開きます
一個の花は5mm位、萼、花弁、雄しべ、花柱はそれぞれ5個づつ、花柄が一箇所から放射状に出し、円を描くように数多く固まって付いています
10月~11月頃になると、実は黒紫色に熟します
タラノキの 花言葉は、「 強い態度 」、「 他を寄せつけない 」 です
幹にある鋭い棘が、花言葉の印象なのでしょう
花は黄緑色がとても綺麗に見えます
オニドコロってヤマイモによく似た姿です
最近、時折近くの野山を散策しています
雑木林の端で、山芋に似た葉を見つけました
よく見るとちょぴっり感じが違っています
デジカメで撮って、帰ってから図鑑で調べてみました
オニドコロと云うようです
オニドコロは、「鬼野老」と書き、日本各地の山野に生えるつる性の多年草で…ヤマノイモ科ヤマノイモ属です
ヤマイモとの違いは、ヤマノイモの茎は左巻き、葉は対生していますが、オニドコロは、茎は右巻きで葉は互生しています
オニドコロの葉は丸みを帯び、全体的にはハート形で、横に走る細かな葉脈は葉を透かしても見えません・・・ヤマイモは葉を透かせるとはっきり見えます
根茎は肥厚して、ひげ根があり、強い苦みがあり有毒で食べれません・・・山菜取りには要注意です
雌雄異株で、夏(=花期は7~8月)に、葉腋に雄花序と雌花序をつけます
花序は細い紐状になって、雄花序は葉腋から直立し、淡緑色の6花披片の花を多数平開しています
雄花には6個の雄しべがあります
雌花序は下垂する
雌花は咲き始めから大きな子房に翼のような室があります
果実は長さ約2cmほど、ごく薄い翼のような3室があり、1室に薄い種子が2個ずつ重なって入っています
熟すと果実が上下反転し、上部が3裂して長さ4~5mmの片側翼のある種子が風に舞います
オニドコロの花被は、外側に3枚、内側に3枚の合計6枚です
外側を外花被、内側を内花被と呼んでいます
おしべの数も、内側に3本、外側に3本の合計6本です
雌花のめしべは、1個の子房に3本の花柱が出ています
オニドコロ(鬼野老)の名の由来には諸説がありますが、「鬼」は、根茎が苦くそのままでは有毒で、食用にはならないことからのようで、「野老」は、ヒゲ根の多い根茎の様子を、腰が曲り鬚を蓄えた老人に擬(たと)え、「野老」と書いたとされているようです
古事記には、「野老蔓(ところづら)」として出ており、万葉集には「冬薯蕷葛(ところつら)」名ででているようです
オニドコロの 花言葉は、「 子だくさん 」 です
山菜の珍味シドケが花を持ちました
シドケとは、モミジガサ(=紅葉笠)の別名で、キク科コウモリソウ属の多年草です
春先、茎が20~30cmに伸びます
芽を出した頃の葉は萎めカサに似ており、成長した葉は紅葉の葉によく似ています・・・モミジガサの名はこれからついたもののようです
昨日に続いて、群馬・倉渕川浦温泉地周辺の杉林で、ヤマアジサイを見ながら散策中見かけたシドケを紹介します
シドケは湿気のある林内を好み、特に山深い沢沿いの湿った急斜面などに多く生育しています
シドケの若葉は独特の香りと苦みがあり、山菜通にとっては大人の味としてたまらない野草で、タラの芽が山菜の王様なら、さしづめシドケは山菜の女王様と云ったところでしょうか
私も年に一度は春先採りに行っては、春を味わっています・・・私のシドケの食べ方は、天ぷらと、鰹節をかけてのお浸しです
シドケは数本から数十本の群落を形成し、草高は60~80cmほど、葉は長い葉柄をもって茎に互生し、葉柄は茎を抱きません
花軸がぐっと伸びて、ツボミ一杯のシドケ
成葉は掌状に裂け、表面は無毛で、裏面にはまばらに絹毛があります
シドケの花期は8~9月で、茎の先に円錐花序状にやや紫色を帯びた白色の頭花をつけます
総苞は長さ8~9mmの筒状で淡緑白色、総苞片は5個で、頭花は5個の小花からなり、すべて両性の筒状花です
見つけたシドケは花はまだ開いておらず、薄緑色の筒状のつぼみです ( 下画像 )
大分膨らんだ感じですので、間もなく開くでしょう
筒状の小花の花冠は5裂し、花柱の先は2つに分かれ反り返っているそうです
シドケの 花言葉は、「 罪と罰 」 です
誰が付けたのか不思議な花言葉です
「キノコ」が出てきました・・・まだまだ「キノコ」シーズンには遠いと思っていますが…
先だって自然公園を散策していたら、公園端の竹藪の片隅でタケノコに混じって、直径10cm以上ある「キノコ」が生えていました
よく見るとあっちこっちで大きさはまちまちですが、生えています
名前は分かりませんが、カサがしっかりしたなかなか見事な造りの「キノコ」です
夏は秋に次いで二番目に発生している「キノコ」の多い季節なのだそうで、その種類もとても豊富なのだそうです
基本的には秋にも発生しているものが多く、夏にしか発生していない「キノコ」はほぼないと言っていい為、夏しか味わえない発見というものは無いようですが・・・
私には「キノコ」と云えば、秋と決めつけていました
どうやら「キノコ」採りの通は今の時期が面白いのかもしれませんね
「キノコ」とは、カビと共に菌類という生物群にまとめられます
即ち「キノコ」は菌糸と呼ばれる管状の細胞列で、体外に分泌する酵素で有機物を分解吸収して生長し、胞子を作って繁殖を繰り返します
「キノコ」の形は様々ですが、一般的には傘があり、裏側には胞子を散布するひだがあります
植物の花粉と同じような働きですね・・・受粉とは違うから全く別物なんでしょうけど、生物の子孫を残すと云うのは不思議の世界ですね
屈みこんでアップして見たら、笹の葉に隠れてひだが見えました
実は茎(軸)も撮ったのですが、ピンボケで掲載できませんでした
この軸が特徴的だったので、ざんねんです
「キノコ」の名前を図鑑で調べたのですが、分かりませんでした
調べていて面白い事を知りました
「キノコ」は無毒のもの、毒をもつもの色々ですが、人類は相当古くから食用にしていたようで、古代ローマでははっきり食用にされていたレシピがあるそうです
毒と云うのは、単純にいえば生物において「キノコ」が食べられるかどうかです
即ち人間以外でも、「キノコ」を好んで食べている生物がいると云う事です
因みに人間以外の哺乳類では、リスなどが「キノコ」を木の枝先にかけて乾かし、冬期の食料として利用する例が知られているそうです
昆虫類は「キノコ」を主食にしているものも結構おり、私は素人判断で、虫のいる「キノコ」は無害だと勝手に、毒キノコ判定・判断の一つにしています・・・もちろん、これだけで決めるのは危険ですけどね
ナメクジなどの軟体動物も「キノコ」が好きなようで、ついているのを見た事があります
この「キノコ」は食べられるのでしょうか!?
私は通ではないので、秋まで知ってる「キノコ」が出るまで、待ちましょう
タラッペのいわれ知ってました!?
しばらく経ちました
10月初めの頃、近くの公園に散策かねて行った時、駐車場の片隅にタラノキが出て、熟した実がびっしり生っているのを見つけました
タラノキは通称タラッペといい、 幹全体に棘がある セリ目ウコギ科タラノキ属の落葉低木です・・・( 棘の少ないものもあり、メダラと呼ばれています)
タラノキは日当たりのいい山野に生え、高さ3~5m・ときに高さ10m、幹の直径10cmほどになります
樹皮は灰褐色をし、丸い皮目があり、鋭い刺が多くあるのが特徴になっています・・・よく間違えられるウルシは棘がありません
葉は枝先に集まって互生し、葉身は長さ約50cm~1m・大形の奇数2回羽状複葉で、羽片が5~9個あり、各羽片には小葉が多数つきます
この小葉は長さ5~12cmの卵形~楕円形をし、先は鋭くとがり、ふちには不揃いの鋸歯があります
葉柄や小葉の軸にも刺があり、とにかく全身棘だらけの感じです
タラノキは8~9月、枝の先端に長さ30~50cmの大形の複散形花序をだし、淡緑白色の小さな花を多数咲かせます
タラノキは雌雄同株で、花序の枝の上部には両性花の花序、下方には雄花の花序がつくことが多いそうです
よく観察したことはまだないので、図鑑紹介によると、花の直径は3mmほど、花弁は5個あり、三角状卵形で先は尖っており、雄しべと花柱は5個、両性花は雄しべが先に熟し、花弁や雄しべが落ちてから雌しべが熟すのだそうです
9~10月、果実が実りはじめ、下の方の花序は花柄だけとなってしまい、秋深まり落葉と共に、黒紫色に熟します・・・ただ見かけたこの時はまだ落葉はしていませんでした
できた果実は液果(=果皮が多肉で水分が多いもの)で、直径約3mm程の球形で、種子は5個入っています
今頃は紅葉が始まり花軸と共に、果実は落ちて冬を迎えようとしているかもしれません
この種子は、土中で長期間休眠したままで生存し、伐採や山火事の直後から芽生えていち早く生長する程生命力があります
これから冬芽が出て、寒い冬を越し、来春新芽を出しますが、この新芽は タラノメ(タラの芽=即ちタラッペ)と呼ばれ山菜の王様と言われるほど天麩羅で食べると美味なんです
とても美味しいから、見つけられるとすぐ採られてしまうので、身を守ろうと鋭い棘をつけているのかもしれません
そのせいかタラノキの花言葉は、「 強い態度 」、「 他を寄せつけない 」 で、思いが込められているように感じます
今年のキノコの様子・・・榛名山麓で見てきました
先日榛名山麓に、秋探しに行ってきました
秋探しの楽しみは何といっても「キノコ」で、この時期になると、毎年生え方の様子が気になってきます
最近は面倒くささも手伝って、遠出をしてまで、「キノコ」採りには行かなくなりましたが、物好き親父としてはどうしても見に行きたくなります
公園の松林の下では、予想通り色々な「キノコ」が生え始めていました
ベニタケが一杯出始めていました
ベニタケは幾つか種類があり、よく見られるのはドクベニタケというベニタケ科の「キノコ」です
これにそっくりさんはドクベニダマシというのがあるそうで、一目では見分けがつかないそうです
ドクベニタケは、各種針葉樹・広葉樹林内によく出てきます
ベニタケ科の「キノコ」は、強い辛味をもつ種類が多く 知られていますが、ドクベニタケは特に激辛キノコの代表格で、口に入れると麻痺するほどの辛さだそうです
食用としては海外で死者が出たという報告があるそうで、食べるのはとてもとても・・・の代物です
なおドクベニダマシは騙しと名づいているくらい、ドクベニタケに似ていますが、このキノコは辛みが薄く食用になるそうですから、騙されても大丈夫と云う事になります
騙されたかどうかは、辛みにご用心という訳です・・・まあ食べない事がいいでしょうね
”ドクベニタケ”の周囲には、ツチカブリも負けずに出ていました・・・ぐっと枯れ松葉を持ち上げている姿は力持ち といった感じです
ツチカブリのカサは直径10cm程度、色は白色で、形は最初は真ん中が窪んだ饅頭型をしています
じょじょにカサが開いて、最終的には反り返って漏斗型になり、成熟すると色は淡い黄褐色になり、濃いめの黄褐色のシミが表面に出てきます
歳をとるとシミができるなんて、う~ん生き物はみんなそうなのかな
ヒダの色は白色~クリーム色でややツカに垂れており、極めて密に並んでいます
ツチカブリもベニタケ科で、傷つけると乳液のような液がでて、とても辛い味を持っています
食用になるといわれますが、辛みを持つ事だし、食べない方が無難です
松林を色々キノコ観察していたら、色鮮やかな「キノコ」を見つけました
あんまりも色鮮やかなので、毒キノコと思ってか先に見つけたどなたかはひっくり返してありました
多分毒キノコの代表格ベニテングタケと思ったのではないでしょうか!?
これはタマゴタケではないかと思ってパチリ!! しました
タマゴタケは見た目毒キノコようですが、ちゃんとした食用きのこで、広葉樹、針葉樹の林の地上に発生します
ベニテングタケと同じテングタケ科ですからとてもよく似ているので、食べる場合は誤食しないよう特に注意です
私も自信はあるのですが、やはり食べるのは躊躇です
もっと私よりよく知っている人に確認してからと思っています
図鑑によると、
タマゴタケのカサの色は赤から赤橙色で、出始めの形は卵型( 上左画像)をし、やがてお饅頭型になり、最終的には中央に出っ張りのある平らな形に変形(
上右画像)し黄色味を帯びていきます
成長過程で縁の付近にはハッキリとした条線が現れてくるのも見分けの特徴になるようです
タマゴタケのヒダは黄色でやや密で、ツカは全体的に黄色味をおびていて斑模様があり、上部にアンズ色のツバが垂れ下がっていて、根元に行くほど太くなります
基部には名前の由来ともなったタマゴ型のツボがあるのはもっともわかりやすい特徴です
“アミガサタケ”が採れました \(^o^)/
先日、榛名山麓で桜の花さがしのドライブ をしてきました
公園で散り始めた桜を、『う~~ん終わりかぁ~』 と思いながら、パチリ!
ポイントを探しながら歩いていましたら、足許で “アミガサタケ” が出ているのを見つけました
“トウヒ”の樹だと思うのですが、刈り落とされた枝が枯れて、落ち積もった葉の中からたった1本だけですが、偶然眼の中に入ってきました 『あぁ~・・やったぁ~』と、いう気持ちでしたね
尚“トウヒ”はヨーロッパ原産の常緑針葉高木で、日本では公園樹としてよく見られます
“アミガサタケ”は別名“モリーユ”といって、ヨーロッパでは、高級食材のひとつとして最もポピュラーな「きのこ」の仲間です
“コヒカンザクラ”、“ソメイヨシノ”、“ヤエヤマザクラ”と、一通りの桜花が散り始める季節、庭先や林の中などに、“モリーユ”は生えてくるそうです
この「きのこ」の特徴は、全体に灰褐色で頭部と柄に分かれ、頭部には網目状の助脈という隆起があります
とにかく一見不気味形の「きのこ」だから、知る人が少ない上、春に出るから食べられると思う人は少ないようです
この日、 桜の花の写真は撮れなかったけど、この一本の“アミガサタケ”は思わぬ収穫でした
翌日、我が家のチーフシェフの反対を押しのけて、一人バターでキャベツと、細切れ肉で炒めて食べました
以前マイ庭で採れた時は、残念ながら食べず終いだったのですが、今回は勇気を奮って食べました シャキシャキの食感があって美味でした
その後「毒きのこ」食味の特有の嘔吐も、腹痛もなく現在健康です チーフシェフはたった一本の食性テストでは信頼性にかけると主張してますが、来年からは春の山菜採りの楽しみに加えられそうです
冬の寒いのに、“キノコ”がで始めた
“キノコ”って秋のものですよね
先日公園を散策してたら、散策路の手すりにちっちゃな“キノコ”が点々と生えているのを見つけました
秋に生えて、冬越しする“キノコ” は見たことあるけど、冬の寒い時期に生えてくるのもあるんですね
旱魃材利用で作られたと思える手すりは、コンクリートと違って「ぬくもり」が感じられ、なかなかいい感じでしたが、年数が経ち腐り始めてきたのでしょうか
近づいてみると、手すり部の樹皮の下から、まるで新芽が吹き出すように生えています
この“キノコ”の名前は分りませんが、こんなに寒くなっているのに、春近し・新しい息吹の感じです
“キノコ”は、“かび”と似た菌類です 「菌糸」と呼ばれる管状の細胞列から体外に酵素を分泌し、有機物を分解吸収して胞子を作り繁殖します 言い換えると、“キノコ”は「菌糸」の集合体なんですね
「菌糸」の寿命は平均的に数年らしいのですが、長いものでは数百年も生きているものもあるようです・・・1500年も生きた“ナラタケ”があったと記録にあるようですが、どのようにして分ったのでしょうね
「菌糸」は温度環境より、湿気のある有機物が多く存在する環境であれば、活発に生育するようです
冬の生える“キノコ”が少ないのは乾燥しているからかもしれませんね
“マンネンタケ”の雄姿 … 冬の寒さなんのそのだい <`~´>
雪が降ったりして、厳寒の日が続いています
先日自然公園にちょっと行ったおり、あの「キノコ」はどうしたかな~と見に行ってきました
あの「キノコ」って!?・・・レイシ〈霊芝)と思しき“マンネンタケ” の事なんです
すっかり葉を落としたケヤキの大木に、一際昨年よりも大きくなったような感じで、しっかり生えていました
二抱えは有ろうかと思える大ケヤキにしっかり共生している様子は、なんか威張っている店子の態です 大家さんは大分衣替えが必要みたい・・・風雪で樹皮が剥けちょっと痛々しいけど大丈夫かな
ところで“マンネンタケ”とは、マンネンタケ科マンネンタケ属の夏から秋にかけて広葉樹材の切り株に発生する、硬質菌の一年生「キノコ」の事をいうようです
と言う事になると、この大ケヤキに生えている年中見られるこの「キノコ」は、どうやら“マンネンタケ”ではなさそうです
ならば“サルノコシカケ”かもと調べてみたところ・・・ 普通の「キノコ」は、季節が来て発生するのに、“サルノコシカケ”は、一年中枯れた木や倒木に生えることが多いのですが、生枯れ木にも生えます 即ち普通の「キノコ」は一年で消滅すのに対して、“サルノコシカケ”は多年「キノコ」(こんな言い方あるのかな(?))だと分りました
そうなんです ずっと“マンネンタケ”と思っていたのですが、どうやら“サルノコシカケ”だったのですね 正直言うと、“マンネンタケ” = “サルノコシカケ” だと思っていましたが、“サルノコシカケ” ≒ “マンネンタケ” ≒ “霊芝” のようだとしりましたが、もう少し勉強します
森の「キノコ」・‘カワラタケ’を見つけました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/mush.gif)
まだまだ緑色濃い中、緑陰に差し込む陽射しを浴びて、広葉樹の大きな切り株に、地上から連なって湧き上がるように生えていました
この「キノコ」名は‘カワラタケ’というのではないかと思います
‘カワラタケ’はサルノコシカケ科の仲間で、枯れ木の表面に、屋根の瓦をふいたように何重もかさなりあって生えることから名づけられたそうです
大きさは幅3~5cm、肉厚1~2mmあります
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‘硬質キノコ’とは言え、本当に屋根瓦のように重なり合っています
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この模様、実に芸術的だと思いませんか?
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白、黒、茶、灰色とその濃淡が織り重なるようになって見事な年輪模様をしています
表面はちょっとビロード状で、光を微かに反射していて何とも魅力的に見えます
重なり合った‘カワラタケ’はまるで花びらのように全方向・多段に傘を拡げ、白の縁取りした黒っぽい大きな花が咲いたように見えます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/48/75faa61a099188076180236bf8f91fe7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
‘カワラタケ’は、今から30年位前に、そのエキスから「クレスチン」というガン細胞を抑える腫瘍抑制効果物質が見つかったことで、俄然注目を浴びました
食道ガン、乳ガン、胃ガン、そして悪性リンパ腫などに特によく効くことが確かめられているといいますが、本当だといいですね
乾燥した‘カワラタケ’を煎じてお茶がわりに飲んだり、あるいは酒に漬ける(キノコ酒)として利用するのが一般的のようですが、山取りする際はなにせ「キノコ」の事、専門家に良く確認する位が安全ですね
血圧改善、血糖値改善にいいらしいのですが・・・
‘シラヤマギク’が夏の草原を彩っています
先日出かけた群馬・榛名湖畔の「ゆうすげの道」の周りの草原に多く生えていました
赤っぽい茎の先が枝分れして、散房状の花序を形成し、白い花をたくさんつけます
真夏の草原の中で、直立して草丈1~1.5mに生長して咲く姿はなんとも涼やかです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/97/cb8d0642a944aa634af58afc201ca21b.jpg)
花は舌状花と中心部の筒状花からなっています
舌状花の数は少なめで、間が透けて見える花が多いです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/71/d9ea26e93490ce4997c283fbda333740.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
シラヤマギクの若菜はムコナと呼び、食用とされています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_cock.gif)
韓国の地方によっては「チィナムル」、「チュイナムル」と呼ばれ、若菜をゆでてナムルにして美味しい山菜として喜ばれています
味はほのかな甘みがあり、くせがないので食べやすいそうです
薬草としても効能があり、自律神経失調症、女性の更年期障害にはおすすめだそうで、西洋ハーブでいえば、さしずめ「カモミールティー」の薬効に似ているそうです
‘アミガサタケ’がでました
しかもフランスでは高級食材と云われている ‘アミガサタケ’ 別名‘モリーユ’なんです
先日、ジャングルの様な庭なんでちょっと気になり、草むしり始めたら見つけたのです・いやぁ~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
でも調べてみたら、ちょうど桜の花が散り始める頃に庭先や林の中などに発生するのだそうですから不思議ではない様なんですが、それにしてもマイ庭にでるなんて・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/11/7a0b8692cbaff170d416179182189a36.jpg)
‘アミガサタケ’はサクラの木の周りに生えることが多いらしいのですが‥‥、マイ庭には桜はありません
だからこの説は誤りでしょうね
ところで「キノコ」は毎年同じ時期、同じ場所に出るといわれ、これを「シロ」と呼ぶそうです
即ち「シロ」をたくさん知っている人(「シロ」持ち人)が、きのこ狩り名人な訳です
いかに名人といえど、‘モリーユ’の「シロ」がマイ庭だとは、お釈迦様でもご存知あるめぇ~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_3.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/b4/bbc209fec7f8aba81ab33708af8e49c4.jpg)
著名なフランス料理人・ジョエル・ロビュション(私は知らないが、料理界では知る人ぞ知る人だそうです)氏によると、「モリーユ茸とアスパラガスとの取り合わせは絶品」・更に卵も合うし、ロースト肉、子牛肉、鶏肉とも合うが、「私には、モリーユとアスパラガスの組み合わせこそ、美食道の必修科目に思える」と絶賛しているのだそうです
簡単にはバター炒めらしいです
ところで我が家の‘モリーユ’は食べてみたいのですが、我が家のシェフに、シェフ不在時に食べてくれと宣言されてしまいました
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今日はいないので、これからチャレンジしてみようかな
明日のブログは無事に書けるでしょうか
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でっかい‘キノコ’を見っけ!! ; 霊芝(レイシ)の効用
5~6m位の高さのところで、30~40cmはありそうな扇形の傘が堂々と開かれています
ウオーキング
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このキノコの名はなんでしょう
‘霊芝(レイシ)’だったらすごいのだけど…
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帰宅してから、ネットやらキノコ図鑑やらを駆使して、調べてみました
どうやらマンネンタケ科のキノコらしいと思うのですが、これぞと言うものが見つかりません…‘霊芝’とも違っているように見えます
折角調べたので、‘霊芝(マンネンタケ)’について
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‘霊芝(マンネンタケ)’は、広葉樹の根株白色腐朽菌で、サルノコシカケ科・‘マンネンタケ’です
‘万年茸(マンネンタケ)’の名前は乾燥させると、傘・柄を含めた生実体がそのままの形で長年保存できる為つきました
「万年」は縁起の良さにも通じると、‘サイワイタケ(幸茸)’とか、‘カドデタケ(門出茸)’とも呼ばれるそうです・‘霊芝(レイシ)’は中国名です
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その薬用効果は免疫を調整する働きがあり、ガンに良く効くと言われています
‘霊芝’の薬用効果はナチュラルキラー(NK)細胞が増えるという事により、‘霊芝’そのものがガンを殺すのではなく、NK細胞の力でガン細胞を破壊することで、ガンの自然治癒率を高くしているという事のようです
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