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ヒマワリの花は、「太陽の花」の呼び名があります

暑い日が続いています

でもカラリとは、していません

私の早朝ウォーキングのコースの一つで、新幹線高架近くを歩くコースがあります

この日はちょっと朝もやが出た日で、朝日が出る時間なのに、残念ながらすこ~し暗めでした

高架近くで沢山のヒマワリが咲いていました

太陽が輝く前とは言いながら、明るくなってきた方向にみんな向きを向き始めています

ちょっと戸惑った顔のもありますね

ヒマワリは英語名を「SUNFLOWER(太陽の花)」といい、北アメリカを原産地とする夏を代表する花です

ヒマワリの大柄な黄色い花びらがたくさんの種がびっしりとついた周りを取り囲んでいる姿は、太陽を彷彿とさせるといっても過言でないでしょう

ヒマワリの名前は、花が太陽の動きにつれてまわることから、ついたそうですが、実際には、「花首の柔らかいつぼみのときだけで、昼間、太陽の方向を向いて、夜に向きを戻し、成長して花が咲いてからは東を向く」、というのが本当のようです

大輪を空に向かって咲く様子は格好いい姿です

ヒマワリの 花言葉は、「私は貴方だけを見つめたい」 、「憧れ」、 「崇拝」   です

こんな句を見つけました

     「  向日葵の  ゆさりともせぬ  重たさよ  」   北原白秋

花占いでの、ヒマワリの人格イメージは、

ヒマワリの太陽のような姿と実用的な側面から・・・朗らかでざっくばらん、加えて強烈な個性をもち、頭も切れて計画性もあり、人に頼られるタイプだそうです

人間性として豊かなんですね

しかしそのため、ヒマワリの周りにはいろいろな人やものが寄ってくる可能性があり、中には悪意を持って近づく人間もいるかもしれず、過信せず、ときには慎重に行動することが大切だと占いでは教えています

 

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オニユリ(鬼百合)″ が早朝に開いていました

 早朝ウォーキングの時見かけたオニユリ(鬼百合と書きます)です

梅雨は開けたのですが、このところお天気の悪い日が、続いています 

ちょっと曇ったこの日・ウォーキングコース途中のお宅の庭で沢山のオニユリが咲いていたのでパチリしました

オニユリ(鬼百合)とは、ユリ科ユリ属の植物で、日本では北海道から九州の平地から低山で普通に見られ、一説には中国からの渡来種と言われています

 オニユリは、大型の鱗茎(りんけい)をもつ多年草で、茎は直立して約1~2mの高さとなります

茎の上半部には腺毛があって、新しい葉は垂れていますが、すぐ横にひろがり、葉は互生し密について、葉の脇に黒紫色のむかごを作ります

葉の形は小さめの披針形で先端はゆるく尖っています

花季は7~8月で、茎の上部の葉のわきより長い花柄を出し、先のそり返った6花被のユリ花をつけます

花被片(花弁)は橙赤色で、内面に黒紫色の斑点と短い突起があります

オニユリは、3倍体で不稔性(ふねんせい)のために、種子ができず、地下の鱗茎と葉の付け根につく暗紫色の地上茎・「むかご」で繁殖します

      開き始めたオニユリの姿です

     妖艶な姿ですが、・・・

 オニユリの花言葉は、 「 賢者 」、「 愉快 」、「 華麗 」、「 陽気 」   です

ユリの葯(やく)にある赤褐色をした花粉は、衣類などにつくと落ちませんから用心です

尚生け花の場合には、葯(やく)を取り除いて生けた方が花が長くもちするのだと生け花に明るい友人が教えてくれました

 

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ストレプトカーパスの花・・・どっかで見たことあり、目立つ花ではありませんが

 関越道藤岡ICにある道の駅・ラランで、よく見る鉢植え花を見つけました

といっても、名札を見て知ったストレプトカーパスという呼び名は初めて聞いた名前です

ストレプトカーパスはイワタバコ科で、アフリカ、マダガスカル、熱帯アジアにおよそ130種が分布しているそうで、結構種類が多いので仲間の花を見ていたのかもしれません

ほとんどの種類は毎年花を咲かせる多年草で、鉢植えで栽培されるのが通常のようです

ストレプトカーパスの姿は茎のほとんど伸びない無茎種(ストレプトカルプス亜属)と茎を長く伸ばす有茎種(ストレプトカルペラ亜属)の2タイプに分けられます

アフリカ南東部が原産で、無茎種は長い葉を一枚から数枚ロゼット状につけ、また有茎種は株立ち状になります

葉っぱは大きな楕円形をして、しわしわしています

春から秋にかけて、 青、紫、ピンクなど いろんな色の花が咲き、花形は筒状で先端が五裂していて、ちょっとスミレみたいな感じで咲きます

気温などの条件が整えば、一年を通して開花するものもあるそうですが、自然環境下では主に春と秋の二度咲きの花が咲くとみられます

難しい呼び名のストレプトカーパスの名前は、ギリシア語のストレプトス(streptos:ねじれた)とカルポス(karpos:果実)の合成語で「ねじれた果実」の意味だそうで、これは果実がらせん状にねじれた姿をしているところに由来しているそうですが、どんな実なのか見てみたいものです

 

ストレプトカーパスの花言葉は、 「 信頼に応える 」 、 「 主張 」      です

テーブルに置かれた鉢は何を、「主張」しているのでしょう!?

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群馬・高崎にある「清水寺」で、算額があるって知りました

 先だって、群馬・高崎・観音山丘陵にある「清水寺(せいすいじ)」に行ってきました

「清水寺」は別名・「アジサイ寺」といい、石段の続く参道にはたくさんのアジサイが植えられています

アジサイはもう終わりの時期であったのに加え、今年は雨が少ないせいか花は何とも瑞々しくなくなっていました

「清水寺」は高崎観音山の東腹にある曹洞宗の寺院で、古くから養蚕の仏様として近郷の信仰を集めているようです

寺の歴史は古く西暦808年坂上田村麿が蝦夷征伐の時、 戦死した兵士の冥福を祈って開基した霊場で、京都の清水寺から勧請して建てたと伝えられ、正式には、真言宗豊山派華蔵山清水寺と言うのだそうです

     清水寺観音堂 : 本尊は千手観音で、近隣丘陵地の名称「観音山」の基となっています

観音堂前の朱色に塗られた桜門に登ってみると、 眺望絶景、近くは烏川を隔てて高崎市街を見下し、遠くは榛名 、 赤城の連山を望めます

観音堂の横には、絵馬や算額がかけられています

あまりにも古くなっているので、パチリしませんでしたが、これらの額は高崎市の指定重要文化財なんだそうです・・・汚れた看板(  )が建ってました  

それによると、算額には「関流小野良佐源栄重門人 上毛群馬郡板井村 斎藤四方吉藤原宣長」と署名があり、文化12(1815)年10月に奉納されたのだそうです

それから保存らしい手を加えてないのでしょうか・・・もったいないなぁ~

ここに掲げられた問題は、「等弧で次々に円をはさむ図形において、最初の円の径を4寸、次を5寸として、それにはさまれる面積を最大にした場合、円をいくつはさめるか?」です

答えは、看板を読むと書かれていますが、答えの出し方を考えてみてください

群馬県内は各地に、算額がかけられているところが、沢山あるようですが、こんど見歩きしてみよう

数学が得意の筈だったけど、最近は問題見ると、頭が痛くなりますね

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フウセンカズラには、花も実もありました !(^^)!

早朝ウォーキングで、懐かしい花いや実の生っているのを見つけました 

 ちょっと曇っていて、朝まだ早いというのにもう蒸し暑い日を予想されましたが、この実を見たら、蒸し暑さを忘れました

 ちぃちゃな機械部品工場の電柱の立ったフェンスの隅に、つるが絡んで、風船カズラが育ってました

 昨年ウォーキングを始めた頃は、ここで風船カズラは見た覚えがありませんでした

フウセンカズラ(風船葛)はムクロジ科の植物の一種で、花を観賞するためよりむしろ、風船状の果実を観て楽しむためによく栽培されています

北米が原産で、一年草のつる状植物です

実とつるのグリーンがとても涼しげで、夏の日除けとしてフェンスなどに絡ませたり、鉢植えや切り花としても人気があるそうで、きっと工場の壁面緑化に植えたのかもしれません

でも今年の水不足のせいかちょっと元気がなく、フェンス一杯には育っていませんでした

フウセンカズラの葉は三出複葉で、小葉は草質で柔らかく、あらい鋸歯があります

7月~9月頃に淡緑白色の3~5mmほどの花を咲かせ、花は葉腋からでる長い柄の先に数個付き、巻きヒゲが共についています

アップして見たのですが、手振れでピンボケになりましたが、勝手にフウセンカズラの寝ぼけ顔だからと了解しています  

フウセンカズラの草丈は茎が巻きひげによって、他のものに絡みつき3mほどにもなります

大きくなるに従い小さな花が、葉脇から咲きます

8~10月頃にかけて花咲き、花がおわると共に、緑色の果実が風船状に大きく膨らみ、次第に熟すと次々に茶色く枯れていきます

この風船の中に入っている種子は、球形で大粒、なめらかな黒でハート形の白い部分があり、ちょうど栃の実を小さくした姿に見えます

 フウセンカズラの花言葉は、 「 あなたと飛び立ちたい 」、「 多忙 」、「 期待 」、「 魅力ある性格 」、「 自由な心 」   です

 ☆ちょっとフウセンカズラのうんちくです

フウセンカズラって薬用、食用になるんですよ

インドやジャワ島では若芽や葉を食用に使われているそうです

中国では生薬として全草を解毒・利尿などに用いているそうで、根や葉はリュウマチや便秘、月経異常などにも効果があるようです

 

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夾竹桃(きょうちくとう)″は猛毒を持ってますが、花はとってもきれいです

7月も下旬になりました

猛暑が続いたと思うと、このところ雨っぽい日が続いています

でも今年はなんか天候が異常です

どう云うふうに異常かというと、関東地方はあまり雨は降らず、時たま降ると局所集中豪雨です…これって「ゲリラ雨」っていうんだそうです

東北では集中豪雨で河の氾濫が起こるほどの水量だというのに、関東山手の利根川水系は都心の水瓶ですが、水不足で取水制限が始まりました

毎朝相変わらず、早朝ウォーキングを続けています

ウォーキングの最中、くもり空の中で、夏の花というべきキョウチクトウ(夾竹桃)の花が咲いているのを見つけました

色鮮やかで、鬱とおしい感じのくもり空を振り払うように見えました

キョウチクトウ(夾竹桃)とは、キョウチクトウ科キョウチクトウ属のインド原産の常緑小高木です

葉が竹の葉のように細く、花が桃の花に似ていることから、和名で「夾竹桃」と呼ばれるようになったようです

開花時期は、6月中旬から10月中旬頃までと、夏じゅう咲き続けます

日本には江戸時代中国経由で渡来し、大気汚染に強いので道路沿いの並木や公園樹としてよく植えられるようになったのだそうです

キョウチクトウの葉は長楕円形で、両端がとがった形をし、やや薄くて固く葉の裏面には細かいくぼみがあり、気孔はその内側に開いているのが、大気汚染に強い理由のようです

花の形は、基部が筒状をし、先端で平らに開いて五弁に分かれ、それぞれがややプロペラ状に少し曲がっています・・・まるで空に向かって飛び出す竹とんぼみたいです

花色はピンク、赤、白、黄色など多数の園芸品種があり、八重咲き種もあります

この日見たキョウチクトウは

 

ピンク色が鮮やかでした    

        横で、燃えるような感じで、赤色も咲いていました          

キョウチクトウは見た目はきれいで、優れた園芸植物ですが、経口毒性があり、毒性植物として知られています

毒性は植物全体に含まれ、青酸カリ以上ともいわれるほどで、野外活動の際に調理に利用したり、家畜が食べたりしないよう注意が必要です

さらには植物全体(=花、葉、枝、根、果実すべての部分です)だけでなく、周辺の土壌にも毒性がでるそうですし、キョウチクトウの生木を燃した煙も毒があるそうです

もちろん、枝落としし腐葉土にしても1年間は毒性が残るため、腐葉土にする際にも注意を要します

過去フランスで、バーべキュウに出て、近くにあったキョウチクトウの枝を肉の串に使って7人が死亡した事故があったそうです

中毒症状としては、摂取した1時間後辺りに、疝痛、下痢、頻脈、運動失調、食欲不振などですが、あまりに身近に咲いていますから用心です

 キョウチクトウの 花言葉は、「 用心 」、 「 危険 」、 「 油断しない 」    です

 

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観葉植物アンスリュームが、暑さの中で目立ってました

 近所の花屋さんで見かけたアンスリュームです

アンスリュームは別名ベニウチワとも呼ばれ、サトイモ科の熱帯アメリカ原産の観葉植物です

熱帯アメリカには600種類以上が分布しているそうで、その種類を大きく分けると地面に根を下ろす地生種や、気根という根を茎から出して、樹木などに張り付いて生長する着生種だそうです

形態も種によっていろいろで、鉢植えでよく見られる直立性のほか、つる性もあるそうです

花棚に幾種類かの鉢植えが載っていました    は~い!! パチリ!!   です

アンスリュームの草丈は、10~60cmあります

長い軸を伸ばしてその先に1枚の葉を付け、葉の表面はビロード状に鈍く輝き、葉脈の色がくっきりと浮き出てなかなか美しいものが多いです

形は種により様々で、大きなものでは長さ1mくらいのものも自然ではなるようです・・・でもこんなに大きくなったものが群生していたら、ちょっと引いちゃいそうな感じです

アップしたので、見てください

アンスリュームの花は、棒状の肉穂花序と花びらのような仏炎苞からなっています

花の本体が肉穂花序で、目立つ仏炎苞は葉っぱが色づいたものな訳です

仏炎苞は赤や白、紫、ピンク、緑、黄緑などがあり、鑑賞価値が高く切り花や鉢花として利用されるものから、地味で目立たないものまで色々あります

その形はハート型、卵形、細長くとがった形などで、厚みがあってろうのような光沢をもっており、花後には白や赤の球状の果実を房状につける種類もあるそうです

 

アンスリウムの名前は肉穂花序の姿にちなみ、ギリシア語の「アンサス(花)」と「オウラ(しっぽ)」からきているのだそうです・・・納得

 苞の色は鮮やかな赤がポピュラーですが、ピンクや白もあり、真ん中の肉穂花序の花は黄色や白、赤、緑などがあります

温度を保てば、ほぼ四季咲きになるので、植物園の温室や商店でよく植えられています

アンスリュームの花言葉は、「 情熱的 」、「 煩悩 」、「 飾らない美しさ 」、「 印象深い 」、「 無垢な心 」   です

 

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参院選でねじれ解消だって・・・

昨日は参議院選挙でした

昨夜は開票結果を目を皿のようにして見てましたが、事前の予想通り自公の圧勝でした

これによって、喧伝された「ねじれ」が解消され、政治が安定するのでしょう

そして経済が回復し、デフレ脱却へ向かうのでしょう・・・期待です

ところでねじれ国会ってどう云う事かな!?

衆議院と参議院で、与党・野党の議席数における優位が逆転した状態で開催される国会のことで、通常、参議院で野党が過半数を獲得した状態をいうとものの本には書かれています

この言葉は2007年7月の第21回参議院議員通常選挙の結果を受けて、報道などでよく使われるようになったようで、「逆転国会」というのと合わせマスコミの造語だそうです

ねじれ国会になると、衆参両院で政権与党が過半数を維持している状況とは違い、政権与党が参院で過半数を有する野党を納得させないと法案は成立しないために、参議院で衆議院と異なる議決が起こりやすくなります

これによって衆議院とは異なる議決が、政治および行政が停滞することになり、その損失が重視されるといわれます

「ねじれ」はそんなに悪い事なんでしょうか!?

終戦直後の日本国憲法制定の際、日本はわざわざ両院制を選択したのですが、理由は、一院制の場合、総選挙の結果で国家の方針がいきなり変わってしまうことになり、政情が安定しなくなるため、両院制として、片方の院の選挙で多数党が変わったとしても、「ねじれ」の状況になるだけで、「ねじれ」の間は法律は変えられない、すなわち政情が安定するというものであったようです

即ち憲法は改定せず法律も変えずに、国としての最低限の機能を維持するため「内閣総理大臣の指名」と「予算の承認」は衆議院だけでできるようにし、ねじれた後、時間をかけて次の選挙で国の針路を決めるようにして、国民に熟慮期間を与えることができるように考えられこれを最大のメリットとしたようです

2007年ねじれ国会を生じさせた時の首相は、阿部さんでした

2009年民主が政権を取り、ねじれが解消し、その後たったの1年・2010年民主党内の主権争いで、再びねじれ国会となりました

そして2012年暮れ阿部総裁を擁した自民に政権交代、そして阿部首相の経済政策に期待し今回再びねじれ解消となりました

これらの動きは色々考えさせられるものがあります

まずは阿部首相の経済成長策を早く進め、財政再建ができることを期待するが、権力を得ると慢心が生じます

今国民が求めているものは何かじっくり耳を傾けてもらいたいもです

「ねじれ解消」は正常かもしれないが、わざわざこんな憲法を作った先人の知恵も安易にすべき事ではなかろう

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群馬・片品の「尾瀬岩鞍ゆり園」に行ってきました

 昨日に続いて・・・関越道・沼田ICを下りて、R120号を尾瀬・日光方面に向かい、尾瀬大橋の401号を尾瀬方面にハンドルを切っていくと「ホワイトワールド尾瀬岩鞍」の看板が出てきます

インターから約50分ほどのところに、「尾瀬岩鞍ゆり園」がありました

2度の冬季国体が開かれたスキー場「ホワイトワールド尾瀬岩鞍」のゲレンデが、この時期は「尾瀬岩鞍ゆり園」なんですね!!

ここは尾瀬の入り口にあるスキー場として、知る人ぞ知るらしいのですが、夏場は人が減ってしまうようです

村では周囲の観光開発を何とかしようと考えた結果、夏のスキー場を利用して2004年からユリ園を開業・標高1200mから1300mのゲレンデ約7haに、50種約300万輪といわれる華麗なユリの花を植えたのだそうです

リフトに乗って眺めると、「壮大なパノラマを楽しめる」がキャッチフレーズな訳です・・・とまあ満開に咲いていればの話ですが  

実は花期は7月下旬から8月一杯との事で、訪ねたこの日はやや早めで、開花状態をいうならば、ひいき目に見て3~4分咲きといったところでした

でも負け惜しみでなく、高原のさわやかさ、開いていたユリの花の色合いの鮮やかさは確かに絶品でした

ゆり園の受付で入園料を聞いたところ、親切にユリの開花がまだ本格的でないので、半額料金500円、リフトで見る展望も帰りは散策しながらがお勧めだから片道リフト料500円(往復は800円)を進めてくれました・・・何とも良心的です

リフトに乗って空中からのユリ散策、約10分間(片道)の空中散歩、そして香りをかぎながらの散策はなるほどでした   

数は少ないとはいえ、早咲きしているユリでも充分見どころありました

咲いていたユリの花をアップしましたので、鑑賞してください

    冬場・スキー場となる斜面やリフトの下などに50万株のユリが植えられ、オレンジや赤、白、ピンクなど鮮やかなユリ達です

 

     リフトから下りて近くのユリのアップです    一株に5つも6つも花が咲くのです

なるほど50万株あれば、300万輪のユリの花のパノラマとは、確かですね・・・ちょっと間違いやすいけど   

    ゲレンデ上から見たユリの花展望です

  

  園内には休憩所やレストラン(=名前は『オクタ』だそうです…人名かな)なども整い、花に囲まれた憩いのひと時を楽しめます

 見ごろの8月上以降はヤマユリ系が主役になって、高原のさわやかな風に載ってくるユリの香りを嗅ぎながらアロマ満喫できるそうです

     レストラン『オクタ』 の前に広がるユリの花々     今の時期は黄色と朱赤が目立ってました 

 早咲きの今・7月上旬は鮮やかな色彩の花が咲き誇り、遅咲きの8月上旬からは山ゆり系の素晴らしい香りの花が咲き誇ります

濃い暗紫色のユリが咲いていました       

近くには、朱赤のユリも咲いてました       

 

     展望台から見下ろしたユリ花の群落です ・・・ これでまだまだ4分咲きです                   

 

高原の爽やかな風を感じながら、ゆっくりゆっくり周りのユリを楽しみながら下ってきました

下の販売所では、尾瀬岩鞍限定の人気の「ユリソフトクリーム」を食べ、ほのかなユリの香りを味わって幸せなひと時を感じました  

 

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群馬・利根にある日本百名瀑の一つ「吹き割りの滝」です

暑~く、そして蒸すような日が続いています

今年はどうも水不足で、降りそうなのですが一向に降らず、マイ畑はすっかり乾燥し放し・・・毎日雨期待の日が続くばかりで気分の切り替えが必要です

先日群馬の山の手方面に涼かを求めてきました

この日も出るときはなんか降りそうな感じで、どんよりしてましたが、どうせ降らないとやけっぱち半分期待半分でデジカメ  を手に飛び出しました  

思い付きの行動ですので、ちょっと目的地が判然としないまま車  を駆って、関越道を走り、沼田ICでおりました

そして一路尾瀬のある片品方面に向かってハンドルを切りました   

雲が切れ、青空が見えだし、ここまで来たら晴れて欲しいよと願いながらの運転です  

沼田IC から、国道120号を東に約20km程走って、老神温泉の横にある片品川の「吹き割りの滝」を見てきました

「吹割の滝」は、群馬・沼田市利根町にある高さ7m、幅30m・奇岩が1.5mkmに渡って続く片品渓谷(吹割渓谷)にかかる滝です

「吹き割り」の名は河床を割くように流れ、そこから水しぶきが吹き上げる様子からこの名が付けられたといわれます

 700~900万年前に起こったであろう火山の噴火によリ生じた大規模な火砕流が冷固した溶結凝灰岩を、永い間かかって片品川の流れが侵食してできたV字谷、そこに向かって三方から河川が流れ落ちる姿は「東洋のナイアガラ」とも呼ばれているそうです

この日の吹き割りの水量は、この頃の水不足のためかやや少なく感じ、ナイヤガラの名が泣いていました

危険なので近づいて覗き見る事はできませんが、この滝壺の底はどうなっているのでしょう ・・・見たいと思う人は昔からきっといたでしょうね  

昔から「吹割の滝」の滝壺は、龍宮に通じていると言われ、伝説があるそうです

伝説では、「村で祝儀がある度に滝壺にお願いの手紙を投げ入れて龍宮からお椀やお膳を借りていた。ところがある時一組だけ返し忘れてしまい、それ以来二度と膳椀を貸してもらえなくなったという。」

これに似た伝説は、日本全国に伝わっており、竜宮『椀貸し伝説』というそうです・・・竜宮とは海にあるのだと思っていましたが、河にもあるんですね

「吹割の滝」の水は、吹割渓谷にながれ込みます

渓谷に露出している地層は、約740万年前に今の片品川流域に発生した大規模な陥没カルデラを埋積した火砕流堆積物であり、岩石はデイサイト‐流紋岩質の凝灰角礫岩や(ほとんど溶結した)火山礫凝灰岩から形成されているのだそうです

どうやら「吹割の滝」は、片品川の割れ目に沿ってできたとも、断層に沿って形成された滝であるともかんがえられているようです

随分久しぶりの滝見物は、充分涼を味わえました

 
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マツヨイ草とも、宵待草とも、″月見草とも・・・何と呼びたいですか!?

早朝ウォーキングをしていて、荒れ地の片隅でマツヨイ草の花が咲いていました

去年はこの地では今頃何が植わっていたのか忘れちゃったけど、確か畑になっていましたが、今年は作り手が見えぬまま雑草が青々と茂っています

畑だったところに何で、マツヨイ草が出てきたのでしょう

マツヨイグサ(待宵草)は、アカバナ科マツヨイグサ属の一年生または多年生の草本植物で、およそ120種類くらいあるのだそうです

ですから特定ができない時は、『あっ!!マツヨイ草 だ!』と呼んでおけば、ほぼ間違いなさそうです…いい加減かな 

よく似ているとは言えマツヨイ草というと、その開花時期は、7月から10月中旬で、花の咲く時間帯は夕方、宵になるのを 待つようにして花ひらきます

そして花色は黄色で花が終わった後は赤っぽい色に萎み枯れ落ち、これらの感じが種類によって幾分異なるようです

しかしマツヨイ草を宵待草(よいまちくさ)と呼んだり、月見草と呼んだりしますが、呼称としては同じといえそうです

『この花の名は!?』と、聞かれれば、大方の人が、月見草だと答え、ちょっと詩情に詳しければ、大正ロマンに流行った夢二の『 待てど暮らせどこぬ人を ヨイマチ草のやるせなさ 今宵は月も濡れそうな… 』を思い出すようです

そうそう太宰治の『 富士山は月見草がよく似合う 』という言葉もありました

とにかく宵、月という言葉は抒情溢れ、それにあった花といえます

この花は夕方の6時ごろから朝9時ごろまで咲く夜の花だから、マツヨイ草の名がついたのですが、早朝の咲く様子もとてもきれいです

何故マツヨイ草を竹久夢二は「宵待草」と詠ったのでしょう・・・きっとこう答えるでしょう

『マツヨイ草では、君ぃ~詩情に合わないでしょう』 ってね

とすると、太宰の月見草は、さしずめロマンではなく、フィロソフィーかな    

マツヨイ草の花言葉は、「 打ち明けられない恋 」、 「 無言の恋 」、 「 素晴らしい魅力 」    です

 

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稲の仲間!?・コンドロペタルム・テクトルムを見かけました

 今日の紹介はちょっと前になりますが、造園やさんの花木コーナーで見かけた観葉植物です

コンドロペタルム・テクトルムという何とも舌をかみそうな長い名前です

コンドロペタルム・テクトルムは南アフリカに分布するサンアソウ科の多年草・グラス植物で、イグサのように茎をまっすぐ伸ばします

サンアソウ科というこの名は、インドネシアから中国海南島の三亜 ( サンアまたはサンヤ ) に分布するサンアソウ に由来し、その種類は30属400種あるそうですが、北半球に分布するのはこのサンアソウだけなので、全然別種といえなくもありません

サンアソウ科は DNA の研究などからイネ科に近縁であることがわかっており、このことからイネ科は南半球を起源に進化したと考えられてもいるようです

     ポット植えされたコンドロペタルム・テクトルム

コンドロペタルム・テクトルムのすらっとした姿は、寄せ植えなどに用いると立体感がでるので、花壇に独特の雰囲気を与えると人気のようです 

コンドロペタルム・テクトルムの丈は2mほどにもなるそうです

イグサのように細長い茎は、南アフリカでは屋根を葺くのに使われているのだそうです

葉は茶色の鞘状になっており、筍の皮のように剥がれ落ちます

雌雄異株の花は茎の先端近くに穂状につき、雄花も雌花もたいへん小さく2mmくらいしかないそうで、花被片が 3つに割れてそれぞれ、雌ずい、雄ずいを現すと説明書にありましたが、なんかよくわかりません

あまり花には興味を覚えません

それよりもこのイグサ風の屋根を葺いたところで、寝そべったらさぞや気持ちよさそうだなと思っています

 

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フクシアの花

先だって近くの花屋さんで見つけた丸形のパッチリした釣り花です

暑~い日差しの中で、咲いていました

何となくしゃっきりした気分になりました

花の名前は、フクシアともホクシャとも呼ぶアカバナ科の亜熱帯(=中央、南アメリカ、ニュージーランドなど)原産・常緑低木です

 種類はとても豊富(=交配種も入れると1000種位あるといいます)で、花色も多く、小輪・大輪、八重咲き、矮性種など品種も数多くあり、最近は原種に近い筒型のものも出回っているそうです

そもそもフクシアとは属名で、ドイツの植物学者レオンハルト・フックスに因んでおり、原種が100種位で成り立っていたそうですから、栽培品種になると雑種起源のものを中心にして多種多様なわけですね・・・それにしても「レオンハルト」さんは偉い! こんなにたくさんの品種を整理したなんて

見かけたフクシャの花はぱっちりした釣鐘型の可愛い花でした

 

吊り下がった花姿から、ツリウキソウの和名もあるそうです

フクシアの花は鮮やかな赤紫色が代表のようです

このフクシアの花の色にちなんで名づけられたものが、アニリン染料の「フクシン」で、この色は後に「マゼンタ」と名づけられ、しばしば同一視されています・・・正確には違うのかも

花は夏(=6~9月)に下垂して咲かせ、細長いがくと幅広い花弁が4枚ずつに分かれています

がくが鮮紅色で花弁が紫のものなど、様々な色のものもあるようです

 原産地ではおもにハチドリによって送粉され、果実は1cm前後の液果で暗赤色に熟し、細かい種子を多数含み、食べられるそうです

 

 フクシアの花言葉は、「 信じた愛 」、 「 恋の予感 」、 「 信頼 」、 「 センスの良さ 」、 「 暖かい心 」   です

 

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バーベナ・ハスタータを見て心落ち着きました

 群馬・安中のアイリスの丘に行ったのは先月ですが、時間の経つのは本当に早いですね

梅雨の合間に訪れたアイリスの丘でしたが、今年は早くに暑さが来て夏の花が色々と咲き出していました

バーベナハスタータと呼ばれる青色の背の高い花が、涼しそうに咲いていました

バーベナハスタータは北米原産のクマツヅラ科の耐寒性宿根草で、寒さに強く、極寒地でなければ戸外で越冬できるので最近よく見かけるようになった園芸植物です

     株立ち風に植えられたバーベナハスタータ

 

バーベナハスタータは湿地や草地、やぶなどに生え、高さは60~180cmになります

茎は4稜があり、葉は披針形から披針状長楕円形で対生しています・・・葉はハーブティーなどに利用されるようです

開花期は7月から10月ごろ、茎の先に穂状花序をだし、淡い青紫色のパッチリした花を咲かせます

    バーベナハスタータの開花

別名は、「ブルーバーベイン」とも呼ばれています

バーベインは、ハーブとしてよく知られています

フラワーエッセンスとしても商品化され、これを使用するとゆったりとリラックスした心で物事が見る事が出来るようになるとPR されています

即ち心の改善薬・「ブルーバーベイン」 という訳ですが、草原に咲く群落を見たら精神安定によく効きそうです

 花言葉はありませんが、つけるとしたら、「 心をなごます 」 ですかね

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埼玉・秩父札所34番・日沢山水潜寺に詣でてきました

先日前から行ってみたかった埼玉・秩父札所34番「日沢山・水潜寺」に行ってきました

この札所は、秩父三十四霊場日本百観音霊場(西国・坂東・秩父) の結願寺として、 巡礼者が打留めの札と笈摺(おいずり)を納めるお寺です

「観音菩薩」様は、仏教の菩薩の一尊で、北伝仏教、特に日本や中国において古代より広く信仰を集めている尊格で、とても大事にされています

観音様について説かれた仏教経典は数多く、中でも最古かつ最も有名なのは「妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五」、別名「観音経」で、後述の「三十三身普門示現」もこの教典の長行に説かれているそうです

経典の「普門品偈文(観音経)」に、

「衆生、困厄を被りて、無量の苦、身に逼(せま)らんに、観音の妙智の力は、能く世間の苦を救う。(観音は)神通力を具足し、広く智の方便を修して、十方の諸(もろもろ)の国土に、刹として身を現ぜざることなし。種々の諸の悪趣。地獄・鬼・畜生。生・老・病・死の苦は、以て漸く悉く滅せしむ。」

とあるそうで、観音様の慈悲が広く、優れた現世利益を持つことを述べているこの点はすべての経典に共通しているそうです

このため観音様は世を救済するに、広く衆生の機根(性格や仏の教えを聞ける器)に応じて、種々の形体を現じており、これを観音の『普門示現(ふもんじげん)』というそうです

因みに、「法華経・観世音菩薩普門品第二十五(観音経)」には、観世音菩薩はあまねく衆生を救うために相手に応じて、「仏身」「声聞(しょうもん)身」「梵王身」など、33の姿に変身すると説かれているそうです

このような事から、観音様の霊場は三十三箇所あるというのが普通と考えられ、西国三十三カ所、板東三十三カ所があって、これを秩父三十三カ所を足すと九十九カ所ですが、これに秩父を34寺にして百霊場になるようにし、その百観音の結願の寺を「水潜寺」とされました

埼玉県秩父郡皆野町下日野に、百観音の結願の寺・「水潜寺」はありました

秩父札所34番「日沢山・水潜寺」を詣でたこの日は、猛暑の続く暑~い日でしたが、夏の強い日差しの中で、秩参道にずらりと並ぶ三十三観音の石仏が参拝者を迎え、見送っています

  

「水潜寺」の名前の由来は、観音堂の傍の崖下に、清浄長命水を湧出する水くぐりの岩屋があり、 札所巡礼を終えた人々は、ここで再生儀礼の胎内くぐりをし、長命水をいただき、 笈摺を納め心身共に清浄になって俗世の生活に帰ったと言われ、“水潜り観音”と呼ばれ親しまれていた事による様です

「水潜寺」の御詠歌は、 「 萬代の  願ひをここに  納めおく  苔の下より  出づる水かな 」 が身を清めてくれます

 ご本尊は、一木造り室町時代の作と伝えられる千手観世音菩薩で、西国をかたどる西方浄土の阿弥陀如来、坂東をかたどる東方瑠璃光世界の薬師如来が祀られ、「日本百観音結願寺」の特殊性を出しています

観音堂は、大きな流れ向拝をつけた六間四面方形造りで、文政11年(1828)の建築です

 内陣は壁で囲まれ、外陣は桟唐戸をたて周囲に縁を廻し、内陣外陣の境には格子戸を以て仕切り、 その上部に飛天像その他の極彩色彫刻を入れ、組物は出組で格天井をうけ、 鏡板には円形の輪郭をとり、花鳥の様々が画かれています

秩父札所34番水潜寺の前に、結願の御砂ふみがあり、平らな黒御影石に二つの足形が揃えて彫ってあります…パチリしてこなかったのが残念!!

「足形の上で拝めば、百観音巡礼の功徳がある」と刻まれており、この上に乗って手を合わせると、西国33ヶ所、坂東33ヶ所、秩父34ヶ所の合わせて日本百観音巡礼を果たしたという事になるのだそうです…乗って百観音巡礼をしたことにしようかなと思いましたが、あまりに安易だなと止めました

 

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