日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
“スノードロップ”= “待雪草” → 春は必ず来ます
昨日紹介した「高崎クリスマスローズガーデン」で、“クリスマスローズ”の植えられた雑木林では、 “スノードロップ” が咲き出していました
積もるように落ちた枯れ葉の中から葉をかき分けるように咲く“スノードロップ”の姿は、冬の冷気の中で頭を垂れ、とても可憐に見えました
手前の白い花は“スノードロップ” 奥のひらいている白緑色の花は“クリスマスローズ”です
まだ花期としては早いのか、これから咲くようになっている“スノードロップ”があっちこっちで見られました
中には株元から延びた花茎の先端に、真っ白なドロップ状のつぼみをつけ、今にも咲きそうな“スノードロップ”もありました
“スノードロップ”は、和名で“待つ雪草”といいます
但しこの名の意味は雪を待つのではなく、「寒い冬の雪の後には暖かい春がやってくる」だそうです
神話では、エデンの園を追放されたアダムとイブが冷たい雪にふきつけられているのを天使が見て、雪を“スノードロップ”の花に変えたのだそうです
このことから、“スノードロップの花言葉は、「希望」 といいます
冬の雑木林で、“クリスマスローズ”が咲いていました
先日友人が、群馬・高崎に「クリスマスローズガーデン」ができたと教えてくれました
早速出かけてきました
ウィンターガーデンの「貴婦人」と呼ばれる“クリスマスローズ”が雑木林の中で咲き始めていました
群馬・高崎方面からくると、R406(=通称草津街道)に入り、下里見の信号を左にくねった道を走ると、「富久樹園(ふくじゅえん)」への案内看板があります
看板の所を左に曲り、1kmほど走ると、「高崎クリスマスガーデン」があります 天神山山麓の約2万㎡の雑木林に約8,000株のクリスマスローズがうえられています
入り口の駐車場に車を止め、坂を上がると、道路わきの雑木林に、“クリスマスローズ”が植えられているのが見えました まだ時期が早いのか来園者の人影も見えず、ちょっとさびしいイメージです
林の中の小路を歩きながら、咲いている花を見つけましたが、数輪しか見つかりませんでした まだ盛りには程遠く、園の世話をしていた人に尋ねたところ、開園は2月からで、3月が最盛期なんだそうです
花は少ないけど、冬の雑木林を一人独占した感じで、散策を楽しんできましたが、久しぶりにのんびりした感じです
林から出て、入り口横にあるハウスの中では、“クリスマスローズ”が鉢植えで一杯咲いていました 目に付いた花を撮りましたので、見てください
“クリスマスローズ”の花びらに見える部分は、植物学上ではどうやら「がく片」のようです 「ガク片」が花びらの様に様々な色合いになり、その名のとおりバラの花の様に優雅な花が咲きます しかも花びらでないので散ることがなく、長く楽しめるのが“クリスマスローズ”の特徴となっているようです
“クリスマスローズ”の花はキンポウゲ科の宿根草で、交配によって数多くの品種が育成されているのだそうです
交配は難しいのか分りませんが、とにかく花はとても沢山の種類がありそうです 種から育てると、どんな花が咲くのかとても楽しみだと、ハウスで水遣りの青年が目を輝かして話してくれました
群馬・榛名山眺望
昨日に続いて・・・
昨日冬の眺望として、赤城山・榛名山の山並みを載せましたが、昨日掲載後にちょっと群馬高崎の箕郷方面に行ってきました
幸い風は冷たいのですが、空気はとても澄んでおり、沖の辺りから見た榛名山系がとても雄大に見え、パチリ!! しましたので、ご覧下さい
寒風が吹いていましたが、お地蔵様の背中にうすく雪を被った榛名の山並みが明るい表情を見せていました
麓に拡がって見えるのは、箕郷の梅林ですが、まだ花色は見えません 満開になると、麓は真っ白に彩られます
榛名富士がちょこっと見えました
まもなく春が来るでしょう その時、この風景はどんな表情に変るでしょうか
冬の赤城・榛名眺望 : 群馬の冬景
この所朝起きて、テレビできく天気予報は、すっかり雪 情報ばかりです
来週まで大雪情報は続くそうで、暖冬かなと思っていた今冬も、冬らしくなったといえそうです
関東地方山手の雪情報は50%以上がつづくとのことで、山に向ってのお出かけには用心ですね
昨日車で群馬・高崎方面を 走っていて、高崎・里見方面(R403)から赤城山~榛名山の眺望できる所を探しパチリ!
してきましたので見てください・・・撮影箇所は、里見連山の天神山から
向って正面 :赤城山 、麓 :前橋市街地
向って奥正面 :榛名山山系 (手前は小野子山(?))、正面手前 :長野新幹線架橋
この日はちょっと雪雲が垂れ込み、まさに冬の風景でした
まだ然程に雪の深さはないようですが、近づけばきっと足元は真っ白になっているのだろうな
この頃・・・健康管理するのに・・・歩きが一番・・・どうやって歩くの
毎日寒い日が続いています
昨日テレビでは日本海側では超豪雪になっていると報じていました そして放映映像は、「トンネルの向うは雪国」だったです・・・越後湯沢の温泉街の軒下にはつららがすごかったです
関東でも先日雪が降り、都心部では数センチ積もり、出勤時のサラリーマンが雪になれない為転倒したりと事故が相次いでいました 車の追突事故が一日で、700件を越えたと聞きました 何事も日頃の用心が必要ですね
ところでこんなに寒くなると、風邪も流行りだしていると言う事で、家に閉じこもりがちになります この頃はすっかり運動不足で、体重管理がおろそかになりました
年金生活者にとって、一番の生活防衛は何かというと、健康の維持だと思っています なのに体重管理が出来ない自分が情けないと思うのですが、体を動かす為の時間が少なくなってあせっています
やりたい事が色々あるのですが、これらが年のせいかなかなかさっと消化できなくなっているのです
そこで最近考えてどうにか実行してる私の最低限健康管理は、「買い物歩き」です
買うものがなくとも、出かけてあっちこっちのスーパーから、デパート、産直を巡り歩きます 買わなくても歩きながら、価格の調査をしたり、何か珍しいものはないかと探したりして、楽しく歩けます
私は雑貨商品をみるのも好きです 何故なら作る時の苦労・知恵がいろいろ想像できるからです 更には利用方法もちょっと頭を使うので、「ボケ防止にいいかな!?」なんて勝手に思っています
デバートの階段は極力上がり下りし、スーバーでの買い物車は最近使うようになりましたが、以前は両手でかごを下げるようにしてました 大きな店なら、歩く距離も万歩計はつけないけど結構歩けます
スマート効果は期待できないですが、刺激効果はあり、老化防止には役立っていると思っています
内緒ですが、電機屋さんは頭脳運動に特にいいですね だってパソコンはいじれるし、新しい電気製品の知識は入るし、しかもお試し健康器具まであるので、疲れたら体を揉み解す事もできるんですから・・・ 先だって居眠りしちゃった
年をとると、あまり人目も気にせず、行動するようになりますが、これってお店の人に迷惑だったろうなと反省です
すっかり「買い物歩き」談義になってしまいましたが、トレーニングジムに行けないお年寄りには、「歩き」が最もいい健康管理法です そしてわざわざ歩くのでなく、「ながら歩き」が、お勧めです
群馬・藤岡の「庚申山総合運動公園」を歩いてきました
先日本当に久しぶりに藤岡市にある庚申山総合運動公園を散策してきました
毎年冬の庚申山公園はよく来たのですが、今冬はちょっと来るチャンスがなくご無沙汰してました
この日は朝冷え込んだので、 池にいるカモ達 もどんなかなと楽しみにしていたのです
でも暖冬のせいか寒真最中だと言うのに、池の水はあまり凍っておらず、顔が見れるはずのカモ達も数羽が泳ぐだけでした
池の水も乾季が続いたせいかなんか少ない感じです
氷上のカモ君 が、のんびり昼寝する姿は今年はみれないのかな???
散策路を歩いていたら、公園に住んでる(?)猫君がのんびり(?)池を眺めているのに出会いました
ベンチの周りは吹きだまった紅葉の葉が沢山あってなんか冬の寒い感じがしていません
猫君もなんか寒さも全然感じる事なく、丸々と太ってとても余裕の雰囲気です
私が近づいても逃げる事なく、媚びる事もなく、座っていました
この後横を通ったのですが、なんと私を見て、『にャァ~(おはよう)!』と、挨拶してくれました
冬の寒いのに、“キノコ”がで始めた
“キノコ”って秋のものですよね
先日公園を散策してたら、散策路の手すりにちっちゃな“キノコ”が点々と生えているのを見つけました
秋に生えて、冬越しする“キノコ” は見たことあるけど、冬の寒い時期に生えてくるのもあるんですね
旱魃材利用で作られたと思える手すりは、コンクリートと違って「ぬくもり」が感じられ、なかなかいい感じでしたが、年数が経ち腐り始めてきたのでしょうか
近づいてみると、手すり部の樹皮の下から、まるで新芽が吹き出すように生えています
この“キノコ”の名前は分りませんが、こんなに寒くなっているのに、春近し・新しい息吹の感じです
“キノコ”は、“かび”と似た菌類です 「菌糸」と呼ばれる管状の細胞列から体外に酵素を分泌し、有機物を分解吸収して胞子を作り繁殖します 言い換えると、“キノコ”は「菌糸」の集合体なんですね
「菌糸」の寿命は平均的に数年らしいのですが、長いものでは数百年も生きているものもあるようです・・・1500年も生きた“ナラタケ”があったと記録にあるようですが、どのようにして分ったのでしょうね
「菌糸」は温度環境より、湿気のある有機物が多く存在する環境であれば、活発に生育するようです
冬の生える“キノコ”が少ないのは乾燥しているからかもしれませんね
群馬・藤岡の「藤の咲く丘」の今
先日久しぶりに、群馬・藤岡にある 「藤の咲く丘」 に行ってきました
いつも来るのは“藤”の花が咲く時期でした 寒の真っ最中のこの時期に、この丘に来た事は・・・何年振りでしょう
藤棚の“藤”は、刈り取られていないツルを伸ばして冬越し中です 訪ねる人も疎らでしたが、藤棚にあたる暖かな陽射しに心が華やぎました
向って 奥:「カリオン」です
「藤の咲く丘」には、色々な藤の樹が植えられています
見本園の“藤”は、すっきりと枝刈りされて、ちょっと古木の装いでした
大きく鉢植えされた“藤”の枝先には、花芽であろう芽が大分膨らむ感じになって来ていました
「藤の咲く丘」では、“藤”から離れたところに、桜の樹が数十本植えられています
小鳥が巣作りしたのでしょうか・・・“緋寒桜” の枝に、丸い巣がぶら下がるようにありました (=下画像左)
“河津桜” の芽は、大分膨らんできたように見えます (=下画像右)
そういえば二三日前でしたか、沖縄では“緋寒桜”が咲きだしたとテレビ報道がされていました
「藤の咲く丘」の春は、“緋寒桜”&“河津桜”で始まり、藤の花が咲く頃がたけなわと言う事になります
“ミモザ”は春を呼ぶ花、ボツボツ咲く時期です
寒さがきつくなったせいなのか、齢のせいなのか、先だって右手手首が腱鞘炎(?)になりました
あまりの痛さで思うように右手が使えず、ここ数年行かないでいたお医者さんに行ってきました
しばらくお会いしなかった私と同い年のお医者さんがすっかり白髪が多くなっているのをみて、自分の事を忘れて、過ぎた年月の早さに感慨を覚えました
『しばらくでしたね~。どうしました!?』 今までなった事もない右手手首の痛さを話し、暮れからお正月中パソコン弄りが多かった事が原因かもと話したら、・・・ 『齢をとると、ごく自然になりますよ。 湿布と飲み薬を出しておきます。 しばらくぶりだから血圧を測りましょう!』 その後は、他の患者さんが待っているのに、日頃の趣味の話しで盛り上がり・・・です 先生も、余ほど懐かしかったのでしょうかね
病院の駐車場で、“ミモザ” が、びっしりツボミをつけていました
見上げて、その優しい雰囲気に、痛い手首をかばいながら、パチリ!! しました
“ミモザ”の花は寒さが温み、春が大分近づいた頃、黄色の花が一杯咲くので、「愛と幸せの春を呼ぶ花」としてヨーロッパでは親しまれています
この所寒さがぐっと強まりましたが、どこか暖かさも感じます 治療効果で、今は右手手首も痛くなくなりました
“ミモザ”の花はまだ咲かないとは思うけど、様子見に行ってみようかな
でもお医者さんには、又悪いところがでたらおいでなさいと言われているのです
“カトレア”の近縁種 “ブラサボラ・リトルスターズ”
寒に入ったばかりの頃、近くの花屋さんでは、沢山の蘭花の鉢が置かれ始めていました
“蘭”には実に色んな種類があり、いつも新しいものを見ることが出来ます 先日、道の駅ららん・「花の交流館」でみた香りのある“オンシジューム・トゥインクル” とは又違った、変った形の蘭花を見つけました
世界には、750属以上35000種にも及ぶ“蘭”の仲間が南極を除く全ての大陸の熱帯から亜熱帯に自生しているそうで、初めて見るものが多いのも納得かもしれません
見つけた“蘭”の花は、棒状の細長い葉と、バルブが一体になったような株姿で、ちょっとカラーに似た花形をしていました
花の名は、“ブラサボラ・リトルスターズ”とよぶ “エピデンドルム” の仲間のようです
“ブラサボラ”は人の名で、“エビデンドルム”の亜科だそうです メキシコから熱帯アメリカに自生しており、“ブラサボラ・リトルスターズ”はブラサボラを代表する原種“ブラサボラ・ノドン”と近似しています(→“ノドン”よりやや小型)
“ブラサボラ・リトルスターズ”は小柄で棒状の直立するバルブをもち、細い花弁の白緑色の花を多数咲かせます
香りもいいようですが、見かけた“リトルスターズ”はセロファンで包装されていたせいか香りを感じる事は出来ませんでした 聞く所によると、夜になるとほのかな甘い香りがするとも云います・・・そんなせいか「夜香」とも呼ばれるらしいのですが・・・??
“ブラサボラ・リトルスターズ”は常緑の着生ランで、単葉性、種としては“カトレア”に近い洋ランで開花は冬らしいのですが、年2回咲くとも言われます
“蘭”の花言葉は沢山ありますが、“ブラサボラ”単独の花言葉はありません 沢山の花言葉から、「清楚」と言う言葉を当てはめてみましたが、ちょっと安直かな
「時流」と言う言葉
今日は一年で最も寒いとされる「大寒」です
だからと言う訳ではないでしょうけど、昨日は関東地方一帯に雪が降りました
幸い積雪量は然程でなく、これまで乾燥した日が続いていましたので、寒いのは別にしていい湿り具合だと言えそうです
でも今年は暖冬のせいかこの雪も例年に比べると、一週間くらいは遅いそうです
急なこの寒さで、昨日の電力使用量は急激に跳ねあがったそうです 電力不足問題はどうなっているのでしょう 「ダルビッシュ」の96億円で、アメリカリーグ行きの話を聞きながら、ちょっと不思議な国の住人のような気がしました
昨日原子炉稼動の状況をテレビで報道していたのを聞きかじりました
3.11災害により、原子力はどれもこれも悪の設備として動かす事はどんどんなくなる方向のようです
これは時流なんでしょうか
「時流」と言うのは、辞書では、「その時代の傾向・風潮」の意味とされ、言い換えると「大衆社会において、その構成員の大勢が、同じ好みや同じ価値観に流されることを指す」のだそうです
この意味からいうと、原子炉発電をなくすということを「時流」と云うほど軽いものでなく考えるべきなのでしょうね
ともかく「時流」に流される事なく、諸々を考えなくちゃと、庭に残った雪を眺めながら今朝は考えています
群馬・高崎公園の冬景
この所ぐっと冷え込んでいます ここしばらく記録的になるのではと思うほどに、雨のすくない日が続いていたのですが、今朝は庭先がうっすらと白くなっていました
まだ潤うほどではありませんが、今日は降るのかな
先週末群馬・高崎にある「高崎公園」に寄りました
「高崎公園」は市庁舎南側に隣接し、昭和30年都市計画を決定された高崎では2番目に古い公園だそうで、園内の四季折々の装いは瀟洒な市庁舎の景観とマッチして、なかなか憩える場所になっています
訪れた時はまだ早朝気分の残る時間帯だったせいか、あまり人影は見えませんでしたが、ボランティアの人がトイレの掃除をしたりしているのを見て、私にはとても出来ない事だなと感心です
公園内の高木は落葉樹が多いせいか葉はすっかり落ちて、冬景然になっていました
園内にある和風感じの場所です
噴水に近づいてみると、石組みされた上にブロンズ(?)つくりの“ツル”が、羽根を拡げています
噴水の水がかかり、まるで氷の芸術です・・・ちょっと撮影の腕が悪いので、私の感じた想いが表現できないのがなんとも残念です
高崎公園の端にある「シンフォニーガーデン」 も人っ子一人居らず、春を待つ景です
正面奥は観音山丘陵です その奥右側に真っ白な浅間が見えたのですが、画像では残念ながら映せませんでした
実はこの写真を撮って車に戻ったら、なんと交通整理のパトロールが行われ、私の止めた車を覗いているところでした
慌てて跳んで行って、公園から離れたのですが、「高崎公園」周囲は駐車禁止になっており、私みたいにちょっと車を停めて休みたい人には行けない公園です・・・場所を決めて20~30分くらい駐車できるところがあるといいのですがね~ そうそう「シンフォニーガーデン」の横には高齢者専用(→但し警察から標章を貰った人)駐車箇所が2箇所あります 因みにこの高齢者とは65歳以上でなく、75歳以上だそうで、75歳以上になればあまり車では出なくなりませんかね
ランの仲間 “オンシジューム・トゥインクル”
お正月明け・久しぶりに関越道・藤岡ICにある「道の駅・ららん」の「花の交流館」に行ってきました
館内は ランの花 が一杯飾られていました そんな中で、“オンシジューム”の可愛いけどあまり派手ではない花姿が、とても魅力的に感じ、パチリ!! してきました
“オンシジューム”とは、中南米を中心に分布する、約400種あるランの仲間をいい、樹上に多く着生しています
自生する環境は低地~標高約3,500mの高地に見られ、自生環境によって種が異なり、姿・花形、大きさ、性質等とても変化に富んでいるそうです
受け売りですが、学名では「 Oncidium 」といい、これはギリシア語の onkos(とげ、隆起)に指小辞をつけたもので、唇弁の基部に隆起のある様子をいったものだといわれています 正面から見ると、とても可愛い表情に見えます “オンシジューム”属内の花色は、黄色がもっとも多いそうです
交流館で見つけた“オンシジューム”は正式名が“オンシジューム・トゥインクル 'フレグランスファンター”というのだそうです・・・略して“オンシジューム・トゥインクル”です
“オンシジューム・トゥインクル”は、ラン科オンシジューム属・冬咲きの多年草で、生まれは中南米です
“オンシジューム・トゥインクル”は薄葉系のミニオンシジュームで花も小型で可愛い感じですが、なんと言っても特徴はバニラのような甘い香りがすることです
ランはほとんどが虫によって花粉媒介されるので、昆虫が集まりやすいように、育つ環境に合わせどんどん進化してきたと思われます
“オンシジューム・トゥインクル”のバニラの香りは、虫たちを呼び子孫を残す知恵なんですね・・・生命の不思議を感じます
因みにランの花の香りは千差万別で、人間には鼻をつまみたくなるような香りをするもの、大輪のカトレアなどの気品のある??香りをするもの、バニラのような甘い香りのもの、等々…あります
虫達も好む香りを選んで、同じ種の受粉を手伝うのでしょう
“オンシジューム”の花言葉は、
「 清楚 」、 「 美しい瞳 」、 「 遊び心 」、 「 一緒に踊って 」 です
“ネコヤナギ”が花芽を吹き始めました
昨日に続いて・・・
群馬・藤岡市の「みかぼ未来館」は、地域の文化活動を推進する複合文化施設として、平成6年完成しました 今では藤岡・多野地区の文化活動の拠点として親しまれています
「みかぼ未来館」の周囲は、群馬百名山の中で最も低い山である庚申山(標高186m)と隣接した緑多い地です
未来館の玄関先で、花芽を吹き始めた “ネコヤナギ” を見つけました
実は以前もこの“ネコヤナギ”は載せた事がありますので、上のリンク用“ネコヤナギ”(アンダーライン部)をクリックして下さい
“ネコヤナギ”は寒い冬の間、赤い色をした殻に覆われ、春の訪れを感じると、殻を脱ぎ捨て、中からふわふわした花穂が顔を出します
まだ大寒にもならないのに、今年は以前見たときより、花芽の吹き出しは早いように思えます 暖冬なんでしょうね!!
手前: “ネコヤナギ” 、奥: “シャラ”の樹 、最奥: “竹”林
“ネコヤナギ”の柔らかな表情は、心の和みを覚えます
じっと見ていると、そっと触れてみたいと、つい思ってしまうほどの温かさです
こんな俳句を見つけました
“ やわらかき 日に銀返す 猫柳 ” ( ネット俳句より )
そして、「みかぼ未来館」から見る上州の山々は、今雪を被っています
“ 猫柳 高嶺は 雪をあらたにす ” ( 山口誓子 )
でも、春はまもなく・・・きっと来るでしょう
算聖・関孝和のお墓に詣でてきました
数日前群馬・藤岡市の文化施設である・「みかぼ未来館」に、幼子達の音楽発表会を見に行ってきました
音楽発表会と言っても、楽器演奏、ダンス、演舞、と盛りだくさんで、3歳~6歳までの保育園児が舞台一杯に踊り、歌い、跳ね回っていました 楽器演奏曲もクラシックを合奏、弾きこなし、ダンスは流行のビート曲を踊るといった具合でなかなか上手でした
発表会を見ながら、演じる児等の溌剌とした動きにびっくりし、自分の幼かった頃を思い出すと、その能力の高さに更に感心しました
「みかぼ未来館は」小高い丘陵の上に建っています 「みかぼ未来館」・駐車場の奥、丘陵の下るところに、江戸時代の偉人・ 算聖と称された「関孝和」 のお墓があり、詣でてきました
この墓碑は昭和58年(関孝和没後275年)に建碑されたものですが、上毛三山のみえる見晴らしのよい墓所に建てられていました
「算聖・関孝和」 墓碑
墓碑・裏側に建立年が掘り込まれています
向って左奥は、赤城山系です 画像では分りませんが、数日前から少し冠雪し白くなっています
「関孝和」は世界的な数学者としての評価を受けていますが、私の中では彼の素晴らしさを分りやすく知るための数字は円周率を解いた事にあると思います
今では小学生でも知っている円周率ですが、「関孝和」が生きた16~17世紀代にこの数字を知る人はほとんどいなかったでしょう
彼は暦の作成にあたって円周率の近似値が必要になったため、正131072角形なるものを使って小数第11位まで算出したそうです 「関孝和」の計算し得た近似値は「3.14159265359 微弱」 最後の「微弱」とは、桁の丸め方を示す言葉で、関の「天文数学雑著」によると、「九以上収めて一とし、これを微弱という、五以上収めて一とし、これを弱という」とあるそうです
彼の生きた時代は勿論今使う数字はなかったので、彼の著書には、「三尺一寸四分一厘五毛九糸二忽六微五繊三沙五塵九埃 微弱」と記載されているそうです
時が400年ほど経ってる現在、3.1415を使って円の面積を出したり、円周の長さを求めたりは当たり前の様に子供達が使えるようになっています 「関孝和」が今の子達のそんな能力を見たらなんていうでしょうね
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