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‘カタクリの花’ が咲きだしています

最近はあちこちで‘カタクリの花’が大切に育てられて、身近なところで群生が見られるようになって来たのは、うれしい事です  
でも心無い盗掘者がまだいるようですので、山中で見つけた‘カタクリの花’の所在はそっとしておきたい気持ちですね  

桜の開花情報よりやや早い時に、‘カタクリの花’は咲き出します 
春の暖かさを感じさせる日差しの中で、俯き加減に咲く紅紫色6弁の花の姿は、とても乙女チックな可愛らしい態に見えます  



 “ 物部(もののべ)の  / 八十少女(やそおとめ)らが  / 汲みまがう   
                      / 寺井の上の  / 堅香子(かたかご)の花 ”   大伴家持 (卷19)
 「多くの少女達が入り乱れて、水を汲んでいる寺の井戸の辺に、咲いているカタクリの花よ」 の意味の歌ですが、早春を飾る華やいだ感じが良く分ります
堅香子(かたかご)はカタクリの万葉名だそうです



  薀蓄 
冷涼を好む籠(かご)に似た花という事で、カタクリの名がついたそうです・これ本当かな  
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群馬高崎・慈眼寺の‘枝垂れ桜’ ; 群馬の桜名所

一昨日、関越道藤岡ICを下りて 前橋方向に10分程走ったところにある高崎・慈眼寺の枝垂れ桜を見に行ってきました 
慈眼寺の‘枝垂れ桜’は南北朝時代(1336年~1392年)に初めて植えられたものと言われています
現在境内には約30本程あり、“滝の慈眼寺”と呼ばれる程、群馬県内屈指の古刹として、桜の名所となっています
‘枝垂れ桜’は‘エドヒガンザクラ’の変種で、柳の枝のように下がった枝が特徴で、ソメイヨシノよりも早めに咲きます
訊ねた時は丁度5分咲きの感じで、これから境内にある‘ソメイヨシノ’やハクモクレンが咲きだしますからお勧めですね


  枝垂れ桜の見事な枝ぶりを見てください
背景の鐘楼は天保12(1841)年、37世覚信代に造営されたものだそうです
梵鐘は昭和19年に応召され、昭和50年に再鋳されたものだそうです

 
  蒼空の下で、枝垂れた枝が花滝の様に見えます
背景の本堂は昭和58年、52世良雄代に落慶したもので、まだ新しい本堂です
広さは、間口11,5間、奥行8間、92坪で、中に祀られる本尊は、南方の古墳より見出された1寸2分の聖観音が置かれています


  本堂に向かう左手に‘ハクモクレン’が大きく枝を広げていました
木立の陰のせいか、蕾が一杯に膨らみ開花は間近です
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‘ミモザアカシア’が、風に泳いでいます

春嵐かとも思える程の強い風に、‘ミモザアカシア’の黄色い花房が大きくうねるように揺れています
風はまだちょっと肌寒いのですが、黄色のうねりには春の暖かさを感じます
「春待ち」には黄色が良く似合います  
‘ミモザアカシア’のふわふわした綿毛のような花は、ヨーロッパでは『春を告げる花』として、日本の桜のような存在とされているようです
フランスのカンヌでは、3月に‘ミモザアカシア’の「花祭り」が行われているそうです
  マメ科  アカシア属  オーストラリア原産  樹高は10m位になり、結構大きくなります
開花時期は、2月~4月 別名は‘房アカシア’といいます



寒さが温み、春の兆しが感じられる頃になると、‘ミモザ’の花は黄色の真丸い頭状花序が沢山集まった花房姿で咲きます
そんなふゎとした優しい姿で咲く様子から、‘ミモザ’は「愛と幸福を呼ぶ花」とされています


花言葉 ; 「 秘めた恋 」、「 真実の愛 」、「 友情 」  
イタリアでは「‘ミモザ’の日」と言うのがあって、「バレンタィン」のチョコレートに代わり、男性が‘ミモザ’の花束をいそいそ女性に贈る日だそうです 
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‘ラン’の色んな顔

先週、世界ラン展程じゃないけど、群馬・藤岡「道の駅ららん」にある「花の交流館」で、群馬洋ラン展が開かれていました 
 ランの花の種類は世界に700属以上15000種以上、日本に75属230種があると現在いわれている位とても多様です
そしてその多くは美しく独特の花形を咲かせます
そんな‘ランの花’ですから、写真で紹介なんて、とても出来るものではありませんし、第一物覚えの悪い私にとって、なんとも難しい名前ですら舌をかんでしまう位ですから、ひたすらいいなぁ~と思うのみです 
黙って、鑑賞し 眺めてくださいね  

但し一言・…
‘ランの花’は、とても独特で、ユリなどと同じように、六枚の花びら(外花被片3、内花被片3)がありますが、花びら全部が同じ形になる訳ではなく、左右対称になりながら、色々な方向に広げます
これがとてもユニークな感じを醸しており、私にはとても人間チックに見えて仕方ありません

                    
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三月が早くも終わりですね (;一_一)  ; 春雑感

もう3月もそろそろ終わり…・時の経つのはとても早いですね 
気持ちの中で、まだまだお正月が過ぎたばかり位の感じでしたが、あれよあれよの春直前です 

生命の息吹を感じる春ですが、春は心弾む面と心沈む面があるなと、最近特に思う様になりました  
それは自分を見つめる時間が増えたと言う事なのでしょうか!?  
それとも自分のいかに小さいかを知って、今更に愕然としている態なのでしょうか!?
スローライフもどうやら板に付いたかなと、やっと少し思える様になった現在、何を今更と笑われ無い様に、しっかり自分を見つめガンバですね  

先日の野球のWBC2連覇に列島が歓喜しました
私もその一人です
そんな感激する心  がある限り、しっかり生き抜く実感を味おうと心新たにしているこの頃です

ところで、侍ジャパンの戦士の一人岩隈投手が、決勝戦でとても冷静なピッチングをして、賞賛を浴びました
試合後のインタビューで、「落ち着いたピッチングが何故出来たのか!?」と報道陣に  聞かれ、彼の答えは「戦士に選ばれた時から、『思い切り楽しむ事』だと暗示を掛け続けました」と答えていました 

肩肘張らず、自身の人生を真摯に、力いっぱい、思い切り楽しむ事で、悔いの無い戦いが出来るのかもしれませんね
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‘木瓜(ボケ)’ ≠ ‘馬酔木(あしび)’ !?

散歩に見かけたご近所の庭の生垣・‘木瓜’ の木が、今満開になっています
‘木瓜’の生垣って珍しいですよね  
  バラ科  ボケ属  
中国原産の落葉性低木で、耐寒性あり、まだ肌寒い時期から咲き始めます
花姿は雅な感じで、平安時代の帰化植物ですが、イメージが合う感じです
万葉集名で、「馬酔木(あしび)」はボケ(木瓜)のことだと知りました



“鴛鴦(をし)の住む / 君がこの山斎(しま) / 今日見れば  / 安之婢(あしび)の花も / 咲きにけるかも ” :万葉集(三形王) 
歌の意味は、『おしどりが住んでいるあなたのお庭を、今日見てみれば、あしびの花が咲いていますね』 だそうです

古来から、‘木瓜’は庭に植えられ、鑑賞されていたのですね
江戸時代は薬草として珍重されたようです

 
花言葉 ; 「 一目惚れ 」 、「 妖精の輝き 」 
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‘ハクモクレン’が綺麗に咲きだしています (*^_^*)

暖かさが増して桜の咲きだす今頃は、毎年真白く浮き上がるような姿で咲く‘ハクモクレン’ を見るのがたのしみです 
‘ハクモクレン’は中国が原産で、日本には江戸時代に渡来し、その姿の優雅さから寺院などに多く植えられていましたが、昨今は街路樹として植えられたり、公園樹としてあちこちで良く見かけます



 名前の薀蓄で~す
‘ハクモクレン’の中国名は、「玉蘭」、「白蘭」と呼ばれて、品格ある高貴な花とされ、中国では文人庭に必須樹として知られています
漢名では、蘭の花に形や香りが似ている事から、「木蘭」といい、和名では、花が蓮の花に似ている所から「木蓮」ともいいます

 
花言葉 ; 「 敬愛 」 、「 自然への愛 」 、「 恩恵 」
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‘柊南天’の花が、一杯咲きました

‘柊南天’ はとても強い木です
冬の寒さや夏の日照りにも負けない上、株が広がるので強く選定しても新芽を良く吹いてくれます
つやつやした葉は、鋭い鋸葉になって、柊(ひいらぎ)にとても似ています
我が家にある‘柊南天’は、神社の縁日で買って、玄関北角地に植えてから、二十年位経ちます
肥料もやらず手入れもしないまま、垣根の外にはみ出す株は、株元から切ったりと、乱暴な扱いにも関わらず、今では株元から数十本に芽分化し、我が物顔に大きくなっています

 

強面の葉に対し、花は黄色いベル型の可愛い花です
ちょっと甘い香りもして、虫達も結構集まってきます
分りにくいですが、雄しべは花びらに沿って6本あり、つけ根奥に蜜がある為、虫は雄しべに触れずに蜜を吸えません
雄しべは触られると反射運動で、びくっと動き、粘液を出して、虫達に花粉をつけ受粉を確実に行える様にするそうですが、色々な知恵があるものですね



花言葉 ; 「 激しい感情 」 、「 愛情は増すばかり 」
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‘サンシュウ’ の花

迎春花の代表とも思える‘サンシュウ’が、今を盛りとあっちこっちの庭先で咲いているのが見られます
植物学者・牧野富太郎博士は、早春の中、黄色く輝くように咲く‘サンシュウ’を見て、「春黄金花(ハルコガネバナ)」と名づけたといいます
黄色い線香花火がはじける様に咲く‘サンシュウ’の花姿は、肌寒い空気の中で、とても目立って見えます

 
                    群馬・高崎観音山で、雑木に混じって植えられていました

‘サンシュウ’は中国、朝鮮が原産です
1720年(享保年間)頃薬用植物として、朝鮮から渡来したと言われます
漢方の「八味地黄丸」に‘サンシュウ’の果実は種を抜き出し日干しして処方されます
効能は滋養強壮に良く効き、古来から糖尿病、腰痛、動脈硬化、前立腺肥大等薬としてよく使われているそうです
でも素人治療は用心ですよね

 

花言葉 ; 「 持続 」 、「 忍耐 」 、「 耐久 」
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‘緋寒桜’が咲き、‘メジロ’が春を堪能してます

そろそろ‘緋寒桜’が咲きだす頃かなと思いつつ、群馬・藤岡の総合公園に一昨日行ってきました 
去年も丁度同じ頃来たのですが、今年の方が暖かいのか満開の態!!   
里山の春満喫  できました 
  バラ科  サクラ属   原産地; 中国 
沖縄では‘サクラ’と言うと、‘緋寒桜’を指し、旧暦の元日頃に咲きだすので、「元日桜」と呼ばれているといいます
良く間違えられる呼び名で、「彼岸桜」がありますが、別な桜だと知ってました!? 



まだ肌寒さの残る早春と言えるこの時期、緋色をした小花が、俯き加減に枝一杯咲いていました
花の形は釣鐘状で、花弁やガクも緋色一色です
別名は‘緋桜’と言うそうです

‘緋桜’の花枝に、数羽の“メジロ”が飛び交い 囀りながら、好物の蜜を吸っていました   


‘緋寒桜’の 花言葉 ; 「 善行 」 、「 艶やか 」 、「 気まぐれ 」
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‘ミツマタ’ の花が輝いています

この所の暖かさは、4月下旬から5月の気候のようです
3月もまだ中旬だというのに、20度を越す日が続くと、今年の夏の暑さが心配になりますが、そんな春を飛び越す様な陽気に、‘ミツマタ’の花 が、蜂の巣に似たボールをぶら下げたような形で、黄色い花を一杯咲かせ始めました
‘ミツマタ’は冬の季語で、‘ミツマタの花’は春の季語なのを知ってました!?  



‘ミツマタの花’は3月20日の誕生花です 
この日生まれの人は、なかなか意志が強く、経済観念が発達しているそうです
そう云えば、‘ミツマタ’は和紙の原料・特にお札の原料に使われているのですよね
お札の寿命は二年位と割りに短命の様に見えますが、あらゆる使われ方に耐えての2年間な訳だから、‘ミツマタ’の強さが分かるような感じがしてきます

 
  蜘蛛も花陰で春を感じています         目一杯開いた黄色い‘ミツマタ’ボール

花言葉 ; 「 意外な思い 」 、「 強靭 」 、「 永遠の愛 」
生命のたくましさが感じられます
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‘ダンコウバイ’ → ‘檀香梅’ と書きます

‘マンサク’に続いて、‘ダンコウバイ’ の花が、咲き始めました
花芽が割れるように開くと、まるで春を待ちかねた様に、幾つもの花が弾けるような形で咲きます

突然ですが、最近細かな事が面倒になりました 
本来ものぐさでしたから、そんな事では駄目だと戒めていたのですが、肩こりがひどくなって、これはきっと肩に力が入りすぎている為だなと自戒しています  
何故そう思うかと言うと、実は‘ダンコウバイ’の漢字が書けなくなりました 
大体の字格は書けるのですが、ちょっと怪しい感じで、以前でしたらすぐ調べてあたかも何でもないように書いたのですが、これが面倒なんです
パソコンで調べるとすぐ書けちゃうから、用が足りちゃうのが原因かもしれません

‘ダンコウバイ’は確か白檀の「檀」に「香る梅」と書くんだったなと思いながら、黄色の輝くように咲く‘ダンコウバイ’を見ると、字なんてどうでもいいですね  

 

花言葉 ; 「 私を見つけて 」  春を探している想いがよく分かります
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‘マンサク’の花が満開

『今年も‘マンサク’の花 が咲いたよ!』と、友人が教えてくれました   
そんな春の報せに、先日あいにく天候があまり優れなかったのですが、群馬・高崎の植物園に見に行ってきました  
‘マンサク’の花は早春の代表格の花です
花はまだ雪が降るような寒い日頃から咲き始め、暖かくなる日を待って、じっと耐えています



この所の4月半ばかとも思える急な暖かさに、ひも状の花びらは十字架の様に目一杯広がり、虫達を呼び寄せていましたが、肝心の虫達の姿はまだあまり見られませんでした
温暖化には虫達も目を白黒なんでしょうか
自然界はこれから慌しくなりそうですね

 
花言葉 ; 「 霊感 」 、「 不思議な力 」 、「 ひらめき 」 、「 呪文 」
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「双体道祖神」には、‘沈丁花’の花が、良く似合います

マイ菜園近くにある「双体道祖神」を見る度に、いつも微笑みをおぼえます 
「道祖神」は名前の通り、道行く人を見守る役目もありますが、夫婦円満・子孫繁栄・五穀豊穣などを願って祀られていることも多いようです
 古代では単なる石柱や陰陽石を拝んで、五穀豊穣や子孫繁栄を願う習慣が広まっていたようですが、次第に土着信仰化し、神格化したものを村境に置き、邪霊の進入を防いだりしたようで、「双体道祖神」が「道祖神」の本流として多く祀られている様に思います



沈丁花の花咲く陰で、並んで水仙花を眺める様子は、なんとも心和みますよね


‘沈丁花’は春の季語です
開花時期は3月で、色々な花が咲きだす「春本番を知らせる花」だと思えます
花言葉 ; 「 栄光 」 、「 不死 」 、「 永遠 」 、「 優しさ 」
この‘沈丁花’の花言葉は「双体道祖神」の横で咲く様子から、とても似合っている様に思えます
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‘河津桜’ が満開になってきました (^^♪

ここ二三日はとても暖かな日が続いています  
マイ菜園に行く途中にある神社境内では、‘河津桜’ が満開に咲き、丁度見頃になっています  
今年の桜情報は去年よりも一週間以上は咲き方が早い気がします
 ‘河津桜’は南伊豆の河津地方で1955年頃に発見された品種 で、‘寒緋桜’と早咲き‘大島桜’の自然交配種だと言われています
この桜は本州でも早咲きの種類に分類され、開花の過程を楽しめると共に、更に満開を長く維持できる特徴も持っています
静岡では毎年2月上旬から開花しはじめ、約1ヶ月を経て満開になるそうですから、内陸部の群馬が、いかに今年の温度が高くなっているか自然の動きで知られますね

 

花形は平開形で、一重のやや下向きの俯き加減に咲きます
花弁は5枚の円形で、無毛です
色は蕾の時は濃紅色ですが、満開時は淡紅色になります
写真撮れず残念ですが、花の合間をメジロやヒヨドリが飛び交う図は、まさに春の一幅です



‘ソメイヨシノ’と‘河津桜’とは同じ花言葉だそうです
花言葉 ; 「 優れた美人 」 、「 純潔 」 、「 精神美 」 
この花言葉の意味はどうもよく分かりません
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