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赤い‘オクラ’の木 

秋が深まってきました
今年はもの凄い猛暑(…こんな表現があったかな!?)で、マイ菜園の野菜たちは、大部分が枯れたり、虫にやられたりで、ほとんど収穫が出来ませんでした
元気一杯の雑草の中で、大きく育ったのは、 赤い‘オクラ’ で、3m近くもあろうかと思える程に育ってまるで樹木の様です
上の方に蕾が見えるのですが、あれが実になったら、どうやったら収穫できるのでしょうか 
蒼空にそそり立った赤い‘オクラ’が草取りで汗かいたひと時、妙に高く見えました

  


日本での‘オクラ’の呼び名は原産地のアフリカでも、英語でも「オクラ」と同じく呼ばれているのだそうです
という事は、‘オクラ’って何語なんでしょう 
赤い‘オクラ’は珍しい野菜だそうです
マイ菜園では毎年種を残して、数年前から蒔いて育てていますが、今年ほど大きくなった事はありません
これって‘オクラ’が熱帯の植物だから、今年の暑さが効いている為でしょうか!
くどく云うと、温暖化の影響で、日本の亜熱帯化なんでしょうか!?
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‘マンジュシャゲ’の花が咲きました

埼玉県内には、あっちこっちに色々な古墳が一杯あります
二三日前、埼玉・神川に行った際、『大塚稲荷古墳』と名づけられた小さな小さな古墳を見つけました
古墳の脇で、秋の象徴花・ ‘マンジュシャゲ’ が咲いていました
今年はいつまでも暑かったから、‘マンジュシャゲ’の咲くのはまだまだ先だと思っていたけど、やはり秋になると咲くんですね
古墳傍らで咲く‘マンジュシャゲ’に、とても悠久をかんじます 



秋がぐっと深まってきた感じです
空の青さが急に高まって、顔に当たる風が涼しくなっています
そんな中、目の前の‘マンジュシャゲ’に「キアゲハ」が飛んできて、夢中で吸蜜です
この時期・まだアゲハ蝶がいるなんて・・・
今年は暑かったので、昆虫の生態系にも変化があるのでしょうか






神川にある産直の花木棚で、‘白花マンジュシャゲ’が売られていました
アップで撮ったら、ちょっと‘ゆり’の花みたいでしょう

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‘白萩’の花が揺れていました

中秋も過ぎて、さすがに秋になったと言う感じですね
あの猛暑は何処に行ってしまったのかと思う日が続くようになって来ました
相変わらず花木店を覗いているのですが、天高い青空に映えるように「真っ白い萩」の花が咲いていました
‘白萩’と書き、‘シラハギ’、‘シロハギ’と呼び、マメ科ハギ属の落葉低木です
‘萩’の花期は7月から10月頃ですが、‘白萩’は遅れて丁度今頃、9月に咲き始めます
樹形は直立せず、先端はややしだれるように咲くので、とても柔らかい感じです
茎は木質化しますが、冬には枯れ下がって、毎年根本から新しい芽が出てきます
そうそう軽い薀蓄ですが・・・
‘ハギ’の名は「ハエギ(生え芽)」の意味で、根際からよく分枝する樹形からつけられたといわれます



‘白萩’は日当たりの良い公園や庭園、民家の庭で咲いているのが最近良く見かける様になっています
長く垂れ下げた枝の葉腋から総状花序をだし、白色の長さ約1.5cm位の清楚な蝶形花を咲かせます
果実は先の尖った扁平な卵形の莢、長さ約8mmで1個の種子が入っているそうです



‘萩(ハギ)’と言えば、『秋の七草』の一つですよね
‘白萩’の 花言葉は、「 過去の思い出 」、「 思案 」、「 柔軟な精神 」、「 物思い
 」
 
秋は物思いの季節・‘白萩’の花がぴったりです
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マイ菜園の‘ゴボウ’に種が出来ました

‘ゴボウ’と言えば木の根っこみたいなものを食べるのですが、国際的にもそんなものが食べられるのかと、大変珍しがられています
‘ゴボウ’といえば「キンピラ」が好きで、ビールのつまみに食べるほどですが、あまりどういう植物か知りませんでした
今年初めてマイ菜園にゴボウを蒔いて、栽培してみようと思い始めてみました
素人お百姓さんなので、何の知識がないまま、ただ種まきし、そのまま大きくなるのを眺めていました
今年の猛暑の中、背丈以上に大きくなり、7月頃にちょっとアザミに似たような総苞にトゲのある紫色の花を咲かせました
そして花が終わり秋の声と共に、栗のイガのような種を作りました



‘ゴボウ(牛蒡または牛旁)’は、キク科の多年草でユーラシア大陸が原産だそうです
歴史的には‘ゴボウ’を初めて利用したのは中国で、食用というより薬用が主だといわれます
日本では自生はしておらず、縄文時代に渡来したとか、平安時代に中国から朝鮮半島経由で薬草として日本に伝わったといわれています
薬草としては発汗利尿作用のある根(牛旁根(ごぼうこん))のほか、浮腫、咽頭痛、解毒には種子(悪実(あくじつ)、または牛旁子(ごぼうし))が使われます



‘ゴボウ’を主に食するようになったのは、江戸時代から明治にかけてで、根や葉を食用としたようです
古くには平安中期・宮廷の献立として‘ゴボウ’を用いた記述があるそうで、元永元年(1118年)の9月2日、鳥羽天皇が宇治の平等院に行幸された際の御膳に、干物五杯の中の一つとして‘ゴボウ’の名がでているそうです
即ちこの頃から野菜として利用され始めたみたいですね
鳥羽天皇は初めて知らないものを食べるとき、どんな気持ちだったでしょうね
この種をとって来年もう一度栽培してみようかな
それにしても‘ゴボウ’が、高級食材だったとはね
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‘ゴールデンモップ’という名の木がありました

名前がなんとも面白い樹木がありました
その木はヒノキ科の‘サワラ’の仲間で、‘ゴールデンモップ’と呼ぶ針葉樹です
何が面白いかというと、花木店の店頭でガーデニング用樹木苗として売られていたのですが、「モップ(Mop)」って、床を掃除するための道具のことですから、「金色の掃除道具」がガーデニングに合っているという事になって、なんかおかしくなっちゃって・・・
第一「金ぴかの掃除道具」というのはどんな道具なんでしょう 
「モップ」は長い柄と水を吸収する分厚くて柔らかな繊維をびっしりつけて出来ています
きっと名づけた人は、モップの柔らかさ・優しい感触がぴったりと思ったんでしょうね



‘ゴールデンモップ’は独特の細長く下垂した黄金色の鱗葉が美しい樹種です
成長すると高さは1~2mほどになりますが、生育は割りに遅いうえに、枝は斜上または水平にでて幹が立ちにくい事から、グラウンドカバーに向くと思われます
葉色は、日当たりの良い場所で綺麗な黄金色になります
冬季になるとこの黄色が濃くなり、色合い少なくなる時期のガーデンを飾ってくれます



ビッシリ植えられたガーデンをちょっと見てみたいな気がしますが、これだけだと、『う~ん!! 疲れるかな』って感じかも 
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庭で秋を知らせる‘ハナミズキ’と‘ヤマボウシ’の実が生りました

急に秋めき、庭に植えてある‘ハナミズキ’の実が大分色づき始めました
枝の下の方にある実を、背伸びしてアップしました
デジカメセンスのない私にしては、割りに味のある表情の‘ハナミズキ’の実が撮れたと自賛しています



‘ハナミズキ’の花は、4枚の花びらの様に見える総苞片の中心で寄り集まっている黄緑色の小さな粒々状の花です
花は4個の花びらと4個の雄しべ、1個の雌しべがあり、総苞片が散る初夏の頃に、幼い果実が米粒くらいに育ってきます
果実は夏の暑い時期に、葉蔭で少しずつ大きくなり、涼しくなるにつれ次第に紅く色づいてきます
そして秋分の今頃、まだ緑色濃い枝の先々で、赤みを増して珊瑚色とも思える輝きを放つようになります



玄関先に植えたヤマボウシにも、実がつきました
でも今年の猛暑で、ほとんど実が落ちてしまい、探して探してやっといくつかが生っていました
でも腕の悪い私には上手く撮れず、ピンぼけてしまいましたが、今年のヤマボウシの情けなさとダブっていいかなと勝手に決めて載せちゃいました



まもなく寒さが増すと、紅葉がはじまります
もっと紅くなった実を見られるのも間近です
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‘紫苑(シオン)’がやっと咲きました (^0_0^)

今年も‘紫苑’の花が咲きました   




暑い暑い今年の夏も9月もやっと半ばが過ぎた今頃になって、マイ菜園の‘紫苑’の花が盛んになってきました
畑の隅に植えた幾つかの花達は、今年の猛暑に耐えられず随分枯れてしまいました  
‘紫苑’も大分葉枯れし、今年は駄目かなと思っていたので、咲き出した姿にちょっとホッとしています
‘紫苑’の名前の由来は、「本草和名(918年頃著)」の中で、漢名:“紫苑”と記述があり、その中の意味では“苑”には「囲い・園・物事の多く集まる場所・草木が茂る様子」の意味がある事から、“紫の花の集まり”と云う事で名付けられたそうです



‘紫苑’の別名は‘鬼の醜草(しこくさ)’といいます
なんともイメージが湧かない感じの名前ですよね
 ‘鬼の醜草’の呼び名は、今昔物語(1120年~1150年著)に書かれている『親の墓に兄は‘萱草’を植え墓参りをやめ、弟は死を悼んで墓に‘紫苑’を植えて日参する・その弟の孝心に墓を守る鬼が感じ入る』と云う物語りに因んで付けられた事に由来しているようです
尚ご存知かもしれませんが、「醜草(しこくさ)」の意味は「悪い草」、「嫌な草」、「雑草」のことです
これから生まれたと思える 花言葉は「君を忘れず」 です
そうそうそれから‘萱草(かんそう)’の別の呼び名は‘忘れ草’です
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‘ペンタス’が一杯飾られていました → 別名「クササンタンカ」

関越道藤岡ICの道の駅ららんにある花の交流館で、一杯の‘ペンタス’が飾られていました
といっても鉢植えの売り物ですけどね 
‘ペンタス’は、アカネ科・ペンタス属の非耐寒性の多年草(一年草)です
   熱帯アフリカが原産で、 日本には明治末期から大正初期に渡来してきた結構なじみのある花です
開花は、真夏の暑い時から10月中頃まで枝先・頭状に小型の5弁の花をたくさん集めて咲きます



草丈は30cm位になり、全体に軟毛が多く、葉は披針形をしています
花色はピンク・赤 ・紅・白・青紫 ・ラベンダー色と多様です
花冠は細長く、筒の長さ2cm、裂片は7mm位で水平に開き、花の正面からみると色んな色のお星様に向き合った感じです
「ペンタス」の意味は、花冠裂片が「5」枚の意味なのですが、4枚と6枚のものもあるようです





‘ペンタス’の 花言葉は、「 希望は実現する 」、「 願い事 」 です

‘ペンタス’の花は、花後に花がらを摘むと、新芽が伸びて、もう一度花を咲かせるのですが、強い生命力を感じさせる事から、こんな花言葉がついたのでしょうか
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‘アベリア’ →  別名 ‘ハナゾノツクバネウツギ’

埼玉・R254沿いの花木店で‘アベリア’の植え込み苗木を見つけました
まだまだ暑い日が続く中で、白い花がいい香りをさせて咲いていました 

通常‘アベリア’とは、スイカズラ科ツクバネウツギ属に属する植物の総称を云うらしいのですが、ツクバネウツギ属の常緑低木の交配種・‘ハナゾノツクバネウツギ’の別名を‘アベリア’と呼んでいるのだそうです
‘ハナゾノツクバネウツギ’の開花時期は、6/10頃~11/ 末頃で、初夏から秋まで長い間咲き続けます
良く分枝して茂った枝に小さな鐘形の花が沢山つくので、車道の脇や生垣等に仕立てられ楽しまれています



‘ハナゾノツクバネウツギ’は、中国に自生する‘タイワンツクバネウツギ ’からの雑種だそうです
雑種化すると、生命力は強くなるのですね
日本の落葉性‘アベリア’とは違って、常緑性で、繊細な枝は刈り込みに大変強く、初夏から初冬と思える時期までの長期間、たくさんの花を咲かせます
更に冬の間はやや光沢をもった葉はやや赤みを帯びて、衝羽根(つくばね)型の萼片が残っていて、一見花のようにも見えます
日本へはかなり古く、大正年間には入っていたといわれますが、あまり普及しなかったのは何故でしょう



‘ハナゾノツクバネウツギ’の鐘形の白い花はなかなかいい感じです
顔を近づけると、薄く甘~い香りです

 花言葉は、「 謙虚 」 ・ 「 謙譲 」
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森の「キノコ」・‘カワラタケ’を見つけました

先日群馬・県立公園群馬の森を散策  中見つけた「キノコ」  です
まだまだ緑色濃い中、緑陰に差し込む陽射しを浴びて、広葉樹の大きな切り株に、地上から連なって湧き上がるように生えていました
この「キノコ」名は‘カワラタケ’というのではないかと思います
‘カワラタケ’はサルノコシカケ科の仲間で、枯れ木の表面に、屋根の瓦をふいたように何重もかさなりあって生えることから名づけられたそうです
大きさは幅3~5cm、肉厚1~2mmあります



‘硬質キノコ’とは言え、本当に屋根瓦のように重なり合っています



この模様、実に芸術的だと思いませんか?  
白、黒、茶、灰色とその濃淡が織り重なるようになって見事な年輪模様をしています
表面はちょっとビロード状で、光を微かに反射していて何とも魅力的に見えます
重なり合った‘カワラタケ’はまるで花びらのように全方向・多段に傘を拡げ、白の縁取りした黒っぽい大きな花が咲いたように見えます



  薀蓄(うんちく)で~す 
‘カワラタケ’は、今から30年位前に、そのエキスから「クレスチン」というガン細胞を抑える腫瘍抑制効果物質が見つかったことで、俄然注目を浴びました
食道ガン、乳ガン、胃ガン、そして悪性リンパ腫などに特によく効くことが確かめられているといいますが、本当だといいですね
乾燥した‘カワラタケ’を煎じてお茶がわりに飲んだり、あるいは酒に漬ける(キノコ酒)として利用するのが一般的のようですが、山取りする際はなにせ「キノコ」の事、専門家に良く確認する位が安全ですね
血圧改善、血糖値改善にいいらしいのですが・・・
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‘ネグンドカエデ・フラミンゴ ’というおしゃれな名前の木がありました

一昨日旅行から帰って来ました
毎日のブログ書き込みを続けていましたが、ちょっと旅疲れでお休みしちゃいました   &&   
旅行に出る直前の事です
あっちこっちの花木店を覗いていて、随分おしゃれな名前の木を見つけました
その木の名は‘ネグンドカエデ・フラミンゴ’といいます
‘グンドカエデ’は、カエデ科・カエデ属の北アメリカ原産の落葉高木で、日本で見慣れている‘楓’とは趣の違う、おしゃれな西洋カエデの仲間です 
そんな中で画像の‘ネグンドカエデ・フラミンゴ’は葉色が白、緑、ピンクの3色をした大変やさしい色合いをした品種です
最近では和風・洋風花壇のどちらにも合うとして、人気の庭園樹になっているのだそうです



‘ネグンドカエデ・フラミンゴ’の樹高は4~5mになり、遠目でも目立つ樹木なので庭のフォーカルポイントとして扱われているみたいです



花木店では鉢植えもしくは根元を包んだ庭木用苗木で売られています 
新芽がピンク色で、次第に白くなり、緑も混じってとてもカラフルな感じです
秋になると紅葉するのかな
和洋どちらの庭にも合うらしいけど、我が家のジャングル庭園(庭園なんて云えないが・・・)では居場所はないだろうな 
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群馬県立公園・「群馬の森」に行ってきました

今年の残暑は一体いつまで続くのかなと思いつつ、先日群馬県立公園・「群馬の森」に行ってきました 
秋の公園は小さな子供達が集うところのようです  
数台のバス  から降りた元気一杯の子供達が行儀良く並んでぞろぞろ・・・公園の中に吸い込まれていきます
公園入り口の緑は‘トチノキ’です
今丁度、枝先には‘トチノ実’が一杯生っています



公園内にある「森のレストラン」前の人造池側から見た園内の緑です
まだまだ水の映える風景で、紅葉はまだまだ・・・始まる素振りもありません 


公園内中央の芝生広場の片隅に、大きな椎の木(?)があり、その下のベンチで家族が団欒です
ふと、『 この~木・何~の木…  』のどっかの会社のPRソングが思い出されました



たまには、のんびり園内散歩はいいもんだなぁ~・一人悦に入って帰って来ました 
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‘キンポウジュ(金宝樹)’の花を見つけました

今朝は部屋の温度が23度でした
つい先週の初め頃は、猛暑で朝の気温も30度を切ったり切らなかったりでしたのに、すっかり秋になったという事なのでしょうか
自身の体調管理は云うまでもなく、周囲の植物も目を白黒させているかもしれません
先週の初め、まだ暑さが盛んの時、近所の花木店でちょっと‘合歓の花’に似た‘キンポウジュ(金宝樹)’を見つけました
‘キンポウジュ’は、あまり耐寒性はない為越冬のむずかしいオーストラリア原産植物の中では、割りに寒さに強いということで、鑑賞用に栽培されてきているのだそうです



花の咲く様子から、別名が‘ブラシの木’と呼ばれていますが、そういえばビン洗いするブラシそっくりですよね
夏に開花し、花は穂状花序をして、赤色の長い花糸が目立っています
この花糸は「雄しべ」で、数は数十本(40本位)あるそうで、これがブラシの毛に見えるのですね
花色は白色の品種もあるそうで、白いブラシを見てみたい気がします
山地に生えている 高さ2~2.5mの落葉低木らしいのですが、こんな花が緑多い中で、一杯咲いていたら幻想的な感じになるかもしれません



 花言葉は、「 儚い恋 」、「 素直な気持ち 」、「 はかない恋 」
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ホザキナナカマド(穂咲七竈)

やっと秋めいてきました
昨日あたりから朝晩の気温が下がり、風がそんな気配を運んできたようです
今年は秋がとても遅い到来のように思います
山の方では例年ならそろそろ紅葉  の兆しありの筈だと思います
山の秋というと、‘ナナカマド’が真っ赤な実を生らし、葉が紅葉するのが象徴的です
先週まだ陽射しの強い時、産直の花木コーナーで、小型のナナカマド・‘ホザキナナカマド’の鉢植え花を見つけました
‘ホザキナナカマド’は本州北部から北海道の山地に生える2m位の低木です



‘ホサキナナカマド’の花は枝先の円錐花序状に5~8mm位の白い花をびっしり蜜につけます
花期は7~8月に通常咲くのですが、ことしは天候のせいか9月に入っても咲いていました
咲き方は‘ニワナナカマド’と似ているのですが,‘ニワナナカマド’の方が花房は大きいようです
葉は互生し羽状複葉をし、小葉は披針~広披針形で、縁に二重の鋸歯があります
果実は長楕円形で、毛が多いそうですが、まだお目にかかっていないので、見てみたい物です



花の表情はシベが長く伸び、一個一個が輝いて咲いているようにみえます
花言葉 「怠りない心」(?)
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‘ワレモコウ’の花が咲き、秋かなって感じ・・・です

今年は暑い日続きで、一体秋が何処にいちゃったんだろうと思ってましたが、ようやく秋らしい感じになりそうです
植物達も暦をどうやって感じるのでしょう
先週群馬高崎の公園に行った時、 ‘ワレモコウ’ がびっしり咲いていました
これを見ると秋の感じ一杯です



秋の高原でよく見る‘ワレモコウ’
旅路の先で見かけたら、きっとこんな歌が自然に出てくるのかも・・・
  「 吾木香    すすきかるかや    秋草の     さびしききはみ    君におくらむ  」
                                         (  若山 牧水  )
この歌が好きで前も載せたけど、まあいいかぁ~  



‘ワレモコウ’の暗赤色の丸い花穂は実に特徴あるし、見れば見るほど愛くるしいですよね   

   薀蓄(うんちく)で~す 
‘ワレモコウ’を漢字で書くと「割木瓜(われもこう)」とも書きます
漢民族では「木瓜」の事を鳥の巣と卵を表した丸い模様のことをいうのだそうで、‘ ワレモコウ’のちいさな花がびっしり集まった形が、割れ目を入れた 「木瓜」の模様に似ている事から付けられたそうです
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