日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
“イボタノキ”の花に、“ウスバシロチョウ”が留まっていました
ちょっと日がたちゃいましたが、先週榛名山麓の渋川公園に行った時、園内の片隅で、“イボタノキ”の花が咲き始めているのを見つけました
“イボタノキ(=水蝋樹・疣取木)”は、モクセイ科・ネズミモチ属の落葉低木で、日本各地の山野に自生しています
谷沿いの明るい森林や林縁に生育し、樹高は1.5~2mくらいになります
あまり分枝はせず、真っ直ぐのものが多数並ぶようになり、小枝が横向きに伸びて葉が並んで出るので羽状複葉の様に見えます
“イボタノキ”の葉は対生し、長さ2~5cmの楕円形をしています はじめは黄緑ですが、次第に深緑になり、表面につやはありませんが、柔らかい感じです
“イボタノキ”の花は低地では5月中頃から開花し始め、“ギンモクセイ”に似た芳香があります 枝先に花序ができ、筒状で先の四裂した白い合弁花を、総状に密集して咲かせます 雌雄同株の両性花で、それぞれの花冠は長さ8mmほど、花序は先端が垂れています
花の中を覗くと、雄しべが2本見えました
デジカメ でパチリ!!していたら、目の前に蝶が飛んできて、吸蜜を始めました
飛んできた「蝶」は、 “ウスバシロチョウ(薄羽白蝶)”といって、アゲハチョウ の仲間だそうで、「ウスバアゲハ」と呼ぶこともあるようです 日本国内では北海道から本州、四国にかけて分布し、北方系の「蝶」なのだそうです
“ウスバシロチョウ”の前翅長は25~35mmあり、翅は半透明で白く、黒い斑紋があります 体毛は黄色く細かく生えています
毎年卵で越冬し、2~3月に孵化して、5~6月(寒冷地では7~8月頃)蝶となって飛び回ります
決まってこの時期に、透き通ったように見える半透明な白い翅に、黒い翅脈を装えて飛び回る「蝶」の姿は、もし「晩春」という言葉があるなら、「晩春の蝶」と呼ぶ名がふさわしいように思えます
植物でいう「蝶」のスプリング・エフェメラルといった感じです
“ドクダミ”の花各種
この所大分涼しくなっています
6月も明日で終わりとなり、梅雨もまもなく終わるでしょう
マイジャングル庭では、梅雨の代表花・“ドクダミ”がどうやら終わりに近づいています
雨の合間に撮った“ドクダミ”の花姿を見てください
“ドクダミ(蕺草)”はドクダミ科ドクダミ属の多年草で、日陰の湿った場所を好む草で、野山や空き地などいたる所に自生し地下茎を伸ばし群生しているのを見る事ができます
全草に悪臭があるので、嫌がられる面もありますが、梅雨時に真っ白な花が、ちょっと暗陰で咲いている姿はなかなか綺麗です
でも実は“ドクダミ”の花は白くは無いのです
開花期は5~7月の梅雨時、“ドクダミ”の花は茎頂に4枚の白色の総苞(=花弁に見えますが)の中央に棒状の花序に淡黄色の小さな花をびっしり咲かせます この小さな花が本来の花姿で、花弁もがくもなく、雌しべと雄しべのみからなっています
こんな分解解説するよりも、“ドクダミ”の花は白い花だと見たほうがロマンがあっていいですね
“ドクダミ”の葉はハート形をしており、時として葉色も紫色に色付きます
ハートの葉に真っ白な花は絵になります・・・ちょっと匂いが気になるかな
“ドクダミ”はまぎれもない雑草扱いの花ですが、葉に乳白色の斑が入るものもあり、最近“ゴシキドクダミ”と呼んで珍重され、結構産直の野草コーナーなどでも、売られてきています
先日買うのはやめたのですが、パチリ!! してきたので見てください
“ドクダミ”も真っ白な総苞片をたくさん付ける八重咲きのものもあり、下の画像はマイ庭で昨年植えたものです
普通の“ドクダミ”と混じらないように目下鉢植えなのですが、もう少し増えたら地植えにしたいと思っています でも、普通の“ドクダミ”と混じったら消えてしまうのでしょうかね!?
“ドクダミ”という和名は、「毒を矯める・止める」という意味を持つとか、あるいは「毒や傷みに効能がある」という意味の「毒痛み」に由来すると言われています
最近私は“ドクダミ”茶を飲んでいます
何か体に利くような気がしますが、気のせいかな!?・・・なんせ単細胞の私ですから、何を飲んでも利くのです
“ヘンルーダ”という「ハーブ」の花言葉は??
この前群馬・高崎の高崎公園内の「シンフォニーガーデン」で、“ヘンルーダ”という「ハーブ」が花開いているのを見つけました
“ヘンルーダ”は、地中海原産・ミカン科の常緑小低木です
今の時期“バラ”の花は終わりに近づき、辺りはすっかり“バラ”の花びらが敷き詰めたように散っています “ヘンルーダ”の樹高は50cm~1mくらいで、傍で見ると足許に寄り添う形で咲いて見えます ちょっと絵を描いたつもりで、アングルをかえ、“バラ”の花びらを背景にして、パチリ!! してみました
“ヘンルーダ”の呼び名は、江戸期にこの花が渡来したときのオランダ語が訛ったものといわれています 最近のハーブ・ブームで流通している呼び名は、英語で“コモンルー”または単に“ルー”とよんでいるそうです
“ヘンルーダ”の葉は対生し、羽状複葉しています 山椒にちょっと似た香りがあり、ヨーロッパではシェークスピアの書き下ろしの中にも登場して魔女を追い出し、疫病を払うと伝えられているほどの薬草だといわれています 特に開花した時の葉をウンコウ「芸香」といい、日本では鎮痙剤・駆虫剤などに利用できるとされ、猫避けにも良く使われるそうです
ところで、ハーブは草本類が主体ですから、“ヘンルーダ”がミカン科のハーブという事で珍しいといえます
ミカンを食用にしている“ナミアゲハ蝶”はこの葉がとても好物だそうで、これを植えると、“アゲハチョウ”が臭いをかぎつけ集まってくるそうですから、蝶を楽しみ、猫避けもできるとなれば、『いいかも~!!』 ですかね
“ヘンルーダ”の花は夏咲きで、黄色の4~5弁の花で、あまり綺麗とはいえませんが、私には却って面白い表情の花と思えます・・・私の美的センスは綺麗過ぎるのは心のゆとりが感じられずあまり好きになれません
“ヘンルーダ”の花言葉は、「 悔恨 」 です
何を「悔恨」するというのかな!?
“コアジサイ”が咲く石段街の温泉・・・伊香保温泉
群馬・伊香保温泉は、草津温泉と並んで県を代表する名湯で、県内の郷土紹介に作られた上毛かるたでは、「伊香保温泉日本の名湯」と歌われているほどです
伊香保温泉といえば、鉄分の多いお湯の泉質は勿論、急傾斜地に作られた石段の両側に、温泉旅館、みやげ物屋、射的・弓道等の遊技場、飲食店などが軒を連ねている温泉街としてしられています
界隈の石段は「石段街」と呼ばれ、結構上るのに楽しくいい運動になります
365段ある石段を一歩一歩上がって、途中の横道に入ると、石垣が緑で覆われほっとさせてくれます
石垣の上の方で、一面の“コアジサイ”の花が咲いているのを見つけました
“コアジサイ(小紫陽花)”は、ユキノシタ科 ・アジサイの仲間です 別名をシバアジサイ(芝紫陽花)といい、樹高は1~2mの落葉低木です
葉は鋸歯のハッキリした楕円形をして、長さ1~4cmほどの葉柄があり、枝に対生し、花はアジサイの特徴である装飾花は無く、両性花だけが枝先に多数咲かせます
花期は6~7月・径5cm程の散房状に花序がつき、白色から淡青色の5弁花が密集させて咲いている様子はとても幻想的に見えました
普通の“アジサイ”の花言葉は、「移り気」 です “アジサイ”の花は侘び寂び性があり、好きな花だけど、融通性の無い私にはちょっといい印象を受けない言葉です
勝手なようだけど、“コアジサイ”の花言葉 《 忍耐強い愛 》 はなんとも素晴らしい花言葉に思えます
群馬・伊香保温泉で見た野草 ; “ユキノシタ”&“クリンソウ”
昨日に続いて・・・「伊香保温泉」記事です
早朝の温泉街の散策で見つけた山野草2つを紹介します
温泉街で榛名ロープウェイ駅近くに、1890年(明治23年)、宮内省が「伊香保御料地」を買い上げ1893年に御用邸が造営した跡が、現在は「群馬大学伊香保研修所」として立地されています
散策の時、「伊香保研修所」前を通りました 入り口には「御用邸跡記念碑」が建てられ、所内へは石垣沿いに踏み石がずっと続いています
石垣一杯に、“ユキノシタ”が満開に花開いていました
“ユキノシタ”は湿った半日陰地の岩場などに自生する常緑の多年草で、伊香保の温泉街の石垣は今の時期、“ユキノシタ”の花が一杯でした
“ユキノシタ”は5弁花で、上3枚の花片には小さく濃紅色の斑点があり、基部に濃黄色の斑点があります 下2枚の花片は白色で細長く、約15~20mmほどあります 花弁の上3枚は約3~4mmくらいです
石段街のてっ辺から河鹿橋の方に歩いたところで、“クリンソウ”が沢山咲いていました
“クリンソウ(九輪草)”は、サクラソウ科サクラソウ属の多年草で、山間地の、比較的湿潤な場所に時に群生します
花期は6~8月で、ロゼッタ状になった葉の中央から高さ50cmほどに花茎を伸ばし、茎を中心円状に花を上の方からさかせませす 温泉街で見た“クリンソウ”は、一杯ツボミがついて、花はこれからでした
何段にも花が重なるように咲く様子が、仏閣の屋根にある「九輪」に似ていることから、“クリンソウ”の名前の由来となっているそうです
“クリンソウ”の花言葉は、「 物思い 」、 「 幸福を重ねる 」、 「 物覚えのよさ 」 です
群馬・伊香保温泉に行ってきました
昨日は一泊旅行に行ってきましたので、お休みしちゃいました
どういう風の吹き回しか子供たちに誘われて温泉に行こうと言う事になり、群馬・「伊香保温泉」がよかろうと出かけてきました
数週間前から何処がいいかと話題になって、あっちこっち探していたようですが、孫の初めての温泉旅行はあまり遠くなく、近くに色々遊ぶ場所があるところということで、「伊香保」を選んだようです
大きな声では言えませんが、どうやら親孝行を理由に、孫の面倒を見させ忙しい自分達が羽根を伸ばそうという事のようです 尤も、孫の顔を見るのは、私にとっても訳知り顔になった子供たちよりずっといいのは間違いないのですが・・・
こんな悪態を秘めながら、そ知らぬ顔して行った伊香保の湯風景は、思ったより楽しめました
毎日この所続けている早朝ウォーキングを 「伊香保温泉」の石段 でやろうと思い、デジカメ 片手であるいてきました
朝早いので誰も歩いていませんが、空気がひんやりしてなかなかいい気持ちでした
365段あるといわれる石段の中段付近から見下ろした温泉街です
更に石段を上がって、振り返ってみた温泉街です 陽が上りはじめ大分明るさを増しました 人もチラホラ見え始めています
石段街の一番上は、上野国三之宮(富岡・貫前神社、赤城・赤城神社と並ぶ)の一つ「伊香保神社」が祀られています
朝日が丁度射しかけ、ひんやりした空気がとても荘厳さを感じさせてくれています
泊り客が一人浴衣姿でお参りしていましたが、なんとも温泉神社の風情です 手を合わせていたのは熟年の男性客ですが、「伊香保神社」は縁結び、子授け、安産の神様としてご利益あるのだと知っているのかな
神社裏手からの社の姿です
社表から射し始めた陽射しが屋根越しに光り、なかなかいい感じとパチリ!! してみたのですが、どんなものでしょう
“栗”の花が今盛りです
野山は今“栗”の花が一杯咲いています
先日車を走らせていて、“栗”の花があまりに一杯咲いているので、思わず停まってパチリ!!してきました
“栗”はブナ科クリ属の落葉高木樹で、梅雨の今頃10~15cmほどのふさふさした花房状になって花を咲かせます
“栗”の花は雌雄異花で、雄花は穂状で斜めに立ち上がり、全体にややクリーム色を帯びた白色でさきますから、遠くから見る“栗”の花はまるで白い山の様に見えます
“栗”の花は、人間には咲いていてもあまり気づかれない感じの花のように思えます
しかし“栗”の花はとても変わった形ですが、その事以上に変わっているのは花の香りです 栗林の下に立てば、ちょっと青臭い匂いがして、これが“栗”の花の香りかとビックリするほどの独特の強い香りがします この芳香成分は、「スペルミン」というヒトの精液に入っている臭い成分と同じだそうで、“栗”の花は虫媒花ですので、理由はわかりませんが、虫たちを大変多く集める成分なのですね
尚余談ですが、「スペルミン」は細胞の新陳代謝に関わる(話題の)DNAと相互作用し、その遺伝情報の読み出しなどに密接に関わる重要な化合物だそうです
“栗”の花形は長い花房になっていますが、これは沢山の「雄花」が集まったものです 下の画像は咲いていた“栗”の花穂を撮ったのですが、「雄花」ばかり撮ってしまいました
実は「雄花」の下の方に、小さな緑色のとげに包まれた「雌花」が2~3つ、ひっそりと咲いていたらしいのですが、未確認でした
今度雌花を観察してみよう
見れば見るほど、変わった“栗”の花です これからイガイガ針で保護された栗の実が出来るなんて想像できません
こんな句を見つけました
「 逗留(とうりゅう)の 窓に落つるや 栗の花 」 ( 向井去来 )
「 よすがらや 花栗匂う 山の宿 」 ( 正岡子規 )
「 栗の花 紙縒り(こより)の如し 雨雫 」 ( 杉田久女 )
“栗”の花の花言葉は、「 公平 」、「 豪華 」、「 満足 」、「 真心 」 です
公園でみる動物達 ; “水鳥” & “亀”
先だって、群馬・高崎の高崎公園に行った時、公園片隅のミニ動物園を覗いてきました
ミニミニ動物園の鳥舎は、3舎あり、“孔雀”舎 (仮称)の隣を覗いたら、“水鳥”と“亀”が同居していました
この取り合わせはよく分かりませんが、水辺という事なのでしょうか!?
鳥舎の中に円形の踊り場が作られ、餌場にもなっています
円形餌場の縁には、“ミシシッピーアカミミカメ” が沢山甲羅干しをしていました
水鳥は、“コハクチョウ”と“アヒル”と“カモ”です “アヒル”はともかく、“コハクチョウ”や “カモ” は渡り鳥です ここにいる水鳥はもう渡る力はないので、ここで老後送りなのかも知れませんね
“アカミミカメ”と一緒にのんびり日向ぼっこの様子ですが、なんか哀れさ・寂しさを感じるのは、(私の)傲慢さでしょうか!?
公園に遊びに来た子供たちが、時折やってきて、金網越しに覗いては、色々話しかけていました
でもどうも人気の話し相手は水鳥達でなく、『亀さん!・亀さん!』の連呼です
それに答えてか、あっちむいたり、こっちむいたり・・・、首を長く伸ばしたり、更にはメイン位置へとポジション変えしたりです
“アカミミカメ”君なかなかのタレントぶりというところです
尚、“アカミミカメ”の平均寿命は25~40年だと云われています
“ミシシッピアカミミガメ”は、日本生態学会の「日本の侵略的外来種ワースト100」に選定されているのだそうです 要は増えすぎて、日本在来種が駆逐され困っているのですね 一体これは誰が悪いのでしょう
“ノビル”の花って知ってますか!?
早朝ウォーキングしながら、鉄路の土手でちょっと面白い花が咲いているのを見つけました
見かけた野草は、実は“ノビル”です
ノビル(野蒜)はユリ科(植物分類体系ではネギ科)ネギ属の多年草で、日本全国で見られます
地下に小さなラッキョウほどの鱗茎(球根)があり、食べられるので、私はたまに摘んで、酢味噌でビールのつまみにしています
秋に長さ20~30cmほどの細い葉を出し、春先球根が育っている頃がたべごろです
今頃花茎のでる季節になると、葉は垂れるような形になりますが、花茎は立ち上がって頂端にネギ坊主状の花序ができます
“ノビル”が、沢山生えていました
葉は雑草に紛れてちょっと目立ちませんが、花茎は背丈(50~60cm位になる)が伸びて、頭の花序が風で揺れる様子は可愛い気です
“ノビル”は農耕地などの周辺に多く、自然性の高い場所にはほとんど生育しません
こんな処から、農耕の伝来とともに渡来した「史前帰化植物」であると考えられています
ノビルは万葉の時代からあったといわれ、伝来は不明だが古代人もノビルは食べていたらしい
ノビルは初夏に花茎を出して頂端に花序を形成します
花序には2つの形態があり、花を形成せずに無性芽である「むかご」のみを形成するものがほとんどですが、花を付けた後に「むかご」を作るものがあるそうです
「むかご」とは、花の一部または全部が、「養分をためるところ」という事のようです
花茎先端の坊主頭の花序・・・まだ出来たばかりです
これが出来始めると地下の鱗形は硬くなるので、収穫は急がないと・・・です
花茎の先端に出来たイガイガ状に集まった散形花序から、花柄を伸ばし花の長さ数mmの楕円状の6弁花が咲きます
“ノビル”の花は、初めて見たけど、野趣一杯の花です
“ノビル”を食べたというのは、万葉集(巻16)にも見つける事ができました
《 「醤酢(ひしはす)に 蒜(ヒル)搗き合てて 鯛願う 我にな見えそ 水葱(ナギ)の羹(あつもの)」 》
歌の意味を我流解釈では、
『 醤酢(ひしす)は“ひしお”のようなものなのだろうか!?
酢と一緒に野蒜(ノビル)を合わせていると、鯛を食べたくなる
葱(ネギ)のお吸物なんか見たくもない 』
鯛を食べた万葉人とは、なんとも贅沢です
“ノビル”は酢味噌でなく、酢醤油なのか!?・・・酢味噌の方が美味いと思うけどな
台風一過なんだけど・・・ 安心した晴れ間がまだ見えません
昨夜は台風4号が襲来しました
この時期の台風は珍しいですね・・・歓迎はできませんが・・・ しかも結構大型台風だし、直接関東襲来ですから、昼間から気になっていましたが、案の定夜の風は凄かったので、ちょっと寝そびれちゃいました
建ててから大分経ってるマイホームはあっちこっちが老朽化しているので、最近の強力な天災には耐えられるかいつも心配しています
とは言え、心配してもどうしようもないのだから、生来ののん気性と、ものぐさ性で、すぐ『何とかなるさぁ~』と考えちゃって入るのですが・・・
昨日の朝、沖縄に襲来した台風4号は、今朝現在(am:7時)日本本土を縦断して、東北岩手辺りを通過中です なんとまぁ早い事と感心してる場合ではないのですが、いつまでも居座られては困るので結構な話です
今朝早朝ウォーキングを早めにしながら、台風の被害状況を見るため畑中のコースを選んで歩いてきました
びっくりしたのは、つい数日前まで一面の麦秋風景であったのが、全部刈り取られて風景一変です
台風が来るという事で、皆さん一斉に刈り入れ収穫したのでしょうが、にわかお百姓さんの私には想像できない判断力、先見性ですね ・・・凄い!!
話は変わるのですが、台風みたいな国がありますね
今欧州はギリシャという台風が吹き荒れています
緊縮財政をしなければユーロ圏維持ができないというし、緊縮財政によって国民の生活は余計締め付けられ、自殺する人まで出る騒ぎです
選択をするギリシャ国民は大変ですね
日本から見ると、何とか緊縮を成功させて、ユーロ圏維持をしてもらいたいものですが、その為に生じる高齢の年金者が切り捨てられる事がないように祈ります
日本のお百姓さんのように麦の刈り入れはすばやく、時機を失する事のないように、建て直しして欲しいですね とにかくまずはギリシャの台風が早く吹き去り、台風一過・爽やかな風が吹きますように・・・
ピンク色の“ヤマボウシ”が咲いていました
梅雨が本番、毎日降ったり止んだりのお天気です
先だって、群馬・榛名山麓を雨がそぼ降る中走って いましたら、 “ヤマボウシ”の花が咲く街路樹並木がありました
自宅辺りでは、もう“ヤマボウシ”の花 は茶色の苞色に変わり、終わりに近づいていますが、榛名山麓は今が盛りとばかりの咲き方です
雨に濡れた真っ白い“ヤマボウシ”に混じって、ピンク色した“ヤマボウシ”が咲いているのを見つけ、車 を停めてパチリ!!
です
色つきの“ヤマボウシ”の花(実際は花ではなく、苞片ですが)は初めて見ました
調べてみたら、最近は花色が白ばかりでなく、“ベニバナヤマボウシ”という園芸品種が出ているのだそうです
“ベニバナヤマボウシ”は、白色の“ヤマボウシ”から総苞片が淡紅色の華やかな品種に改良されたものです
「サトミ(里美)」、「ベニフジ(紅富士)」などといった品種があり、最近あっちこっちで見られるようになっているそうです・・・見かけた“ベニバナヤマボウシ”は苞片のやや丸みの帯びた形から、「サトミ(里美)」のようです
アップして撮った「サトミ(里美)」の表情は、とても優しく見えました
“ベニバナヤマボウシ”の花言葉は、《 友情 》 だそうです
“ベニバナヤマボウシ”は、花色から “ハナミズキ” とよく似ていますが、“ハナミズキ”に比べ花の先端が尖っているので見分けられますし、花の咲く時期も大分違っています
“ヤマボウシ”の花に、紅花種のあるのもびっくりですが、黄色の“ヤマボウシ”もどうやらあるそうでちょっと見てみたい気がします
“シロバナイヌタデ”を見つけました
「麦秋」の中で、毎早朝ウォーキング を続けています
ここ二三日梅雨空でウォーキングもちょっとお休み勝ちになり勝ち、コースを変えたりして継続をなんとか維持しています
まだまだ初期目標の3ヶ月までは先ですから、色々工夫しながらチャレンジです
先日、今まで歩いたところとはコースをかえたところ、麦畑の畦に、“イヌタデ”の花が咲いているのを見つけました
麦秋を背にした“イヌタデ”はなかなか格好が決まって見えました
“イヌタデ”は道端や畑、野原など普通に生える一年草で、花期は6~10月です
“イヌタデ”の茎は通常赤味を帯び、高さは20~50cm、枝先に4~5cmほどの花穂を伸ばし、別称・“アカマンマ”と呼ばれる様に、紅紫色の小花を咲かせます 葉は互生し、長さが3~8cm披針形で、葉鞘は長さ約5~8mmくらいの筒状をして、縁や裏面の脈上には長毛が生えています
見つけた“イヌタデ”はやや大振り、しかも葉や葉鞘の様子は解説書の通りですが、花色はややピンク色で、白みをおびています
“イヌタデ”の中には、白い花を咲かせる品種があるそうですから、これがもしかしたら“白花イヌタデ”かなと一人で納得してパチリ!! してきました
とにかく白花の“イヌタデ”は、珍しいと思えます 花は小花が密に固まって咲いています 小花の一個一個の花形は花弁はなく、5深裂した萼が花被片の形をなしています
この花形は、“水引草” の花に似ています
“イヌタデ”の花言葉は、 ≪ あなたのお役に立ちたい ≫ です
こんな“イヌタテ(別称;アカマンマ)”を詠った歌を見つけました
“ あなたのため 私は役に 立ちたくて アカマンマ 炊くままごとなりき ” ( 鳥海 昭子 )
なんかとってもオシャレな歌に思えました
公園で見る動物達 ; 「孔雀」
先だって、梅雨の合間の買い物日、群馬・高崎にある「高崎公園」に立ち寄りました
公園片隅にある「シーナリーガーデン」の花がどうなっているかなと思っての事です
でも、今日は「シーナリーガーデン」の様子ではなく、隣のミニミニ動物園の動物紹介です
“シーナリーガーデン”に入ろうとしたら、突然なんとも表現できない鳴き声が、「ガーデン」となりの直径6~7mくらいの鳥舎の中から聴こえてきました
一体なんだろうと覗いたら、“孔雀(くじゃく)”です 今まで何度か来たことがあったのですが、ここで羽根を拡げた“孔雀”を見たのは初めてです ケージの中は、数種の鳥が飼われていましたが、二羽いる孔雀の一羽が丁度鳥舎せましとばかりに羽根を拡げ始めて、他の小鳥達は隅に追いやられていました
ケージの網目から、中の“孔雀”をパチリ!! してきました
猫の鳴き声に近いといわれるけど、もっと独特な甲高い声で鳴きながら、体を揺らし拡げた羽根を震わせています
“孔雀”はキジ科の鳥類で、中国から東南アジア、南アジアに分布しています
鳥舎の中の“孔雀”は、羽根の色が青藍色をした“インド孔雀”です “孔雀”の雄は、大きく鮮やかな飾り羽根を持ち、それを扇状に開いて雌を誘います 今が丁度繁殖期なんでしょうか!?
古来から、“孔雀”の羽根はきれいな事から工芸品に利用されたり、更に“孔雀”がサソリ等の毒虫や毒蛇類を好んで食べるため益鳥として尊ばれてきました 日本には、推古天皇の代(598年)に新羅が“孔雀”を送ったという記事が『日本書紀』にあるそうです
仏教の信仰対象にもなった“孔雀”は、邪気を払う象徴として「孔雀明王」の名で祀られています
「孔雀明王」は、憤怒の相が特徴である明王のなかで唯一、慈悲を表した菩薩様形をしています その形は菩薩様が“孔雀”の上に乗り、一面四臂の姿で表されることが多いそうです なお、京都・仁和寺に描かれた像(北宋時代、国宝)は三面六臂だそうです
ケージの中をアップして、“インド孔雀”を撮って見ました
金網の網め色が映り込んで、ちょっと幻想的に撮れました・・・私のお気に入り画像の一つになりました
梅雨空に、“泰山木 (たいさんぼく)”の花が咲きました
先日近くのお菓子やさんに行ったのですが、・・・なんで、お菓子屋さんにと思うでしょうね!? 囲碁の大会があり、その為の賞品を買いに行ったのです 囲碁の話は後日にして、・・・玄関横に大きな“タイサンボク”が花開いていました
“タイサンボク(泰山木)” は木蓮の仲間で、6月に入ると大きな「お椀」のような形をした真っ白な花を咲かせます
北アメリカが原産で、明治の初めに渡来し、街路樹や公園樹として時々見かけましたが、お店の玄関口でこんな大きな樹があるのはめずらしいのでは・・・
“タイサンボク”の「泰山」とは、中国、山東省中部にある標高1524mの名山で、中国五岳の一つだそうです 古来から信仰の対象となり、秦・漢時代から皇帝が「封禅(ほうぜん)」の儀式を行った所だそうです
*注)「ほう‐ぜん【封禅】」とは、中国古代に天子の行った天と地の祭り(お祓い)をいうそうです
そんな厳かな名前を冠した樹の花だから、名前負けしないほど大形の真っ白い花はとても見事です
“タイサンボク”に近づいて、枝先に上向きに咲いている芳香のある大型の白い花をパチリ!! しました
梅雨空下に咲く“タイサンボク”の花はとても綺麗ですね
この綺麗さには、古くから和歌や俳句に色々歌われているのがよく分かります
こんな歌と俳句を見つけました
六月の 青葉ぬらして 降る雨の なかにも匂う 大盞木の花 (宮原あつ子)
昂然と 泰山木の 花に立つ ( 虚子 )
たまたまたづね来て その泰山木が 咲いてゐて ( 山頭火 )
“タイサンボク”は、6月8日の誕生花でした 縁起を担ぐ訳ではありませんが、たまたまこの日に囲碁大会の賞品を買ったのです わたしも参戦したこの大会は、なんと優勝して、この賞品を戴きました
“タイサンボク”の花言葉は、「 前途洋々 」、 「 威厳 」 です
“ヤマボウシ” & 「蜘蛛」
玄関先に植えてある “ヤマボウシ”の花 は、真っ白に開いた花が茶色ぽく変色し、もう終わりになってきました
“ヤマボウシ(山法師、山帽子 )”は、ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木で、各地の山野に生えています
樹高は5~10mほどになり、葉は対生し、花は初夏(5月下旬~6月中旬)に咲きます “ヤマボウシ”の花は4枚の白い総ほう片が花弁のように見えますが、実際の花は真ん中のいがぐり頭の様に見える、数十個の小花が集まったものです
毎日早朝ウォーキング をしていますが、朝出るときに“ヤマボウシ”の花をなんとなく見ていました
真っ白い総苞片が、鮮やかと云える程に大きく拡がって、中央の黄色みを帯びた集合花が少し咲き始めたある日、苞片の上に、緑色の「蜘蛛」が一匹留まっていました この日は前夜に雨が降り、苞片は露の球が沢山ついていました
毎朝ウォーキングに行く前、なんとなく“ヤマボウシ”の花を見て出かけました
何故か毎日他の花には移動する事なく同じ花にいます
この「蜘蛛」の名前は分りませんが、姿からは「蝿取り蜘蛛」の仲間ではと思うのですが・・・
それにしてもネバリ強く、獲物を狙っています
下の画像 は、見かけてから四日目の姿です
中央の集合花が大分花が咲き、蜜を吸いに来る虫を待っていると思うのですが、こんなで獲物が取れるのでしょうか??
雨が続いて、つい「蜘蛛」君のことも、“ヤマボウシ”の様子も見ないでいました
気がついたら総苞片は、茶色に変わって、集合花は緑色した集合果になろうとしていました
そして「蜘蛛」君の姿が見えなくなっていました
さすがに、待てども餌がとれなかったのでしょうか!? それともべつな狩場に行ったのかな
“ヤマボウシ”のこの果実 はこれから次第に成熟し、9月頃には真っ赤に熟します
万葉集に、作者不詳ですが、“ヤマボウシ”の果実を詠った歌がありました
「この夕(ゆうべ) 柘(つみ)のさ枝の 流れ来(こ)ば 梁(やな)は打たづて 取らずかもあらむ」
柘(つみ)とは、“ヤマホウシ( 山法師)”の事です
歌の意味;
「この夕べに、仙女が化したという柘(つみ)の枝がもし流れてきたならば、梁(魚を捕る仕掛け)を打つような手荒な捕らえ方をしないで、それを取れないものだろうか」
“ヤマホウシ”は、今日6月15日の誕生花です
そして、花言葉は、「 友情 」 です
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