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“ネコノヒゲ”と“猫”の「ヒゲ」

花屋さんの花棚で、鉢植えになってびっしり咲いている“ネコノヒゲ” を見つけました

“ネコノヒゲ”は紫蘇(しそ)の仲間のハーブで、インドから東南アジア、オーストラリアにかけて広く分布しています

茎は、赤紫色で角ばって4稜になっており、草丈は50~100cmほどになります                                             葉は卵形から楕円形で、対生しており、春~秋にかけて、茎の先の総状花序に花を咲かせます                                                花色は品種によって、白色、淡青色、淡桃色と咲く品種もあるようです

花びら自体はさほど目立ちませんが、長く伸びた雄しべと雌しべがやや上向きにピンとはね反り、その姿が「ネコのひげ」を連想させる所から“ネコノヒゲ”の名前が付いたそうです

“ネコノヒゲ”は花壇や鉢植えで観賞用として育てられることが多いですが、日本には当初、薬用植物として利用されました

薬用効果は葉に利尿作用や血圧を下げる成分を含んでおり、「クミスクチン茶」の名前で健康茶の一種として出回っているそうです

“ネコノヒゲ”の「ヒゲ」はヒゲならぬ、雄しべと雌しべの蕊(しべ)ですが、本家の「猫のヒゲ」は何のためにあるのでしょう 

我が家の猫殿は、名前を『ムギ』といい、殿でなく、姫です                                                         でもとても立派な「ヒゲ」を生やしています                                                    最近歳をとったせいか柱や壁に寄りかかって休んでいるのが多くなりました                                             

極々たまに、この「ヒゲ」が抜けているのを見る事があります                                                 触ってみると、なんとも硬く立派な毛です

これらの「ヒゲ」の根元には、感覚神経が集中してあり、とても鋭敏で、伸びた「ヒゲ」の先端に少し触れる程度の微妙な振動でも、感じ取れるしくみになっているのだそうです

真っ暗闇の狭いところも、通れるかどうかこの「ヒゲ」で判断できるのですかね!?

私がたまにこの「ヒゲ」をそぉっとしごいてやると、にらまれちゃいます

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“ルドベキア”の明るさがいい感じです

あっちこっちの花屋さんの店頭で、鮮やかな黄色の花のポットが、沢山ならんで売られています

ビッシリ咲き並んだ様子は、まるで小さなヒマワリ園のような感じです

花の名は、“ルドベキア” といいます

 “ルドベキア”は北アメリカ原産のキク科の植物で、日本にやってきたのは明治時代の中頃・真夏の炎天下でも花を咲かせる元気な植物です

そんな丈夫さから、切り花はもとより鉢花や夏花壇、品種によっては地面を覆うグラウンドカバーにも利用されているようです

“ルドベキア”の主な開花期は夏~秋ですが、早いものでは梅雨頃から花を咲かせます

花色はオレンジや黄色(中心付近がえんじ色で周りが黄色くなる2色咲きのものなどもある)で、色幅自体はさほど多くはありませんが、小輪種や大輪種、一重咲きや八重咲きなどもあわせると、結構花姿はバラエティーに富んでいると云えます

 

 “ルドベキア”の花言葉は、「 鮮やかな態度 」 です

 

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緑陰の中で、“チダケサシ”が明るく咲いていました

先日、群馬・渋川の「渋川総合運動公園」に行った折、園内の松林の縁で、“チダケサシ” の花が咲いているのを見つけました

“チダケサシ”はユキノシタ科で、草丈50~70cmほど、北海道を除く地域に分布し、栄養分のやや多い湿原、林縁、湿った草原などに生育する多年草です

榛名山・沼の原湿原で以前8月初め頃よく見かけたのですが、山麓で今頃みかけるのははじめてです

“チダケサシ”の葉は、2~4出(=2から4回葉軸が枝分かれする)に羽状複葉(=葉軸に沿って小葉が並ぶ)を出します                                                                                              小葉の縁には、荒い鋸歯があります

夏(7~8月頃)に、花茎を真っ直ぐ伸ばし、花茎の下部から順に上部に向かって小さく枝分かれさせ円錐塔状の花序になります                                                                                    分岐した花茎のまわりに小さな淡いピンク色の花をびっしりとつけます

“チダケサシ”の花は、下から上に咲きあがり、雌しべから先に現われ、花柱(雌しべの先)は2つです

がく片は5枚、花弁も5枚です

 

“チダケサシ”の花言葉は、「 落ち着いた明るさ 」  です

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“オリンピック”が始まった

今オリンピックの入場式を見ています

第30回ロンドンオリンピックの開催です

各国の入場を見ながら、1896年にアテネ(ギリシャ)で第1回が開催され、世界大戦による中断を挟みながら100年以上の期間にわたって、4年ごとに継続されているオリンピックの巡ってくる事のなんと早い事かと・・・時の経るのに感慨を覚えています                                                      (参考;日本が始めてスゥェーデン・ストックホルム大会に参加して、丁度今回は100年目だそうです)

何をそんなに感慨を覚えるかというと、結構オリンピックで思い出すことがありますから・・・

大学受験の頃、大きくなったり小さくなったりしながら流れる、メルボルンからの水泳400m、1500m自由形の実況放送が今でも耳に残っています                                                                 マレー・ローズ、山中毅、ジョウージ・ベリーン3選手の激泳です

更には東京オリンピックの時の女子バレーの金メダル、エチオピア・アベベのマラソンでの裸足の快走は若かった私に努力の成果を教えてくれました                                                          この時代は丁度貧しさから繁栄の踏みだしの時期でしたね

色々な事が思い出されますが、それらは置いて、学生時代社会学の先生が経済はほぼ4年がサイクルだといっていた事を思い出しました

丁度オリンピックが節目になったいるような感じです

今ヨーロッパはユーロが危機を迎えています                                                           オリンピック開会式の先頭を歩いているギリシャが今ユーロ危機の最大の元凶になっています                                    ポルトガル、スペイン、イタリアも経済危機を迎えています

どんなオリンピックになるのかわかりませんが、世界中の経済が上向く事をねがいたいものです

昨日、一昨日サッカー予選が始まり、日本ナデシコはカナダに、侍日本はなんと金メダル候補のスペインに快勝・スタートを切りました

今開会の言葉が宣言されました

いい“オリンピック”になりますように・・・

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今日は丑の日・・・真夏の蓮池に涼を求めてきました

凄く暑い日が続いています・・・先日は39度と体温以上に上がった日もありました                               こんな暑い夏はしっかり食べて乗り切るのが大切です

今日は土用の丑の日です

日本では土用の丑の日に、暑い時期を乗り切る栄養をつけるために「うなぎ」を食べる習慣がありますが、何故「うなぎ」なのでしょう

これは元々「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という民間伝承が、「うなぎ」を食べるという習慣につながったといわれています

今年はこの「うなぎ」がシラス不足でとても高価となり、なかなか庶民の口には食べられなくなりました                             昔は川でも割りに簡単にとれたというのに・・・                                                        因みにシラスのg単価は、金の価格をはるかにしのいでいるのを知ってますか

アメリカではワシントン条約の対象にして絶滅危惧種に指定し保護の動きも出ているくらいですから、もう少し考えた食生活が必要なのかもしれません                                                              『う』の字が附く物が夏負け防止食なんだからと、スーパーでは、『梅干し』、『ステーキ(牛)』等々売り出し始めたそうです                                                         


 

暑かった昨日、夏バテ防止は気持ちからと、少しでも涼しいところはないかなと榛名山麓に車を走らせ、群馬・渋川の渋川総合運動公園に行ってきました

公園内の蓮池は、暑さで水の量が干上がりこそしてませんが、大分水位が下がり、葉枯れの見える“蓮”もありましたが、沢山のツボミが見られました

池の周囲の緑が、強い陽射しの中で濃さを増していました

池の向うに建つ東屋の閑静さが、涼しさを感じさせます

大きく伸びた葉陰の中で、強い陽射しを避けるように一輪開いていました

“蓮”の花は、 古来中国で「“蓮”は泥より出でて泥に染まらず」といわれるように、清らかさや聖性の象徴として称えられています

“うなぎ”の生態はあまりよく分かっていませんが、人類の歴史の前から生きていた生物で、とにかく生命力に富んでいます

海川だけでなく、エラ呼吸、皮膚呼吸が出来るので、体と周囲が濡れていれば陸上でも生きられるほどで、沼などは格好の住処です                                                                       雨の日には生息地を抜け出して移動するため、路上に出現して人々を驚かせたこともあるそうです
“うなぎ”の棲む湖沼に、“蓮”の花が咲くのかな

そういえば、蓮池の近くには、昔から大きいうなぎ屋さんがあったけな!!

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オキシペタラム・ホワイトスターの花

昨日に続いて・・・花屋さんの棚で見つけた“オキシペタラム・ホワイトスター”の紹介です

“オキシベタラム”は、カガイモ科のつる性の多年草で、原産地は南米です

“オキシペタラム”は一般的には星型の花で、花色も薄紫色から薄青色に変化する魅力的な花である事から、“オキシペタラム・ブルースター”と呼ばれています

でも見かけたこの“オキシペタラム”は星型のブルーの花ではなく、品種改良され見られるようになった白花品種で、“ホワイトスター”と呼ばれています

花の咲く時期は、4~10月と割りに永いらしいのですが、日本の真夏は苦手のようです

“ブルースター”と同じように、2~3cm大の花は5弁の整った形をしています

株は地際付近から少なめに分枝し、やや肉厚の葉は細めの三角形で薄く毛が生えています                                                 この感じはフランネルフラワーの感じです
半耐寒性とされ一年草扱いすることもあるそうですが、南関東以南では屋外で冬を越すことも多いそうです

葉や枝を傷つけたときに、白い乳液が出るようですが、手につくと被れることがあり注意だそうです

“オキシペタラム”の花の名は、5枚の白い花びらが輝く星のように見えることから名づけられたもので、ギリシャ語で「oxys(鋭い)」と「petalon(花弁)」の意味で、星形の花の形に由来しているそうです

花びらもさわるとやさしいフェルトのような手触りがして、すっきり立った花姿の“ホワイトスター”は夜空に輝く天の川の涼しさです                                                                        花びらは丸い一重、半八重、八重もあるようですが、やはり一重の5弁が一番でしょう

“オキシベタラム・ホワイトスター”の花言葉は、「 星の精 」、「 信じあう心 」、「 幸福の愛 」 です

花言葉の「信じあう心」は、幸せの青い星ブルースターと同じように、寄り添って咲く星形の花や花に寄り添うハートの形の葉に対して与えられたのでしょうか!?

 

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“チョコレートコスモス”の花が咲きだしました

昨日は当ブログの検索用システムのサービスメンテナンスでした                                                        事前に原稿を作っておけば慌てずに済んだのですが、パソコン開いて初めて『あぁ休みなんだ』と知りました

いつも画面を睨みながら書いていますから、途端にパニックで、それから今日はお休みなんだと、じわ~とのんびり感がでて・・・結局何もしない一日でした  


 

去年もいま頃だったかな(・・・?)、スーパーの花棚で見かけた“チョコレートコスモス” を、先日買い物時に立ち寄った花屋さんで見つけました

周囲に色々並んだ緑の中で、エレガントさを目立たせて咲いていました

“チョコレートコスモス”は、キク科コスモス属の多年草で、草丈は40~50cm・8~10月にかけて黒紫色の一重咲きの花を付け、チョコレートのような香りがするのが特徴だといわれています

ところで「チョコレート」は、カカオの種子を発酵・焙煎したカカオマスを主原料とし、これに砂糖、ココアバター、粉乳などを混ぜて練り固めた食品です

「チョコレート」が好きな私ですが、チョコレートの香りってどんな香りだったかなとふと今考えています

分っているようでわからないことってありますね・・・これって加齢の性なのかな 

アップして撮った“チョコレートコスモス”ですが、花色は赤紫に撮れちゃいました

画像の色合いというのは難しいですね

ところで発見なんですが、蕊(しべ)の色までチョコレート色なんですね

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“ブルーウィング(青い翼)”=“ブルーエルフィン(青い妖精)” 

花やさんの花棚で、一般名“クレロデンドルム”が咲いていました

“クレロデンドルム”は、クマツヅラ科クレロデンドルム属の常緑つる性低木ですが、この呼び名よりも花形がとても可愛いので、“ブルーエルフィン” 、“ブルーウィング”、“バタフライフィッシュ”といったおしゃれな別名がよく呼ばれています

熱帯アフリカ~アジアが原産で、草丈は1~3m位になり、花は7~10月に開きます

どの呼び名が一番いいか分りませんが、“ブルーウイング(青い翼)”と呼びましょう

“ブルーウイング(青い翼)”は花径1~3cmで、集散花序が円錐状に集まり、両側の4裂片は倒卵形をしています                                                                                               花色は呼び名に合った淡青紫色・中央裂片は内曲して袋状となり濃紫色をしています

花姿は小さな青紫の蝶がたくさん飛んでいるような、かわいい形をしていますが、名前の由来なんでしょうか!?

“クレロデンドルム”の仲間は何種類かあって、“クレロデンドルム・ウガンデンセ”、他にゲンペイカズラ(源平葛)”、花房が下がっ咲く“クラリンドウ(=源平クサギの仲間)”などの種類もあります

日本に自生している“クサギ”の学名は、“クレロデンドルム”だといった方が分りやすいようです

尚、属名は違っているようですが、山道脇で見られる“カリガネソウ(雁金草)”の花は、“クサギ”よりも花形がよく似ています・・・注):カリガネソウ(=クマツヅラ科 カリガネソウ属)

“クレロデンドルム”の花言葉は、 「 愛の告白 」 です

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黒い葉・黒い実の“トウガラシ”がありました

昨日久しぶりに買い物ついでに寄ったスーパーの中の花屋さんで、鉢植えになった黒葉・黒実の“トウガラシ”を見つけました

最近は割にチョクチョク黒色の色んな植物を見ますが、“トウガラシ”は初めてです

鉢の横につけられた名札には、“トウガラシ・ブラックパール”とありました

“トウガラシ・ブラックパール”は、原産地が熱帯アメリカのナス科トウガラシ属の多年草(日本では春まき一年草)です

“トウガラシ・ブラックパール”は、黒葉で赤い実がなるトウガラシで、葉は若い株の時は緑がかっており、生長すると艶々した黒色になります                                                                     実は若い内が黒で、熟すと赤くなります・・・私は何故か熟すと黒になるのかと思っていました

“ブラックパール”の草姿はよく分枝するブッシュ形となり、丈は40~50cmくらいになります

“トウガラシ・ブラックパール”は勿論トウガラシですから、食用となり料理に使えますが、色の珍しさもあって、観賞用として他の植物と寄せ植えにして鉢植えや屋内で育てることが多いようです

なんせ2006年のオールアメリカセレクションズ(全米草花品種審査協会)で、金賞を受賞した品種だそうで、一株で、紫・黄緑・赤と様々な色合いが楽しめるのですから、食べちゃうのは勿体無いという事なのでしょうか!?
 

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赤い“ヤマアジサイ”の花が咲いています

 昨日はまたまた休み癖が、ムクムク・・・朝目を覚ましたら久しぶりの涼しさで、すっきり気分でパソコンの前に向ったのですが、何故か気が乗りません

毎週囲碁の大会に参加しているので、この所撮り貯めた写真も無くなり、話題欠乏症になりお休みしちゃいました

今朝も涼しい朝です                                                                         マイ写真を繰っていたら、先週撮った“ヤマアジサイ”の花を見つけました 

“ヤマアジサイ” は、“サワアジサイ”ともいい、ユキノシタ科(アジサイ科)アジサイ属で“アジサイ”の変種で、花、葉がアジサイよりも小さめのものを云います

花は通常6月から7月に、周辺の花弁状の萼を持つ装飾花が開いて目立つようになり、その後、中心部の両性花が開きます

両性花は小さいので見にくいのですが、5枚の三角形の花弁があり、雄しべは10本です

花の色は様々で、青色の清楚なものから、ほぼ白色、紫色あるいは紅色を帯びるものなど個体によって変異が大きいです

撮った画像は、真っ赤な装飾花をした“ヤマアジサイ”で、とっても鮮やかな花色です

“アジサイ”の装飾花は、色々に色が変化します

この“ベニヤマアジサイ”も、初めから紅かったのではないのかも知れません

まるで可愛い踊り子のような風情の装飾花です

“アジサイ”の七変化の最後の色はどんななんでしょう                                                  知らない方がいいのかな

“ヤマアジサイ”の 花言葉は、「 会える幸せ 」  です

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真夏の涼花・“リョウブ”の花が咲きだしました

7月も下旬になりました

明後日(23日)は、大暑です                                                                  正確に言うと、大暑とは快晴が続き、気温が上がり続けるころ、即ち節季を示す言葉ですから暑い夏に入ったということです

真夏の季節に、なんとも涼やかな長い花穂をした白い花が咲き出しました

 “リョウブ” の花です

“リョウブ(令法)”は、リョウブ科の落葉小高木で、株立ちぽぃ樹形ですが、樹高は3~10mになります

上の画像は、群馬・高崎の植物園での“リョウブ”で、花穂は上向きになって咲き誇るように咲いていました                                                                       “リョウブ”の 花は夏(7~9月)に咲き、花弁は白く5裂します                                                     枝先の長い総状花序に多数の花を円錐状につけよく目立ちます

古名で、“ハタツモリ(畑つ守)”と呼ばれるのですが、花の咲く景観が百千万の旗が翻っているように見立てたことからのようですが、虫達も蜜源としてよく集まってきます

上の画像は、群馬・太田の「ボタニックガーデン」の水辺に咲いていた“リョウブ”です

まだ大暑になる前の梅雨最中でしたから、つぼみ多い花の白さがとても新鮮に見えました

“リョウブ”の花言葉は、「 溢れる思い 」 です

 

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“ナガボノワレモコウ”の花

昨日に続いて・・・                                                                            「ボタニックガーデン」で、『あれぇ~』と思った花を見かけました

小雨に濡れていたせいかとても新鮮で、瑞々しく咲いていました

“ワレモコウ”の仲間で、“ナガボノワレモコウ”だと思いますが、見かけたときは “ワレモコウ” だとすれば、今頃咲くのだっけという思いでした

“ナガボノワレモコウ”は、湿原や湿性の草原に生育する多年草で、北地や高山帯に分布しています

野山の“ワレモコウ”よりも背丈も高く花穂も大きく、小さな花が集まって穂になって、8月から10月にかけ、先端から咲き始めます

花は高さ1mほどの茎を出して、茎の上部は枝分かれして長さ2~5cm程の花穂を出し、長いものは垂れ下がるように咲きます

花は先端から咲き始め、花弁はなく、萼片は4枚で白色と薄茶色の2種があり、これが花の色となっています                                                                                          分りにくいですが、雄しべは4本で長く、黒い葯が目立ちます

葉は 互生し、葉柄が長く、羽状複葉をしています                                                              小葉は卵長形で、縁は鋸歯になっています

“ナガボノワレモコウ”の花言葉は、「 感謝 」、 「 変化 」 です

 

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梅雨の中で咲く“ムクゲ”の花

先だって 「ボタニック・ガーデン」 に行った時、 園の片隅で梅雨の雨に濡れて、“ムクゲ”の花が咲いていました

小雨の中に咲いた “ムクゲ” の薄い紫色がなんとも綺麗でパチリ!!  してきました

 “ムクゲ(木槿)”は、アオイ科の落葉低木で、夏の茶花としても欠かせない花ですが、特に小紫色は似合っているのでは・・・

“ムクゲ”は、インドや中国が原産で、日本へは奈良時代に中国から渡来したといわれています

 夏から秋にかけて白、紫、赤などの美しい花をつける“ムクゲ”は、秋の季語だそうですが、梅雨でも花姿が充分似合っているみたいに思うのですがねぇ~

“ムクゲ”の花は、早朝に開花し夕方には萎んでしまう「一日花」で、人の世の儚さを喩え、「槿花(きんか)一朝の夢」と表現されています 

そんな“ムクゲ”を歌った句を2句見つけました

      「道のべの  木槿は馬に  食はれけり」               松尾芭蕉 (野ざらし紀行)     

       「それがしも  其(そ)の日暮らしぞ   花木槿」        小林一茶         

“ムクゲ”の花言葉は、「 信念 」  です

 

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今年の気象は異常に思うけど、年の錯覚かな!?

最近歳のせいか色々が気になります

何が気になるかというと、以前は全然気にしなかった自然の動きが特に気になって仕方ありません

これは体の老化もさることながら、自分の身の回りが皆老いた事なんでしょう

時を経るという事は老いる事なんですが、それを受け入れるにはどうすればいいのかなと思い出したら、色々が気になりだしのです

今年は気象がとても異常の様に思えます                                                             以前から起こっていたのかもしれませんが、雨が降るにしても今年は特にドカ雨が降るように思います                                  それに竜巻も多いような気がしませんか!?                                                              私の気のせいなのかな

これが事実だとすれば、一体これはどういうことなんでしょう

最近はオゾン層の破壊があまり騒がれなくなりました

北極の氷が解けて、海の水位が上がって地球の各地で水没の恐れがあるとあんなに騒いだのが一体どうなっているのでしょう

知らぬが仏ですが、まあいいかぁ~とのんびりしながら、内心はビクビクしています

一ついい話ですが、、20世紀末に拡大し続けていた南極上空のオゾンホールは、2050年頃に消失するとの予測結果が2006年に発表されており、フロンガスなどの排出規制の効果が出てきたといわれます

それから北極の氷が全て解けても海の水位は変わらないという事です                                             何故なら北極の氷は水に浮かんでいるのですから、その氷が解けても水位が上がる道理ではないのです                                                                                   なんで、海の水位が上がり水没するなんて心配したのでしょう

色々気になることの半分はこんなつまらない妄想みたいな事が多いのかも・・・

ちゃんと理論に基づいて論理的に物事を考えれば、老いも忘れちゃうかな                                              今朝は目が覚めたら、変な事が気になりました

今度は老いではなく、ボケの心配です                                                                         

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将棋の道を究めた「羽生善治」棋士に学ぶ

最近囲碁の腕前がちっとも上がりません                                                                                                         好きこそ物の上手なれのはずですが、一歩が踏み出せません                                                  そんな事を思っていましたら、将棋の「羽生善治」棋士の勝負中の取り組みを書いた記事を見かけました                                                                                天才と鈍才の差はどうしようもないのですが、それ以上に不足するものがあるかもと、考えてみました

羽生天才棋士は25歳で将棋界始まって以来の「七冠」を達成して以降、タイトル奪取を積み重ね、41歳の今年5月には棋聖位のタイトル防衛によって、前人未到とも言われた大山康晴15世名人のタイトル獲得80を抜いて、30年ぶりに通算81のタイトル記録を更新しました

将棋と囲碁はルールこそ違え、古来から楽しまれてきたゲームで、ゲームの面白さからいつしか芸道ともいえる境地の世界が作られています

即ち誰からも認められる一芸といえる世界に、囲碁・将棋はある訳で、「羽生」棋士はまさに将棋という道を究めた人といえるようです

道を究めた人の言葉には、一言一言に味わい深いものがあると思えます                                                       (素人は誠に困ったものだとわらわないでくださいね!!)

私のような素人が知りたいのは、単純に、「どうしたら強くなれるのですか?」とか、「どうやって強くなったのですか?」、そしてついには、「天才プロ棋士は何手先まで読むのか?」とか、「勝負をしている時はどんな風に考えるのか?」…と、聞く事は大体決まってきます

そしてそれを聞いて出来ないなのだけど、ちょっとでもまねてみたいと思って、羽生棋士が話したという自分の将棋感を書いた記事を見つけたので、以下脈絡無く書いてみます

  ● 「(読む手数は)直線で30~40手。枝葉に分かれて300~400手。」

  ● 「わからないからこそ勝負どころ。僕(羽生棋士)の場合、読みより勘で決める。」

  ● 「将棋と人生は別物。『遊びは芸の肥やし』は遊ぶための口実に過ぎない。『将棋は技術』と割り切っている。」

  ● 「今の情報化社会では知識や計算は簡単に手に入る、出来る物。だからもうあまりそれらに意味はない。これからの時代の人間にとって大事なのは決断する事だと思います。」

  ● 「勝つのは、1目差でいい。5目も10目も大差をつけて勝つ必要はない。常にギリギリの勝ちを目指す方がむしろ確実性が高くなる。」・・・碁に喩えました(本当は「目」でなく「点」と書かれていました)

色々羽生発言があるようですが、私流にまとめると羽生棋士の勝負に際して考えるのは、まずは『直感』、そしてその先を『読む』、そして生じた選択肢を『大局感』で選ぶという事のようです

即ち「羽生」棋士が運ぶ手筋には、一手一手それまで集積されてきた知恵と経験を与えられた時間の中で、決断するという事のようです

勝負の時は、遊ぶ気持ちはあるはずが無く、真剣にそして集中しかないのですね

能力も無いのに、集積した知恵も経験もないのに、『読み』もしないで、ただ何となく打つのではつよくなりようがないですね

今日は、これから県の囲碁大会に参加 です

今更ですが、せめて手拍子だけは避けて、盤面に集中し、少ない勘を極力働かせ、大局感を考えるよう打って見よう

悔いなく打てるよう頑張ってきます

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