日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
“グァバ”は健康食品樹です
スーパーの健康食品棚で、色々な健康茶が売られております 私は夏になると、どくだみ茶を作って、冷やしては暑さ防止に利用していますが、冬はホット飲料に切り替え飲むのをやめています
ドクダミ茶に代わってなんかいいものないかなと思っていましたら、グァバ茶なるものが眼を引きました
効能書きによると、グァバ茶はポリフェノールが多いので食後の糖分吸収を抑え、血糖値が上がらない効能があるそうです・・・肥満傾向の人には大変便利な飲料と言えます
ところで“グァバ”ってどんな植物かなと思っていましたら、先日出かけた「群馬フラワーガーデン」で見つけました
“グァバ”はフトモモ科の樹高3~4m位の熱帯性常緑低木で、樹皮がサルスベリのようにすべすべした感じです
和名は“バンジロウ”といい、ザクロに似た実がなることから付けられたようです
葉腋に2~3個の白い花をつけて、花後に長さ5~12cm位の緑色のやや球形の果実がつきます 頭の上の方で、ブランと下がった実を見つけました
果実は熟すと黄色になり、更に成熟するとピンクや赤くなるそうで、甘く酸味があるそうです 果肉は白か橙色でビタミンが豊富だそうです
“グァバ”の果実や葉は沖縄、台湾で古くから糖尿病、下痢、口内炎、胃潰瘍、歯痛と万病と言っていいくらいの改善薬として用いられてきたそうです
“グァバ”の確認も出来たし、効能もしっかり分ったので、今度飲んでみようかな
“トックリヤシ”→漢字で書くと、「徳利椰子」です
昨日に続いて・・・先日行った赤城山麓にある「群馬フラワーパーク」内の熱帯園で見つけた“トックリヤシ”のパチリ!!です
“トックリヤシ”はインド洋・マスカリン諸島にあるユニオン島に固有して生えていた椰子だそうで、幹の基部が大きく膨らむ特異な樹形になるので知られています
名前の由来もこの樹姿から、“徳利椰子”と呼ばれ、英名も“ボトルパーム(=ビン形の椰子)”と言います
熱帯園では、まるでユニオン島に行ったかのようにどぉ~ンとした姿で、何本も植えられていました 外はまだ寒いのに、ちょっと熱帯ジャングル散歩の印象です
“トックリヤシ”は、単幹であまり大きくならず最大6mぐらいです・・・熱帯樹林では15m位にはなるようです 肥大して徳利形となった幹には、まるでロクロをまわしてつくった模様のような「環状紋」がいくつもみえます これは「葉痕」と呼ばれ、葉の落ちた痕だそうです
葉は羽状葉で、幹の上の方でブワーッと横に広がり、葉柄の長さが1~2mくらいもあるのでアーチ状にみえます 葉色は幾分若葉色をしているので、熱帯樹ですが明るい印象のため、熱帯では庭園樹としてよく植えられているようです
“トックリヤシ”は雌雄異株です 幹の上部に肉穂花序をつけ、淡緑色の花を咲かせるそうですが、どんな花なのかな!?
“トックリヤシ”の魅力の一つで、葉先にオレンジ色や茶色の色の変化が出てくる特徴があるそうで、室内インテリアとして使うとオシャレな雰囲気だと人気があるんだそうです ???
しかも“トックリヤシ”は触ると経済や金銭の問題がクリーニングされる縁起のよい観葉植物として紹介されているようです
名前が「徳利」だからかな???
サボテン・“四海波”の花が明るい表情で咲いていました
先だって行った赤城山麓にある「群馬フラワーパーク」内のサボテン園で見つけた“四海波”というサボテンを紹介します
“四海波”は勿論サボテンで、メセン科のフォーカリア属と呼ばれる小型の多肉植物で、南アフリカが原産地です
外では赤城山系に白く雪がみえる時期ですが、温室内は春真っ盛りの暖かさでした
サボテン園の片隅で、“四海波”が花を沢山咲かせていました その花顔は、ちょうど春爛漫の時期に咲く“タンポポ”に似た顔をしていました
“四海波”はとても丈夫な品種で、一年中雨ざらしでも、水遣りもなくても生き抜くたくましいやつだそうです
“四海波”はメセン科「フォーカリア」の基本種で、交雑しやすい性格らしいので、雑草のたくましさが身についているのですね
サボテンで刺を持つのですが、丸みを帯びた菱形葉はとても愛嬌がある印象です 直径3~4cmの黄色いタンポポ花も明るく可愛く感じます
ちょっと薀蓄(うんちく)で~す
メセン科の「メセン」というのは、多肉植物のうち観賞用に栽培されるものの通称を言うようですが、日が当たると開花し、日陰や曇天、夜間などは花を閉じるものが多いことから、「真昼の花」という意味をもっていたそうです 因みに“四海波”は、午後3時頃から開いて6時位になると閉じてしまうと、フラワーパークの案内で書かれていました
日本では、「メセン」は「女仙」の漢字が当てられるそうです この漢字のいわれは、“サボテン(=和名は「仙人掌」)”が、刺に覆われて男性的な印象を与えるのに対し、“メセン”はすべすべ肌で、女性的なところから、「女性的な仙人掌に似た植物」という意味を持たせたように考えられます
“サルトリイバラ”らしい実が生っていました
先日群馬・高崎の観音山丘陵の一角にある自然公園を散策していましたら、木に絡みついた紅い実を見つけました
周りはすっかり冬景色で、緑らしきものはブッシュのような竹やぶがあるだけなので、とても眼だっています
葉もついてないので、ちょっと分りにくいのですが、ツルの画く画くした感じの節に紅い実のついた姿のつる木は、 “サルトリイバラ”・別名“サンキライ(山帰来)” だと思えます
“サルトリイバラ”は落葉蔓性の低木で、茎は節ごとに屈曲するのが特徴なのです
今の時期は葉はないので分りにくいのですが、葉は全縁で光沢があり、5筋の葉脈がよく目立つ形をして、大きな木に巻きついたり寄りかかるように伸びていきます
4~5月に黄緑色の花が咲き、秋に赤い実がつき、寒さ増すに従い紅く熟します
山裾のウォーキング道路や雑木林で紅い実が寄り固まってなっている姿は、なかなか郷愁を感じさせる物があります
まん丸な大き目の赤い実が、真冬の薮の中にあって、鮮やかで、よく目立っています
昔からいけ花や茶花、ドライフラワーとして利用されているそうです
“アロマティカス”は多肉植物なのか・ハーブなのか!?
先日産直の花木コーナーで、トゲのある“サボテン”の中に混じって、薄紫色した花が咲いている多肉植物を見つけました
初めて見たサボテンらしからぬ“サボテン”(?)で、名札には“アロマティカス”と書かれていました
帰宅してネットで検索してみたのですが、どうも上手く検索できません
第一、ネットで見つけた“アロマティカス”の姿が色合いと共に大分違って見えるのですが、書かれた名札を信用して話を進めます
“アロマティカス”はシソ科プレクトランサス属の非耐寒性常緑多年草で、多肉植物なのかハーブなのかはっきりしないのですが、どちらかというと多肉ハーブ(=こんな分類はあるかどうか・・・)といえる植物のようです
“アロマティカス”の別名は、“スープミント”、“キューバンオレガノ”とも呼ばれ、メキシコやキューバでは肉料理の香味料や、洗濯や洗髪の香り付け等ハーブとして利用使用されているといいます インドネシアでは葉を外用薬として、やけどの炎症を抑える為に使われているそうです 更にはフィリピンでは、日本のアロエの様に、メディカルプランツのような役割使用されているようです
“アロマティカス”は多肉質の葉を持つハーブで、セージに似た強い香りがするらしいのですが、見かけてパチリ!!した時には余り気がつきませんでした
半端でない生命力と増殖力があり、挿し葉してふえるそうですから鉢で少し育てると、重宝かもしれません
花が咲いていましたが、花形はちょっと“釣舟草”の花に似ています
“フキタンポポ”の花が輝いて見えました
先日スーパーの野草販売で、“タンポポ”に似た花がポットで咲いているのを見つけました
まだまだ毎日の寒さが厳しいので、まさか “タンポポ” は咲く筈ないと思いつつ、名札を見たら“フキタンポポ”(→キク科・フキタンポポ属)と書かれていました
“フキタンポポ”はユーラシア大陸~アフリカ北部にかけて広く分布しており、日本には明治時代に渡ってきたそうですが、今では一部野生化したものも見られるようです 花期が1~3月である為、お正月向けの花として、 “福寿草” と並んで最近よく売られるようになったようです
そういえば花芽の出方が “福寿草” にちょっと似ています 葉はまだ出ていないので、観察は出来ませんでしたが、“蕗(ふき)”に似ているそうで、“フキタンポポ”の和名の由来になっているそうです 尚“蕗”は雌雄異株ですが、“フキタンポポ”は雌雄同株です
“フキタンポポ”は冬に氷を割って出てくるので漢名は“款冬(かんとう)”と呼ばれています
中国では葉は「款冬花(かんとうか)」という生薬名で、鎮咳去痰作用があるとして利用されています またヨーロッパでも、古くから咳止めハーブとして知られているそうです…尚この事から、英名では“カウフォート(咳治し草)”と呼ぶそうです
“フキタンポポ”の花は陽があたると開き、夕方には閉じる花だそうで、色合いも含め、有り難味を感じます
“款冬”の「款」の字は、「まこと」とか、「欠のない」とか、「ひとまとまりの」などの意味があるそうです
花は立ち上がるようにまっすぐ咲きます
そんな所から、“フキタンポポ”の花言葉は、「 公平な裁き 」 です
“アオモジ”のツボミが膨らみ始めていました
先日藤岡ICの道の駅・ららんにある「花の交流館」に行ってみたら、生け花材料が沢山売られていました
水色のバケツの中に、バサッと束ねて、“アオモジ” が入っています
今頃の時期は“アオモジ”は人気があるのだそうです 人気の秘密は色合いと枝の香りだそうです
“アオモジ”の丸く可愛い緑のツボミは、アップで撮ったら浮き上がるように見え、我ながらちょっと幻想的に撮れました
“アオモジ”は水揚げもいいので、切花材料にいいのだそうです しかも枝を手で折ったり、はさみを入れると、少し柑橘系の香りがするので喜ばれているようです
今の時期、“アオモジ”の人気はこれを活ける時、きっと『あぁ、またこの季節がやってきたんだなぁ~!』と思えるひとときがあるのでしょう
ツボミは段々膨らむと緑色は薄く白っぽくなります 本来花は3~4月に開花するのですが、生け花にすると、早春花として楽しめそうです
“冬アジサイ”の花が咲き出しています
「 群馬・フラワーパーク」には、鑑賞温室が幾つかあります
その中の一つでイベント温室がありますが、訪ねたこの日の温室には、 “冬アジサイ” の花がメインプランツとして植栽されていました
温室とは言え、真冬の今、“アジサイ” の花が見ることが出来るなんて・・・
“冬アジサイ”は台湾等に自生する常緑性の“トキワアジサイ”と、落葉性の“西洋アジサイ”の交配によって、世界で初めて作出された品種なのだそうです
“西洋アジサイ”は装飾花を楽しむように品種改良されてきたのですから、(種は出来にくいので)種子からの組み合わせで品種を増やせません この為、“冬アジサイ”は「胚珠培養」というハイテク技術により、試験管で作り出された“アジサイ”なのだそうです
「胚珠培養」と言うのは受精後の胚を培養する事で、種の壁を越えて、雑種の植物体に成長させられると言うもののようです
“冬アジサイ”は花色の豊富な“セイヨウアジサイ”と常緑で花つき花持ちのよい“トキワアジサイ”を交配して栽培できるようになったもので、付けられた名前は“スプリングエンジェル”です
最近は“スプリングエンジェル”も幾つか花色や花形が違う品種が出来てきているようです
“スプリングエンジェルフリルエレガンス(仮称)”
開花期が1~2月で、花序はガク咲き、装飾花は大輪で一重咲き、花色は白あるいはパステル(淡紫)と紹介がありました
“スプリングエンジェルピンクエレガンス(仮称)”
開花期が2~3月で、花序はガク咲き、装飾花は大輪で不完全な八重咲き、花色はパステルピンク(淡紫ピンク)と紹介されてました
これら“冬アジサイ”は冬に咲いた後に切り戻しをすると、春以降もう一度花を楽しむこともできるようです 3月中~下旬(さくらの咲き始める頃が目安)までに、花の下から2~3節のところで切ると、5~6月に2番花が咲き、その後は翌年の花芽を作るため、7月下旬までに同じく花の下から2~3節のところで茎を切ると、夏に伸びた枝の先端が秋に花芽となります
“アジサイ”といえば梅雨時の代表花で季語にもなっているのですが、“冬アジサイ”は年2回咲く訳で、冬詠む時は苦労しそうですね
“ハンカチの木”の実
昨日に続いて・・・
「群馬フラワーパーク」園内にある “ハンカチの木” の実が、寒空の下で沢山生っていました
“ハンカチの木”は中国原産の落葉性の高木で、1800年代の後半に発見されました
中国の標高1500~2000m位の湿潤な山地に自生する落葉高木で、樹木界の「パンダ」とも云うべき珍しい存在だといわれているそうですが、赤城山麓の地で見られるなんて、ちょっと感激です
“ハンカチの木”の花は4~5月頃開花し、丸く密集した小さな花を2枚の白い苞葉が包むように咲く様子が、ハンカチが枝にぶら下がっているように見えるそうです 花が咲くようになるのは10~15年かかるそうですから、花を見れるのはかなり珍しいといえ今年こそ見たいものです
訪れる人影もまれであった赤城山麓の公園で、“ハンカチの木”はすっかり葉を落とし、丸い実がブランブランと揺れるように生っている様はとてものどかに感じました
足元にはいくつか落ちていた果実は核果で直径3~4cm、黄褐色の卵形で、ちょっと“胡桃”の実に似ています 食いしん坊の私にはすぐ食べられるのかなと思うのですが、はたしてどうなんでしょう!? 今の時期鳥害に合わずこんなに残っているのですから、食べれないのかな
“ハンカチの木”の中国名は、“コントン”という伝説の中の青年の名前からつけられたのだそうです
伝説によると・・・ 『昔、皇帝の一人娘が農村の青年“コントン”と恋仲になりました。 “コントン”は、このことを知った皇帝に殺され、樹になりました。樹に取りすがって泣いた姫の魂が花になったといわれています』
“コントン”って、漢字ではどういう風に書くのでしょう まさか「混沌(渾沌とも書く)」ではないでしょうね
「群馬・フラワーパーク」の冬景を見てきました・春間近です
先だって、群馬・赤城山麓にある 「群馬フラワーパーク」 に春をさがしに行ってきました
立春が過ぎ春の足音がしてきているとは言え、まだまだ寒さ厳しい園内でしたが、私同様ちらほら春を探し訪れる人がおりました 皆春を心待ちしているんでしょうね
玄関正面に見えるエレベーター展望タワーには、人影はまだありませんが、手前はパンジーなどの春先草花が綺麗に手入れされ、敷き詰めるように植え付けられて来園者を待っていました 最奥の山並は赤城山です 少し雪を被っていますが、山並みは明るさを増しています
夏から秋にかけて咲き誇ったダリヤ園は、冬の陽射しの中で見渡すばかりの “葉牡丹” に植え替えられ、園内を彩っていました
フラワーパーク内の和庭園は、雪かぶりこそまだ取れませんが、木々は幾分芽吹きが始まり、右手の紅梅はツボミが大分膨らんできていました 池縁の赤い刈り込み木はドウダンの紅葉です 池は薄氷がはっていましたが、陽射しの加減か温かさを感じさせました
池縁・石組みの陰から、 “ツワブキ” の枯れ花穂が、まるで今咲いているように残っていました
和庭園の散策路では、“ロウバイ”がようやくほころび始めていました 先だって、群馬・安中の 「ロウバイの郷」 に行きましたが、赤城山麓のこちらの方が、やや寒いのですね
“コプロスマ・コーヒー”は、シックな葉色が魅力です
やっと名前が分りました
2週間ほど前、スーパーの花木コーナーで見つけ、カラーリーフの色がとてもよく思えパチリ!!したのですが、名前が分らず、もやもやしながらデジカメメモリーの中で眠っていました
“マサキ”のような雰囲気のある低木・“コプロスマ・レベンス”の園芸品種で、“コプロスマ・コーヒー”という名だそうです
葉は革質で光沢があり、やや耐寒性は弱いので庭植えでは、越冬させるのが難しいいそうです 鉢植えにすると観葉植物として楽しめると人気が出てきているようです
鉢植え販売コーナーに置かれた“コプロスマ・コーヒー”はとても素敵な色合いの姿をしていました
“コプロスマ・コーヒー”はアカネ科の常緑低木で、ニュージーランド原産です
どんな所に生えているのか分りませんが、コーヒー色のちょっと黒光りするようなカラーリーフはとてもシックな感じです 寒さがあたると、やや赤い色に変わるようですが、黒色の残る方がいいのにな
“コプロスマ”は雌雄異株の風媒花で、自然交雑がふつうに行われるそうです 生った果実は食べられるようですが、どんな実が生って、味も美味しいかどうかは分りません いつか見たいし、食べて見たい気がします
カラーリーフとしての花言葉らしきものはありません 安直ですが、リーフ言葉なるものがあったら、 「 シックな性格 」 と言いたい感じです
ゴルフの観音様が祀られた「全性寺」
群馬・安中市秋間は、豊かな里山の地です ここに珍しいお寺があると、名所紹介記事でみつけたので行って来ました
16世紀中期、安中の地は安中忠政なる者によって施政され、安中城が築城されました この城は武田信玄の上野の国侵攻の際落城しましたが、その後一旦安中忠政の嫡子忠成が武田に仕え城は存続しました しかし忠成も戦国時代の中、長篠の戦いで討ち死にし、安中城は廃城になったそうです その後徳川幕府が開幕の後、1596年井伊直勝が3万石で安中藩を立藩し、城も整備されました 以後水野、堀田、板倉、内藤、板倉と藩主が代わり、明治維新を迎えています
現在ではお城は平城であった為、宅地化されほとんど遺構も見られなくなっています 先日出かけた安中の地には、のどかに歴史の流れが息づいていました
信玄と戦った安中家の菩提をともらうと共に、安中市郊外・秋間の地の人々の安穏平癒を祈願して1568年曹洞宗・「瑞林山・全性寺」が建てられました
珍しいお寺とは、この「全性寺」の祀る観音様です 「全性寺」は火事で、1700年堂宇が焼けましたが、以降300年以上そのまま現在に引き継がれているそうです
「全性寺」は、R18号から新幹線安中榛名駅方面に入った近くにあります
道路側からみる「全性寺」堂宇 手前道祖神がとてものんびりした趣です
ここ安中・秋間にはゴルフ場が沢山出来ています 最近では新幹線・安中榛名の開通によって道路網が整備され、他県からのゴルフ愛好家に人気のエリアになっているのだそうです この為ゴルフ場により地域活性化がなされている為、働く人々だけでなく、ゴルフをしに来る人たちの健康、平穏、隆昌を祈念して、「悟留譜観世音菩薩(ゴルフかんぜおんぼさつ)」が建立されました
ゴルフの観音様なんて珍しいでしょう 観音様の後光はゴルフクラブなのがとてもユニークです 最近はすっかりゴルフの愛好家間で有名になり、お参りの人が増えているそうです 私が訪れて、パチリ!!していましたら、和尚さんが顔をだし、色々お話してくれました
それによると、当初健康や安全を願って建立したのが、ゴルフの腕前上達を願って見える人が多いのだそうで、観音様の前でスゥイングしてみせる人もいると笑っておられました
観音様の前には、花が飾られ、願い事の書かれたゴルフボールが絵馬代わりに沢山置かれていました
「悟留譜観世音菩薩(ゴルフかんぜおんぼさつ)」と並んで、彩色された観音菩薩像がありました
向って左の菩薩様は、「子育て観音」です 向って右は、金さん銀さんをあやかって建立したとされる「長寿観音」です
菩薩像は秋間の石を使って彫られたそうで、この地の安寧を願う気持ちが込められているようです
“グロブラリア・サリキナ”の花 → “ブルーアイ”
先だって産直の花棚で、なんとも目立った鉢花が売られていました
何が目立っているのかというと、花もさることながら、名札にあった花の名前です
“グロブラリア・サリキナ” と言う花ですが、ニックネームが「目玉の親父」です 「目玉の親父」って呼称は、「ゲゲゲの鬼太郎」の親父さんの名前ですから、以前NHKの放送番組でゲゲゲの女房が放映されてましたから皆よく知ってますよね
“グロブラリア・サリキナ”は地中海が原産の半耐寒性の常緑低木で、ヨーロッパではロックガーデンによく植えられているそうです
“グロブラリア”は「小さな球」を意味しており、これは花がボール状に密に咲くので付けられたのに由来しているそうです
眼の様に見える部分は多数の花が集合した花序で、直径は約2cmほどです 咲き進むに従い白地が増えるので、これが白眼のように見えます
そして中央の瑠璃色がまるで神秘な眼の色に見えます
“グロブラリア・サリキナ”の花言葉はないようです こんなに綺麗な眼の色ですから、「 魅入る 」と言う言葉を捧げる事にしました
群馬・松井田の“福寿草”自生地
昨日に続いて・・・ 「ロウバイの郷」 を訪ねた際、少し足を伸ばし、群馬・松井田にある「“福寿草”自生地」を探しにいってきました
R18号松井田バイパス線から県道・松井田~倉淵線に入り、「ロウバイの郷」を左手に見ながら更に5分ほど走った所の山里は、松井田町上増田木馬瀬(ちませ)といい、幾つかの“福寿草”自生地があるので知られています
上増田木馬瀬の増田川左岸にある小山が、“福寿草”自生地だと立て看板があり、車を止め覗いてきました 木馬瀬の“福寿草”自生地は、昭和62年に松井田町(当時碓氷郡)の天然記念物に指定されているそうです
県道から20m程入った処の墳丘状の小山一帯に生えているというので、上がって“福寿草”を探したのですが、残念ながら今年は寒いせいか、ちっとも姿が見えませんでした 例年だと今頃から咲き始めていると言うのですが、一体どうした訳でしょう
小山の頂上に、小さな石の祠がありました 祠には何が祀られているのかは分りませんが、祠周りに“福寿草”が特に沢山自生しており、咲くときはとても見事なんだと地元の人に聞かされました
木馬瀬には、この“福寿草”にまつわる伝承が残されているそうです
伝承とは、 『幕末の偉人、小栗上野介(小栗忠順)が、勘定奉行を罷免され、領地の権田村(現、高崎市倉渕町権田)へ向かう途中、この木馬瀬に幕府再興の軍資金を埋めたのだそうです この小判は日の目を見ることなく地中に埋もれていることを悲しみ、いつの頃からか地上に萌え出して黄金色の花を咲かせている』 というもので、“福寿草”は徳川幕府再興の黄金花だというものなんですね
この為、この花を採って家に植えると不幸があると言われるそうですから、自然保護の伝承にもなっているようです
祠の横に“福寿草”自生の謂れの立て看板がありました (左上画像)
「“福寿草”自生地」に入る所で、道祖神が祀られていました (右上画像)
あと2週間位したら、また小判探しに来てみようかな
群馬・安中松井田の「ロウバイの郷」が見頃になってきました
二三日前、群馬・安中松井田の上細野原高原にある「ロウバイの郷」に行ってきました
「ロウバイの郷」のある上細野原高原は妙義山の懐で、R18号で碓氷峠に上る手前にあります 「ロウバイの郷」へ行くには、R18号・松井田バイパスから旧道に入り、手書き看板に従って倉渕方向に5分ほど車を走らせます
「ロウバイの郷」は30年ほど前から地元農家が遊休農地に郷作りを目指して、 “ロウバイ” を植え付け造園してきた手作り感一杯の観光園です
ここのところ毎日寒い日が続いていたせいか、周囲の碓氷峠の山並みにはうっすらと雪が残っていました
園内から見た碓氷峠山並み 中央建物は料金所(:大人300円)
訪ねた「ロウバイの郷」の“ロウバイ”は、冷たい風がまだまだ吹きつけるせいかやっと咲き出した感じで、4~5分咲きと言った所でしょうか 郷の面積は約3.2haあり、1200株が植え付けられているそうですが、暖かくなればこれ等が一斉に咲き出すでしょう
向かい正面奥 : 枝越しに見える山は裏妙義山(?)です
“ロウバイ”の樹は5~6mの樹高があり、園内の遊歩道は“ロウバイ”の香りのトンネルの中を歩く感じでした
駄句一句 です
“ ロウバイの 花咲き香る 妙義山 ” ( ダッペ )
“ ロウバイや 透ける香りに 五感磨ぐ ” ( ダッペ )
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